不合理な結びつき 2012.1.30
2012年 01月 30日
3月の沖縄はすでに満員になっていますが、今年はできればQ州ツアーを二回はやりたいと思います。あと、いろいろと構想の上がっていたハワイツアーは、ちょっとプライベートな事由につき不参加となりました。その代り、来年か再来年にはアイルランドツアーを必ず実現させます。私が考えてるのは、現地コーディネーターをネットで探して直接やりとりする感じで、まず、バスかワゴンを借りて一週間程度で島内のパワースポットを巡ります。アイルランドは宝庫ですからね。宿は基本的にユースホステルかB&B。食事は朝が宿に付いてて、昼は適当。夜は基本的にスーパーで食材買って自炊。バーベキューなど。そして毎晩パブ。もしくは宿で冷えてないギネスやアイリッシュウィスキーを飲みながら語り。そう言えば沖縄でも、やっぱり醍醐味はオリオンと泡盛。飲むことばかりですね。
ま、それはともかくとして今日の話。夕方、先週の「講師オーディション」に来られたセミナーエージェンシーさんを訪問します。そのエージェンシーさんは、主に商工会・商工会議所でのセミナープロデュースに強く、日本全国の様々な場所へ売り込んで頂けるとこ。ちなみにそのエージェンシー担当者の方の、私に対する評価は「特A」でした。ちらっと見たところ、「B」や「A-」などが並ぶ中、すごくいい評価を頂いたと思っています。この後、必要な資料をお送りして、2~3か月前には出張予定をお知らせしておくと、その近辺で複数の商工会等に売り込んで頂けるとのこと。そのセミナーに来られる人たちは、基本的に経営者の方なので、そこから企業研修や顧問などの展開も広がります。なんだかイメージの通りになってきました。
ちなみに今日は7時からちょっとした飲み会があったのですが、私は寿司が好きなので場所は築地に。そしてそのエージェンシーさんの場所も築地。徒歩圏内。偶然ですが必然を感じさせるような。そうそう、金曜日もそうでした。前日の夜に某出版エージェンシーさんに企画書を送付して、12時間後には打ち合わせが決まったのですが、そのエージェンシーオフィスのある場所は、私の講演会場及びホテルから徒歩圏内でした。セミナー及び出版エージェンシーさんを訪問するのは、それこそ東京に行く直前に決まったのですが、両方とも前後の予定と徒歩圏内にあるなんて、一つの「流れ」を感じずにはいられません。これはきっとうまくいくパターンでしょう。
そして夜は飲み会。金曜日に引き続き、伊藤哲哉さんと飲むのですが、今日は面白い人をご紹介頂けるとのことで楽しみにしていました。その方は伊藤さんとは十年来のご友人だそうで、最近、何か面白い情報ないかと伊藤さんにたずねたところ、私のことをご紹介頂きお会いすることに。その方の名を「キャシー天野」さんと言います。どこかで聞いたお名前でした。プロフィールを拝見させて頂くと、「恋愛カウンセラー」とのこと。著書も多数。茂木健一郎さんなど著名人との対談もされています。
基本的にはスピリチュアルなんですが、天使や前世が出てくるのではなく、地に足着いた極めてまっとうなスピリチュアル。私とも驚くほどスタンスが同じです。十年ほど前、伊藤さんと出会った時はいろんな意味でどん底だったそうですが、その後、楽天日記(楽天ブログ)を始めると、いきなりアクセスが5,000にもなり、著書も連発して一気に名が知られるようになったとか。ブログとサイトは以下。
「本来、人は愛される価値があります。」
「キャシー天野の公式サイト アクセスコードリーディング Access Code Reading」
元々、恋愛や夫婦問題のカウンセリングが中心だったそうで、土日に「婚活」をテーマとしたセミナーを企画したばかりだったので、この出会いもまた必然を感じさせました。結局のところ、キャシーさんも私も考えていること、知っていることは同じ。潜在意識にあるブロック、キャシーさんは結びつきと言っておられましたが、「AだからB」という不合理な思い込みが、恋愛にせよ、あらゆることの妨げになってるわけです。
結婚に関して言えば、例えば「若くない、だから、結婚できない」なんてのは典型。「美人じゃない、だから、結婚できない」などもそう。そもそも若いとか若くないなんてのも単なる決めつけ。世の中には50なっても60なっても新しい恋愛をする男女はナンボでもいます。もちろん子どもを産むことについては、一定の制限はあるでしょうが、結婚しても子どものいない人だっているし、しなくてもいる人だっている。その辺りは神様ごとで任せるしかない。だけど、子どものいるいないが「幸せ」に直結するわけでもない。できたらできたで、できないならできないで、それも必然として受け入れるしかない。もちろん希望するなら、やることはやる。だけど、最終的にはお任せですもんね。
一方で恋愛や結婚に関しては、年齢制限はありません。50歳になるまで一度も恋愛したことない人でも、その不合理な結びつき・ブロックに気が付くだけで、一気に展開することだってある。身内のことで恐縮ですが、私の兄なども、とにかく女性にはご縁のない人生だったでしょうが、ある日、いきなりですもんね。それから最近、35歳を超えて結婚する確率は極めて少ないなどの報道がありましたが、データ上はそうであっても、私の周囲には35歳以上で結婚する人などナンボでもいます。事実として。
