1%を待つ 2012.11.14

1%を待つ 2012.11.14_b0002156_15375982.jpg まず、業務連絡で11月21日の夜に行われるセミナー参加者懇親会ですが、会場予約の都合もありますので、今週末で締切とさせて頂きます。実はまだ3~4名の席はありますが、希望者はお早めにどうぞ。メール連絡しませんので、このブログ記事でお知らせさせて頂きます。そしていよいよ週末からまた東京出張なんですが、なんだか、またにわかに動きが見え始めています。絶妙なタイミングでいろんな用事が入ってきたり、10月以上にまた濃い10日間になりそうです。そう言えば、シンガポール・マレーシアに行ったのはまだ一か月前なんだけど、随分昔のような気がします。そしてぼちぼち次の旅のことを考えつつあるのですが、まずはやっぱり来年9月のアイルランドですね。アイルランドは現地ツアーの手配だけして、原則としてダブリンの指定ホテルに集合。そっからミニバスで西に向かって、西海岸中心に周遊する予定です。西海岸と言うと、アラン諸島、ディングル、ケリーなど美しい自然景観が特徴。1999年に自転車で周ったとき、ディングルから見た夕陽に泣いたものです。写真家の藤原新也さんもアイルランドには深い思い入れがあるようで、「ディングルの入江」と「風のフリュート」の二部作は物悲しくも美しいアイルランドの情景がもろに伝わってくる傑作。ヤバいっす。

 それから20日の「宇宙となかよし塾特講」ですが、昨日、メルマガを配信させて頂いてから、ぼちぼち席も埋まろうとしており、ぶっちゃけ、ご案内が遅くなった分、集客状況も心もとなかったのですが、なんとか形になりそうです。だけど一方で、もうそろそろこれくらいの人数で、、、と思ってる自分もいて、それは他でもないちょっとした恐れから。その理由は夕方に書いたフェイスブック投稿より抜粋。


(前略)

今回はかなり実験的な、、、と言うか大胆なことするので、どっかで少人数の方がいいとかブレーキかける心がいらっしゃいます。

大胆なことってのは、最大45名の前での「ビリーフチェンジ公開セッション」で、会場を予約したときはそこまでする予定なかったのです。だけど、弾みで「する」ってブログに書いちゃったから、もうしないわけにはいかない。案内文も書き変えました。いっそのことサクラをお願いしようかと考えなくもないけど、そこまで迫真の演技をして頂ける人の心当たりもないし、やっぱりチャレンジしたいのも本音。追い込むね~自分を。

だけど一方でこんな自信もあるのです。目の前のクライアントさんの、いわば「人生」を一時的にでも預からせて頂くわけで、普通に考えたらどんなにスキルを磨いても荷が重すぎる。だからこそ、セッションでは全知全能の「宇宙」の力を借りてのぞむしかない。いや、自分には「宇宙」が味方してくれるのだから、実は大安心だったりもして。その辺の信頼があるからこそ、ある程度は大胆なこともしちゃえるんだと思います。

公開セッションでは希望者に対しおそらくジャンケンかなんかで限定一名を選ばせて頂くのだけど、そこで選ばれる方はその方にとっても、そして私にとっても「必要」だから選ばれるのであって、誰が選ぶかってのは他でもない「宇宙」です。ですので、当日は宇宙から選ばれた方にセッションをさせて頂くのだけど、思えば今年の5月、棚田先生の公開講座で私も面白半分で手を上げて、ジャンケンにもくじ引きにも勝って、あの日は男性で私だけセッション受けることができたのだけど、あれもまた宇宙の采配だったな~と今さらながら思うのです。

だって、あのとき、もしセッションが当たらなかったら、養成講座に申し込むことはなかったろうし、そもそも最初はそんなつもりもなかった。すべてはあの10分弱の短いセッションからスタートしたわけです。その意味でも私の人生を変えるセッションだったと言えるのです。

と言うことは、養成講座の全課程も終わってない段階から、またまた勢いで「公開セッションやります!」なんて宣言しちゃったけど、そこでセッションを受けられる人の「人生」がその瞬間から変わっていくことも想定内なのです。

(後略)


 ここで改めて自分で気づいたのが、私ってなかなか「宇宙」を信頼してるってこと。なんと言っても「宇宙となかよし」ですから。好きな言葉の一つに「人事を尽くして天命を待つ」ってのがあるのですが、とにかくやるだけやってあとは宇宙にお任せってこと。公開セッションにしても、まだまだデータベースの少ない今の状況で、どのようなテーマが出てくるかわからないし、対応方法もわからないかもしれない。だけどすべては宇宙の采配だとすれば、ジャンケンに勝つ人も必然であれば、そこで出てくるテーマも必然。セラピーの個人セッションとは違って、グループや公開でのセッションの良いところは、他人のビリーフチェンジを自分に当てはめることとができるところ。先日福岡でやったセッションもあったのですが、オブザーバー参加の方で、目の前のセッションがまるで自分のことのように思ったなども。ですので、20日の公開セッションで出てくるテーマもまたどうなるかわかりませんが、そのときの参加者さんにとっても必然的な内容になることでしょう。

