自由に向かって・・・ 2012.10.21
2012年 10月 21日
とにかく今回のセミナーはものすごいことを学んでいる気がします。振り返ると私は2年に一回、大きなセミナーに参加しています。2006年はNLPのコースを一通りで、内容は薄かったけど土台となるスキルを学べた。8年は山崎さんの5カ月コースでは、NLPや人間の本質に対する理解がさらに深まった。10年は北岡さんの合宿セミナーでは、悟りや見性について私なりの考えをまとめることができた。そして今回。今回は自分を含め、人の人生を劇的に変える力を学んでいます。私たちは特に幼少期の刷り込みによって、その後の人格や性格が作られるわけですが、多くの人の苦しみの根源には、幼少期の刷り込み、代表的には両親の価値観が、現在の自分との間の乖離をもたらしています。つまり自分の性格と現在のニーズとのギャップのこと。もちろん生来的な性格もあり、それは変えられないけども、基本的にそこに苦しみが生じることはありません。苦しみが生じるのは後天的な人格・性格と自分の思いとのギャップにあるわけで、ビリーフチェンジが対象とするところもそこ。
最終的に本当に幸せとはどこにあるのか。それを私なりの言葉にすると「自由」となるのですが、では、何からの「自由」なのか。それがまさにビリーフからの自由。自己啓発の話でよく取り上げられるのが、サーカスの小象の話。産まれたばかりの小象が一本の杭に足をつながれていました。小僧の力ではその杭を引き抜くことができません。何度挑戦しても足を痛めるだけで引き抜けない。そのうち、足を痛めるだけ損ってことがわかり、その場から動かなくなります。だけど、餌はしっかり与えられ身体は大きくなるのですが、ついにその杭を引き抜けるほどに力をつけることができるようになりました。だけど、その像はそうしません。なぜなら「杭を抜こうとすると足が痛くなる」なるビリーフがあるから。小僧の時代は確かにそうでした。動くと足が痛くなるので、動かない選択肢を取る方が「安心・安全」なのです。しかし、その安心・安全感は身体が大きくなった今でも残っており、いまだに身体を動かすことは危険だとのビリーフ、つまり思い込みを持ち続けているのです。それと同じことが私たち人間にも言えます。恋愛や結婚したいのだけどできない。確かに昔は恋愛や結婚から遠ざかる方が安全だった時期もあるでしょう。例えばお父さんがとても厳格で、なおかつ娘を溺愛していた。ある日、小学校で話題になっている月9の恋愛ドラマを見ていると、「そんなの子どもの見るもんじゃない!」と烈火のごとく怒られた。その怒られる恐怖(危険)から身を守るためには、恋愛ドラマを見ない、さらには恋愛のことを話題にしない方がいい。そうやって小学生のその娘さんは身を守っていたのですが、この刷り込みは大人になってからも消えることはありません。つまり「恋愛のことを話題にするのは怖いことだ」なるビリーフができてしまい、それが無意識の働きかけとして、自分から恋愛や結婚を遠ざけてしまうのです。小学生の頃はお父さんから怒られるのを防ぐというメリットはあったけど、大人になった今はどうか。逆にお父さんは結婚しろとうるさい。だけど、幼少期に染み付いてしまったビリーフは自分の意識や意図とか無関係に、無意識レベルで現実に働きかけている。
そこで望み通りに結婚するにはどうすればいいか。それがビリーフチェンジであり、私なりの言い方をすれば、「ビリーフからの自由」なのです。ビリーフから自由になるには二通りの方法があります。一つが悟り。自らのビリーフを含め、この世はすべて幻想であることを「体験」として知ること。ここで重要なのは「体験」であって、単に知識として知ることではありません。では、どうすればそのような「体験」ができるのか。それは、、、わかりません。禅や瞑想の最終目的もそこにあるのだけど、何時間瞑想すればどうなるなどの再現性はまったくありません。人によってはたったの10分で悟りを開くこともあれば、10年以上毎日一時間の瞑想を欠かさずとも、まったく最終ゴールに達することはない。その違いは何かと言われると、やっぱりわからない。だけど、その準備としての瞑想は必要だと思えども、焦っても焦らなくても、いつ「体験」が訪れるかわからない。お釈迦様でさえも想像を絶する苦行を何年もしながら、35歳になってようやくわかったこと。なので、正直わかりません。一番手っ取り早く確実なのはドラッグ(特にLSD)だと言われていますが、私はやったことないのでわからないし、危険性も指摘されています。LSDや大麻は安全だと言われはしますが、少なくとも法律的にはNG。では、心理セラピーではどうか。NLPでそれが可能だと言う人もいますが、再現性のある話は聞いたことがありません。
