0に戻す 2012.2.13

 昨日は執筆の時間がなかったので、ちびQが寝てからでも書こうと思いきや、9時過ぎに「おと~さん、ねんね、ねんね」と呼ぶので、一緒に布団に入ったら、そのまま寝てしまいました。ちびQは川の字の真ん中が最近の定位置。そして布団に入ってから、「しんかんせん、おったね~」とか「あいすくり~む、おいしかったね~」とか「れゆちゃんと、あそんだね~」とか、いろいろ報告をしてから寝る習慣になっています。ちびQもそうやって一日を振り返っているようです。

 で、早く寝過ぎたためか、今朝は3時55分に起きて、そのまま滝行へ。雨が降っていると気温が上がるため、滝場は5度でした。昨日はマイナスを経験したので、気分的にもかなり楽。だけど、冷たいことには変わりない。いつも行ってる滝は、斜め60度くらいから水が集中して打ちつける感じになってます。なので、最初は後頭部に集中するのですが、立ち位置をちょっとズラすと前頭部に集中します。それがまた苦しい。他の滝は、身体全体に降り注ぐような感じですが、その滝は集中型。 

 なので、水が当たる箇所をいろいろ調整できるのですが、そうなると妙に面白い。ワンブレインの理論によると、後頭部には身体記憶やストレスが蓄積されており、前頭部は思考が活発になる部位。昨年末の東京セミナーで、前頭部と後頭部をぐるぐる回す瞑想法をお伝えしたところ、その情報だけで十分に元を取ったと言われる方もいらっしゃいました。それやると、脳が活発になるのか、妙に冴えてくるんですよね。

 同じように、滝に打たれていても、脳のいろんな部位が刺激されるので、滝行後はストレスがなくなり、頭も冴える。今日はちびQを保育園に送ってから、その足でファミレスに行きました。ドリンクバーを注文して、ポメラでブログ更新。それから本の執筆にかかるのですが、頭が冴えた状態だからなのか、今日はかなり進みました。出版エージェンシーさんには、第一章が書き終わったら送る約束してるのですが、当初出した企画書の二章分を一章にまとめる形となり、今日、書き上げました。そして新たな章ができそうで、できればあと10日ほどでまずは一冊分を書き上げたいと思っています。その後は出版に向けて調整です。

 そうそう、セミナーエージェンシーさんからも企画のご依頼を頂きました。3月からいよいよ本格スタートしそうです。全国の商工会・商工会議所をセミナー行脚する企画。今書いている原稿はスピ系ですが、この後はビジネス系にも着手したいと考えています。いろいろ夢が膨らみます。

 それにしても、ここ数年、願望が叶いまくって面白すぎます。このブログにもちょくちょく願望とか目標とか書いてますが、2~3年前に書いたことなどは、ほとんど叶ってる状況ですもんね。そのために行動してることも事実ではありますが、それ以上に大きいのは「ビリーフ(思い込み)」が変化してることでしょうか。

 例えば2~3年前までは商工会議所で講演をすることなど考えられず、当然、そのためのリソース(資質)もありません。じゃあ、実際に講演をさせて頂けるようになった今、リソースが増えたかと言うと、そんなこともないです。具体的には公的資格を取ったなど。資格に関して言えば、公民含めて私はいまだに自動車免許しか持っていません。

 通常なら、資格でもなければ商工会議所から呼ばれないと思うのですが、私の場合はそうじゃなかった。先日、商工会議所から呼ばれる講師オーディションの本戦に、私を含む9名の方が残ったのですが、私以外、全員が何らかの資格保持者でした。中小企業診断士、行政書士、コーチ資格など。もちろん資格を取ることも考えたのですが、その時間も根気もないし、付け焼き刃で取ることにも関心がない。だけど、呼ばれる講師になりたい。その目標に焦点を当てていると、不思議と動き出すもの。

 ただ、誤解しちゃいけないのは、資格は不必要ってことじゃありません。コーチやカウンセラー、コンサルタントになるのに、資格は絶対に必要ではありませんが、持っている方が有利にはなるし、人によっては重要になる。私のような事例を見て、資格を取るお金や時間をかけずに仕事になるもんだと思っても困ります。その代わり、私はそれなりの行動もしていますので。例えば大量の情報発信だったり、大量に人と会うことだったり。私にとっては資格の勉強をするより、そっちが向いてたのでしょう。もちろん法務や医務に携わるには、公的資格は絶対必要ですが。

