量と収入は比例する 2012.12.8

 ウィンドウズ8は起動も早くてなかなか快適ではあるのですが、インターフェースがガラッと変わってしまって、まだまだ慣れません。だけど、慣れるとすごく便利になりそうな予感。巷ではクソ度においてはVistaの再来なんて声もあるようですが、決してそんなことはなさそう。もちろんVistaよりはいいし、7は知らないけどXPよりもいい感じがします。今、少しずつデータを移行中。そんなんで時間がかかって、なかなかブログに着手できなかったり。そして今日もまいりましょう。

 今日は九州ベンチャー大学に参加。近くの喫茶店でブログを更新してたのでちょっと遅れて入室。更新は新しいパソコンで。iPhone5でデザリングしてネットにつなぎます。すげえな、これ。MacAirにしようか迷ったけど、やっぱ使い慣れたWindowsでよかったね。Mac信者でもなければ、そもそもあまり拘らない性質ですし。今日の講師は元保険営業マンで経営コンサルタントの大坪勇二さん。九大卒業して世界放浪。お、オレと同じじゃんと思いながら、私より10歳上だとやっぱりシベリア鉄道になるんか。それも左翼本に触発されて。立花隆さんの本読んで放浪したそうですが、左翼本と言えばなんと言っても「何でも見てやろう」の小田実。50年前の本なんだけど、今読んで色あせない面白さ。私よりふた世代前の放浪者は左翼より発するわけか。そのあとはイデオロギーフリーになって「深夜特急」の沢木耕太郎。これまたものすごい文章力ですから、今読んで色あせない。ああ、読みたくなってきた。そのあと、つまり私たちの世代は「旅行人」と「猿岩石日記」。いやはや何とも、、、と思いながらも、いわゆる放浪の旅はこれが最後。その後はよくも悪くもネットが登場して、放浪感はなくなりましたからね。今なんか、手のひらの端末でいつでも日本とつながってられる。

 そんな話はともかく、起業して成功、、、と言うか、起業する人の一つの特徴として旅好きってのがありますが、大坪さんもそうだったのですね。私の周りの起業家、個人事業主を見回してみると、まず例外なく旅好きですね。それも一人旅、バックパッカー。将来起業したいと思うなら、若いうちに放浪しとけってこと。最近の旅はネットに助けられてどうだかわかりませんが、私の時はまだギリギリでアドベンチャーでした。進む先に何があるかわからない。それをワクワク楽しむマインド。ハンガリーからハエの飛び散るぼろい列車でルーマニアに入って、これまたボロい列車でティミショアラ、そこから夜行で首都ブカレストに着いたはいいけど、このままブルガリアに抜けるのも楽しくない気がして、地図見て適当に夜行で行ける土地に何も調べずゴー。バイヤマーレって街に行ったのだけど、何もないながら、ルーマニアの田舎らしさがあってよかった。こんなのは調べまくると面白くないですもんね。

 あと、トルコでのこと。ほとんどの人がカッパドキアに行く中、私はなんとなく興味なくて、黒海に面するトラブゾンって街に行きました。トイレを改造したような汚い部屋に泊まってると、夜中に戸を叩く音が。私と一晩どう?ってお誘いでした。そう、その宿はロシアから出稼ぎにきた売春婦御用達の宿だったのです。一拍あの当時で500円。ロシア系の女性は驚くほど美しく、そんな姉ちゃんたちが、下着姿で廊下を歩く。私とすれ違ってもハイと普通に挨拶。普通は外で立ちんぼするのだけど、せっかく外国人が同じ宿に泊まってるのだから誘わなければ損ってばかりに戸を叩く。今ならどうするかな。何をするでもないけど、とりあえず戸を開けるかも。だけど、あのときはお金の心配もあったし、美人局だったらとか、いろいろネガティブに考えて無視を貫きました。オ○ニーしたかどうかは覚えていません。何だかんだと、私って女性は苦手なのかもね。正直、高い金だしてキャバクラとかで飲む気がしれない。そんなに楽しいかなあ。それよりも、楽しい仲間といいお酒をじっくり飲むほうがいいもんね。だけど、ま、途中から真面目なエロ話に突入するのはいつものこと。私はある程度女性に対するキョリを保っているためか、エロい話もほとんど引かれることがありません。