結局、「自由」を獲得する一つ目の方法である「悟り」を得るには、確実性、再現性の観点から、まずはペンディングしておく必要があるでしょう。ちなみに私は体験しましたが。そして「自由」を獲得する二つ目の方法がまさに「ビリーフチェンジ」です。つまりビリーフから完全に自由になるのではなく、ビリーフは変えられることを知る意味で、ビリーフを客観的に見ることができる。ビリーフと言う箱の外から見る。「悟り」のような劇的な体験でないにせよ、「あ、こんなもんか、変えればいいや」、、、と思うだけで心は自由になるもの。そこで、いかにしてビリーフチェンジをできるかになるのですが、いろんな方法があります。
コーチングで使われるのは、「メタモデル」と呼ばれる、とにかく質問を浴びせかけ、無意識の価値観を浮き彫りにする方法。これは無意識の情報を「意識化」する作業で、ある意味、クライアント泣かせだし、コーチ(セラピスト)もかなり忍耐を要します。やりますけどね。その他は例えば「アズ・イフ・フレーム」と呼ばれる質問法。質問によって仮想現実を脳内に作り出し、そこで自由な発想でリソースを抽出する方法。これもかなりパワフルではありますが、ただし、いずれも「言語(意識)」上のプロセスとなるので「感覚(潜在意識)」に訴えるにはまだ弱い。そこで「潜在意識」に訴えながらビリーフを変える方法として、例えば「インプリンティング」なる技法があります。これは「ビリーフ」そのものを変質させ、新たな力付けとなるビリーフに無理やり変えるプロセス。これはこれで効果があると言われ、国内のNLP団体がやってるのもこの方法。
ただ、私個人的な感想ですが、セミナーの場において、これで本当に変わるかは疑問。効果を出すのに絶対に重要なのが「場」と「技術」。例えば一対一のセッションにおいて、優れたセラピストが絶対安全な場において実践するのは確かに効果があるでしょう。だけど、セミナーなんかだと多くの場合、講師(セラピスト)の指示に従いながら、実際に手を下すのは同じ受講生だったりします。仮に一緒に組む受講生がちょっと苦手なタイプだったら。そうでもなくとも、知識も経験も自分並の人にどこまでの効果を期待できるのか。私が初めて学んだNLP団体では、NLPはその手順にこそ意味があり、どんな人がやっても一定以上の効果があるもの、、、と教えられました。疑いはありましたが、そんなもんだと思って、私も受け入れることにしました。が、普通に考えたらとんでもない。セッションの大前提にあるのはキャリブレーション(観察)とラポール(信頼関係)です。以前、とあるセミナーで受講生同士のワークに入ったとき、一緒に組む人がイスの上で胡坐をかいて指示してきました。私はどうも違和感があって、素直にその指示に従えなかったのですが、よく見ると胡坐かいてるじゃん。私は普通に座ってるのに、ミラーリングさえも無意識にできないような人が、ワークの中でまともな効果を出すことは不可能でしょう。
よって、当たり前のことですが、受講生同士のワークで完結するようなことは決してなく、もちろん練習としては重要ですが、「NLPを学ぶ」ことが目的でなく、「人生を変える」ことが目的ならば、決して満足行く結果にはならないでしょう。セミナーの場合は。もし本当に人生を変えたいのであれば、優れたセラピスト(コーチ)による個人セッションが最も効果的。で、インプリンティングの話に戻りますが、その手順等に対する詳細は省きますが、一言で言うと「ビリーフの状態を変えること」が目的。確かに状態が変われば、それ以上のことはありません。そもそもNLPの多くは「コンテントフリー」なる前提でやってることが多く、それはつまり「内容は問わない」ってこと。ビリーフの原因が幼少期の刷り込みであろうが、何らかのトラウマであろうが、とりあえずそれはそれとして「状態」だけにフォーカスする。セッション時もクライアントは自分で分かっていても過去に目を向ける必要もなく、ただ、淡々とセラピストの指示に従いながらプロセスを踏む。