 そのように言いながらもですね、それでもやっぱり重要なのは、資格などの条件ではなく、自分の「思い」だってこと。「思い(込み)」が強ければ、たいていのことは叶ってしまう。私の場合はまさにそうでした。

 じゃあ、まずはその「思い」を強めることが大切ってことになるのですが、実際はそんなに簡単でもありません。なぜなら何かの「思い」を強めるには、それと反対の「思い」がすでにある場合が大半だから。私の場合、以前は本も出版できないし、呼ばれる講師などにもなれないなどの「思い」がありましたが、今ではきちんと逆転しています。では、どうすればそのように逆転できるのかと言うと、まずは元のマイナスの「思い」を「ゼロ(0)」に戻すこ必要がありました。

 「思い」ってのは、すべて過去の経験によって作られたもの。「結婚できない」って「思い」も、過去の経験の積み重ねによってできたもの。つまり、現在や未来ってのは、過去に制限されながら現実となります。そこで「過去」から「現在・未来」につなぐ媒体として「思い(込み)=ビリーフ」があるのです。「過去」の出来事自体は変えることはできません。しかし、「過去」の解釈、つまり「思い」はいくらでも変えることができます。

 だけど、「思い」もまた現状維持しますので、変えようと思えば思うほど反発する、つまり強くなるもの。今までいろんな人と会ってきましたが、「変えたい!」との思いが強ければ強いほど、現状維持の力が強いことも何度も見ています。

 では、どうすれば現状維持の力を弱め、「思い」を変えることができるのでしょうか。私は「思い」を「0」に戻すことをお勧めしています(正確には「思い」も「0(空)」であること気が付くこと)。その方法の代表が「瞑想」または「瞑想的行為」です。私の場合はそれが「滝行」だったのですが、ほんと、続けてきてよかったです。もっとも、滝行の場合は環境に恵まれてなきゃなりませんが、「瞑想」であれば誰でもどこでもできます。そして今もやってる人は多いと思います。

 ぜひ、続けて欲しいと思います。ただし、決して急がないこと。「瞑想」で重要なのは継続です。時間です。習慣です。中には短期間でインパクトのある体験を求める人もいますが、最初は何の効果もないと思います。例えばヴィパサナー瞑想の10日間コースなど、その10日間は瞑想しかしないので、かなりインパクトのある体験になるとは思いますが、普段からの習慣がなければ、2~3日で元に戻ってしまうでしょう。

 座禅では「接心」という一週間程度座り続ける修行があるのですが、それも普段からの座禅が大切。何もしてない人が、いきなり接心に参加しても、なかなか入れないと思います。滝行でもそうで、以前、24時間の行(四無行+七回滝行)をやりましたが、それはその前に100日の滝行をやったからこそ深い体験ができたわけで、いきなり24時間やったところで、キツいだけで得られるものもないでしょう。

 過去からの「思い」を「0」に戻すには、やっぱり時間がかるのです。ただ、そんなに時間をかけるのも嫌だ、できればもっと早く変化したい。そう思うならば、やっぱり覚悟を決めて行動するしかありません。日中はとにかく行動、そして夜にたっぷり瞑想する。もしも瞑想だけで人生を変えようものなら、それもまた覚悟が必要ですもんね。オショウ(バグワン・シュリ・ラジニーシ)のコミューンで修行した人の話によると、そのコミューンで1800時間は瞑想させられるそうで、あまり現実的じゃないですよね。

 やっぱり程度はそれぞれでしょうが、現実的にはしっかり行動して、同時に瞑想(及び瞑想的行為)の習慣づけが大切です。その日々の習慣によって、突然の神秘体験もないとはいいませんが、気が付けばスッキリしていた、なんてことも。そしていったん「0」に戻ってしまえば、そこから新たに「思い」を構築すればいい。

 私自身も「0」に戻ることができたので、今から構築する「思い」はほとんど「過去」に制約されないので、ほんと、自由自在です。その結果、思ったことがどんどん実現するサイクルに入れるわけです。そんなわけで、2月は滝行でスッキリしてから、3月以降、どんどん自由に自分の世界を創っていきたいと思います。ありがとうございました。

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【沖縄】3月16日(金・夜):宇宙となかよし塾 in 沖縄
Commented by U16 at 2012-02-15 05:57 x
大変参考になりした!
早速、坐禅をしたらなんかいい感じになった気がします、ありがとうございました!
Commented by katamich at 2012-02-17 09:31
■U16さん!
あとは続けることですね!
by katamich | 2012-02-13 23:39 | ■願望実現 | Comments(2)