正月の3大事件 2005.1.16
2005年 01月 16日
昔、受けたものです。高校の時は正直って「勉強できない君」でしたが、浪人したことでちょっとは本も読むようになったし、モノ考えるようにもなりました。もちろん、センター試験の点数も飛躍的に上がったものです。浪人によって一番成績が上がり、かつ自信がついたのが「現代文」でした。センター試験の現代文程度なら必ず満点取れるようになり、また、一番得意になったのが、いわゆる「テーマ作文」という奴でした。
「テーマ作文」とは、例えば「みかんの種と新紙幣の二重構造について800字以内で書け」なんて、テーマだけ与えられ小論文を書く出題です。今の例題はちょっと極端ですが、大阪の国立大学では毎年このような出題があり、例えば、「手と言葉について書け」とか「シマウマの絵を見てこれは黒いシマの白い馬なのか白いシマの黒い馬なのかわかるように書け」とか、変な出題が課されていました。実は予備校の模擬試験でこれだけは全国10番以内に入ったのでした。。。へへへ、ささやかな自慢です。。。
なんて話がそれましたが、センター試験では毎年なにかトラブルがありますよね。今年一番の問題は、「現代文の出題に教科書の文を間違って出題した」というものですね。教科書の掲載文は違う表題であったにせよ、大岡信の「抽象絵画への招待」のような岩波新書の名著を出すなんて、そもそもセンター側に言い訳できない落ち度があるものです。予備校のテキストでも必ず使われる文なのに。私も予備校時代に古本屋で買って読みましたよ。
この「センター試験のミス」はすでに正月(1月)の3大事件(又は3大風物詩)と言えるでしょうね。私にとっては遠い昔の話なので、「ははは」で済ませられるのですが、受験当事者にとってはたまったものじゃないでしょうね。
では、3大事件のほかの2つは??
二つ目はやっぱり「荒れる成人式」ですよね。でも今年はちょっと大人しかったようにも思います。別に荒れることを望んでいるわけでもないのですが、私に迷惑がかからない程度に暴れてもらった方が話のネタにもなるのに、、、と言うのは冗談です。分別が出来てきたのか、全体的に大人しくなってきたのか。どちらもあるでしょうが私は後者の要因が大きいと思いますね。
よく考えると、昔の学生運動(全共闘など)に比べると、一生に一度のイベントでちょっと騒ぎ立てるだけなんて可愛いものです。まあ、成人式の場合はいわゆる「覚悟とわきまえ」がないのが問題なのであって、やってることは可愛いものですよね。必ず捕まるし。
そして三つ目の事件は、、、、、「もちを喉に詰まらせて死ぬ老人」の話です。人が死ぬことをブログに書き立ててネタにするなんて不謹慎ではありますが、そろそろ「もち」にも年齢制限をつける時代なのではと思っています。特に現代日本人は「噛む力」「呑む力」が弱まっていると聞きます。なので、これから先、「舌の上でとろけるもち」なんて新製品が普及しない限りは、「もち死に」は増えるばかりだと思うのですが、いかがなものでしょう??
ということで、他愛のない一日でした。
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