例えば代表的なのにサブモダリティチェンジなるスキルがあって、それはまさに「状態」の質感を指示に従って変えていくこと。どんよりした白黒のイメージだったら、それをカラーに変えてみるとか、五感の質を一つ一つ変えていく。確かにそれで「状態」は劇的に変わるでしょう。だけど、問題が一つあって、私が知る限り、、、元に戻りやすいこと。もちろん各自で継続的にサブモダリティワークを実践していれば維持することはできるけど、潜在意識にはそれを維持させない働きもあるので、最終的には何らかの強い意志が必要だったりするのです。
もちろん効果自体はセラピストの技量によるのでしょうが、技量の高いセラピストは限られています。そこでもし本当に劇的に、そして持続的に人生を変えたいのであれば、コンテントフリーを捨てること。これはかなり抵抗あることなんですが、ガチガチにコンテント(内容)を扱う方法が必要となります。私が今学んでいる棚田式ビリーフチェンジはまさにこれ。セラピー・セッションにおいてクライアントのコンテントを扱うべきか否か。もちろん最終的に効果が高ければどちらでもいいですが、あくまで私の意見ではありますが、コンテントフリーがローリスクローリターンであるのに対し、コンテントを扱うことはハイリスクハイリターンと言えるでしょう。つまり、コンテントフリーの場合はクライアントの過去やトラウマに触れないので、蓋を開けることなく、それゆえに大事に至ることは少ない。だけど、コンテントを扱うとなると、思いっきりクライアントの蓋を開けてしまうので、きちんと処理しなければ大変なことになります。だけど逆にきちんと処理すれば、劇的な効果をもたらすもの。私はそう感じています。
セラピーにはこのような背景があることを押さえた上で、いよいよビリーフチェンジです。棚田式に従うと、私もコンテントを扱わざるを得ない。そこが怖いとこではありますが、だからこそ勉強しているわけで、その処理の方法をある程度理解した今、ようやくとその手ごたえをつかんだところ。それをいよいよ実践するのが11月10日か11日になるのです。まずは無料で。では、どんな手順になるのか。まず初めにセッションの目的を聞きます。例えば「恋愛ができない」にしましょうか。そこでいろんな話を引き出しつつ、徐々にそのビリーフができた根源にまで触れるようになります。通常、その根源に触れてしまうと、クライアントは尋常でいられなくなります。つまり、「感情」が大きくゆすぶられ、とりわけ「恐怖」、「怒り」、「悲しみ」が顕在化するようになるのです。コンテントフリーの場合は、「感情」にはとりあえず蓋をしておくのですが、ここではガバ~っと開けるようになる。そこで「感情処理」に入ります。これが凄く特徴的なのですが、やり方はさすがにブログには書けません。だけど、これを知っているのと知らないのとでは、セラピストはもちろん、一般の人にとっても雲泥の差が生じることでしょう。で、感情処理が終わったら、、、いよいよビリーフチェンジとなるのですが、ここからは実際のセッションにて。ちなみに今月28日の東京セミナーでは個人セッションはしませんが、この辺のことも洗いざらいしゃべります。
そんなわけで、今日もかなり深い気づきのあるセミナーとなりましたが、実は書こうと思ってたこと書いてないのでまた明日。私は6時に退出して羽田空港へ。福岡の自宅に着いたのが夜の11時前。子どもたちの寝顔を見て、私はまだ目が冴えていたので、キン肉マンが更新されるのを待って、読んでから寝ることに。以上、これにて10月の怒涛の出張が無事に幕を閉じました。明日からまた頑張ります。ありがとうございました。
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はい!
1つ質問してもよいでしょうか?
仕事が長く続かない人間が毎日「仕事が続きます」と紙に書くとすぐやめる癖?は治るものなのでしょうか。
親族というか弟なのですが、会社を2年以上続けたことがなく口癖が「長く仕事を続けたい」なのです。
半ば強制になったとしても潜在意識の中に刻印されて気持ちが変わる、長く続くというのであればさせてみようかなと思って
質問させていただきました。

























