ゆっくり行きましょ 2011.10.17

 今日はインドに飛び立ってちょうど一か月目でした。月日がたつのは早いものです。明日はラダックでお世話になった旅行会社のサチさんご一家(旦那のヤンペルさん、息子の創ちゃん)が福岡に来られて、インドメンバーで夜お会いすることになっています。さらにその翌日には滝行にも参加して、さらに名古屋でもインドメンバーに会うようになってます。それまでの間、サチさんはテレビにも出て、いろんなことが目まぐるしく変わっているようです。

 私自身もようやく本の執筆に腰を上げたのもありますが、全国各地で講演やセミナーのご依頼を頂いたり、地道にですが状況は変わりつつあります。2005年に会社を辞めた時、一年以内には月収100万円などと夢を見ていましたが、当然、そんなに簡単には行きませんでした。だけどあれから6年、、、毎月じゃありませんが、月収100万円を超える月も増えてきて、自分が思い描いた世界が現実になってきています。

 おそらく私は社員をマネージメントするのは得意じゃないと思うので、これからも一人社長か、または近い将来にはツレを経理かなんかで置く程度の家族経営的なスタイルで行きたいと思ってます。先日参加したセミナーで興味深い話がありました。アメリカのある調査機関にて、十分に幸せを感じられる年収ラインってのがあって、それは「600万円」なんだそうです。日本でそれくらいあると、日常生活、住宅、子どもの養育、教育、余暇、将来設計に不自由しないラインだとか。

 ですのでサラリーマンを辞めて起業する際、「年収600万円」をしっかり確保できるかどうかが目安となるとのこと。で、年収600万円から1000万円までは、あまり生活スタイルも変わらず、満足度も一定。だけど1000万円を超えた辺りから「幸せなお金持ち」と「不幸なお金持ち」に分かれるそうです。本田健さんが「幸せな小金持ち」としてるラインが年収3000万円。それ以上になると税務署の目も光り、守りの姿勢も強くなって、いわゆる「幸せ感」が減少する傾向にあるとか。あくまで傾向として。

 代々の大金持ちとかは別ですが、庶民が頑張って成金になっても、一度は自滅するパターンがあるようです。以前、九州ベンチャー大学でご一緒させて頂いた一圓さんと言う方など、普通のサラリーマンだったのが逆玉で突然年収一億円になったそうで、そして見事に自滅しました。そしてそれを教訓として今では人気講師・コンサル・経営者として安定した成功を収めています。

 ま、年収一億円などは誰もが実現できることではありませんが、「年収600万~1000万円」のラインであれば、十分に幸せじゃないでしょうか。実際、今の日本の平均年収は400万円前後であるし、年収300万円以下も増えている状況。それはそれでいいのですが、とりあえずあまりお金の心配をしたくないと思うなら、まずは「年収600万円」ってのは妥当だと思うし、十分に手の届く範囲。

 私自身としては会社の年商3000万円を一つの目安としています。2005年にゼロでスタートしたのですが、それから徐々に徐々に上がって行き、近い将来、それも到達すると思われます。そして今となっては、「あまり急ぐこともない」と思ってます。それこそ会社辞めた当初は加速成功なんて思ってましたが、いろんな話を聞いたり、事例を見ていると、早く成功したとしても自滅も多い。だけど、ゆっくり土台を固めながら成功している人は、その後も安定して成功する。私はその後者のパターンでいいと思ってます。だって今も不自由してないですもんね。

 で、自分で言うのもなんですが、実は今までのところ苦労らしい苦労はしていません。努力もなし。もちろんそれは私の基準であって、例えば「毎日ブログを書く」とか「年間100日間滝行をする」とかを苦労と思う人もいるかもしれません。人前で話をするのが苦手な人にとって、それをするのは努力と思う人もいるかもしれません。だけど私にとってはブログ書くのも、滝行するのも、セミナーや講演するのも、自分のしたいこと。

