淡々とした人生 2012.12.12
2012年 12月 12日
2012年も残りわずかですが、このブログ上最も多く登場した言葉は、おそらく「ビリーフ」だと思います。この言葉自体はずっと前から何度も取り上げてきたけども、今年は「ビリーフチェンジ」の手法を学んだりしたので、使う頻度はあがりました。この世にあるメンタルセミナーの9割以上は「ビリーフ」の話しかしていません。いや、100%かな。と言うか、スピ系セミナーもそうだし、場合によってはビジネスセミナーもそう。今日はたまたまFacebookでシェアされていた動画セミナーを見ていたのだけど、ビジネスセミナーながらテーマは「お金のブロックを取り除く」でした。途中で子どもが呼びに来たので前半だけになってしまいましたが、後半は商材のプロモートだったからまあ、いいか。だけど、思わず買いそうになっちゃいましたけどね。いろいろ学ぶこともあったので、改めてメルマガででもシェアしたいと思います。
以前、とあるセミナー、これはスピ系になるのですが、その中で「波動チューニング」なるセクションがありました。ご存知の方はご存知と思いますが。これの目指すところもブロックの解除でしたが、5月に参加した棚田先生の公開セッションと客層が似てるな~と思ったものです。つまり、それだけ「ブロック」の縛られている人が多いってことで、これもまさに「ビリーフチェンジ」の手法の一つでした。ただ、「波動チューニング」の場合はビリーフチェンジセラピーの中の「感情処理」がメインで、確かに人によってはその効果は高いと感じました。それこそ凝り固まっていた「ブロック(ビリーフ・コリ)」を感情放出によって解きほぐすもの。実際、それだけで一定の効果はあると思いますが、それを「ビリーフチェンジ」に結びつけるには、「じゃあ、これからどんな人生を歩みますか?」って決断が必要となります。その点で「覚悟」の度合いは高いです。
今週末も大阪と名古屋でビリーフチェンジのグループセッションをしますが、先日、東京でやったとき、「ハードルを上げすぎだ!」と言われました。ブログで告知はしているものの、初めての参加者さんにとって明らかにハードルが高い書き方をする。それでも、直前キャンセルはあったものの、一度は満員になりながら、ただ、一名を除いてすべてがいわゆるセミナーリピーターさんで、つまり、お互いに知っている人ばかり。今週末の大阪・名古屋はもう少し新規の方はいらっしゃいますが、やはりリピーターさんが多いです。こんなとき、実は参加費を倍にすれば新規の参加者さんが増えることはわかっています。いわゆる「覚悟」の値段として16,000円は安すぎるので、最低でも30,000円は取るべきところ。ただ、今年に限っては、私もまだ駆け出しなため参加費を抑えてスタートしたところ、当然のこと、リピーターさんが中心になるわけです。これもある程度は予想通りでした。
セッションではとにかくガンガンに潜在意識に揺さぶりをかけるため、場合によっては自分に嫌な部分と対面することだってあります。そんな部分を一生見ずに、なんとなく過ごすのも一つの人生とは思いますが、そんな不自由な人生と決別したい、、、と強く思うのであれば、やっぱり「覚悟」が必要になるのです。そのためには「嫌な部分」と会うこともあるだろうし、もちろんウソも通用しません。だけど、最終的に新たな人生に向けた「決断」ができれば、その瞬間から人生は変わり始めます。先日の東京セッションの後、何名かからか報告を頂いています。その直後としては、実際に身体が軽くなったなどが多かったですが、あとの方では「モテ期」がやってきた、なる目に見える効果も出始めています。
ただ、ビリーフも一つだけってことは決してなく、人によっては5回から10回のセッションが必要になることもありますが、1回でもまったく変わらないってことはないし、その部分に関しては元に戻ることもありません。世の中にはいろんなセミナーがあって、例えば1,000人規模で比較的高額なメガセミナーもありますが、それはもう、感動的なステージのようです。私の知り合いにも「○ステップ」や「D○D」などのセミナーに参加された方がたくさんいらっしゃいますが、参加直後は例外なく大興奮状態。だけど、そのうち元に戻る人がほとんど。それでも、あの大興奮だけは覚えているので、それを再現したくて何度も参加してしまう。セミナー主催者にとっては上客でしょうが、ご本人にとってはいかなるものか。もちろん、それで人生が本当に変わる人もいるでしょうから、一定以上の役割は十分にあると思っています。
しかしその一方で、メガセミナーでは拾えない個人個人の特別なビリーフは存在します。そこは最終的に「一対一」のセッションが必要にあるのですが、そうなると当然、それだけの「覚悟」が重要となります。そんなこと書くと、また、週末の参加者さんに極度な緊張を強いることになりそうですが、ただ、緊張すればするほどその後の弛緩も強くなるので、潜在意識のコリをほぐす上では今はいい緊張だと思います。もっとも、その緊張が強すぎると、思いっきりブレーキがかかってしまい、参加を見合わせよう、、、などと思われることもあるでしょう。そんな傾向もあるので、今の段階ではどうしてもリピーターさんが中心になってしまうのでしょうか。ただ、何度も言うように、緊張が強ければ強いほど、その後のリラックスも大きくなり、変化を受け入れる準備が広がるわけです。
