オレの世界観やねん 2012.10.12
2012年 10月 12日
この養成講座を受けるに当たって、私は以前、「フェイバリットホールド(必殺技)」が欲しいと言ったと思いますが、文字通り、ガンガンに進化してる実感があります。包丁一つでたくさんの美味しい料理を作るように、今まさにその包丁を磨いているところ。ぶっちゃけ、もうまかせろって感じです。もちろん怖さもありますが、だけど「やり方」をきちんと知っていると対処のしようもある。例えば稼ぎたいし、行動しているつもりなんだけど、もう一つ結果に結びつかない、、、なんて悩みも、そこに制限ビリーフがあるのなら取り除けばいいだけ。恋愛や結婚もそう。その方法を知っていて使えるのと、そうでないのとでは大きな差です。武者震いしますね。
今回の講座ではテキストを学習する以上に質問の時間が多く設けられているのがいいですね。私などもガンガンに質問する方なので、いろんな疑問がどんどんクリアになってきてます。それこそ曇った空が晴れ渡るように。私はまずは物事を単純化して、そこから枝葉を付けながら物事を考えるようにしてるのですが、ビリーフチェンジって要するに何なのか。この辺の話はどこまで書いていいのかわからないし、単純化して書くとかえって誤解も生じやすくなるでしょうから、あくまで私のフィルターを通した意見と思って読んで頂きたいのですが、要するにビリーフってのは、、、「両親の世界観(想念)」のことなんです。8割から9割は。それもそのはず。だって「三つ子の魂百まで」って話が事実ならば(事実だけど)、3歳までに最も密接に関わってくる人は両親ですもんね。ほとんどの場合。さらにその後も思春期にかけて関わってくるのは、相変わらず両親です。だったら、両親の世界観が性格や人間形成に影響しないはずがない。
「お金は汚いものだ」と思っている両親からは、その影響をもろに受け、その結果、その汚いお金から自分を守ろうとして収入が上がらない。または過剰にお金に執着したりする。「結婚すると苦労する」と思っている両親からは、その影響をもろに受け、その結果、苦労する結婚を自分から遠ざけようとする。すべてにおいて「両親の世界観」が大人になった今もなお投影されているのです。かなり以前の知り合いですが、物心付いたときから両親の仲が悪く、「あんた(子ども)がいなかったら、とっくに別れてるわ」と言われ続けてきたそうですが、やっぱり恋愛に関してはダメダメでした。「結婚なんてするもんじゃないよ~」と洗脳されてるようなもので、現に両親ってのは最初にして最大の教祖ですもんね。苫米地英人さんも「両親から脱洗脳せよ」みたいな本を書かれてたと思います。
確かに0歳から3歳、または15歳くらいまでは「両親の世界観」を受け入れなければ生きていけないので、それに従うことが自分のメリットでもあったのです。少なくともその当時は。だけど、大人になった今もなおその世界観を受け入れなければならない理由はありません。そして今さら「両親の世界観」を変えることなど不可能。ようは「両親の世界観」を取るか、「自分の世界観」を取るかなんです。
ただし、やっかいなのは「両親の世界観=自分の世界観」となってることに気づかない人が多いこと。もちろんそれで問題なければいいのですが、問題あるから悩むのであって、ならばまずは「両親の世界観」と「自分の世界観」を切り離す必要がある。だけどさらにやっかいのは、両親からして「自分の世界観」を作らせないように洗脳している場合があること。これがまさしく「考えてはならない」ってビリーフにつながります。そして気が付けば「私ってなに・・・?」って状況になり、おかしな「自分探し」を始めたりする。だけどその「自分探し」さえも「両親の世界観」にフィルタリングされてることがある。やっかいですよ、これは実に。
今日のテーマの一つに「自由に行動してはならない」ってビリーフがあったのですが、このセッションスクリプトを読み合わせて笑ってしまいました。なぜならこのスクリプトは私のケースそのものだったから。正確に言うと、私はこのスクリプト通りのことを20歳前に母親とリアルにやっていたのです。その頃は母親もやっぱり私にいろいろ干渉してきます。例えばインド。私がインドに行くと言うと、「それだけはやめてくれ」と止めようとするのです。一方で父親はと言うと、何も言いません。むしろ行ってこい的な感じ。そこで母親は言うのです。
「あんたのために言ってるんやで」
と。それ聞いて「カッチーン!」ですよ。20歳の私。そしてこう言い返しました。
「『あんたのため』って言うけど、おかん、それ自分のためやろ。自分が『不安』なのをオレに押しつけてるだけやろ!」
