熱い冬 2011.12.5

　今日は早起き成功。やっぱり早く起きて滝に打たれると気持ちがいいですね。21日行は折り返したばかりですが、正直、終わるのが寂しい気もしています。近所に修行の滝があることに感謝。もし滝行に出会ってなければ、今の私は確実にないでしょう。ところで、最近、何冊か本を購入しました。今日は「小澤征爾さんと、音楽について話をする」と「絶対達成する部下の育て方」って本を一気に読みました。小澤征爾の本は村上春樹との対談。とても面白い本でしたが、クラシック好きじゃないとキツイかな。だけど、好きな人にはたまらないでしょうね。そしてもう一冊の横山信弘さんの「絶対達成する～」はバリバリのビジネス書ですが、ベースにNLPがあるので、とても理解しやすかったです。そして実は、今年最高の本でした。静かに、そして深く影響を受けています。

　あと、ここ数日、石井裕之さんの「アンプラグド」ってセミナー動画を見ていました（すでに終了）。実はフォレスト出版のメールがウザいので、ちょっと前にすべて解除したばかり。このセミナー動画は元々9,800円で売られていたのを、無料で見れるってものでしたが、メールで案内されていたようです。では、どうやって見ることができたのか。

　この動画、実はヤフオクでも案内されていたのです。最近はほとんどヤフオクを開いてなかったのですが、いくつか出品と落札をするタイミングで、たまたま見つけました。しかも終了数分前でした。本当の話。最初は何の話かわからなかったのですが、「無料」と「終了間際」ってのに引っ掛かりまして、自動的にアドレスを入力して送信。まんまと戦術にはまってしまった。

　が、、、この動画、すごくよかったです。いや、最高によかったです。メッセージ的には先ほどの横山さんにも通じる部分があり、一言で言うと「頑張ろうぜ！」って話。すごく響きました。なんて言うのかな、おこがましいことを承知で言うと、すごく共感するのです。精神世界ってのは、最近も言ったと思うけど、ややもすると「壮大なる言い訳コレクション」のようなところがある。

　よく聞くのが「頑張ってはダメ」とか。時には「顔晴る」なんて当て字を用いたり。なんかな～ってどうも違和感が。その当て字使うなとは言わないけど、私はやっぱり「頑張る」っていいと思うのです。なので「頑張ってはダメ」と言われる筋合いもなく、これからも頑張ろうと思います。頑張れるのだから。

　もちろん自分から言う時は、ちょっと慎重にはなりますよ。精神的にかなりヤバい状態の人にはそんなこと言わないし、誰もかれにもに「頑張れ」なんて言わない。余計なお世話と思うから。だけど、少なくとも私とご縁のある人は、声の大きさは変わろうけど「頑張ろう」って気持ちをいつも持ってるんです。

　何度も繰り返すようだけど、私が一番嫌いのなのが、「やる」って決めてスタートしたのに、途中で「ちょっと違うことがわかりました」って勝手に決めてやめちゃうこと。それならば、「つらくてできませんでした」とか「力が及びませんでした」って「反省」すればいいものを、なんか達観したような口調で「違うことがわかりました」って言うのです。どうかなあ、これ。もはや気づきでもなんでもなく、単なる言い訳でしょ。

　なので、私も反省します。2010年7月から呼びかけた100日ブログですが、私も「書評」で参加してました。だけど、60日ちょっとでストップしています。これは単に私が怠惰なだけ。今からでも続けます。最後までやり遂げようと思います。それ以外にもいろいろ。

　で、最近、さらに思ったのですが、やっぱり頑張った方が寝付きがいい。早起きも関係してるとは思いますが、それも含めて頑張った方が良く眠れる。逆に頑張ってないとなんか寝付きが悪い。いろいろ考えたりしてね。ちびQを見ててもそう。日中はとにかく全力投球。でも、夜になるとコロンと寝て朝まで目が覚めない。これが理想。ちびQ、すごく頑張ってる。家でも保育園でも。遊びもご飯も昼寝も、すごく頑張ってる。だから、よく寝れる。もしも寝付きが悪いようだったら、いっそのこともっと頑張ってみてはどうかと思います。

　石井さんの動画の話に戻りますが、特にメモとか取らずに流し聞きしながらも、すごく心に残ったフレーズが二つ。それは、

「自分は、他人が期待している以上の自分になる」
「スミレはチューリップになれないけど、成長できる」

　うろ覚えですので、微妙に文言が違うかもしれないけど、そんな感じ。「自分は、他人が期待している以上の自分になる」
ってのは、言葉の通り。アンソニー・ロビンズの言葉だそうですが、これがダメ時代の石井さんを救ったそうです。自分って、こんなもんじゃない。もっと可能性がある。もっと成長できる。人がどう評価しようが、自分はもっともっと素敵な自分になれる。自分を過小評価する理由なんてどこにもない。胸張って堂々と成長していけばいいのです。