私も今後は大人数のセミナーもしますが、しばらくは比較的少人数の「グループセッション」を続けてみて、そして「ツアー」も積極的に行っていきたいと思っています。その「ツアー」なんかも、初めての参加者さんにとっては極度の緊張。Q州ツアーでも福岡空港で集まるとき、もう、ガチガチです。そのガチガチは周囲にも伝わるので、私もガチガチになります。むしろ、そのガチガチは私一点に集中するので、ツアー直前は極度なストレスにさらされトイレに2~3回は入ってしまう。だけど、ツアーが終わることには誰もが「できれば、もう一度、あの集合時間に戻りたい・・・」と思ってしまうほど、名残惜しくもスッキリした感情になっている。2泊3日で潜在意識のコリをほぐし、新たなパターンをインストールした結果です。ビリーフチェンジのセッションもまた、その手法や趣向は違えども、着地点は同じかもしれません。30分から一時間のセッションで自分の「コア」を見てしまい、そこから新たな人生を選択する。だからこそ、楽しみなのです。そして人生は素晴らしいのです。
その一方で、私も人間ですので、相性やグループセッションの限界性もあり、人によってはお断りすることだってあるでしょう。だけど、そんなときは適切なセラピストをご紹介する準備はあるし、どんな人でも人生を変えられる、本来の自分らしい人生を生きることができると確信しています。
そんなわけで、今日はセッションの話ばかりになっていますが、それだけ「自分らしさ」を覆い隠す「ビリーフ(ブレーキ・コリ)」の重要性への認識が高まり、そして同時に新たな人生へスタートを切るための可能性を強く感じているのです。今日でいったん滝行も満行しました。なんだか、淡々とした「行」ではありましたが、これぞまさに「行」だな~とも感じています。多くの人が最も苦手なのが実はこの「淡々」です。人はとかく「刺激」を求めます。新しい情報や体験があるとすぐに飛びついてしまうのも人間の習性。その「刺激」が資本主義のベースともなっており、様々な戦略によって「刺激」を誘発する仕組みがこの社会、マーケットにはあります。
だけどその一方で、その「刺激」とまったく無縁に過ごす人もいる。それを「天才」と呼んでいます。天才とは何か。ある脳科学者の話によると、それは「同じことを毎日飽きずに続けられる能力を持つ人のこと」だそうです。それは確かにうなずけます。モーツアルトがなぜに天才と呼ばれるのか。それは素晴らしい曲を残したから、尋常でない速度と量で作品を生み出したから。それは結果論であって、実はモーツアルトほどに「淡々」と作曲し続けた人はいません。それはまるで病的にでも感じるように、とにかく毎日、淡々と曲を書き続ける。名作の数倍も駄作が多い。作品番号はのちの学者が626までで整理して、その後、いろいろ発見される中で、aとかbとか付けて補足しているのですが、実はモーツアルトは晩年まで「駄作」を作り続けていました。作品番号のK620は「魔笛」、K621は「皇帝ティトの慈悲」、K622は「クラリネット協奏曲」、そして最後のK626が未完の「レクイエム」です。特に「魔笛」、「クラリネット協奏曲」、「レクイエム」は宇宙が人類に与えた魂の贈り物にふさわしい名曲ですが、では、K623からK625はどこに行ったのか。作品としては残っているのですが、聴かれることはまずありません。つまり駄作なのです。それだけの駄作があるからこそ、名作があるのもまた事実。私のブログにしても、毎日、淡々とどうでもいい文章を書いていますが、だけど、わずかでも読者さんの人生をハッピーにできるすごい文章が書ければいいとの願いもどっかであります。
滝行もなぜやってるのかわからないときがありますが、だけど、「淡々」とすることにのみ意味があるのかあ~と思うこともあり。その意味で、今回の「行」はひたすら淡々として、それゆえに素晴らしい経験ができたと思っています。「淡々」の中から自分を見つめる、見つける。人は誰もが「天才」であり、そこに本来の人生があるのではと思っています。ビリーフチェンジで劇的な変化があるかどうかはわかりませんが、だけど、誰もがそんな「劇的」を目指す必要もない。むしろ、「な~んだ、そんなことか」と静かな悟り・気づきを持って帰ってもらえばいいかと思っています。それがまさに「淡々」を見つめるものであるように。
そんなとこ。明日から大阪です。何度も言いますが、14日は大阪イブニングセミナーでまだ受付中。お時間のある方は終了後、ちょっと飲みに行きましょう。静かな気づきある語り合いができればいいですね。15日は満員、16日は残り1名です。それでは、明日から行ってまいります。ありがとうございました。
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