ドンブラコ理論 2012.1.27
2012年 01月 27日
出版するにはとにかく書くしかない。だけど、相手あってのことだから、いきなり一冊書くことも難しい。手順としては、まずは企画を通して、それから出版スケジュールを定めて一気に書く。編集者とやりとりしながら。そこで、すごくお世話になりたいと思っていた出版エージェンシーさんに企画を検討してもらうことを思い付く。出版社に直接企画書を送る前にそっちだ。だけど、昨日の10時の段階でまだ半分もできてない。企画書なので、まずは章建てとコンセプトだけは必要。後は章ごとのコンセプトを書く。とにかく書いてメールで送れば、何かが動くだろう。そしてできれば東京滞在中にエージェンシーさんに会っておきたいとの一方的な思い。
でも、ここで「悪魔の声」が聞こえてきます。
「突然送ってもたぶん会えないだろうから、今送っても、後から送っても同じだよ。タイミングもあるだろうし、もう少し時期を見てもいいんじゃない。それよりも明日は家を出るまで忙しいのだから、今日は早めに寝ておいた方がいいじゃない」
なんて声がね。でも、一方で「もっと悪魔の声」が聞こえてきます。
「また、そうやって言い訳する。今年は言い訳しないって決めたんじゃないの。睡眠時間が減ってもどうってことない。とにかく不十分であっても書け、送れ!」
う~ん、キツイやないかい。悪魔以上の悪魔。だけど、その「もっと悪魔の声」ってのは、実は「天使の声」なんですよね。別名、「ハイヤーセルフ」とも言う。とにかく眠いのを押して頑張って遅れる段階まで企画書を書いて、PDFに焼いて、サーバーにアップしてURLをメールに添付。時間は0時。それからもう少し出発の準備して寝ます。とりあえずサイは投げられた。
そして今朝は5時に起きてブログ。7時過ぎには家族も起きてきて朝食、保育園、それから残りの準備をして11時の電車で福岡空港へ。その電車内でのこと。メールにエージェンシーさんから返信が入っていました。実は近々連絡しようと思ってて、今日の「塾」にも行こうと思ってたけど、某ウンコ臭いさんの講演のお手伝いで行けません、、、が、面白いと思うのでぜひ進めましょう的な返信。東京滞在中のアポを取り付けようとすぐに電話。すると今日は大丈夫ってことで急きょ会うことに。昨日の夜に企画書をいきなり投げ込んで、半日後には打ち合わせ。
なに、この展開!ああ、悪魔の声を無視してよかった。もっと悪魔の声は、やっぱり「天使の声」だったんだ。「言い訳しない」と決意すると、やっぱり動くんですよね。で、そのまま3時にはホテルにチェックインして、そこからエージェンシーさんのオフィスへ。いろいろと雑談しただけかもしれませんが、今後のイメージが出てきました。よし。
5時過ぎには退出して、私は今日の会場へ。なんとオフィスから徒歩10分。これまたシンクロじゃないですか。宇宙の流れの通り。開場まで近くの喫茶店で待機。そして今日の「宇宙となかよし塾in東京」ですが、、、お陰様で満員御礼。やや手狭な会場ですが、それだけ皆さんのお顔もよく見えました。いつもそうですが、最初はなかなかペースをつかめない。「場」とのラポールが取れてない。ここはいつまで課題だな~。だけど、段々と「場」をつかむことができたら、私も熱が入って、次から次へと言葉が出てき始めます。会場の笑い声も増えてきた。今日はどちらかと言うとビジネスパーソン向けの話になったかもしれませんが、今日、いきなり編み出した理論が「ドンブラコ理論」です。そう、この「ドンブラコ理論」は話ながら降りてきたものでした。
宇宙ってのは常に流れてて、何かに「焦点」を当ててると、そのためのチャンスやリソースが、ドンブラコ、ドンブラコ、、、と流れてくるんです。例えば2年ほど前に「商工会議所で講演をした」と思い付き、そこに焦点を当てていると、「90日で商工会議所から呼ばれる講師」なる本が目に入り購入、そして広島商工会議所から講演依頼、そして講師オーディションの情報を見つけ申込み。
そう、この「講師オーディション」もドンブラコとやって来たのです。ようは、それをつかむかどうか。私はつかんだ。すると事態は展開した。昨日の10時もそう。企画書を出すんだとちょっと頑張ったおかげでいきなり今日の打ち合わせが入る。あの時、「うん、まだ時期じゃないんだろう」などと言い訳して寝てしまったら、今日の打ち合わせは存在しなかった。3時からホテルで横になってるだけだった。
