器を広げる方向 2011.12.19
2011年 12月 19日
その後、やはり寒いのであまりウロウロせずに部屋でのんびり。せっかくの札幌滞在ですが、身体を休めるのにちょうどいいです。一日セミナーと懇親会が二日連続で続くと、かなりエネルギー消耗ありますからね。札幌には5年来ていますが、一年目のこの日は札幌観光と夜にバックパッカー時代に知り合ったおじさんと飲み。二年目はせーちゃん牧場。三年目はアマゾンキャンペーンのためすぐに帰宅。四年目は小樽と余市。北海道はまだまだ行くところありますが、次回は夏場にレンタカーで周遊したいと思います。
そして夜は市街地に出て、まず札幌ラーメン。普通の味でした。そしてジャズを聞きに行ったのですが、う~んって感じでした。早めに部屋に帰って横になります。ま、身体を休めろってことなんでしょう。そして部屋で一人、いろんなことを考えました。もう、5年もセミナーをやってたんだな~とか。5年前のこの札幌の地で、今の状況がどれほど想像できたかな~。でも、よくよく考えてみると、単に拡大しただけであって、何かが本質的に変わったわけでもない。結婚して子供ができたことは大きかったけど、5年前の札幌セミナーの時、これからもどんどん大きくなることを決意。そしてその前日の東京セミナーもかなり盛り上がりましたっけ。
でもまあ、これまでもいろいろ葛藤がありました。昨日しゃべったのですが、セミナーを開始して1~2年、どうしてもセミナー代を上げることに抵抗がありました。ある人から、もしセミナーを仕事にしたいのであれば、一日15,000円以上は取れないとダメだよって教えてもらいました。自分の中で、一日10,000円以上取ることに抵抗があり、その時、9,000円が限度でした。そこでする言い訳がこれ。
「エステ感覚でやりたい」、と。つまり一般のOLさんにも、無理のない料金で楽しんで学んでもらえればいいかと。いかにも良心的なようで、それは単なる「言い訳」に過ぎません。そんなことって今まで何度もありました。生まれて初めてコーチングフィーを取る際、最初の方に、設定した料金から消費税分を引いた代金でいいですよ、申し出てしまう。すると、その方はきっぱり言いました。そんなしょうもないことをしないでくれ、と。
自分は最初の料金で納得して申し込んだのに、姑息に調子合わせるような真似はやめて欲しい、みたいなニュアンスでした。おっしゃる通り。そしてその前も、「コーチングは菩薩行」となどと言い訳して、料金を取らないなどと言っていました。これは滝の導師に指導されたのですが、無料でやるものはそれだけのこと。成長はありません。
今回のセミナーでは、キネシオロジーを用いて「潜在的収入」を調べるワークをしました。もちろんキネシオロジーはほとんどの方が初めてなので、細かい精度を求めることはできないまでも、その感覚はつかんで頂けたようです。例えば「月収100万円」では、身体の力が弱くなります。それは自分にとって「違和感」があるから。その違和感のないところ、つまり身体が強くなるところまで金額を下げていくのですが、自分にフィットしているラインで確かに強くなる。その実感さえして頂ければいいわけです。
その後、昨日はサブモダリティチェンジのワークをした後、再びキネシオロジーでチェックしたのですが、確かに身体の力が強くなっている。それもまた実感です。私に関して言えば、「エステ感覚」なんて言い訳してる状況では、一日10,000円以上なんて「違和感」がありありだったわけです。私のようにセミナーやコーチングで、自分で自分の料金を決められる立場でいると、この「違和感」はすぐにわかります。
例えば今ならば、一日3万円ならば違和感ありませんが、10万円は違和感あります。ちなみに苫米〇氏のワークはどれも1日10万円以上はするそうですが、聞いた話だと、登場するのは最後の2時間程度。それまでは弟子に気功の実習をさせて、その間は映画を見に行ったりしてるんだそうです。そして登場した2時間も、映画の感想言って終わりなんてことが。だけど、本人はそれでも平気なのです。違和感ないのです。