 エジソンが「天才には99%の汗と1%の霊感が宿る」のような言葉を残したとされますが、この言葉の前後の文脈も定かじゃないし、そもそも何が言いたかったかにも諸説あります。しばしば伝えられるのは、「1%のインスピレーションが降りてくるのは、99%の努力があってこそ」のような「99%の努力(汗)」に重きが置かれる解釈。私も以前はそのように思っていました。だけど本当は「99%の汗」ではなく「1%の霊感」こそが重要なんだと言いたかったらしいとの説が最近では支配的かな。極論すれば、「1%の霊感」がなければ「99%の汗」なんて無駄であって、逆に「1%の霊感」さえあれば「99%の汗」も報われるってことか。

 ただ、霊感なんて結局1%くらいしかやってこないので、それまでの99%はあれこれ試行錯誤しながら努力しておくしかない。単純に「霊感:汗=1:99」の割合のことを言いたかっただけなのでしょう。その1%は最初にやってくるかもしれないし、最後かもしれない。だけど、何やるにしても1%の霊感に任せてのぞむしかないってことでしょう。しばしばセミナーなどで「ハイヤーセルフは90分に一回声をかけてくれる」って話をするのですが、これも確かに、大学講義一回分の90分に一回は常に何らかの直感が降っているなどの話があります。重要なのはその声に気づくこと。もしかしたらその声こそが「1%の霊感」の正体かもしれません。

 ビリーフチェンジのセラピーにしても、様々なスキルを動員しながら、あれこれと探りを入れながらクライアントのビリーフを特定し、そして決め当てでチェンジに入るのですが、やってると途中で見立て違いなことに気づくことも。するとまた別のアプローチで探っていくしかなくて、だけど、どこかでふと「1%の霊感」がやってきて、そしてその瞬間、クライアントの人生が変わり始める。その1%はいつどのタイミングでやってくるかわからないけど、セラピーする側としては、左脳をフル動員して様々に複雑なフローを描きながら、一方で1%がやってくる声にも耳を澄ませてなければならない。土曜日の公開セッションでは、半日ずっとそんなことをしてたので、頭(脳)がオーバーフロー状態になって翌日ダウンするのもうなずけます。だけど、一度それを経験すると、次はそれと同じ以上のパフォーマンスを発揮できるので、よくぞ脳はオーバーフローするまで働いてくれたものです。

 そしてこの「1%の霊感」こそがまさに「宇宙」の真実です。一日の大半は常に頭の中で何やらおしゃべりしていますが、ある瞬間、そのおしゃべりがピタッとやみ、そのとき、、、「きた~!」とか言いながら、ものすごいヒラメキを得たりします。そもそも私が今こうやっていられるのは、その「きた~!」にただ助けられてきたから。考えて答えがわかるってことはほとんどなくて、私にとって有益な情報を得るのは、常に一瞬です。「今の何だったんだ・・」ってヒラメキがしばしば来るのだけど、私はそれを実際に形にすることが多くの人と違うところかな。例えば「グループセッションせよ」って声が先日聞こえてきたのだけど、普通なら「いや~、まだ講座も終わってないし・・・」と頭で解釈してストップかけるところ、私は単純にその声に従ってみただけ。

 「直感の声に耳を傾ける」みたいな話ってよく聞くと思うのですが、そうなると次のような疑問を持つ人が出てきます。「アイデアが出てきたのだけど、それは思考が出したのか、それとも宇宙など高次の存在からやってきたのかわかりません」みたいな。私に言わせると、つべこべ言わずにとりあえずやれ!って話になるのだけど、それでもそれなりの見分け方を私は持っています。かなり前ですが、突然、「コーチングに音声プログラムを配信しろ」って声が聞こえてきて、さっそくやろうと思ったのですが、そのとき、どこか違和感がありました。そして聞いてみました。「コーチングに音声プログラムを配信すべきですか?」、と。するとみぞおちの辺りがキリキリと痛みだし、「違う」って判断した。後から振り返ると実際に違っていたのでしょう。だけど、そのプログラムはその二年後に実践して、ある程度の成功を収めました。ようは、時期が違ってたんですね。

 このように、突然やってきた声が、すぐに従うべきものなか、そもそも正しいかなどは、私は自分の身体に聞くようにしています。そして何も起こらない、むしろ心地よくなってきたら、それはゴーサイン。逆に胸が痛んだり、変な気分になったときは、もう少し待てってこと。私はそう判断しています。思えば会社辞めるときの声もそうだった。「筑紫神社前」って交差点の直前で「辞めてもいいよ」なる声が聞こえてきて、そのときは神社でコインを投げて判断したのだけど、同時に身体はすごくワクワクしていた。あの判断はつくづく正しかったと振り返ります。

 とにかく、セッションするにしても、何するにしても、例えば90分に一回くらいは「何か」が言ってくると思うので、普段からその声を受け取る準備だけしておけば、人生はもっともっと楽しく、そして信頼できるものになると思います。とにかく、やりましょ~!ありがとうございました。

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by katamich | 2012-11-14 23:39 | ■精神世界 | Comments(0)