左脳情報を右脳で吸収する 2012.7.5
2012年 07月 05日

やっぱりお金もらってセミナーするからには、顧客満足度は最高にしたいじゃないですか。すべて「可」とか「不可」でありながら、「ベストを尽くすことが大切なのよ」とか「アナタはアナタらしくていいのよ」なんて言う人いたら、それはアホと呼ばれる人種。お金もらっている限り、「ベストを尽くす」とか「アナタらしく」なんてのは通用しません。実は今日、この頂いた葉書をですね、、、しばらくじっと見つめていました。「あ~、よかった」と思いながら。だけど次回もまた「評定」されて、もしも「良」とか付いたらどうしよう、、、とか心配するオレがいたりしてね。そうならないためにも、今から完璧を目指して準備するしかないじゃないですか。ほんま、めっちゃストレスですわ。だけど、このストレスこそが自分を成長させる。そして何より「魂」が喜んでる。今後もどんどん商工会議所や企業など、バリバリのビジネス系のセミナーを展開していこうと思います。だけど、その一方でスピ系も大切ですね、私にとっては。ただし、私のスピ系はめちゃめちゃ左脳的です。以前はそれこそ催眠誘導とか右脳系に入ったこともあるのですが、私向けと言うと、やっぱり「左脳」なんですよ。
何度も言うけど、「願望実現」とか「引き寄せの法則」において大切なのは「左脳」です。「ビリーフ・チェンジ」もそう。個人的には「右脳信奉」ほどバカげた話はないと思っています。とにかく、「右脳」ってバカですからね。バカはバカなりに幸せにもなれるけど、どうでもいいことで悩んだりするのも左脳がしっかりしていないから。前も言ったように、アメリカなんかでは「自我」を完全に崩壊させるセミナーとかあって、極端なケースでは人前で脱糞するワークなどもあるらしいと。それなどまさに「左脳」が完全に瓦解してしまって、まるで動物か赤ちゃん。彼らは「右脳」しかないので、人前でウンコするのも平気(お分かりと思いますが、私が言う「右脳・左脳」とは解剖学的な意味ではなく、機能的な意味における脳の役割のことです。つまり赤ちゃんにも左脳はありますが、左脳に対して右脳の「機能」が発達し過ぎてるってことです)。
セラピーとかセミナーなんかでは、しばしば「私を変えて~」なんて姿勢で、平気でセラピストの前に潜在意識を投げだす人いますが、危険極まりない。セラピストだって誰もが善人とは限りませんからね。ミルトン・エリクソンって人は、天才でありながら、素晴らしい人間性の持ち主だったとか。一方で、そのエリクソンをモデリングしてエヌなんとかピーってのを体系化した人たちなど、単なる守銭奴って説もあります。先日、私が棚田氏の養成講座を受けるって話をしたところ、「アナタは棚田氏に洗脳されている!本当の催眠は私が教えてあげるから、1,000円でいいから私のセッション受けなさい!」と言ってきた方がいらっしゃいましたが、とんでもない話です。セッションを受けるってことは、2時間以上もその方の前に潜在意識を投げ出すわけで、「アナタは洗脳されている!」なんて言う方に対しできるはずありません。
あと、コーチ、セラピスト系にしばしばいらっしゃるのが、「私が変えてあげる」的なスタンスの人。以前、私のセミナーにセラピスト系の女性が来られました。その方、同じ参加者の男性の方に対して「私だったら彼を変えられるのに~」を連発していたのですが、私は適当に相槌を打ちながら、「そりゃ無理だろうな、そしてこの人は絶対売れないだろうな」と思っていました。厳密な意味での「変わる」とは「潜在意識」の情報そのものが変わることを指します。しかし、何度も言ってきたように「潜在意識」は「変化」を嫌いますので、自分自身で変えようとすることはもちろん、人から変えてもらうこと、そして「変えようとする人」のことも嫌います。と同時に、「私を変えてください」と強硬な姿勢でやってくる人ほど、自分で変わろうとはしません。例えば表情をやわらげてリラックスするために「眉を上げてください」と言っても、絶対に上げようとしません。本人は上げてるつもりかもしれないけど、もっともっと大げさに上げないとわからなもの。だけどその「大げさ」がまずできないし、しようとしない。こういう人を私は「潜在意識の固い人」と呼んでいるのですが、一方でこちらが笑ってしまうくらいに大げさに上げる人もいます。その人は「潜在意識の柔らかい人」であって、「変化」そのものを楽しめる人。なので、きっかけがあればどんどん加速します。