もし私が10万円のセミナーをすることになったら、もうビビりまくりだと思いますが、それがすなわち「潜在的収入」であり、「器の大きさ」なんでしょう。苫米〇氏などは、自分の財産は国家予算だなんて言う人ですから、「器」はめちゃくちゃ大きい。そしてそれだけの内容もしっかりある。だけど一方で、その内容をしっかり受けられる「器」もまた、受講生に求められるところでしょう。ある人が苫米〇氏のワークがめちゃくちゃすごかったと言っても、別の誰もが同じ感想を持つとは限りません。わけわかんなかった、、、などの声もよく聞きますから。
結局は「器」なんでしょうね。20万円しか入らない器に100万円を注ぎこんでも零れるだけ。一方で100万円の器があったとしたら、20万円はすごくさみしい。80万円分の「空白」を埋めようと、自然と100万円になるわけです。私の今回のワークも、「器」を広げることが目的の一つ。それは私自身がまさに、自らの器を広げることへの葛藤に苦しんできたからこそ、すごく実感できるのです。
結局のところ、「器」を広げるのも二つの方向性があって、一つが「内側から広げる努力をすること」であり、もう一つが「外側の汚れを除去すること。言うまでもなく、前者が「足し算の願望実現」であり、後者が「引き算の願望実現」のことです。だけど、これらは両方必要なのです。
確かに外側に汚れがあると器は広がりません。ですので、その汚れを取るためのクレンジングワークが重要になるのですが、一方で内側から広げるための行動も必要。汚れを取らずに行動しても疲れるだけですが、汚れを取っても行動しなければ、また汚れが出てくるだけ。やっぱり両方必要だし、バランスなのです。ただし、行動していると汚れが勝手に取れることもあれば、汚れを取ることで行動しやすくなることもある。どちらが向いてるかはあるでしょうが、結果的には同じところに着地するわけです。
願望実現における「足し算」と「引き算」の方向。これはそのまま「行動」と「浄化」と言えるのでしょうが、じゃあ、自分はどちらをすればいいのかと思う人がいますよね。どちらが向いてるのか、いや、むしろどちらを優先するべきか。それを判断する簡単な方法があります。それは、、、
「向いてると思う人を後回しにする」
ことです。スピリチュアル傾向のある人は、おそらく「引き算」に興味を持つ人が多いでしょう。そして数々の浄化ワークを受けてきて、その時はスッキリ感がある。だけど、現実は何も変わらない。ワークばかり受けることになる。その方に必要なのは、もはや「浄化」ではなく「行動」なのです。
素敵なパートナーが欲しい。しかし、自分にはパートナーを得るためのブロックがある。浄化ワークで除去すれば勝手に引き寄せられるのでは。だけど、それはあまりないです。浄化ワークを否定はしませんが、それ以上に意図を明確にして、行動する必要があります。
一方で、ビジネス傾向のある人は、おそらく「足し算」に興味を持つ人が多いでしょう。だけど、いろいろやってはいるものの、常にから周り。そんな人は、思い切って浄化ワークを受ける必要がある。そして心の垢、潜在意識のコリを除去する必要があるのです。
先日の「超ブレイク塾」では、スピリチュアル系とビジネス系がちょうど半々くらいでした。例えば阿部敏郎さんから私を知った人と、栢野克己さんから私を知った人がちょうど半々。つまり、これまでスピリチュアル系とビジネス系の両方の方々と交流してきた結果、願望実現の「足し算」と「引き算」のセオリー、そしてその活用の仕方についても、いろいろわかってきたところです。
その意味でも、これから先、どんどんセミナー・ワークの効果を深めていって、多くの人に「気づき」をもたらすことができるよう、精進していきたいと思う次第です。とりあえず札幌はひと段落しましたが、2012年もさらに進化したセミナーをお届けできればと思っています。ありがとうございました。
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