両極端からの自由 2012.11.12

両極端からの自由 2012.11.12_b0002156_12465411.jpg 体調はウソのようによくなっていました。重要なセミナーの後は今までも何度かダウンしてたことありますが、今回もまさにそれのようです。だけど、それだけ精魂込めたわけで、それだけ経験値も上がったことと思います。グループセッションが終わってまだ2日ですが、私の中でいろんな疑問点やら改善点、そして希望が芽生えています。疑問点等は次回の養成講座で直接聞いて解消すればいいだけで、やっぱり一度でも実際のセッションを経験すると違いますね。養成講座は残り4回ありますが、つくづくこのタイミングで開催しておいてよかったです。普通ならば養成講座がすべて終わってから開催するところでしょうが、どこからか「11月10月か11月にグループセッションを開催しろ」って声が聞こえてきて、気が付いたら会場を予約して支払い。そして過去のセミナー参加者さんにメールで告知。数時間で最低人数をクリアし、その時点で引けなくなってしまいました。それからはテキストとにらめっこし、周辺分野(交流分析、ゲシュタルト療法等)に関する本もアマゾンで大量購入。当日直前のバスの中でも本を読んでいました。

 そしてなんとか8名様のセッションを終え、楽しく濃い懇親会。翌日は完全ダウン。そして復活。今ここです。いや~、ほんと経験値上がった感に満ちています。さらに11月24日・25日の東京でのグループセッションも、、、案内文はまだですがブログでちょっと告知したところ、一気に席が半分埋まりました。これもやっぱり「やれ!」ってことなのでしょうか。セッション参加者には当日のテーマを申込時に書いて頂いているのですが、やはり「結婚」と「収入」がほとんどのようで。一般にコーチングの場合は「ゼロからプラスへ」、カウンセリングの場合は「マイナスからゼロへ」みたいなとらえられ方がされるのですが、実のところ、そう簡単に分類できるわけではありません。例えばビジネスコーチングの場合、メンタル的に何の問題もなく、単純に収入をアップさせるのが目的と思われがちですが、例えば「頑張り過ぎ」なんて人もいたりします。もちろん頑張ることはいいことだし、ビジネスやってて頑張らないのはどうかとも思います。

 そしてほとんどの人は頑張ればそれだけの結果が得られます。だけど、中には頑張っても結果が得られないばかりか、仮に得られたとしても、身体が壊れるまで頑張った結果のことだってあります。その場合、一つ考えられるのは「ありのままの自分であってはいけない」なるビリーフがあること。このビリーフができる刷り込み体験としては、例えば親や先生から厳しく躾けられたり、他人と比較され続けたりすると、そうなることが多い。だけど、これって大なり小なり誰もが経験していること。

 例えば、ちびQは朝だけはテレビを付けながらご飯を食べるのですが(夜は消す)、ほっとけばテレビに集中して食べるのがストップしてしまいます。そんなときは「ご飯!テレビ消すよ!」と言ってせかすのですが、こんなときも「いいのよ、いいのよ」って言っては現実的に立ちゆきません。私だって幼い頃、幼稚園バスが来てるのにグズグズして親からよく怒られてました。だけどその一方で、子どものことをきちんと認める、ほめる、愛情を持って接することをすれば問題ない。ようはバランス。時間内にご飯を食べる習慣もなければ、それはそれで「成長してはいけない」などのビリーフができて、社会人になって時間や期限の守れない大人になるかもしれない。だから、やっぱりバランスなんです。だからと言って、何が最適のバランスなのかはわからないし、普通の親はそんなこと意識することもありません。「厳しく育てることが親のつとめだ」と思っている親もいれば、「すべてを認めて育てることが親のつとめだ」と思っている親もいる。何事も両極端に正解はないのですが、だけど両極端な親だって決して少なくない。

 では仮にこの両極端のケースでお話しますと、

「早くご飯を食べろ!(と、いつも過剰にせかす)」→「ありのままであってはいけない」
「いいのよ、いいのと(と、遅いことを望んでいる)」→「成長してはいけない」


 「ありのままであってはいけない」のビリーフがある場合、常に条件付きで自己承認しようとします。頑張れば認められる、稼げば認められる、出世すれば認められる、など。だけど、そもそも「ありのまま」が認められてないのだから、どんだけやってもキリがない。そのうち「オレはダメだ」と卑下したり、身体壊すまで頑張ったりして、いずれにしても「ラク」じゃないです。だけど、それは幼少期の刷り込みであったにせよ、自分で自分をラクから遠ざけていることは知っていて欲しいところ。

 「成長してはいけない」のビリーフがある場合、確かにずっと親の保護の元にいれば安心でしょう。家賃も払わず、食費も入れず、たまにバイトすればいい方で、なかなか定職にも就けない。今出てきた造語ですが「パラサイト起業家」なんてのもそう。実家住まいで生活の面倒をすべてみてもらいながら、パソコンいじって起業してる気分になる。もちろん結婚して親になる気もない。それはそれで自分の親がずっと健在ならいいし、年とっても生活保護で国が面倒みてくれることもある。それを望むのなら別にいいけど、望まないのであれば、やっぱりラクじゃない。それもまた、自分で自分をラクから遠ざけているだけ。