結局のところ、「焦点」を当てさえいると、ドンブラコとそのためのチャンスやリソースが流れてくるんです。後は言い訳せずにそれをつかむ。すると動くのです。今日のエージェンシーさんとの打ち合わせなども、オフィスが講演会場とホテルの近くで、ちょうど空き時間だったなども、まさにシンクロ、と言うか流れにちゃんと乗っただけ。宇宙がこう言いました。
「ほらね」
と。そう、ドンブラコとやってくるチャンスをつかむと動き、そして宇宙の流れに乗るんです。だけど、つかむにも抵抗があります。猛烈な眠気もそうだけど、潜在意識が現状を維持しようと必死で抵抗する。それは「悪魔の声」としてささやいてくるのですが、もっと高次元の「天使の声」に耳を傾けると宇宙に直結する。動く。展開する。
ようはこういうこと。まずは「焦点」を当てましょう。すると潜在意識になんとも言えない気持ち悪さが走ります。焦点を当てると、そこに「器」のような空白ができる。その空白を埋めるために気持ち悪さが生じる。するとそこに、、、ドンブラコとやってくる。チャンスが。だけど、それをつかむつかまないは自分次第。と同時に、「言い訳」って悪魔もやってくる。そいつを振り払い、ドンブラコをつかむんです。
もう一度言います。焦点を当てる。そしてドンブラコとやってくる何かをつかむこと。それだけで、人生は急展開する、そして逆転が始まる。実は今日の「塾」には3人のゲスト講師がやってきました。その3方には失礼ながら、私が依頼したのではなく、最初は普通にお申込みを頂いていた。だけど、せっかくなのでしゃべってもらうことに。一人がアフィリエイトカレッジの伊藤哲哉さん。彼もドンブラコ理論の実践者であることがわかりました。二人目はスピードブランディングの鳥居祐一さん。いつもお世話になってますが、久々にお会いしました。そして三人目は、、、これほど人生逆転の名にふさわしい方はそういない。栢野克己さんです。栢野さんもまた、ドンブラコ理論で人生逆転。
師匠の竹田陽一さんの元に、F出版からランチェスター経営の入門書の執筆依頼。およそ10年前。横に栢野さんもいた。その一年後、F出版のプレゼントキャンペーンの応募の際、そう言えば、、、と「入門書」が出てないことをたずねる。すると、F出版の社長さんから、「いや~、まだ出てないんですよね~、あ、そうだ、栢野さん、ゴーストしません」と打診。ゴーストとはライティングのこと。当時、あまり食えてなかった栢野さんは、奥さんから「やれ!」と命令。そのような旨を竹田先生のファックししようと、紙をセットして番号まで入力した時、、、やってきたのです。ハイヤーセルフの声が。
ゴーストではなく、共著でお願いしてみたらどうか。セットした紙を破り捨て、改めて「共著でどうでしょう」とファックス。竹田先生は快諾。F出版も「竹田先生がOKと言うなら・・・」と決まったのです。そして後日、めでたく出版。それが起業家のバイブルとして名高い「小さな会社・儲けのルール」でした。その本は栢野さんの営業努力もあり、瞬く間に10万部のベストセラー。そして栢野さんは人生逆転の切符を手にしたのです。ちなみに今日の出版エージェンシーさんの書棚にも、ボロボロになったその本がありました。社長さんが独立当初、その本で随分勉強したのだと。
栢野さんがあの時、FAXを送り直さなければ。単なるゴーストして名も出ず逆転の切符を手にできなかった。あの時のあの声が分岐点。心の声。それに従った、そしてつかんだ。人生ってそんなもんじゃないでしょうか。今日の「塾」では最後の約30分間は栢野さんにお願いしました。自分で言うのもなんですが、今日はものすごく贅沢な講演になったんじゃないかと思います。有り難い限りです。
とにかくまあ、頑張ろうぜ。夢や目標を描くと、それを叶えるためのチャンスが常にドンブラコ、ドンブラコと流れてくる。勇気を出してそれをつかむんです。そしてそれこそが、本当の自分として輝くための宇宙からのプレゼントなんですから。今日もいい一日でした。ありがとうございました。
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ありがとうございます。
いえいえ!最高でした!初めて栢野さんとお会いした方も、ファンになったとのこと。すごく贅沢な時間になりました!
おそらく貴殿は「場とのラポール」の意味を理解されていない気がします。
そう、やっぱりコミットメントは大切ですよね!