つまりは、「変える必要があると思われる人」ほど変えるのは難しい。そこをわからずに、ほとんど人間関係のない人に対して、パッと見の思い込みだけで「私なら変えられる」と思うのなら、セラピストとして失格でしょう。あと、私のツアーとかセミナー参加者にまれにいらっしゃったのですが、他の参加者にやたらと助言や説教をしてしまう人。本人は良かれと思ってやってるのでしょうが、そんな状況では絶対にその助言は受け入れられません。主催者である私が言うならまだしも、昨日今日会ったばかりの同じ参加者から上から目線で言われたところで、不快な思いこそすれ、決して心を開くことはないでしょう。私も経験があります。とある情報系コンサルさんのセミナーに参加したとき、懇親会でその方の隣に座ることができ、いろいろ質問してたのです。するとそのコンサルさんの追っかけと思しき同じ参加者の男性が、なぜか横からダメだしの追い打ちかけてくるのです。コンサルさんが私に「セミナーのDVDを作ったら、一つのセミナーで売り上げが倍増しますよ」とアドバイスしたそばから、「しないのはもったいないですよ」と追い打ちをかけるのです。そんなことが4度5度続いたので、ウザくなってその方に聞いてみました。活動内容と稼ぎを。すると、普通のサラリーマンで特にフリーの活動はしていない。そのコンサルさんのブログのファンだから来てるのだと。ああ、言いたかっただけなのか。それで悦に入りたいだけか。
そんな話はともかく、人は、潜在意識はとかく「変わる」ことを拒絶します。潜在意識にとって一番良い状態は「現状」でしかありません。貧乏なら今までと同じく貧乏、病気なら今までと同じく病気である「現状」を維持しようとする。もちろん「意識」は変化したいと思っているのだけど、「潜在意識」は頑なに拒絶。では、そんな「潜在意識」をどうやってとき解せばいいのか。それが「ラポール(信頼関係)」と呼ばれる状態。それは自分とのラポール、他人とのラポール。
自分とのラポールとはつまり「意識」と「潜在意識」のラポール。「意識」は古くなった「潜在意識」にダメだしをするのではなく、まずはその働きを認めること。他人とのラポールも同様、相手を認めることからスタートする。「認める」ことで、「潜在意識」は途端に姿勢をやわらげ、「変化」を受け入れるようになるのです。コーチングやセラピーが機能するのも、ラポールがある状態に限り、むしろラポールさえ築ければ、高等なテクニックなど必要ありません。と言うか、ラポールがある状態で、「アナタはこれからますます加速しますよ」と言うと、本当に加速し始めます。むしろそこには根拠なども必要ない。ただしこの状態は、場合によっては危険。いわゆる「ハイパーララポール」という状態になれば、相手の潜在意識はあらゆる情報を受け入れ始めるので、極端な話、人前で脱糞しろと言うとその通りにしてしまうことも。昔の自己啓発セミナー(洗脳セミナー)なんかも、そうやってトレーナーと受講生のラポール、そして場のラポールによって、受講生の「潜在意識」をまったくの解放状態にします。そこで「次のアドバンスコース(20万円)」への勧誘が成功し、さらに次へ次へとなり、最終的に待っているのが「脱糞」です。すいません、このネタ、しつこ過ぎますかね。
ですので、本当に愛と善のある人でなければ、不用意にラポールなど築いてはなりません。犯罪者や詐欺師とラポールを築いてはならないのですが、いかんせん、彼らはラポールが上手。結婚詐欺などまさにそうですもんね。プロの手口にかかったら、いちころです。だからこそ、私は「右脳全開」つまり「潜在意識」を開けっぴろげにした状態で「変化」を受け入れるのではなく、あくまで「左脳」で「変化」を起こす研究をし、その実践をしているところです。ビジネスセミナーなんかは、右脳的な要素が必要な場合もありますが、あくまで「左脳」で情報を処理して、自らを成長に導くために機会。同様に、私の場合はビジネスセミナー以外の「引き寄せの法則」などのセミナーも、完全に「左脳」で理解し納得し、そして実践できるように落とし込むことが目的です。
と言うわけで、この夏から秋にかけて、大阪、名古屋、東京で「引き寄せの法則」のセミナーをやっていきますが、「左脳全開」で飛ばしたいと思います。ただ、左脳、左脳と言っても、私のセミナー自体はライブ感覚ですので、五感で吸収できるもの。左脳情報を右脳で吸収できるセミナーも、我ながらなかなか珍しいと思っていますので、今後のセミナー展開をどうぞお楽しみに。商工会議所などの営業セミナーも実はそんな感じです。ビジネスセミナー講師には私のようなタイプは珍しいと言われるので、今後、ますますのブレイクが期待できるところです。最近、ほんとに思ったことがどんどん実現加速しているので、明日がまた楽しみです。あるがとうございました。
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