 ま、そんな話はともかく、あーだこーだと20代でいろんな国に放浪したのは、今となっては本当によかったです。もちろん今思うと、もっと冒険はできたかもしれない。あの当時もアフガニスタンは危険で、パキスタンのペシャワールからカブールに抜けるには、ジャーナリストビザじゃなければ入れなかったけど、イランのマシェドから入る一般ルートはあった。トルコで知り合った日本人から一緒に行こうと誘われたけど、さすがにね。だけど、その彼は一人で入って、カブールまでは行かずに、パキスタンのクエッタに抜けてその後、私と合流。単純に夜行バス乗ってただけと言ってけど、それも今となってはいい思い出でしょうね。そんな感じで、行っときゃよかった的なとこもあるのだけど、命あってのものだから、無理せんでよかったのでしょう。いずれにせよ、今こうやてフリーランスで食べていけてるのと、あのときの放浪とは決して無関係ではないでしょう。この先に何が起こるかワクワクしないような人に起業は無理だとも思いますし。

 話を戻しますが、大坪さんは放浪後、割といい企業に就職してその後独立して完全歩合の保険営業マンになるも、みるみる収入が目減りしていき、最後は月収1,000円台に。子どももそろそろ産まれるし、これでいいのかとファミレスで一人うなだれ、そして「よし、変わろう」と決意。そっからはいわゆる「大量行動」で半年後には月収一万倍の1000万円台に。すげえ。やっぱり「大量行動」しかないんですよね。よく自己啓発書などには「成功曲線」なるものが紹介されてて、つまり、最初はいくらやっても成果が出ないのだけど、ある臨界点(ティッピングポイント)に達した瞬間、指数関数的に急上昇するってグラフです。「成功曲線」でググればわかると思います。まあ、ありきたりの話と言えばそうだけど、結局、成功するにはこれしかないんですよね。臨界点にくるまで大量行動する。

 それで思い出したのですが、2005年6月からフリーランスの生活が始まり、いつも言うように、最初の4か月間は完全に無収入。4か月目は厚生年金基金を解約して生活費にあてるほど。そして5か月目に入ってから、いろいろあって突然、現金収入を得ます。その後も紆余曲折ありながら今に至るわけですが、さすがに一か月以上収入がないなんてこともなく、不思議とやってこれてるし、しかも収入はわずかながらにずっと右肩上がり。では、その最初の無収入の4か月間は何してたかと言うと、そうだった。大量行動だった。知人から誘われたマルチビジネスをやってたのですが、私の友人知人に声かけるのが嫌だったので、マルチビジネスの交流会などに行って見込み客を探してはアポを取る。人脈開拓みたいなSNSがあって、そこにも有料登録してとにかく会いまくる。相手も私のビジネスを勧めたいのだから、当然、うまくは行きません。その頃、私はこう言ってました。「説明はできるのだけど、クロージングが苦手なんですよね」って。

 今思うととんでもない話で、最初から説明する、さらにクロージングに踏み切るなんて、一番やってはいけないこと。加賀田DVDでもそう言っててわかったのだけど、営業なんてのは最初に質問ありき。まずは相手のニーズを探って、そこから糸口をつかめばいいのだけど、それ以前に、最初に質問すると、「あ、この人は自分に関心持ってくれてる」って思ってもらい、それでラポールが築けたりする。で、4か月間はそうやって空振りばかりだったけど、あれはあれですごい量稽古になりました。多い月で30人くらいは会ってたかな。本業から見れば少ないと思うけど、見込み客を見つけるのさえ難しい孤軍奮闘の当時、それなりにやった感はありました。で、加賀田DVDを見てからやり方を一気に変えると、それ見たテンションも手伝ってか、初対面の人に対して3人連続で成約します。ただ、成約時のコミッションなんてわずかだし、あの手のビジネスはそれこそ「成功曲線」の通りで、最初はなかなか収入につながらないもの。