 以上は両極端の例ですが、大人になった今、もしもラクじゃないとすれば、いずれかのビリーフがある可能性があります。「ありのあまであってはいけない」も「成長してはいけない」もかなり根っこにあるビリーフなので、これを取り除かないと、枝葉に余計なビリーフがどんどん出てきてしまう。そしてどんなに枝葉を伐採したところで、時間がたてばまた生えてくる。例えば「自分はお金に縁がない」なるビリーフを持っていたとすれば、その根底には「お金を稼いでも自分を認められない(ありのままであってはいけない)」とか「お金を稼ぐには責任が大きくなる(成長してはいけない)」などの原因があれば、単純に枝葉の「自分はお金に縁がない」を変えようとしても無駄ってこと。表面的には確かに「自分はお金に縁がない」なるビリーフだったとしても、その原因はまったく逆だったりすることもある。だったらその根本原因を取り除かなければ意味がない。しばしばNLPとか他の心理セミナーなどでも「お金のビリーフを変える」なんてワークがなされますが、ほとんどの場合は枝葉のビリーフで根底にまでアプローチしていない。サブモダリティでお金のイメージを変えても、長続きしないのはそのためです。

 話を戻しますが、例えば「結婚」や「収入」で悩んでいたとしても、その原因は様々。実際、私の周辺にもものすごく素敵なのに、本人も望んでいながらなかなかご縁のない方もいらっしゃいます。先日の同窓会で、確かお姉さんが美人だったのを思い出して、「お姉ちゃんどうしてる?」って聞いたら独身だと。本人も不思議がってたのですが、やっぱり「何か」あるんですよね。そう、すべてにおいて「何か」がある。もちろん独身だろうと、独立してなかろうと、本人が困ってなければそれはそれでいい。ぶっちゃけた話、親がすごい金持ちで、200年くらい遊んで暮らせる十なお金があって、仕事も結婚も面倒なので現状でいいと思っている人ならばそれで問題ない。わざわざ周りが「それでいいのか!」と世話焼く必要もない。

 だけどもし、現状に対する悩みや問題を抱えてて、そうさせる「何か」がわからなければ、一度は専門家の意見を聞いてみるのも手です。そもそも私がセミナーを続けているのもそんな理由があります。何度も言ってますが、私が生まれて初めて「セミナー」なるものに参加したのは2003年12月で当時はまだサラリーマン。人生に悩んでる時期で、当時、流行っていたメルマガの惰性で購読してた中に「頑張れ社長」ってのがありました。たまたま開いたら福岡でその著者のセミナー・交流会があると。4,000円と当時の私にしては高額に感じたのですが、思い切って参加。セミナーも交流会もわけわからず場違い感満載。だけど、その中で「目標設定しましょう!」って言葉は意味がわかって、その翌月に素直に年間計画を立てました。その計画の中に「ホームページ」があって予定通り5月のスタート。その日記部門がこのブログでした。

 「頑張れ社長」の武沢さんは、楽天三木谷さんに「これからはメルマガ」と言われ実行してブレイク。三木谷さんに足向けられないと言ってましたが、同じように私も武沢さんには足向けられません。同じように、私も何か一つでも、誰かの人生が変わるきっかけを作ることができれば思って、こうやってブログ書いてセミナー続けてるのです。これもまた、私自身にこれをやるミッションがあると思い、結構、面倒なこと、つらいことがありながらも続けてられるわけです。とにかく「何か」なんです。その「何か」に気が付き、それを処理することができたら、その瞬間から人生が加速する。それは私自身がそうだったし、そんな現場を何度も見てきています。だから、これからもできると思うのです。あとはその確度と再現性。その意味ではまずはこのビリーフチェンジ(再決断)の手法を完璧にマスターし、様々な難問にも応えていけるようになるのが目下最大の関心事です。

 とりあえず、私が今後セッションやセミナーをする上で、入り口としては「結婚(恋愛)」と「収入」がそうなりますが、だけど先ほども言ったように、掘り込んで行くとめちゃくちゃ根が深いケースもあり、一度や二度のセッションでは難しい場合だってあるでしょう。だけど、その難しさをきちんと判断するのもまた経験と力量です。そして最終的に目指しているところが、いわゆる「悟り」と言っていいのでしょうか、あらゆる条件や属性から解放された、ありのままの自分。完全にコリのほぐれたラクな状態。そのためにはいろんなアプローチがあるのでしょうが、今の私はまずは「短期」に様々な「コリ」をほぐすことからスタートし、最終的には多くの人が「至高」に達するお手伝いをしたいと思っています。ありがとうございました。

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by katamich | 2012-11-12 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)