ガンガンの本音 2012.5.28

 昨日は久々に目一杯身体を動かしたので、今日の午前中まで疲れがとれませんでした。やっぱり、歳を感じるとはこのことか。この点、子どもは若いうちに作っておいた方がいいとは思いながら、逆に40代のこれから、子どもと遊ぶためにも身体を鍛えるためのモチベーションにもなりそうです。現に最近、いろんな意味で身体に気を遣っていますし。腕立ても以前は30回でくたばってたのが、今は100回も難なくクリア。ただ、見たところちょっと浅いようなんで、これからは回数ではなく深さを求めようと思います。試しに顎が床に付くまでやってみると、10回でかなり腕がパンパンに。これで100回できると、これはこれはインナーマッスルが鍛えられそうです。

 ところで最近、コーチングがまた面白くなってきました。やり方を工夫することで、これまで以上に成果も出やすくなり、私自身も楽しいです。それもだいたい朝の5時か6時にお願いしているので、お互い邪魔されずに気持ちよくセッションができます。夜やると、しばしばちびQの襲撃に合ったりしますしね。私のやり方はまさに「ビリーフ」と「行動」の二段ばさみ。セッションするだけでみるみるビリーフが変わる、、、なんて甘いことは言いませんが、それに日々の行動が加わると、人間って割と簡単に変わるもんだなってのが改めての実感です。

 そして私のコーチングは「投資」と考えて頂いています。今は月2回のセッションで21,000円ですが、それで利益が20万円増えればめちゃくちゃ効果的な投資になりますよね。そうなればその方とも末永くお付き合い頂けるし、徐々に値上げしながらも、お互いにウィンウィンの関係でいられるわけです。先日、ネットコンサルの時枝さんが言ってたのですが、彼のクライアントさんに、初期費用としてホームページの作成代20万円を戴いた後、完全歩合で売り上げの2割を戴くことでお付き合いしている人がいるそうな。ただ、思ったよりも売れるもんだから、クライアントさんは定率ではなく定額にしておけば良かったと冗談吹いてるとのこと、これは理想的な姿ですよね。

 もっともコーチングの場合はセッションと売上げの相関関係がコンサル以上に見えにくいので、なかなか定率にはできませんが、将来的にはそのような路線も探っていきたいとは思っています。ただ、今のクライアントさんはいろんな業種の方がいらっしゃるので、私自身もそれぞれの業界についてちょっとは詳しくなりつつあります。これもちりも積もれば山となるで、ある程度の知識の集積があると、将来的に個別のコンサル業などもできそうな感じです。ただ、それはあくまで付随的なものであって、私の本業はやはりメンタルコーチです。

 ですので、クライアントさんのために、私自身もどんどんスキルアップしていく必要があり、その意味でも9月からの「セラピスト養成講座」はすごく効果的な「投資」になると思うのです。私はこの世の中、もしも「二極化」が本当にあるとすれば、それは「投資」のマインドがあるか否かによると思っています。「投資」の反対は「消費」または「浪費」です。同じお金や時間を使うにしても、その人の中で「投資」なのか「消費」なのかで意味がまったく違ってきます。

 例えば6月や7月のQ州ツアー。2泊3日でいろいろな経験をして頂くのですが、滝行、宿坊、阿蘇、秋本神社、湯布院など、ぱっと見は遊んでばかりで「消費」に思えそうですが、例えば私のツアー常連となっている伊藤哲哉さんなどは完全に「投資マインド」になっています。もっとも、彼の場合は私と同様、いろんなインスピレーションが商売に直結しているのですが、本当は私や伊藤さんに限らないことなんです。参加する意思として、何か一つでも二つでも実生活に活かせるネタを見つけるつもりで参加すると、不思議と見つかるもんです。昨年のツアー参加者にはそんな人が多かったです。そして何より「楽しい」のが魅力。つまり私のコンセプトは「楽しい投資」なのです。
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 ここでようやく先週の棚田セッションの続きに入ります。この話始めてからにわかにアクセスも上がってるし、メールを戴くことも増えました。やはり「ビリーフ」は多くの人の関心事のようです。だって、私たちの苦しみは100%ビリーフの仕業ですから。その「ビリーフ」に気づかずにいると、なんか知らないけど漠然と苦しいって状態が続くのです。それはさておきセッションの話でしたね。

 他の人は一時間近く、人によっては一時間半もかかったりするのですが、私はほんの10分で終了。棚田氏もそれ以上する必要がないと判断したのでしょうが、私自身の内的変化は相当なものでした。テーマは「2,000万円の壁を突破する」ですが、先日言ったように「カネっすよ!カネ!カネ!」でセッションがスタート。それに先だって自分のイメージで行ったセルフセッションを再現しようと思ってたのに、まったく違う方向に進んでしまいました。

