Q州ツアー2012の1(宿坊、セッション、滝行、そして・・・) 2012.6.9

 6月9日~11日で「Q州ツアー」を開催しました。男性5名、女性11名の総勢16名。レンタカー2台で福岡、佐賀、熊本、宮崎、長崎を周り、今回も思いっきり非日常を体験してきました。私にとっては何度も行っている場所。だけど、メンバーが違うと旅はたちまち別世界となる。まさに、旅はどこに行くかではなく、誰と行くかなのです。その点で言うと、自分で言うのもなんですが、私主催のツアーに来られる方々は、例外なく素晴らしい人ばかり。そして今回に関して言うと、実に不思議なメンバーが出そろいました。簡単にご紹介しますと、このブログにも度々登場するネットコンサルの伊藤哲哉さん、日本にロミロミを初めて持ち込んだ「ロミロミの父」ことマハロ片山さん、先日チェンマイでフルフェイルメント瞑想の教師となったほこぴーさん、昨年9月にブラック企業役員を辞しインドツアーそして世界一周から帰ってきたばかりの麻井克幸さん、本当は名前出してもよいのだろうけど仮病使ってツアーに参加したカウンセラー等のYMさん、ツアー前日の夜に突然参加が決まった現在彼氏ラブラブ中のMMさん、ほめるとすぐにイヤイヤと否定する姿がイジりがいある左脳美人MYさん、実は同学年なることが判明したこれまたキャリア美人の大酒のみSYさん、この1~2年で自らガラガラと人生を変え新たな恋と結婚へと発展確実なYAさん、今年小さな一歩で人生が大きく変化しつつあるツルツル笑顔のUYさん、アイデアと直感だけで仕事する驚くほど肌がキレイなふわふわ系TRさん、驚くほどの美人ながらビリーフチェンジで人生加速まっただ中のKYさん、KYさんと前世姉妹で怪談大好き不思議系美人のツッコミ上手HYさん、見るたびに妖精度が増すばかりのマナティLOVEの癒し系NKさん、そして放送禁止のIMさん。

 珍しくメンバー紹介させて頂きましたが、とにかく今回のツアーもすごかった。三日分のブログを今から書きますが、まともに書いたら本一冊は余裕で超えそうです。Q州ツアーも2泊3日のシリーズは今回で5回目。今回は私にとってはすべて行ったことある場所ばかり。だけど、その分なのか「気づき」の量と質がハンパなかったです。しばらく引っ張る可能性はありますが、まずは淡々とツアーの全貌をご紹介していきますね。

 初日は6月9日。6月9日という日は私にとって「扉」となる日です。2007年6月9日に初めてセミナーをした日も土曜日でした。何かが一巡したような。12時半に福岡空港に集合。一番ドキドキワクワクする瞬間です。この時点で完全に初対面の方はTRさんのみ。TRさんいわく、「思ったよりソフトですよね」と。オレってそんなにハードかなあ。自分ではゆるキャラのつもりなんだけどね。でもまあ、確かにブログには私の激しい面が出やすいのかもしれません。セミナー中も。だけど、実はすごく優しくて繊細な男なんで、そこんとこヨロシク。周囲を気遣い過ぎて気疲れで一番にダウンする奴なんです。はい。

 で、そのままレンタカーに乗って宿坊へ。さっそく自己紹介、セミナー、ワークに入ります。今回のテーマは「ビリーフチェンジ」でした。ただ、ビリーフチェンジについては、今回に限らずこれまでもずっとテーマとして取り組んできたもの。一応、ビリーフ(思い込み)についての説明をした後、ちょっとした個人セッションを披露しました。それを見ながら、それぞれが自分自身の「ビリーフ」を見直すきっかけになればいいと思って。内容はブログには書けませんが、一つの糸口を言うと、それは「繰り返し」について。例えば「一日に3回犬に噛まれたら、少なくともそれは犬のせいじゃない」って話がありますが、人生において同じようなことを繰り返す人っていますよね。恋愛にしても、なぜか同じような感じの人と出会って好きになったり、職場でも、なぜか転職しても同じような人がいて悩んだり。このような「人生における繰り返し」は例外なく「ビリーフ」がそうさせています。