 つまり自分の好きなことだけやってて収入が付いてきてる状況が今。おそらくこれからも。そしてそうなるためのスタートがおそらく2003年12月に参加したセミナーだったと思うのです。今思うと特別なことを言ってるわけじゃなかったけど、そのセミナーで初めて「目標設定」なる言葉を聞いて、その通りの実行したのです。するとその翌年には会社を辞めたりして、書いたことが次々実現し始めました。

 それからと言うもの、このブログに「願望」を書くのはもちろんですが、例えば年始には必ず「10大目標」を設定していますし、結婚記念日にも「家族の10大目標」を毎年やっています。そして例えば2005年1月に設定した目標などを見ると、当時はまだサラリーマン目線でしたが、ブログアクセスだとか、人脈なんてものは普通に実現しています。実現してないのは「肉体改造」くらいですが、それ以外は今までのプロセスでほとんど実現。肉体改造はしっかりしないとですね。

 何が言いたいのかと言うと、つまり「目標は書きだす」ことの重要さ。年収だってそうだし、なりたい自分についてもそう。恋人や結婚もそう。だけど、一つだけ注意するとすれば、あまり「違和感」のあることは書かないこと。年収300万円の人がいきなり「来年は年収3000万円」とか書いても、身体つまり「潜在意識」がそれを拒絶しますので実現しません。でもだいたい1割増しくらいであれば「潜在意識」も騙されるので、何もせんでも叶うことが多いです。もちろん「書く」プラス「行動」があれば、実現度も高まるわけですが。と言うか、「行動」なくして望み通りの実現は難しいですが。

 その「紙に書く」ってのを始めて、、、あ、今、「神に書く」って変換されたのですが、その通りかもしれませんね。話を戻しますが、「神に書く」を始めて7年の経験から見て、書いた願望は「一年以内に70%、三年以内にほぼ100%」ってのが私の持つデータです。ただ、「肉体改造」のような「例外」もありますが、実は今、それも着実に進行してますのでそのうち実現するでしょう。

 なので思うのです。なんでこんないい方法をする人が少ないのかな、と。つまり「紙に書く(神に書く)」こと。神田昌典さんの本の中に、経営者のセミナーで目標や願望を紙に書いている人がどれくらいいるか聞いてみたところ、その当時で3%しかいなかったそうです。経営者でもそうなのに、一般の人はもっと少ないでしょう。だけど、その「もっと少ない紙に書いている人」は確実に願望実現しています。

 ただし、私が思うに、「紙に書く」も一回やそこらではなく、少なくとも3年はやって欲しいと思います。すると自分の傾向がわかるし、そもそも「願望」が何かもわかってきます。紙に書いてるのにどうしても叶わない願望があるんです、、、と言う人もいますが、それは単純に潜在意識がOKしてないから。だけど、無理にOKさせる必要もないと思ってます。潜在意識ってのは、今までの自分のプログラム。40年間かかって作ってきたプログラムだって、それなりに意味はあるんです。だけど、それでもプログラムを変えたいと思うなら、それなりの「信念」が必要。

 だけど、その「信念」が出ないってのなら、無理に変える必要もない。おそらく私はハリウッドスターにもなりませんし、6人目のスマップにもなりません(森君がいたので正確には7人目)。それもまた「潜在意識」がOKを出してないからですが、別に出してもらおうとは思いません。私がスマップになったら、生活しづらいと思いますしね。

 だけど前にいたんですよね。願望実現の達人と言うならスマップになれ、とか言う人が。いや、そもそもスマップになることを願望にしてませんので、とは言いましたが、完全な勘違いですよね。だけど、自分の「願望」はしっかり実現しているし、それ以上でも以下でもありません。要するに私は、「実現しそうな願望しか持ってない」のです。でも、これがとても大切。

 例えば「本を出す」ってのが、私の中で「実現しそう」だったのです。それは2004年の段階でも、そんな気はありました。五日市剛さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」や本田健さんの「幸せな小金持ち」などの小冊子の程度であればできるな、、、とは思ってました。その当時は出版のメカニズムも知らないし、自費出版や商業出版なる区分があるのも知りませんでした。だけど最初は「小冊子なら・・」と実現しそうに思ってたのは、当時から毎日長文のブログを書いていたし、アクセスもそれなりに上がっていたから。

