体重に思ふ 2004.8.31
2004年 08月 31日
朝になりました。そこで驚いたのですが、ものすごく目覚めがいいのです。体が軽いのです。今までは起きてもまだ眠かったり、体がだるかったりしたのですが、今日は本当にいい目覚めでした。考えれば当然のことです。寝る前に食べれば、体は休んでいるようでも胃袋は活動しているのだから疲れるはずです。結局、昼まで何も食べなかったので24時間もの間、胃袋を休めていたことになります。
思えば、こんなに胃袋を休めたのは5年ぶりぐらいでしょうか。なぜ5年ぶりかと言うと、今だからこそ言うけど、その当時「失恋」の最中だったのですよね。ある女性からある時、別れを告げられて、それからデリケートにもご飯が喉を通らなくなってしまったのです。特に独りになると全くダメでした。昼は大学の学食で皆と食べたので、何とか食べられたのですが、それ以外はダメでしたねぇ。こんな経験って誰でもあるでしょ?
身長の伸びが止まったのが20歳前だとして、人生で最も太っていた時期が、浪人時代で75キロまでいきました。その後、大学で独り暮らしをして65キロくらいまでなったと思うと、一年ほどして68キロまでなり、2年間はそのままでした。そして4年になって工場でバイトを始めると、仕事がハードなためか64キロまで減り、大学卒業後に旅に出て帰ってきたらアジアで食べたせいか65キロに。そのまま、順調に70キロまで増え、前述の失恋で一年間でなんと57キロにまでなったのです。私は割と骨太なせいもあってか、見た目よりも体重がある中で57キロはちょっと異常でした。変な病気にかかったのでは、と皆から言われました。かかったのかもしれません。恋の病に。
それから約5年。順調に70キロまで戻り、しばらくその辺を推移していたのですが、ここ最近になって、「はら」がかなりやばいことに気づき、昨日の夜断食に至ったわけです。
そんな話を会社の女性職員と昼にしていました。やっぱり失恋など恋の病で体重が減るというのは、若いうちはやっておいた方がいいと。そういう経験が一つ一つ人生の肥やしになっていくもんだと。
どうなんでしょう。結婚って誰もが人生で最高に好きな人とするものなんでしょうか。それはその見方によるものでしょうか。「人生で一番好き」の解釈を、「好きバロメーター」の針が一瞬でも最高値に達した人とするのか、上の方をなだらかに推移している人とするのか。まあ、常識的な見方をすると、後者の「上の方をなだらか」な人と結婚するのがいいのでしょうね。でも、一瞬の最高値も捨てがたい魅力があります。一種の麻薬かもしれません。体重も減るわけです。でも、そんなものいつまでも求めてられないですよね。身も心ももちません。それってもしかして「年とった」ということでしょうか。はい、今の私は「上の方をなだらか」ですよ。でも、体重は減らしたいです。以上。
(写真は昨日すっぴんで告白してふられた元アイドルのユカ-よく頑張りました→上のリンクを見よ)