 頭(意識)では求めてないのに、現実には同じことを繰り返してしまう。例えば、浮気、DV、ダメなど、決して望んでいないのに、なぜかそのような男(女)ばかり好きになってしまうとか。それはビリーフ、言い換えると「もう一人の自分」がそうさせています。ビリーフをチェンジするには、その「もう一人の自分」と対話することが重要。だけど、その「自分」と対話するのは、決して楽なことじゃありません。今日のセッションはどうにかその「自分」と向き合うことはできました。つまり「意識」と「潜在意識(ビリーフ、もう一人の自分)」との分離です。ただ、一度は分離できたものの、最終的にはまだ「残っている」ところでセッションは終了。しかし、それを感じ、意識できただけでも大きな一歩です。その残っているもう一人の自分は、、、今回のツアーできちんと対話することになりました。本人もその覚悟ができたので、セッションとしては上手く機能したと思っています。

 時間は4時10分。30分に滝行のお約束を頂いていたので、急いで車で出かけます。「金剛の滝」です。水量自体はいつもより少なく、頭からドカドカ~と打たれることを期待していたかもしれませんが、実際立ってみると見た目より水は厳しい。これが「金剛の滝」の特徴であり、私自身も特に真冬はいつもビビってしまいます。
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 2004年8月に初めて滝に打たれて、今年で8年目を迎えます。年間100日やっているので、だいたい800回ほど打たれています。「滝行」でイメージされるのは「浄化」だと思いますが、私もそう思います。ただ、何を浄化するかについては、一般にはあまり知られていないでしょう。人によっては悪霊だとか、悪運だとか、そんなのをイメージするかもしれませんが、メタファーとしては間違っていません。しかし、これまで何度も言ってきたように、「霊」も「運」もそれ自体が「実体」として存在するのではなく、一つの「情報」としてあるだけ。つまり、私が思う「浄化」とは「情報の浄化」であり、その「情報」とはまさに無駄で無益な思い込み、、、つまりビリーフなのです。ビリーフはしばしば「身体」に現れます。例えばたくさんの収入が欲しいと思って、実際に理想とする収入を得ている人が身近にいたとしましょう。月収300万円とか自分の10倍。最初はそんな人と一緒にいるとワクワクするのでしょうが、あまり長くは一緒にいられません。なぜなら、自分と違うから。ギャップがあるから。頭では月収300万円を望んでいても、潜在意識が受け入れているのは30万円。つまり「自分の器は30万円」なるビリーフがあると、300万円をイメージすると疲れるのです。その疲れは「身体」に出るため、場合によっては肩こり、腰痛、胃痛、頭痛などが引き起こされます。

 そこで「滝行」によりリラックスできれば、そのような身体のコリはほぐれ、同時に潜在意識にインプットされたビリーフも解きほぐされます。また、「自分はダメだダメだ」と思い込んでいる人も、周囲にポジティブな人とか、楽しい人がいたら疲れてしまいます。それが「身体」に表面化し、ネガティブな「オーラ」をまとうようになります。滝行における「浄化」とは、まさに「自分はダメだダメだ」のような情報、つまりビリーフなのです。その意味でも、今回のツアーにおけるビリーフチェンジのテーマは満たしていることになります。

 そんな感じで一通り滝行を終え、宿坊に戻ります。お風呂に入れる人は入り、7時過ぎから夕食。いつものように豪華な精進料理。一時間ほど料理とお酒を頂き、再び入浴休憩。9時過ぎからお二人にお話をして頂きます。一人目は先日、ピースボートによる世界一周から帰ってきたばかりの麻井ちゃん。すごく面白かった。週刊誌でも叩かれてましたが、今回のピースボートもトラブル続き。中でも船の故障で5日ほど、海の上で漂流したときなど、真っ先にパニックになるのは年配の方だそうで。どうしようもないのに主催者にクレーム付けまくったり。だけど、若者は割と冷静。そんなときこそ年配の方がしっかりしないといけないのに、境地に立たされるとそんなものなのかな。下船後も人権を守る会とか何とか言って訴訟起こしてるとか。はたから見ると、そんなトラブルも含めてピースボートだし、一人で世界一周してもそんなことの連続。でもまあ、定年後に優雅に船で世界一周しようと思って乗った人には腹立たしいのかな。値段が値段ってこともあるのに。それからピンクボートについての話は、、、ごほん!そして次はほこぴーさん。チェンマイでの瞑想修行についてなど。宿坊で瞑想の話を頂くのもすごくいい雰囲気です。
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 そしてこのとき、遅れた一員が登場します。一週間ほど前、急にどうしても外せないお仕事が入り、初日の夜に遅れて来られる女性。仮にIMさんとしておきます。とりあえず入浴して頂いて、上の写真のタオルかけてる麻井ちゃんの横の座布団に座ってもらいます。この段階でかなり場が出来上がっていたので、IMさんにも追いついてもらう必要があり、自己紹介などいろいろお話に加わって頂きました。仕事の話とか、メンバーとの共通点とかも見つけ、ちょっとずつ馴染んできたとき、なぜか横に座る麻井ちゃんだけは体育座りでIMさんに背を向けて表情を固めているのです。妙に思って、「そう言えばIMさんは名古屋ですよね。麻井ちゃんも名古屋だね」って話を振ったら、おもむろに麻井ちゃんが口を開きます。

