向き不向き論 2011.12.27
2011年 12月 27日
ところで、昨日の「何でも叶うノート」ってエントリーに興味深いコメントを頂きました。
強く願えば叶う派は寝ても覚めても考えろと言う
強く願っちゃダメ派は執着を手放せ四六時中考えちゃダメと言う
山に登るのに東から登るか西から登るかの違いで
両方どちらも正しいの?
これと同じご質問を今までも何度か頂いたことがあります。結論から言うと、「両方正しい」です。これ以外にも「願望を人に言う」と「願望は隠しておく」の対立などがありますが、これもどちらも正しいです。でも、自分はどっちにしたらいいのかわからない、って問題が生じますよね。
一般的に「願望は強く願え」と言われるのですが、そこに来て「願望は手放せ」なる情報もある。「願望は人に言え」と聞いていたけど、一方で「願望は人に言うな」って情報もある。どっちも正しいと言われたら混乱する。結局のところ「向き不向き」って話になるのでしょうが、その人それぞれの段階って説明もできます。
ただし、この「向き不向き」ってのは実に曲者です。これまで「願望は強く願え」と聞いて、そうしようと思っても、どうしても抵抗がある。そこで「願望は手放せ」なる方法を聞いて、自分はこっちの方が「向いてる」から、、、という理由で「手放せ」を採用すると、そこでドツボにはまります。
この手の法則は、往々にして「自分に向いていると思う方」を採用すると失敗に終わります。ですので、結論を言うと「向いてないと思う方法を積極的に採用しろ」ってことになります。「願望は強く願え」に抵抗がある人は、こちら採用すること。「願望は人に言え」に抵抗がある人は、こちらを採用すること。逆に四六時中願望のことばかり考えて知らずにストレスを受けている人は、さっと手放してみること。願望を言いたくてたまらなく、人にべらべらしゃべっちゃう癖のある人は、ちょっと黙ってみること。もちろんセミナーやコーチングの場は別であり、「願望を言う」のような場であれば、「言わない派」の人もきちんと言うことが求められます。
ようは、願望を実現するってことは、「変化」を受け入れることでもあります。その「変化」を受け入れるのに、自分が「向いてると思う方」ばかりやっててもダメなんですよね。もうお分かりと思いますが、「向いてる」ってのは「現状維持」以外に何ものでもありません。また一つ反省なんですが、私は以前、「向いてると思う方をやればいいじゃないですか」と何となく答えたこともありますが、もし本当に願望を叶えたい、変化を起こしたいと思うのであれば、「向いてないと思う方をやってください」と答えるべきでした。
向いてるとか、向いてないとかってのは、さも「自由意思」でそれを選択しているようですが、実際は全然違います。「向いてる」ってのは、潜在意識にコントロールされてるに過ぎません。それまでと同じことを選択してるだけで、それはまさに潜在意識が仕組んだことですから。朝9時に起きる習慣のある人がいたとします。その人は余程のことじゃない限り、5時には目が覚めません。仮に頑張って5時に起きたとしても、それが4日続くことはまずないです。それは潜在意識が元の自分に戻そうとしているから。
そんな時、影響力のある人から「向いてる方をやればいい」などと言われると、よっぽどでない限り、そっちを選ぶでしょう。本やブログでも同様。9時に起きるのが向いてるから9時に起きる。それでいいのでしょうか。今の自分ってのは、結局、向いてることをやり続けてきた結果でしかないのです。それで心から満足ならそれでいいです。だけどもし、満足じゃないのであれば、ちょっと考え直してみる必要はあります。
願望のカテゴリーとして多いのが、収入と恋愛。もし今の収入で満足ならそれでいいです。だけど、もう少し収入を上げたいと思うのなら、自分が向いてると思うことを捨てる必要がある。積極的に向いてないことをする必要もある。もし今、独身で恋人がなしの状況だとして、それで満足ならそれでいい。だけど、幸せな恋愛や結婚をしたいのであれば、あえて向いてない方をする。
収入に関して言えば、満月に通帳をかざしたり、通帳に目標金額を書くだけでも、それなりの効果は確かにあります。だけど、そんなことばかりして今の状況だとしたら、今までは抵抗があったとしても、思い切ってもっと現実的な「稼ぎ」に直結する行動を取ってみるべき。恋人が欲しければ、これまた紙に書くなどもいいですが、もっともっと外に出て、合コンやパーティに参加し、旅行などにも行ってみるのです。
世の中には収入や恋愛を求めて動くことが、「浅ましいと思われる」と勝手に考えて行動に出ない人もいますが、心配はありません。他の人って、そんなに自分のことを気にしていませんから。ガンガン稼いでいる人を見て、浅ましいと思う心が浅ましい。ガンガン婚活をしている人を見て、浅ましいと思う心が浅ましい。もっと素直に生きていけばいいんですよね。
話を戻しますが、何かを決める時、「私に向いてるから」が基準だとしたら、ちょっと考えてみるのもいいでしょう。そう言えば自分に向いてることばかりしてきた。その結果、何も変わんない自分がいる。2012年はもう少し自分を変えてみて、新しい世界を覗いてみるのも面白そう。だったら、思い切って、自分には向いてないと思うことをやってみてもいいんじゃないか。そんな柔軟な姿勢があってもいいかな~と思っています。
あと、もう一つは前も言ったと思うけど、限界を突破するのもいいかな。極端な話ですが、腕立て伏せを一度1,000回やってみると世界が変わるかもしれません。もちろん続けては難しくとも、なんとか頑張って1,000回やってみる。腕がパンパンになるでしょうが、それでもやり終わった時は何か世界が違って見えるんじゃないかと思います。もちろん腕立1,000回は極端な一例ですが、何か自分の限界、殻をぶち破ってみると、そこに見えるのは新しい世界です。
とにかく自分には向いてない、ちょっと大変だ、、、と思うようなことを一つでも多く取り入れ、「潜在意識」の殻をぶち破った「本能の自分」に出会ってみると、それまたアセンションだと思うのです。ありがとうございました。
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