都合のよい身体 2011.11.23

 今日から「21日滝行」がスタートしました。祭日なので保育園も休みってことで、7時半に篠栗町の「金剛の滝」に集合できました。導師の滝の会は、毎週土曜日に北九州の「畑観音」、水曜日に篠栗の「金剛の滝」でやっています。どちらも7時半頃から。ですので、普段の水曜日は保育園で参加できないのですが、「行」のスタート時が祭日なのは実にツイてる。
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 およそ2週間ぶりの滝行で、さほど日数があいてないにもかかわらず、気温はすでに10度以下。この時点で初心者には絶対おススメできない状況です。これからどんどん寒くなって、12月には氷点下になる日もあるでしょう。満行は12月14日。もう、完全に冬ですね。来年一月はすでに所用で大阪、月末に熱海合宿を予定していますので、来年もまた年間100日を目指して、出張の合間にちょくちょく「行」を入れていく必要がありそう。来年はもっともっと忙しくなりそうなので、効率的にスケジューリングしていきたいですね。

 それにしても今日の滝行はキツイのはキツイですが、本格シーズンに入り、実にすがすがしい滝行となりました。体中のいろんなコリがほぐれる感じで、普段溜め込んでいるストレス(?)だとかは、21日間の滝行で一気にクリアになります。11月の広島、大阪、名古屋の出張は、実は実り多きものになりましたが、その分、いろんな「宿題」を持ちかえらせて頂きました。その「宿題」ってのは、私が飛躍する上での課題であり、それは身体的なコリに蓄積される。滝行はそのコリを物理的にほぐすことで、課題の解決を加速させるのです。

 何度も言いますが、私たちの「潜在意識」ってのは、すべて「身体」に蓄積されています。犬が嫌いな人がいて、なぜに犬が目の前に来るとゾッとするのでしょうか。それは記憶にあろうがなかろうが、以前に犬に噛まれたり、追いかけられたりなどの「体験」が、そのまま「身体」に埋め込まれ、二度とそのような危険な思いをさせたくないとの防衛反応からゾッとさせるのです。そのことで「身体=潜在意識」は「早くそこから立ち去れ!」と指令を出し、二度と危険な思いをさせまいとする。

 ですが、このような「負」の体験は、そのまんま「身体(潜在意識)」に蓄積され、目の前の現実を創り上げます。人と会うのが苦手な人は、過去に人と会って嫌な目にあったことが原因。それは特定の人で顕著に反応します。じ際、今、苦手な人のことを思い出してみてください。まず、眉間にしわがより、奥歯を噛みしめ、呼吸が浅くなり、身体が縮こまるようなことを感じるでしょう。これがまさに身体的な反応そのものであり、潜在意識のプログラムが作動した瞬間です。

 こんな感じで、「身体(潜在意識)」ってのは、生まれてから今の今まで、いろんな「体験」を蓄積し埋め込んでいて、何かの拍子にそれが反応する。それを私は「コリ」と呼んでいるのです。そして身体的なコリはすべて「潜在意識」に起因するもの。肩コリの原因は肩にあるのではなく、何かのストレス。ですので、そのストレスの原因を取り除けば肩コリも自然に消滅。

 さらに、癌など疾病についても同様。食べ物や環境が癌の原因になると言われてるけど、よほど食べ過ぎないと起りえない。と言うか、癌細胞なんて今も誰にでもあるもんで、問題はそれが増殖すること。この増殖を促すのが、実は精神的ストレスだったりします。精神的ストレスは免疫力を低下させ、癌が増殖する温床を作りますから。そしてその温床は、身体的な緊張(コリ)にあり、それをほぐすことが免疫力を向上させ、癌の増殖を防ぎます。それをリラックスと言います。

 滝行ってのは、実はそのプロセスだけで「ストレッチ(緊張)」と「リラックス(弛緩)」を一度に体験できるもの。今までいろんな人の滝を見て来たのですが、見た感じキツそうな人は、滝には長く入っていられません。いろんなストレスを抱えている人は、それだけ身体(潜在意識)の緊張も激しく、身体が耐えられなくなるのです。しかし、そんな時こそ、息を吐いて身体を緩める。すると徐々に身体がポカポカして、そして身体のコリもほぐれて行くのです。何を隠そう、私は9月のインドに行く前、右肩がめちゃくちゃこっていました。息が苦しくなる日もありました。それはおそらく、大勢でインドに行くことに対する緊張だったのではと思います。

 私の身体って、ここ数年、ものすごくデリケート。例えばセミナーやツアーの翌日などは、ほぼ高熱を出して寝込んでしまいますが、これはまさに「エネルギー消耗し過ぎたから寝とけ」って反応。大切な仕事の前も、だいたい微熱が出るのですが、おそらくそれは熱によって菌を退治しているのでしょう。大切な仕事だけに、当日に万一のことがあっては困りますから。それを証拠に、当日になると微熱も下がり、万全の体調が出来上っています。

 そんな感じで、最近の私は、実に都合よくできていて、大切な日に向けては身体が勝手に調整してくれるし、それが終わった時などは、いきなり熱を出して身体を休めようとする。インドに行く前も、おそらくは肩コリによって、何かを排出していたのかもしれないし、いずれにせよ何らかのシグナルだったのでしょう。その肩コリはインドに行ってしまうと忘れていました。

 このような「都合のよい身体」ってのは、まさに「自然との一体化」だと感じています。そのような身体を作ってきたのは、まさに7年に及ぶ滝行の成果かもしれません。日頃の仕事で、私でもいろいろとストレスを溜め、それを定期的な滝行で整える。そして様々なコリをほぐして、新たなインスピレーションも得られる。私が独立して食っていけてるのも、まさに「滝行」のおかげと言えるでしょう。

 その意味で「行」ができる今の環境はありがたいです。滝行もそうだし、ましてや21日とか7日の「行」なんてのは、誰にでもできるものじゃないと思うので、参考までに読んで欲しいと思いますが、ある程度、身体(潜在意識)的なコリをほぐすには、一定の「期間」が必要だと思っています。例えば一日だけ、どんなに苦しくて、そしてマニアックな滝行をしたところで、確かにその日はスッキリするし、そのスッキリ感情を知ることはできます。

 しかし、本格的に自分と向き合い、潜在意識との対話を進めるには、最低、21日間の期間が必要だと感じています。7日などは、ようやく身体が慣れた頃。そこからが本番だったりしますが、この真冬の時期に、「21日滝行」をすると、人生がとんでもなく加速することを、2005年2月の初めての21日行以来、よく実感しています。ですので、今回の行もどんな結末が待っているやら楽しみです。21日間はコツコツ、淡々と。

 ちなみに今日、さっそく「体外離脱」を体験しました。ちょっと久々かな。と言っても、2か月ぶりくらいでしょうが。身体がリラックスし過ぎて、それでいて意識がはっきりしている時に起る現象だと私は分析しています。ある意味、幸先の良いスタートかな(笑)

 これからの21日間、いろんなドラマが起るのが楽しみです。しばらくビジネスモードでしたが、これからちょっとスピリチュアルモードに入りますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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by katamich | 2011-11-23 23:39 | ■滝行 | Comments(0)