　どんなに頑張っても死ぬことはない。病気になることだってそんなにないでしょ。もちろん会社の仕事とかがどうしても辛くてたまらない、けど頑張らなきゃならないって時は、身体も壊すかも知れない。そんな時はやめてしまって、自分のやりたいことで頑張る選択肢だってある。もちろん家族を養うのに、簡単に辞められないのも現状。だとしたら、家族のために頑張る。と言うか、頑張って適当に手を抜くことを覚える。バカ正直に身体を酷使するんじゃなく、成果を出すことに頑張ればいいだけ。そうやって自分は成長し、さらに言うと魂が成長する。

　「スミレはチューリップになれないけど、成長できる」ってのは、つまり「変化」の話。どんなに頑張っても、自分じゃない人間にはなれません。スミレはスミレだし、チューリップはチューリップ。蝶は蝶だし、鳥は鳥。同じように自分は自分であって、他人にはなれない。だからいつまで経っても、全然変わらない自分がいるだけ。だけど自分は成長できる。そして人は「成長」するために生きてるんです。スピリチュアル系が何を言おうと、それだけは譲らないよ。人は「成長」するために生きてるんです。

　てなこと言うと、「『成長』してどうなるのですか？」なんて質問してくる人いるかもしれませんが、思い切って言いたいと思います。知らん、と。そんな理由、知る必要もない。みんなだってわかってるんでしょ。成長した自分を見ると感動するってこと。一時的な感動のために、むやみに頑張らなくてもいい、なんて言う人もいるかもしれない。だけど、あえて言いたい。オレは感動して死にたいんだってね。

　どうせ人は死ぬ。感動しようが、無感動であろうが、人は死ぬ。だったら、感動して死んだ方が、オレは楽しいし、魂が喜ぶとも思う。じゃあ、どうやったら感動できるのか。それはやっぱり自分の成長を見た時。いや、他人の成長を見た時もそうですよ。身近なところでは、ちびQ。ぶっちゃけ、ちびQの小さな成長を見て、これまで何度目頭が熱くなったことか。それは身内に限らない。

　人は何でスポーツ見るんですかね。オフサイドの意味もわからず、なんでサッカーを見るのか。採点方法も知らずに、なんでスケート見るのか。プロ野球や高校野球もそう。どっかで「感動」を求めてるから、見るんちゃいますかね。うわ～！頑張ったな～！オレも頑張ろう～！って気持ちになるから、見るんちゃいますかね。でも、ごめんなさい。私はスポーツはほとんど見ません。だけど、音楽ならわかる。すっげ演奏聴いたら、めっちゃ涙出ますもん。ジャズのバリバリにしびれるアドリブ聴いたら、ションベンちびりそうになって、我慢してたら、勝手に目からションベン、じゃなくて涙出ますもんね。その時思うのです。オレも頑張ろう～ってね。

　だけど、オレはオレ。オレはキムタクじゃないし、イチローでもない。確かにイチローの方が金は持ってるでしょう。だけど、オレ（Q）度において、オレ以上にすごい奴はいない。それはもちろんオレだけじゃない。これを読んでいる、アナタもそう。アナタ度において、アナタ以上の人間なんてこの世にいないんです。だけど、もっともっとアナタを輝かすことができるかもしれない。だったら、ちょっと頑張ってみようやないかって思うんです。どう。

　そんなわけで、ここ最近、ちょっと熱くてすいません。滝の水が冷たくなるのと反比例してます。そして、なぜかオレを熱くさせるような材料が勝手にやってくるんですよ。石井裕之さんの動画だって、あと数分、気づくの遅かったら見れてなかった。だってフォレストのメルマガ、ウザいんだもん。だけど、石井さんの動画に申し込んだせいで、また一日に3通以上もメルマガやってくる。一応、目を通すけど、やっぱりウザいよ。だけど、動画、感謝しています。

　とにかくさあ、私は私で、熱くなる何かを持っていて、今月はとりあえず東京と札幌でのセミナーがそう。そして来年はまたさらにいろいろオファーも頂いてまして、徐々に自主開催セミナーが減る傾向にあります。だから、ほんとのこと言うと、来年はどうなるかわかりません。それでも、今年最後のセミナーは熱く燃え尽きますよ。そして酒も飲みますよ。今すべきことに全力投球。どんなに全力出してもせいぜい熱出す程度。そんなのも寝ときゃ治りますからね。

　以上、走り書きでごめんなさい。また明日。ありがとうございました。

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