ゼロのポイントに立つ 2012.1.25

 本日も3時55分に起床。最近早起きが習慣づいてるためか、夜の寝付きもいいです。ほとんど布団に入った瞬間、ちびQよりも先に寝入ってるようなんです。さて、先日の大阪出張に続き、今週末はいよいよ東京・熱海への出張です。金曜日の昼に家を出て、その夜は「宇宙となかよし塾in東京」です。お陰様で満員まで残り2名。おそらく当日には満員になるでしょう。そして翌日から熱海。こちらは早々と満員になりました。Maoさんから「ふわふわ婚勝だけではなく、おもいっきりダークな内容も込めました~~」とのことで、どんな内容になるのか楽しみ。そして日曜の夜は今のところ未定。月曜日は日中に二件ほど訪問するとこがあって、夜はちょっとした飲み会。火曜日の朝に帰ります。

 そんなわけでこれでようやくと一月が終わるわけですが、なんだか長かったな~って印象があります。それだけ充実してたってことでしょう。とにかくこの一月はいろいろと動き始めました。最初は精神世界系のブログ書くだけの人だったのが、自主セミナーを始め、そして本も出版し、そして今、商工会議所や各種団体でのセミナーや講演を依頼されるようになる。まったくの「ゼロ」からスタートしたこと考えると、私もよくやってきたと思い入ることしばしば。

 だけども、何度も言うように、これは勝手にそうなったのではなく、私自身もその姿をイメージし、そこに焦点を当て続けてきたことの結果。前も書いたと思うけど、人の生き死にはだけは最初から決まっているものの、それ以外のことって割と自由に創りだせるんですよね。なのでもし、私が商工会議所から呼ばれる講師じゃなくて、占い師を目指していたら、きっと今は占い師として活動しているでしょう。

 実のところ、独立当初、どうやって生きていけばいいかわからない時、「占い師」のような選択肢もなかったわけじゃない。いわゆるスピリチュアルなことに興味が出始めた頃だし、私の周りにもそんな人がかなりいた。そして私が本気でタロットなりを勉強すると、普通よりも早い段階で開業し、それなりに活動してると思います。コーチングだってそうなってますし。だけど、やっぱり私は「占い師」にはなれません。なぜなら、単純に向いてないと思うから。食うだけなら占い師でもいいのでしょうが、私にとっての遣り甲斐は、ビジネスパーソン向けのセミナーで、実際の会社の利益向上に寄与すること。その方向から日本を元気にしていきたいのです。

 ただ、私が話すような内容って、「こうすればすぐに儲かる」のような戦術的な話じゃないので、なかなか結果と結びつきにくいところ。それでもやはり、ビジネスであれ、日常生活であれ、メンタルの重要性は無視できないどころか、すべての基本だと考えています。ランチェスター経営の竹田先生も、経営力の53%はメンタルであり、残り40%が戦略、7%が戦術と言われています。

 じゃあ、メンタルって何かと言われると、一つには「イメージ力」だと言えるでしょう。もちろん「行動力」も重要。つまり何度も言うように「イメージ」しているものが常に現実へと反映される。しかし、いつも良いイメージでいるとは限らず、望ましくない現実に直面している場合、その元のイメージも無意識に良くない方向を向いていることが多い。その典型が「失敗したらどうしよう」なる怖れです。

 とくにそれまでの人生で失敗の経験が多かったり、一度でも大きな失敗をしていたりすると、それが「潜在意識」のプログラムとして働き、ついつい怖れに焦点を当ててしまうもの。すると、どうしてもその「怖れ」そのものが現実化してしまうのです。だったら「怖れるな」って意見もあるのでしょうが、「怖れる」も「怖れるな」も潜在意識では同じこと。なぜなら潜在意識には「否定形」が存在しないから。

 つまりは「怖れ」のループに入ってしまうと、アリ地獄のようになかなか抜け出せない。何かしようにも「怖れ」が出てしまうけど、「怖れない」ようにしても、結局、焦点を当てているのは「怖れ」のイメージそのもの。ではどうすればそのループから抜け出せるのか。私は「ゼロ」のポイントに立つことを提唱しています。

 つまり現実ってのはそもそも「幻想」であることを知ること。「怖れ」それ自体も自分自身が勝手に創りだして、そのような価値付けをしているに過ぎないこと。つまり何かやる際、まだやってもいないのに「失敗したらどうしよう」と勝手に価値判断をしてしまっている。そしてその根拠(言い訳)をたくさん列挙してくると思います。しかし、これからすることはまだ起っていません。過去にそうであっても、次がそうとは限りません。つまり「まだ起っていないこと」はそもそも「ゼロ」なわけで、「怖れ」ってのはそのゼロに対して勝手に色付けしているに過ぎないわけです。