 もう、だいぶ記憶が薄れてるのですが、つまりこういうこと。何が私の「壁」になっているのか。一つは父親を超えること。だけど、それはその前のセルフセッションで解決していた。では何が。私の中ではもっともっと「ガンガン」やれば、収入が増えると思ったいた。そしてこのブログにも「ガンガン」をここ最近、言い続けたきた。だけど、本当のことを言うと、私自身、なにも「ガンガン」やってない。いや、もちろん朝4時に起きて写経したり滝行したりコーチングしたり、ブログもたくさん更新して、さらにはいろんな場所に出かけたりして、動いてはいるつもりです。それを「ガンガン」と言えばそうかもしれない。

 だけど、実のところ独立して7年間、一度たりともガンガンやったことがないのです。この場合の「ガンガン」とは「苦」のこと。その意味では会社員時代はガンガンやってたのでしょう。最後の方はおよそ非生産的な仕事に明け暮れ、だけどやらなければならない。それはある県の「住宅基礎調査」の仕事だったのですが、延々とエクセルに張り付いて、作業、作業、作業。そのときの思いが拙著「宇宙となかよし」にも出ているのですが、私の求める「ガンガン」とは結局、そこから脱してなかったのか。

 棚田セッションではエンプティーチェアという技法をよく使うのですが、これは文字通り「空のイス」に特定の人物をおいて対話する手法。そのイスに座るのは両親や先生、上司、同僚、友達など実在の人物の場合もあれば、北斗の拳のケンシロウなど架空の人物の場合もあります。では、私の前の空のイスには誰が座ったのか。それは「言い訳する自分」でした。

 まず、今の場所からその「言い訳する自分」に説教をかまします。そしてその直後、空のイスに座って、つまり「言い訳する自分」と同化して、文字通り言い訳します。説教する自分は「ガンガンやれ!」と言ってるのに対し、「言い訳する自分」は弱気に言い訳。再び説教する元の自分に戻り、その言い訳を聞いてみたのですが、その瞬間、私は身体を右にひねり、右手をイスの後ろに回してしまったのです。無意識のうちに。

 その瞬間、棚田氏は「今、右手を後ろに回しましたが、何が起こったのですか?」と質問してきます。その瞬間、2秒ほどポーズがあり、それも永遠なる2秒のポーズ、ジャズで言うブレイクが挟まれ、ふっと笑いが起こったのです。その瞬間、ビリーフチェンジが起こりました。

 なぜ身体をひねったのか。それは私の中の「葛藤」を緩和するため。「不一致」から目を逸らすため。それはどんな「葛藤」なのか。どんな「不一致」なのか。それは「ガンガン自分に負荷をかけて苦しむことで年収は上がる」との表向きの思いと、「本当はもっと楽しく笑いながらやった方がいいじゃない」なる本音の思い。そして棚田氏はさらに私を追いつめます。「誰がガンガンやれって言ってきたのですか?」、と。その瞬間、ある人物が浮かんできたのですが、そこではあえてその人物の名を言いませんでした。それは加賀田晃氏でもなく、今までたった一度しか会ってない、ある人物でした。その話は極秘ブログでしたいと思いますが、いずれにせよ、「ガンガンやれ」と言った張本人がいるのです。

 特に3.11の震災以降、まさに「頑張れにっぽん」をスローガンに国中が死力を尽くしてきました。原発問題を始めまだまだ問題は山積みですが、みんなが頑張ったおかげで、諸外国から比べると驚くべきスピードで復興を成し遂げようとしています。2011年3月11日の私のブログは、ただ「がんばれ」としか言えない状態。そのときの状況が状況だけに、その言葉がしっかりとアンカリングされてしまい、自ずと「頑張れ」とか「ガンガン」という言葉を求めていたように思います。

 その結果、頑張らない奴はダメ、ガンガンやらない奴はクソ、、、みたいな論調がこのブログ自体を支配するようになり、それは同時に自分自身をも苦しめる蟻地獄へと巻き込んで行ったのです。しかし、よく考えると、

「オレって、少なくとも独立してから7年間、一度もガンガンやったことないやん」

なる事実に気が付き、自分でもやってないことをブログやセミナーで他人に強要していることへの「葛藤」が、私のさりげない仕草により露呈してしまったのです。そのことに改めて気が付いたとき、もう笑うしかありません。

 棚田氏のすごいところはそのキャリブレーション能力。棚田氏のセミナーに行く前、あるパーティで氏のお弟子さんの一人であるカズ姐さんに会いました。そのとき、「今度、棚田さんのセミナー行くよ~」って行ったら、「すごいよ、特にキャリブレーションが」と言われました。キャリブレーションとは要するに「印を付ける」との意味の「観察」のこと。この場合の「印」とは無意識的な反応のこと。私で言うと、腕を後ろに回した仕草。確か、北岡泰典氏もNLPはキャリブレーションに始まりキャリブレーションに終わると言ってましたね。

 人はなぜ停滞するのか。それは「葛藤」を抱えているから。しかしその葛藤を乗り越えることができれば、その人は間違いなく加速する。あ、やっぱりこれだったのか。

 ただ、私がこれまで「ガンガンやってない」と言いながらも、やることはそれなりにやってきたと思います。時には寝ないで原稿を書いたりしたことも。そして何が好き子ので真冬の滝にも打たれています。だけど、それもこれもすべて「好き」でやっとることです。真冬の滝は確かに冷たいし辛いとこもありますが、それでも何度も行ってしまうのは、結局、好きだから、楽しいからなんです。