って。で、この台詞がなんとテキストのスクリプトのそのまま書かれてたのです。もちろん文言は微妙に違いますが、言ってることはまったく同じ。そのとき母親は、、、「そやな」と言って引き下がり、私は晴れてインドに行くことができたのでした。そして世界一周のときも似たようなことはあったけど、それでも行くって決めてるし、その時点では母親もあきらめています。
「あの子は行くって言ったらぜったい行くもんな~」
この台詞、こないだうちのツレにも電話で言ってたようです。私がシンガポール・マレーシアに行くことについて。先ほどの「あんたのため」の話に戻りますが、あの台詞によって私は「両親(ここでは母親)の世界観」から「自分の世界観」を見事に切り離すことができたのです。
この時点での「母親の世界観」とは「(子どもを)自由にしたら危険だ」ってことで、一方で「自分の世界観」は「自由に行動してもいい」ってこと。私の兄なんかはモロに「母親の世界観」を受け継いでしまって、私が「インドに行け!」といくら言っても聞きませんでした。インドは代表例ですが、似たようなことはたくさんあって、とにかく「動かないことがよし」みたいな世界観でしたもんね。先日の話を読んでもらえばわかる通り。もっと言うと、この「母親の世界観」は「祖母の世界観」でもあったのです。実は祖母は自分の子どもを3歳で亡くしていました。私の母の兄になるのかな。それは実に実に悲しいできごとで、祖母の中では「もう、こんなことは繰り返したくない。子どもは私がしっかり守る」って世界観がガチガチに形成されて、それをそのまま私の母に受け継いだのでしょう。実際、祖母は私が外に遊びに行くごとに、「へんなやつ、相手になったらアカンで」と言ってました。ま、そのときは「おばあちゃんがまた言ってるわ~」くらいで、私はその言葉(外には危険な人間がたくさんいるって世界観)を受け止めなかったのですが、20歳で私がインドに行ったのを知ったとき、私の母には激怒したそうです。インドなんか行かしたらアカン、あんた親やろって。ただ、残念ながら私は行くって言ったら行きますもんね。
そんな感じで私は「両親の世界観」から「自分の世界観」をきちんと切り離すことができ、まあ、自由に生きさせてもらってます。この私の世界観はおそらく子どもたち(ちびQ・たくちゃん)にも受け継がれることでしょう。自由奔放に生きて欲しいと思っています。こないだツレが「子どもたちが世界一周に行くって言ったら行かすの?」って私に聞いてきましたが、愚問もいいとこ。当たり前じゃないですかね。
もう一度まとめますが、「ビリーフ」とは何か。それは主として「両親の世界観」のこと。もちろん「両親の世界観」と「自分の世界観」が一致して問題なければそれでいいす。だけど、そこに不一致があって苦しければ、そこは取り除く必要がある。これがビリーフチェンジの本質です(あくまで私の理解ですが)。で、これを私なりに公式化するとこう。
「Because A , B」(Aなので、B)
↓ ↓
「Even if A , not B」(たとえAでもあっても、Bでない)
A:「両親の世界観」
B:投影された「両親の世界観」
「」内:「自分の世界観(ビリーフ)」
これを「自由な行動」を当てはめると、
「両親は自由な行動を制限するので、私も行動を制限する」
↓ ↓
「たとえ両親が自由な行動を制限したとしても、私は行動を制限しない」
前者がチェンジする前のビリーフであるの対し、後者はチェンジ後のビリーフ。「両親の世界観」と「自分の世界観」を切り離して、これからは「自分の世界観」を生きることをコミットするスクリプトとなっています。この公式は私の理解に過ぎないので、これがすべてではないと思いますが、とりあえず私なりに使える公式にはなったと思います。後は実際のセッションでどうなるかですね。精進させて頂きます。
そんなわけで今日も学び多い一日でした。終了後は築地で飲み会。

私のツアー参加者さんたちと。これまた実に濃い時間となり、7時に集まって11時までが最初の店。その後も全員で別の店(写真)で1時まで。さらに私含む4人は新宿までタクシーで行って3時前までカラオケ。私はそこで退散しましたが、残り3名は始発までいたと思います。私は永ちゃんとボウイを歌いました。明日はいよいよ、、、昆虫料理と同窓会です。ありがとうございました。
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いつも記事に対してわくわくしているにもかかわらず一度もコメントしたことないのですが、今日の写真にはなぜかコメントせずにいられませんでした。
たーまーごーーー!!!すごいー!おいしそうー!
本日の記事で、私には恋愛がうまくいかないビリーフがあるなぁと気づかされました。ずっと考えてきたけれど、もうちょっと考えてみよう。
はい!