スマトラの義捐金 2005.1.6
2005年 01月 06日
そんな感じでちょっとだらだら気味に仕事してたんですが、午前中、会社で変わったことをしました。それは「福岡情報の全社への発信」です。私の会社は東京に本社があり、全国主要都市に支社があります。社員数は100名程度でうちの業界にしては人数多い方です。しかし、どうも本社支社間での交流というか情報交換がほとんどなされていないのです。何となく「会社」の血管が詰まって脳梗塞になりそうな息詰りを感じてしまいます。
そこで年末に、「先ずは福岡事務所情報をメールで知らせてはどうか」という提案を事務所でしたところ、「やってみろ」との了解を得られたので、今日の午前中、カチャカチャと文章を書いて社員全員に送りつけました。
内容はメールの趣旨と福岡事務所の状況についてですが、毎日のブログのごとくダイナミックに書き綴りました。すると、数分後から「絶賛」のメールが届き始めました。「そんなんを待っていました」との勢いで。脳梗塞は免れそうです。
私がなぜこんなことを考えたかと言うと、「情報というものは発信すればその分、新しい情報が集まってくる」ということを知っているからです。これは理屈ではありません。「くれ、くれ、」と言って一方的に情報を受けようとしていては、いい情報はなかなか集まりません。昔、親から「くれくれ乞食にはようやらん」と教えられていましたが、全くその通りです。
現に私の毎日のブログです。自分で言うのもなんですが、私は良いと思った情報はためらわずに書くことにしています。「読んでためになった」という声もよく聞きます。するとどうでしょう。良い情報が次から次へと私のもとに舞い込んでくるのです。それをまた発信します。するとまたまた情報が舞い込んできます。雪だるま状態です。
昨日、「自給自足」について書くと、今日もそれに関する良い情報をメールで頂きました。まるで情報が私を追ってくるようです。
そんなことを感じているので、会社でも「福岡情報」を発信するのに全く遠慮がありません。今日、読んでもらった人から「文章に勢いがあって読みやすい」とも言われました。こうやって書きつづけると情報が集まるばかりでなく、文章表現も達者になり、書くスピードも格段にあがっています。俗に言う「ノッテキタ」という状態でしょうね。
ここまでが前置きです。つまりここから、「与えることは得ることだ」という話に進むのです。
ご存知のようにスマトラ地震の被害余波は災害史上最も深刻な規模になりつつあります。そこで各国、各人が被災地に対し「義捐金」を寄付しています。
ニュースによると、シューマッハー(F1レーサー)が約10億円、ビル・ゲイツが約3億円、スピルバークが約1億円、ペ・ヨンジュンが3000万円、そして我等が松井秀喜が5000万円です。この人たちって確かにたくさん稼いでいますけど、寄付金の額も半端じゃないですよね。でも通常、「たくさん稼いでいる」から「たくさん寄付できる」と思いがちですが、実は違うのでは。
情報と同じように、この人たちはもともと「与える」という行為が習慣付いているのではないか、と思います。それはお金でなくとも、トイレ掃除であったり、おしゃべりであったり、調子のりであったり、いろいろあると思うのですが、そもそも「与える」というマインドがなければ、あれだけの義捐金を寄付できないですよね。
すなわち「与えることは得ることだ」の実践者なのではないでしょうか。
というわけで(じゃないですが)、私も寄付します。新潟の義捐金は2,000円でしたが、今回のスマトラ地震は5,000円の寄付をします。これは新潟を軽んじているわけではありませんが、やはりその規模、そして実際に行ったことのある場所だからです。
タイ、インドネシア、マレーシア、インド、スリランカ、、、みんな思い出深い国々です。スリランカではまさしく今回の津波の被災地(ゴール)で、一般の民家で二晩もお世話になりました。海辺に近いお家だったので恐らく、、、、(涙)、、、、無事であることを祈るばかりです。
そうです。私は5,000円の義捐金以外にも「祈り」を捧げる、それも心から捧げることをしなければなりません。せっかく滝に打たれているのだから。祈り方は普通の人よりもわかっているつもりです。
今日は話があちこち飛びましたね。テーマは「与えることは得ることだ」です。間違っても「得ることは与えることだ」ではありません。そして、今、「情報を与える」という行為をPCの前でしている最中、私のケータイに「心が震えるような素晴らしい情報」が舞い込んできました。俺って何もの??ってな感じです。そのことについては、また報告します。
私と一緒に祈りを捧げてください→今日の順位は?
(ヒデキです。ようやく30歳になってちょっとホッとしてるとです。。。)