 ビジネス書にはいわゆる「説教本」なるジャンルがあります。例えば古市なんとかさんの「早起きできない奴はカス!」みたいな本が30万部も売れたりもして。一方で「そのままでいいのよ」的なスピリチュアル本もよく売れています。では、まったく逆のことを言いながら、なぜそれらは同様に売れるのか。それはまさにその著者の「信念」があるからです。そこには「葛藤」も「不一致」もなく、まっすぐな信念があるからなのです。

 それに対して私はどうか。一度もガンガンやったことない奴が、それを他人に求めてどうするねん、ってこと。つまり私は今までも、そしてこれからも「楽しく」やっていくのに、それとは逆のこと言ってどうするねん、ってこと。これらの「一致・不一致」を簡単に確かめる方法があります。それは、

「オレはこれからもガンガンやっていきます」
「オレはこれからも楽しくやっていきます」


とそれぞれ口に出して言ってみて、自分の身体の反応を見ること。今やってみると「ガンガン」には胸のつっかえがあるのに、「楽しく」は実にすっとしています。要するに私が「楽しい」を全面に出した「ツアー(Q州、沖縄、熱海、インドなど)」はすぐに満員になるのは、私の中での「不一致」がないからなのでしょう。それに対して最近のセミナーはどちらかと言うと「ガンガン」を全面に押し出しすぎていた。もちろん「ガンガン」が良くないのではありません。それは「言葉」と「感覚」とが一致しているか不一致なのかによるのです。

 ただ、このような気づきがあったところで、もう「ガンガン」を封印するかと言えば、決してそれはないです。ただし、これからはもっともっと信念、確信をもって言うことができるだけのこと。つまり、

「ガンガンやろうぜ!(そうでない奴はカス!)」

から

「ガンガンやろうぜ!(楽しいから!)」

に括弧内が変わるだけ。その後半の括弧内こそが「身体感覚」であり、潜在意識、つまり本音。その感覚を持つことで、「言葉」が生き生きと輝き始めるのです。

 先ほどQ州ツアーを「楽しい投資」と言いましたが、まったくその通り。だいぶ以前、滝の導師からこんな風に言われたことがあります。

「昔は苦行を勧めてたけど、見てると、どうやら楽しく行した方が早く到達するようだ」

 そう、滝行など、私は楽しみそのものですから。もちろん一回一回は間違いなく入る前にブルーになるのですが、それでも行ってしまうのは究極楽しいから。最近やってる写経も楽しいし、もちろんブログも楽しい。コーチングも楽しいしセミナーも楽しい。飲み会も楽しい。結局、楽しいことしかやってないわけで、それでいて「ガンガンやらない奴はカ~ス~!」って言うのは、ほんま、どうよって感じ。

 ただし、「そのままでいいのよ~」とはこれからも言わないと思います。それよりも「そのままでいいはずないだろ!おまえの可能性はそんなもんなの?オレだってオ○ニー100日我慢したんだぜ!」と余計なことは申し上げませんが、前半は本音です。このままじゃダメだ、も大切なのです。そしてそれを乗り越えたときにこそ感動があるわけですから。本当の楽しさに出会えるわけですから。と言か、それ以前に乗り越えるために頑張ってる、その姿がカッコいいし、最高なのも事実ですよ。

 そんなわけで、私にとってあの二日間のセッションは、悔しいかな、言い経験でした。本当は「棚田氏、アカン」って言いたかったのですが、やっぱすごかったんで素直に学ぼうと思う次第なのです。ちなみに、彼はまあ、魔法使いですね。セッションに入った瞬間、周辺視野が縮まるんですよ。そして右目の右上にツツツ~っと涙が走って、その「場」自体に感情放出のための強烈なアンカーがかかっているのもあるでしょうが、周辺視野が縮まるのはビックリでした。

 セッション受けながら「なに催眠かけてんねん!」と思いましたもん。そもそも「催眠術」ってのは、日本に入ってきたばかりのときは「注意術」って翻訳されてたそうです。まさに周辺視野を縮めて、一点に集中させる技法。魔法です。以上がセッションの全貌かな。私も少しは素直になったようです。とにかくこれからもガンガン頑張りたいと思います。ありがとうございました。

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Commented by nana at 2012-05-29 15:55
結局、Qさんの名言「晴れてるか?」ですね。

Commented by ユーリ at 2012-05-30 17:58
なるほど。そうゆうことだったんですか。
すごく為になりました。
やっぱり楽しくないとだめなんですね〜。
Commented by katamich at 2012-06-01 06:37
■nanaさん!
そういうことですね。。
Commented by katamich at 2012-06-01 06:38
■ユーリーさん!
もっと言えば「楽しくないとダメ」ではなく、「楽しい方がいい」になるかなあ。
時には「楽しくないこと」もありますが、これを避けてるとダメな場合もありますから。
by katamich | 2012-05-28 23:39 | ■人生哲学 | Comments(4)