ちびQの願望実現 2012.1.23
2012年 01月 23日
福岡の家に帰ると、アマゾンから大きな段ボールが届いていました。ちびQのおもちゃです。ここ1~2週間ほど、ちびQはいつもこの右のチラシを見ていました。「お父さん、みて~、すごい、すごい」と言い、「ここにトンネルが、シャーっていく、SLマンが、、、」などと説明して、最後には「いいね~、ほしいね~」と。寝る前は布団の上で絵本などを読んであげるのですが、そこでもこのチラシがあって、「一緒に寝る人たち」の一つに加わっているのです。
そんな話を実家でしたところ、オカン(母親)が「それ、なんぼや?、こーたるがな」と言い、その場でアマゾンで注文しお金を受け取ってしまいました。「いらん」と言っても、「そんな話聞いたら、寝られへん」とか言って注文させようとするんです。このパターンは母方の亡き祖母と同じ。小さい頃、とにかくよくおもちゃを買ってもらいました。結局、同じやん。
で、その段ボールを開け組み立てます。思ったより大きい。とりあえず私の部屋に置いといて、しばらくして保育園に迎えに行きます。3日ぶりのちびQ。保育園で「アンパンマンのおもちゃ買ってきたよ」と言うと、しっかりわかっていたようで、家に着くや否や「アンパンマンのおもちゃは~」と言って探し回ります。「お母さん、迎えに行ってからね」と言ってきかせたのですが、迎えに行く15分前に私の部屋のそれを発見。それからがしばらく大変。一番欲しかったおもちゃが家にあるもんですから、「あっちいく~!」と大泣き。今ここで渡してしまうと、一緒に迎えに行かないだろうから、「お母さんが来てから」と何度も言い、静めます。
そしてツレを駅まで迎えに行き、車に乗った瞬間、「アンパンマンのおもちゃ」と連発。そしてついに一番欲しかったおもちゃが手に入ったのです。もう、大喜びです。大阪に電話して、「おおさかのばあちゃん、ありがとう~」をきちんと言うことができました。
こんなに甘くていいのだろうか、、、と思わなくもないですが、「願望実現」のトレーニングとしては、ま、いいかなってとこ。チラシを見ながら遊ぶことを何度もシミュレーション。つまりイメトレですね。「宝の地図」のようなもんか。ようは、強く強くイメージしていれば、それはいつか実現するってこと。そしてリクエストすること。
イメージとリクエスト。願望が叶う人はこれをする。叶わない人は、そのこと自体に抵抗がある。ここでの「リクエスト」とは、誰かに買って~とか、ちょうだい~、ってねだるとは限りません。つまり「行動」ってこと。願望を手にするために行動する。これがリクエスト。ちびQの場合は親に「ほしいね~」って言うことが、それを手にする上での最高の行動だったと言えるでしょう。これからもイメージして、リクエストし続ければ、願望は実現するんだってことを覚えていて欲しいと思っています。もちろん、何でもかんでも買い与えるのではなく、その年齢や段階に応じて、ハードルを上げて行くべきとは思いますが。そして、ある程度成長しても、行動すればちゃんと得られるんだってことを忘れずに頑張って欲しいと願う「バカ親」でありました。
ところで、こちらの写真は広島商工会議所の所報より。11月のフォーラムでの基調講演の記事と要約です。
これまた、「商工会議所から呼ばれる講師になる」ってイメージングとリクエストを繰り返した結果です。そしてさらに今回のオーディションの本選にも進んで、会議所やエージェンシーの担当の方々と知り合うことができた。思い描いたことがどんどん現実になりつつある。
確か2010年の2月だったか、「九州ベンチャー大学」で「A4アンケートで販促する」の岡本達彦さんのセミナーに参加した時のこと。岡本さんはおそらく日本で一番商工会議所等から呼ばれる講師の一人だと思うのですが、その懇親会の席で「私も商工会議所から呼ばれる講師になりたい」と言ったところ、主催の栢野さんから「難しいよ~」と言われたことを覚えています。それもそのはず。私は「宇宙となかよし」なる怪しい本を出版したばかりで、この手の話は最も敬遠されるところ。私自身に確たる実績があったわけでもないし。
それでもどうにかして実現する。どうすれば、呼ばれる講師になれるのか。イメージとリクエストを繰り返すのです。すると、そのためのチャンスが次々と到来し、その都度、絶対につかんで離さない。一冊目の出版の時もそうでしたが、あの時も同じ感じ。2008年3月に初めて出版企画書を各出版社に送付し、ある編集者とお会いした時のこと。
結局、ボロボロだったわけで、その編集者の方から言われました。「今、あなたの本を出していいと思う出版社はどこにも存在しないですよ」、と。でも、それは本当の話です。と言うか、あの企画書でよくぞ会って頂けたもんだと、寛大な心に感謝しかないのが本音。ちなみにその編集者は、、、今回の講師オーディションの主催である東川仁さんが著した「90日で商工会議所からよばれる講師になる方法」という本の編集長でした。ご縁って面白いですね。
とにかく否定されてもあきらめない。そうすれば、いつか必ず土俵に上がることができる。これからもそう信じて頑張って行こうじゃないですかね。流れをつかみながら。人生ってのは最終的には思った通りになる。近頃、そんなことをますます強く実感しているところです。ありがとうございました。
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