 このまま続ければどうにかなりそうだ、、、なる思いはありながら、現実的に10月の家賃がない。どうにかしてすぐに現金収入を得る方法はないかと、ずっと「焦点」を当てていたら、見事に引き寄せられました。やっぱり「引き寄せの法則」はあるもんだと確信。その後もいろいろありましたが、最終的には「引き寄せの法則」が働くから何の心配もない。ただ、最初から加賀田DVDを見ていても、何も感じなかったと思います。4か月近く、とにかく大量に人と会って、壁にぶち当たって悩んできたからこそ、あのDVDに感動できたことは間違いない。つまり、まったく無収入で無駄足ばかり踏んでいたあの4か月があったからこそ、その後に「引き寄せの法則」が発動したんだと思います。

 その4か月間はそうやって人と会いまくりながらも、ブログは毎日更新。滝行も週に二回は必ず行って、9月は21日行もやった。とにかくもがきながらも、自分のできることをただやるしかない。結局、今はマルチビジネスもやってないし、これからもやるつもりはないけど、あの時期、老若男女問わず大量の人と会ってたのは今となってはものすごい財産ですね。やっぱり大量行動なんですよね。

 で、その大量行動の期間ですが、大坪さん的には「一万時間」と言ってましたが、それより短いことはあれど、だけど、結果が出なくてもそれくらいはやっておくべき。まあ、私がそうだったように、100日もやっていれば何らかの変化は出てくると思います。だからと言って、例えばブログだったら、前にやってたような「100日ブログ」だけでは不十分だったりも。確かに何らかの変化はあると思いますが、その変化に加速をつけるにはそれから先が重要だったり。できれば1000日ブログなどやってみるといい。ただし、毎日書くこと。「ほぼ毎日」ではなく「毎日」がポイントです。もしも本当に毎日ブログを1000日間続けると、、、嫌でも何かすごいことが起こるでしょう。

 今の私を「成功」と呼べるかどうかはわからないし、収入的には困ってはいないもののまだまだ成功には程遠いながら、、、好きなことやって生活している意味においては、すでに「成功」と言っていいでしょう。こんな私を見て、しばしば「Qさんをモデリングします」と言って来られる方がいらっしゃいますが、では、具体的に何をするのか。早起き、写経、お勧め本を読む、ツイてる、、、などいろいろあるとは思いますが、ガチで大量ブログを毎日書き始める人は今まで一人もいない。そうなんです。モデリングってのは、自分のできることやってもあまり意味がない。写経したところで、私にとってはそんなの余技のようなもので、私を支えてる最も大きな習慣は「ブログ」でしかありません。あとは、年間100日の滝行。少なくとも毎日3000字以上のブログを毎日一年間でも続けてみると、それはちょっとはモデリングしたことになろうけど、そこをせずに「Qさんのモデリング」と言われても、私としては違和感を禁じ得ない。

 今日の大坪さんもまた目標となる人物のモデリングをしまくったそうで、確かにそもそものパーソナリティが違うので同じにはなれない。だけど、7割はいけるといいます。つまり、年収一億円の人をモデリングしたのなら、7千万円はいけるってこと。ただ、やるなら徹底する。自分のできそうな表面だけさらうのではなく、その人ならではの習慣をモデリングする。それが極意です。

 何度も言うけども、確かに秘訣はリラックスなんですが、リラックスするにはストレスも大切。そのストレスにあたるのが一定期間の大量行動です。それをやりきったとき、突然、力が抜けて次のステージに進む。いわゆる成功者と呼ばれる人は例外なくこれをやっていて、しかも天才と言われる人ほどにそう。ジョン・コルトレーンってジャズ界の神様なんて、若い頃にマイルスバンドに抜擢されたものの、下手くそテナーと言われまくっていた。だけど、その当時から練習の鬼で、およそ、寝る、食う、クソする、セックスする、麻薬打つ以外の時間はすべて練習してたそうです。天才でもなんでもないんですね。