 だけど「スマップになる」なんて願望は持ったことありませんから。でも「スマップの番組に出る」くらいなら実現しそうには思います。こないだの金スマに「片付けの魔法」のコンマリさんが出てましたが、私は面識ないものの、共通の知り合いがたくさんいます。彼女は土井英司さんの出版コンサルを受けていて、その辺の知り合いがたくさんいるから。ですので、それなりに遠くない人が出てるのを見ると、なんかオレも、、、みたいな気にはなります。実際、私自身も画面に本名と顔と声が出るって意味でのテレビ出演はありますし。

 そんな感じで「実現しそう」ってのは、紙に書くとだいたい実現します。一方で今は実現しそうもなくとも、そのうち実現しそうと思うこともあります。本の出版などはそうでした。2004年の段階では自費で小冊子を作って配るくらいに思ってたのが、5年後にはちゃんと商業出版できましたし。

 なので最初は目標・願望のハードルを下げることが大切。実際、年収200万円以下の人も少ない現状で、正直、それだと子どもを育てて、それなりに豊かな生活をするのは難しい。人それぞれではあっても。じゃあ、目標設定するぞと思って、いきなり「年収1000万円」とか紙に書いてもまず叶いません。でも、多くの人がそれをやってしまって撃沈するんですよね。

 なので現実的な話として、一年後に「年収220万」くらいにして、その「20万円」を埋める方法を考えれば簡単です。それができれば、「潜在意識」には「いけるぞ!」なるプログラムがインストールされますので、次はもう少し頑張って「年収300万円」して実現。そうやって地道にやってると10年後には1000万円だっていくでしょう。もちろん一年で5倍を実現するのも不可能ではありません。でも、そうなるといろいろ犠牲にすることもあろうから、どうでしょう。10年後に年収1000万円あれば。今、30歳であれば40歳で1000万円。40歳ならば50歳で1000万円。毎年、紙に「年収1000万円」と書き続けて、その度に撃沈されるよりも、10年後を見て地道にアップしてくのもいいじゃないですか。

 私はそんな感じです。なので、現実的な意味で人生に不安はありません。思ったことは実現するに決まってるから。ま、そんなことをセミナーなんかでもお伝えしてるわけです。近々アナウンスしますが、12月18日は札幌でセミナー。17日は東京。16日はビジネス系の主催で講演。年始は今年もやりましたが、あのMaoさんと合宿コラボやります。新年会のようなもんかな。ただ、これはマイミク先行案内をさせて頂きますので、希望者はよかったらマイミクにどうぞ。今年は半日で定員に達し増員しました。広島と名古屋も受け付けてます。

 そんなわけで、いい感じです。ゆっくり行きましょ。ありがとうございました。 

今日の話に共感して頂ける方はクリックをお願いします!
↓ ↓

人気blogランキング

【広島】11月12日(土):超意識ワークス1dayセミナー in 広島

【大阪】11月18日(金・夜):宇宙となかよし塾 in 大阪

【名古屋】11月19日(土):超意識ワークス1dayセミナー in 名古屋

【世界】90日間で人生が変わる超意識コーチング(第三期)
Commented by にこ at 2011-10-18 23:46 x
収入を5~10倍にするということ、初めて 「簡単」と感じました。まるで、風呂でも入るか~くらいの気楽な感覚として抵抗なく潜在意識に届いた気がします。
あと、長年の自分のプログラムを無理に変えることもないじゃないかというお話。両方ともうまくいかず苦しかったのですが、最近なぜか急にもう変えようとは思わなくなって… 今日のお話とシンクロのようで嬉しくなりました。Qさんありがとう☆
Commented by katamich at 2011-10-20 15:27
■にこさん!
変えようと思わないと、変えってことがうまく運ぶこと多いですよね。
by katamich | 2011-10-17 23:39 | ■願望実現 | Comments(2)