潜在意識パニック 2011.9.14
2011年 09月 14日
インドの天気予報を見ると、デリーはまだ雨季なので、天気と雨が交互に来る感じで30度を超えるインドらしい気候。それに対してラダックは、、、すでに秋、と言うか日本からすれば冬のような気候で、雪マークもちらほら。ガイドの方が言うには、日中は20度、朝晩は10度前後だそうですが、ネットの天気予報ではそれより10度は低い。見方がおかしいのかな。でも、それは標高3,500mのレーの気温であって、後半に行く標高5,000mの地点はもっと寒いはず。しかもその辺はちゃんとしたホテルもなく、ホームステイの予定なので、どんな宿泊になることやら。私にとっても未知の体験なのに、他のメンバーにとっては尚更でしょう。
しかも海外初の人も私が知る限り2名はいる。どうぞ、叩きのめされて欲しい(笑)。ところで私はどこに行くにしても軽装なんですが、今回は初めてスーツケースを買って出かけることにしました。と言うのも、ダウンジャケットやヒートテックなど、冬物をちゃんと持って行く必要があるから。そしてできれば寝袋もあればいいと言われたので、私は持って行くことにします。ツアーガイドさんのとこにもいくつかあるようですが、私がそれを使うわけにもいきませんからね。
で、今日は買い物の後、スーツケースに詰め込んでいたら、かなりいっぱいになってしまった。私でさえこれなんだから、女性群はもっと大変だろうな~と思います。ミクシィコミュで連絡のやりとりをしてるのですが、中には日本のレトルト食品や蚊取り線香を持って行くべきか、、、などの質問もあり、そんなの入れるスペースないでしょ、、、ってのが正直なところ。
ちなみに「食」に対しては、どうかな。こう言っちゃ悪いけど、そんなに「美食」の旅にはならないと思う。インドって国は、出す値段によって食事の質が随分違ってくるので、一皿50円の定食もあれば、5,000円のフルコースもあって、当然、5,000円のフルコースなどは目玉が飛び出るほど美味い。だけど、今度行くのはヒンズーじゃないチベット文化圏。基本的にそんな極端なことはなくて、全体的に素朴な印象。これまで何度か本場のチベット料理を食べたことあるのだけど、あまり辛くもないけど、すごく質素な味付けなんですよね。例えば「トゥクパ」なる外見上は日本のチャンポンのような麺料理があるのだけど、食べるとほとんど塩味だけだったりして、不味くはないけどコクがない。普通にチャンポンの方が美味い。
それ以外は「モモ」と呼ばれる餃子のようなものが代表で、一応、インドなのでカレーもある。焼きそばなど中華もあるはず。だけど中には得体の知れない料理だって出てくる可能性がある。私的にはそんなのを期待。全工程で一度や二度は「ヤバイ」と思う料理が出てくるだろうけど、オレ的には完全ウェルカム。ま、私がそんなことばかり言ってるので、女子の皆さんの中にはお菓子やカロリーメイトを持って行くと言う人もいる。だけど、、、私の経験上、「食」に対して保守的なのはむしろ男子でしょ。女性は何だかんだ言って食べるのですが、男性は受け付けない人は頑固にダメですからね。
それはともかく、今回のインドだけは私にしてもまったく未知の世界。前回の2008年はデリー、アグラ、ブッダガヤ、バラナシと、すべて行ったことあるし、割とイメージがしやすかった。だけど、今回は確かにラダックは行ったけど、中心都市のレーだけで拙著「宇宙となかよし」の表紙になってるラマユルとかも行ってない。壁画で有名なアルチも行ってないし、標高5,000mのチャンラも、中国国境のパンゴン湖も当然行ってない。何より16名なんて大所帯も初めて。
とにかく何から何まで未知の世界。ついでに、なぜか途中で乗馬があったり、祈祷師を訪問したりなどのオプションもある。なんだかもう、「潜在意識」がガラガラと書き換えられそう。何度も書いてきたと思うけど、「潜在意識」ってのは基本的にパターン認識で動いています。安心・安全を守るためにできたプログラムのこと。例えば小さい頃、「犬」に怖い思いした経験があれば「犬=危険」と潜在意識は認識し、それ以降、犬を見たら、そこから逃げるように身体が反応する。
つまりこれまで体験・経験してきたことについて、それが単に似ているだけでも、パターンを一般化して反応する。それが「潜在意識」の性質だったわけですね。しかしもし、これまでの体験・経験になかったものに遭遇したらどうなるか。潜在意識がパニックを起こしてしまうのです。