 例えば過去の恋愛や結婚で失敗した経験がある人がいます。頭ではこれから先、いい恋愛や結婚をしたいと望んでいるのですが、いざそのような場面になるとどうしても一歩引いてしまう。また、最初からそんなことを考えないようにしてしまう。その理由として考えられるのは、過去の恋愛(結婚)ですごく嫌な思いをして、次の恋愛(結婚)でも同じような目に合うかもしれないとの恐れ。また、両親や身近な人の結婚や恋愛が、とても不幸せに見えてしまっていたこと。そのようなイメージが潜在意識に刷り込まれており、新たな場面に立っても、どうしてもそのイメージを貼り付けてしまう。

 もちろんいいイメージであればどんどん貼り付けていいと思いますが、悪いイメージであればあまりメリットはありません。だからと言って、悪いイメージをいいイメージに無理やり貼りかえるのも不自然です。ですので、もし悪いイメージにとらわれているならば、まずは一歩引いてみること。そしてこう自覚する。自分は今、勝手に過去のイメージを貼り付けてしまっている、と。

 そのようなまずは頭で理解する。しかし、実際の場面に立つと、今度は「身体」が反応してしまう。例えば好きな人ができた。近づきたい。だけど、過去に異性のことで嫌な思いをした。そこで「今度も嫌な思いをするかもしれいない」とイメージを貼り付けていることを自覚する。だけど、いざ近づこうとすれば、頭とは別に「身体」がそのように反応して、どうしても悪いイメージから抜け出せないでいる。

 そんな時、こうすればいい。その悪いイメージを「呼吸」とともに吐き出すのです。吐き出すには空気をたくさん吸い込む必要もある。つまり、深呼吸なんですね。ちょっと違うのは、息を吐く時に、イメージごと外に出るイメージをすること。すると身体の緊張が徐々にほぐれていき、新しいアプローチに対する抵抗が薄れます。そして最後はアホになること。つまり、あれこれ考えずに、ただ行動すればいい。仮に失敗しても、同じように深呼吸して何度もアプローチする。すると何回かに一回は上手くいくこともあるので、そのイメージを積極的に取り込むようにすればいいのです。そのような小さな成功を重ねていけば、今度は逆に「いいイメージ」が貼り付けられる。もちろんそれ自体も「幻想」であり、次やる時もいい結果になるとは限りませんが、都合のいいものだけ残しておけばそれいいんです。

 そうやって自分の世界を「都合の良いイメージ」で塗り固めれば、現実もすごくいいものになり、願望だって次々と実現するもんなのです。何度もこの話してしつこいですが、商工会議所で講演をするなど、正直、私自身のリソースから見るとかなり奇跡的。例えば行政書士の資格を持ってる人がいれば、その人の方が遥かに呼ばれるリソースはあるはず。もしも同じように、商工会議所で講演をしたいと思う人がいたとして、一方は行政書士の資格を持って活動している。一方は私のように特に何もないけど、本気でそう思っている。

 リソース(材料)だけ見ると私が不利に決まっています。でも、私は常に「どうすれば呼ばれるのか?」と質問し続けてきたので、それは面白い具合に実現するもん。行政書士の資格があっても、「行政書士なんて世の中にごまんといる」とか「自分にはネタが不足している」などと思っていれば、それがまた実現するのです。ごまんといようが関係ない。ネタが不足してるなら増やせばいい。たったそれだけのことですが、「できない理由(言い訳)」に焦点を合わせると、どうしてもそっちが実現しちゃうのです。

 ですので、もしも「願望」があるのなら、まずはそこに「焦点」を合わせること。だけど、無意識的に願望に反するイメージに焦点が当たってしまったら、まずは「ゼロ」のポイントに立つ。深呼吸はかなり効果的です。その上で、また新たにイメージをかぶせて本来の「願望」に焦点を当てること。

 で、結局言いたいことは、「現実なんて自分で自由に創れるもんですよ~(ただし生き死には別)」ってことです。いつも言ってることですがね。あ、そう言えば拙著に久々にレビューが付いてました。星二つで「二作目以降に期待か!?著者のブログの内容からするとパンチが効いてない印象。処女出版ということで無難な仕上がりにしたのかもしれません。スピ系、自己啓発系を読み込んでいる方にはすでに知っている内容ばかりだと思います。」と言うことで、ありがとうございます。二冊目以降をご期待ください。パンチの効いた本を書かせて頂きます!

 とにかく頑張りますよ。ブログも本もセミナーも。まだまだ拙い私ですが、徐々に徐々に良くなってる気もしますので、これからも温かい目で見守って頂ければ嬉しく思います。金曜日の「宇宙となかよし塾in東京」もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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【東京】1月27日(金・夜):宇宙となかよし塾 in 東京
by katamich | 2012-01-25 23:39 | ■願望実現 | Comments(0)