量と収入は比例する 2012.12.8_b0002156_1131566.jpg まあ、とにかく人生である一時期、できれば3年くらいは何かを大量にする時期があってもいいでしょう。今日のベンチャー大学ではまた例によって「しゃべれ!」と言われて前に出たのですが、話の流れから、私も「大量行動」の話をさせて頂きました。実は知る人ぞ知るある法則があって、「量」と「収入」は完全に比例するって大坪さんの言葉ですが、まさにその通り。これ書くとひんしゅくなところあるかもしれませんが、私のこのブログ、、、書けば書くほど読者さんが増えるサイクルに入っていて、アーカイブもどんどんたまっていきます。すると、それだけ検索的にも強くなり、グーグル経由も増える。何かの記事にヒットして、それから読み始める方も多いです。それでこのブログなり私のことを知るようになり、一度セミナーでも参加してみようかって気にもなる。もちろんまだまだこれからではありますが、少なくとも、食べていける程度にはありますので、これからも毎日ブログを続ける限り、収入が減ることはありません。これはもはや科学ともいえ、私や他のブロガーさんの場合はそれが「ブログ」であるだけで、なんにせよ「量」と「収入」は完全に比例するものなのです。

 そんなわけで、今日もいろいろ勉強になりました。セミナーってのは、一つの気づきがあればそれでよし。さらに一つでも実行できることがあればもっとよし。人によっては、一回のセミナーで一気に人生逆転を狙っている人もいるけど、それはある臨界点に達したときにそうなるだけで、「気づき」もまた「量」が大切なのです。だからこそ、私もいろいろセミナーに参加してみて、一つでも多くの「気づき」や「学び」を蓄積しながら、ある瞬間を待っているわけです。

 そこでまた宣伝ですが、12月14日は大阪でイブニングセミナーします。2時間半のセミナーですが、ここでも一つでも「気づき」があれば、それで臨界点に向けて一つ蓄積となります。何も高額のセミナーに参加する必要もなし。それはそれで濃い学びもありますが、安いセミナーからも、一つくらいは持って帰るものがある。その「一つ」をたくさん積み重ねれば、ある日、どか~んと加速することがあります。福岡はあいにくと東京などに比べて学びの機会は少ないですが、それでもちょくちょく参加していると、突然、いいことが起こります。今日のように、前に出てしゃべらせてもらえるのも、私にとってはすごいブランド効果があります。たった5分のスピーチでしたが、ある程度のインパクトは与えることができたようで、前に座っていた話し方教室の先生から「話し方がすごくいい」と言われて、さらに自信がつきました。そんな機会を頂けるのも、やっぱり蓄積があってのことでしょう。何もせずに一気にチャンス到来とか人生逆転ってのは、あまり考えられないので、何事もまずはコツコツやって、続けることが重要なんでしょうね。

 今日もまた滝行中につき、懇親会には出られませんでしたが、あ、そうそう。天神のある美味しい定食屋に入って、それはMってお店ですが、確かに美味しかったものの、ちょっとビックリすることがありました。店の大将がお客さんと何やら話してるのですが、どうやらネットで好意的に書かれて、ある材料が一気になくなったそうなんです。そのことをして「有難迷惑」と言い、さらに「味のわからん連中に食わせたくない」とまで言い出す始末。他にも客がいるのに。こうやって自滅していくんだな、、、と感じました。少なくとも私はもう、そのお店には行かないと思います。それまた、ある種の自戒を促すような出来事と受け止め、これからもできる限り謙虚さを忘れずに精進したいと思います。ありがとうございました。

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by katamich | 2012-12-08 23:39 | ■ビジネス・事業 | Comments(0)