「って言うか、オレ、知ってるんですよ。IMだろ!」

 何事が起ったのか。IMさんもビックリした顔で麻井ちゃんに向き直ります。せ、せんむ。。。何と麻井ちゃんは前にいたブラック企業の役員で、IMさんはその直属の部下だったのです。昨年の3月頃の話。8月いっぱいで辞める麻井ちゃんは、最後のはなむけとして新規事業を立ち上げ、その際、部下を二人預かります。その一人がわざわざ別の部署から志願してやってきたIMさんでした。まあ、こんな偶然ってあるのでしょうか。
 
 事業の責任者である麻井ちゃんは、とにかくその使命感からも部下を厳しく鍛えます。スクリプトを覚えこませ、何度もロープレを繰り返し、営業にも同行。しかし、IMさんは、「超」が付くほどの「天然」だったのです。きちんとする麻井ちゃんは、そんなIMさんにイライラしてなりません。私もこの3日間、IMさんと接していて、確かに天然も天然もド天然。私にとってはかなり好きな雰囲気ですが、一緒に仕事するとタマランやろな~とは思います。客先からは「担当変えろ」と幾度となく言われ、商談もテレアポも、何するかわからずいつも冷や冷やする。だけど、ド天然なのが幸いすることもあり調子のいいときはバンバン決める。しかし、調子悪いときはゼロ行進。極端なんです。ある日、商談が夜の10時まで及んだにも関わらず、IMさんは成約することができず、会社にいる麻井ちゃんに「ダメでした」と電話を入れます。しかし、麻井ちゃんは容赦なく、「ダメじゃなくて、もう一回行って。取ってくるまで帰ってこないで」とまるで「鬼畜」のような言い方でIMさんを突き放します。

 その翌日、、、IMさんは「専務、辞めます」と言って会社を去りました。あれから一年がたち、なんとQ州ツアーにて再会してしまったのです。IMさんからすれば、麻井ちゃんの声を聞いただけで胃が痛くなるほど。麻井ちゃんもIMさんには何かと苦しめられた当時の苦々しい記憶が蘇ります。そんな二人を見て、、、爆笑したのは言うまでもありません。ちなみにIMさんが今回のツアーに参加した理由がぶっ飛びでした。今年の3月、夜、テレビを見ていたらたまたま「久高島」の特集があり、気になってネット検索するとこのブログがヒット。ちょうどその記事にQ州ツアーの事前受付がアナウンスされ、よくわからないけどとりあえず申し込んだそうな。その後、私のブログもほとんど読まず、事前の交流掲示板も自分が書き込んだ以外はほとんど見ず、ゆえに麻井ちゃんが参加することも知らず。ブログには書いてたのに。普通じゃないでしょ、IMさん。

 そして翌日も早いのでお開きに。その後、女子部屋ではIMさんを囲んでトークが繰り広げられ、遅れを取り戻すどころか、大島優子も真っ青の一気にセンターへ。しかしこの偶然の出来事は、、、この3日間を通して私たちに「宇宙」を見せてくれるに十分な展開でした。テーマはビリーフチェンジ。なぜ今にしてこの二人が再会したのか。その意味も私なりに理解でき、そして心震わす私がいたのです。明日もまた盛り上がります。ありがとうございました。

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by katamich | 2012-06-09 23:39 | ■旅・ツアー | Comments(0)