バイクでこけてツイてる 2005.2.7
2005年 02月 07日
夕方、ツレから電話がかかってきました。
「大変なことになった」、と。
どうやら朝、仕事に行きがけ、バイクが雨の白線でスリップしてこけたそうです。しかし、それだけではありません。こけた時、後ろの車がブレーキを踏んで一命は取り留めたものの、その後ろの車が前の車に玉突きをしたそうなのです。当然、事故です。警察も来ました。本来スピードを出す場所ではなかったので、落ち度は追突した車の側にあるようで、それは警察及び追突された車も同じ見解を示していたようです。しかし、バイクでこけていなければ追突事故も引き起こさなかったので、自分が一番悪いのではないか、修理の請求は自分に来るのではないか、と一人で心配して電話をかけてきたのです。
私だってわかるわけありません。そこで、、、保険代理店もやっている滝の導師に電話をしました(←出た、滝の導師、NPOの事務局長、一回死んだ人!!)。もちろんその場に居合わせたわけではないのではっきりと明言は出来ないけど、さほど心配するケースでもないんじゃないか、ということでした。とりあえず、ツレにもそう電話してちょっとは安心させたのですが、事故は事故です。それは事実です。
この後は警察の見解と保険会社の話合いになり、近いうちに結論は出るのでしょうが、何はともあれ身体に別状がなかったのは本当に幸いでした。朝、こけてその日一日普通に仕事していたのですから(翌朝起きた時は打ったところが痛むでしょが)。
そこで言ったツレのセリフが成長をうかがわせます。
「命に別状なくってツイてる。もしもそこがスピードの出る路線やったらたぶん車にひかれてた。こけても別に怪我もなかったし、事故にあった車の人も変な人やなかったし。感謝しないかん。」、と。
さすがに「私の教え」が理解できてきたようです(笑)。前までなら、「何で白線あんなにすべるん!!もっと滑り難い材質にせないかんやろ!!」、と不満だけ言って終わってたところが、今は「感謝しないかん」です。成長しましたね(もちろん白線の文句もちょっとは言ってましたが)。
しかしこれは真面目な話、「生と死」は紙一重ですね。あのケースで大怪我したり死んだりする人も大勢いるのです。でもツレはかすり傷程度でその日は普通に仕事して、帰りもバイクで帰ったのです。そしてのん気に電話をかけてきたのです。
「生かされている」という実感、そして「生かされている」ことに対する感謝。これが大切なんですね。
とにかく、今日のところは何事もなくってよかったです。今回の事故によって何を学ぶかという姿勢も本人はちょっとはあるようですし。さしあたり、明日の滝ではそのことに対する「感謝の滝」としたいと思います。ありがとうございました。
今日のランキングを確認してみましょう。順位が奇数なら「ツイてる」で、偶数なら「感謝します」です。
(例によって本文と以下とは何の関係もございません)