とりあえず未知なるモノに付いては「危険」を判断はするのですが、それと同時に「未知」に対して強くフォーカスしてしまう。その瞬間、人は「変性意識(トランス状態)」に入ってしまうのです。別の言い方をすれば「催眠状態」のこと。睡眠状態ではなく。実は歴史をたどると、最初日本に「催眠術」が入ってきた時、そう訳さずに「注意術」と呼んでいたそうです。つまり「催眠」とは何かの一点集中している状態のことを言う。
ですので、「未知」なるモノに対して「集中(フォーカス)」してしまうってことは、潜在意識は完全にダウンしてしまって、ある意味、むき出し状態になっている。その時、「教祖=イケメン」なる情報をインプットすれば、潜在意識は素直にそれを受け入れてしまう。なんとかサティアンで行われてたのもまさにこれ。信者を日常から隔絶させ、「未知」のゾーンに入れてしまって、潜在意識が完全にむき出しになったところで、団体にとって都合のよい情報を流す。それを「洗脳」と言います。
旅も同じ。私が主催する旅ってのは、基本的に「未知」への誘いが中心。Q州ツアーなんかも滝行とか宿坊を始めとして、未知を体験するのが主目的。8月のQ州ツアー後、参加者の多くがメタモルフォーゼしてしまってるようなんですが、理屈から言えば、旅によって潜在意識がむき出しの状態になり、そこでお互いによるアドバイスやらスポンサーシップやらが行われるので変わらないはずがない。中でもこの方の躍進はハンパないようです。
で、こう言ってはなんだけど、場所が場所だけに、今度のインドツアーはQ州ツアー以上にすごいことになる可能性は非常に高い。主催者の私でさえも「未知」なわけですから、「潜在意識」は大パニックでしょ。その状態で、、、いわゆる「神秘体験」などした日には、どうなることやら。それは2005年の私のインド旅行がそうだったように、もうこの宇宙てのは完全に「大丈夫」だってことを悟ってしまったりね。その意味ではあのインド旅行は今の私になくてはならない経験だった。
そして今回。その時のラダックをさらに拡大する。キン肉マンの話をしてる場合じゃない。おそらく完全スピリチュアルモード全快で、「地上」ではおいそれと言えないことばかり言ってる気がする。そんなことをお互いに言い合ったりとかすれば、、、もうとんでもないですね。まさに「宇宙」でしょ。
そんなわけでいよいよ突入です。そしてその前日は「宇宙となかよし塾in東京」。今日、お一人キャンセルが出たのですが、ミクシィで呼び掛けたらすぐに埋まってしまいました。私にとって本格的なネクストステージに入る前の最後のライブ。どんな話が登場するやら自分でも楽しみです。
それからちょっとご案内。なぜかお二人とも沖縄のお友達なんですが、まずは先日のコラボにも来て頂いたひーこーさんの「福岡こころとからだ塾」が9月23日にあります。ほんとは私も行きたかったのですが、インドと重なってしまいました。ひーこーさんは最近結婚もされて、さらに大阪や東京、名古屋、南九州でも活動を広げるなどアゲアゲの状態。彼はキャラも含めて一押しのお勧めです。福岡の人、私の替わりに行って来て欲しいです!
それからもう一つは、純粋な沖縄人じゃないけど沖縄に身を沈めているほこぴーさんの主催する「いのちまつり2011」というイベント。今年ほど「いのち」を意識した年もないんじゃないかと思います。だって、つい数分前まで笑っていた人たちが、突然の津波で何人も命を落とす。命ってのは儚い。だからこそ尊いんだってことを誰もが実感したんじゃないかと思います。
このイベントの主催者のほこぴーさんは、数年前に沖縄の海に魅せられ、ダイビングのインストラクターとして活動していた矢先、バイクの事故で半死半生の状態に陥り、今は普通に生活しているものの、後遺症がまったくないわけじゃない。そして今、このイベントを成功させようと、文字通り「いのち」を削って最後のスパートに入っているようなのです。イベントまでは10日の断食をしながら、チケットをなんと飛び込みで手売りする毎日。
このイベントには古市佳央さんと言う方が講演されるそうですが、その方もほこぴーさんと同じくバイクで事故って生死をさまよう経験を持つ。身体の40%が火傷でただれ、何度も死のうと思ったとか。でも、負けずに30回の手術と必死のリハビリによって、今では会社を経営しながら、全国で講演活動を行っています。沖縄の方は、ぜひ行ってみてください。こんな熱い男たちの存在を知ることは、これからの人生に掛け替えない財産になると思いますので。
てなわけで、9月に入って、なんだかいろんなところが熱く動き始めているようです。私も頑張ります。それではまた明日。ありがとうございました。
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