しかし、そんな報道さえも「35歳以上、だから、結婚できない」なんて不合理な結びつきを強化することになろうから、そのデータの傾向を強化することにもなりかねない。今回の熱海ワークスで、Maoさんが「原因探しをしていると、永遠に幸せになれない」と言ってられましたが、その「原因探し」ってのも、不合理な結びつきを強化するだけなんです。
「結婚してない」って事実があったとして、その「原因」に「35歳以上だから」なんて事実があったとしても、その二つの事実は本来結びついてないものでしょ。私がよく言うのですが、「太陽が東から昇るのと同じくらいの事実」でもない限り、少なくとも思ってることのほとんどすべては、単なる「思い込み」であり、それがマイナスに作用しているならば、それは「不合理な結びつき」でしかないのです。
この「原因探し」ってのは、しばしばスピリチュアルが得意(?)とすることなのか、よくぞまあ、そんな不合理な原因を受け入れるもんだと感心することもあります。例えば結婚できない「原因」として、「両親が仲悪かった」なんてのならまだしも、いや、それも十分に不合理なんですが、例えば「過去生で男を殺したカルマ」なんて不気味なまでの原因を受け入れる人だっています。アホか。だけど、「結婚できない」と「過去生のカルマ」がイコールで結びついてると思い込んでいれば、それはそうなる。だけど、その結びつきを決めているのは、自分自身以外のナニモノでもない。
結局、これも「言い訳」なんですよね。結婚できないとか、恋愛できないとか、そんなの見たらわかるじゃないですか。あー、この人、モテないだろうな~とかわかりますよね、男でも女でも。それはほとんどが表情だったり、発言だったりするでしょ。昨日も書いたけど、笑顔のない女なり男なり、そんな人に魅力感じる人っていますかね。異性であれ、同性であれ。営業マンだって、同じもの買うなら、しかめっ面よりも笑顔の営業マンの方がいいに決まってる。それが自然。
確かにいつもムスッとしてる人が、突然、笑顔をデフォルトにするのは抵抗あるでしょ。誰だって変わるのはイヤだから。結局のところ、「原因」なんてものはほとんど「現状」にあるのです。だけど「現状」を変えるのは難しい。その「言い訳」として「不合理な結びつき」を求めてるだけなんです。
結婚できない理由をスピリチュアルなチャネラーさんに聞きに行きました。最初は一万円で。すると「あなたは前世で、夫を戦争で亡くされました。それが原因で、あなたと、そして残された子どもは苦しい生活を求められ、あなたは子どもに対していつも不憫な思いを持っていました。子どもに不憫な思いをさせるのは、もうたくさんだ。その思いが今にも残っていて、子どもを作らない選択、それが結婚や恋愛を妨げてる原因となってるのです」、、、などと言われたら、ま、5人に4人くらいは泣くでしょ。場の雰囲気がよければ。そして「じゃあ、どうすればいいのですか?」とチャネラーさんに詰め寄ったが最後。残された子どもに会う儀式として50万円などと言われますから。もちろん50万円払って結婚できれば安いもの。だけど、そんなことはほとんどなくて、また新たな「原因」を探しに行くだけです。
もしも「原因」があるとすれば、それは「今」にしかない。「過去」はすべて思い込みの産物です。幻想です。過去の幻想に対して、現在の不合理な結びつきを勝手に求めてるだけ。すべては今、そして今からなんです。確かに40年、50年、一度も恋愛をしたことがない人がいたとしたら、年齢と共に「できない」って思い込みは強くなるでしょう。ガッチガチに。だけど、真実の世界は「今」にしかない。そして「今から」だけが、唯一にしてリアルに生きられる世界でしょ。それは10歳の子どもも50歳の大人も同じ。若いから恋愛できる、若くないからできない。そんなの関係ない。もし若いから恋愛や結婚できるのなら、なぜ若い頃にしてないのか。若いとか若くないとかが、原因でないことはどこかで知ってるけど、「今」に直視したくないから、それだけの理由で「原因」を勝手に作りだしてしまう。
もう一度言いますが、すべては「今」からしかありません。その「今」にもし、なんらかの希望があるとすれば、それは叶う希望です。そして人生において「今」が一番若い瞬間なのもまた事実。すべてはそこから始めりゃいいんですよ。それはもちろん恋愛や結婚だけでなく、仕事だって、趣味だって、ライフワークだって、そして人生だってそう。
・・・おっと、また熱くなってしまった。そんな感じで、キャシーさん、伊藤さんと、美味い寿司食って、美味い日本酒飲んで、熱く語り合って、気が付けば閉店時間になっていました。閉店一時間前には、部屋には私たち以外誰もいなくなってて、もう、言いたい放題。セックスだのなんだのって、かなりコアでディープな話になってた感じです。あっという間の時間でしたが、すごく気づきの多い時間でもありました。キャシーさんとは、これからもちょくちょくお会いすることになるでしょう。めちゃくちゃ面白かった。めちゃくちゃ楽しかった。今回の出張は、、、最初から最後までとにかく濃かったです。私自身もバージョンアップできました。2月もまた楽しみです。ありがとうございました。
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