架け橋 2011.8.26

 明日のQ州ツアーの資料完成。Q州ツアーは毎度のこと、単なる「旅行」ではありません。常に一つの「物語」を描いて行うもの。その全体像を初日の宿坊でセミナーとしてお示しする時間があり、そのための資料です。昨年は「メタマインド(超意識)」に入るワークする中で、「スプーン曲」げなどの実演をしましたし、翌日には「雲消し」の伝授もさせて頂きました。今年はスプーン曲げこそやりませんが、雲消し伝授などはいつでもできます。

 確かに「雲消し」は怪しいです。できると言っても、それを「トリック」で説明することもできます。しかし論より証拠。まずは、やってるのを見て、そしてやってみる。それだけで「知覚」が拡大するのであれば、やって損はないはず。そう言えば、しばしば誤解を受けるのですが、ヘミシンクについて。私は「ヘミシンク否定論者」ではありません。そう誤解される面がなきにしもあらずですが、自分で言うのもなんですが、ヘミシンクの原理そのものについては、完全な「肯定論者」です。

 あれほど瞬時に変性意識に入れるツールは私は知りません。もちろんドラッグ系はもっと早いのでしょうが、それは違法である以上に健全ではないのでお勧めしません。ですので、通常は「瞑想(及び瞑想的なこと)」が勧められるのですが、その効果を高める「ツール」としてヘミシンクは最適。民族音楽や宗教音楽も同じ効果(変性意識)を狙っているものですが、その効果を誰もが手軽に再現できるトレーニングツールとしてヘミシンクはお勧めできます。

 ただ、私が「懐疑論者」であると思われる点があるとすれば、それは「体外離脱」について。「体外離脱」と言うと、文字通り肉体から魂が抜け出て、世界中はおろか宇宙旅行までできてしまうイメージを持たれます。そうでなくとも、例えば隣の部屋に忍び込んで生活を覗いたり、女風呂を覗きに行ったり、さらには町役場の建設課に忍び込んで今度の入札の予定価格を忍び見ることも可能。つまり、「3次元」において、魂(?)が場所や時に関係なく浮遊できるもだと思われる節がある。私自身も二十歳から「体外離脱者」ですので、それには実体験としてどうしても違和感がありました。

 なぜなら、私の体外離脱ってのはどうにも行動範囲が狭い。振り返って自分の姿を見ることはできても、壁抜けはできないし、空中遊泳もできない。ヘミシンクでどうにか平行移動(空中移動)はできるまでにはなりましたが、それ以上に自由に行ったり来たりもできない。ただ、トレーニング次第でもっと自由自在に「3次元」を行き来できるのかも知れないと思いながらも、その辺はどうにも懐疑的だったのです。

 ですが、その辺はハッキリしました。ヘミシンク本のベストセラーを出している鈴木啓介さんやとみなが夢駆さんたちと直接話すことがあって、聞いてみたところ、ヘミシンクで近くできる世界はあくまで「脳内」のこと。本当に3次元を行き来できる可能性を否定するわけではないけど、ロバート・モンロー自身も「心象風景」と言ってるように、「夢の世界の延長」と言った方がいい。それなら非常によくわかります。

 なぜなら私自身がヘミシンクで見ている世界がそのものだったから。私が初めてヘミシンクを聞いたのは昨年の10月1日の朝5時のこと。「ゴーイングホーム」なるマニアックなCDの一枚目を聞きました。それは確か「フォーカス10」ってところに行くのですが、その世界は「寝ていることを意識している状態」だったと思います。確かにそうなりました。意識ははっきりしているのだけど、身体が動かない。いわゆる「金縛り」の状態なんですが、だけど今までの金縛りとはちょっと違う。もっとライトな金縛り状態でした。

 次の瞬間、胃の辺りがブルブル震えだして、そこにハッキリしてイメージが出てきました。その話は以前もした通り。最初、そのイメージに対する勝手な解釈をしていたのですが、その3か月後、その意味がきちんとわかりました。そしてその意味の通りに行動すると、、、瞬く間にその月の月収が120万円を超えてしまいました。

 ま、お金に関しては一例ではありますが、私はヘミシンクを通して「あれが見えた、これが見えた」って話で終わらすのは非常にもったいないと思っています。それが「心象世界」であったとしても、その「意味」を考え、そして実生活に生かすものでなければ、なんの意味もない。ヘミシンクで見る世界は「3次元」ではないにせよ、私のその「心象世界」と「3次元」をつなぐことが大切だと思っています。ただし、それは「勝手な解釈」ではなく、ある程度の時間とセンスが必要。

 例えばヘミシンクで「白い騎士」の姿が見えたとしましょう。多くの人はそれをして「過去世の姿だ」と「解釈」するかもしれません。だけど、それは早計だと考えます。もしかしたらフィギュアの騎士かもしれないし、映画の中の騎士かもしれない。だけど「白い騎士」が見えたことが事実であれば、それは「シンクロニシティ」という連鎖によって必ず「3次元」とつながるものと考えています。

 もう一度言いますが、ヘミシンクで見える世界は「イメージ(潜在意識)」の世界。「3次元(顕在意識)」ではありません。しかし「潜在意識」と「顕在意識」の世界をつなぐ架け橋がある。それが「シンクロニシティ」です。明日からQ州ツアー。これは文字通り「3次元」の旅ですが、そこで出会う人たち、そして風景、体験、、、などを通してある一定の「イメージ」が浮かぶ。別の言い方をすれば「ツアー」という「身体行動」を通して「潜在意識」が喚起される。その瞬間、今まで考えもしなかったヒラメキやイメージが浮かぶ。そしてそのヒラメキはイメージは早晩、シンクロニシティという架け橋によって現実生活へと浸透してくる。私の狙いはそこにあります。

 ツアーに先立って交流掲示板で「10年後の姿」を描いて頂きました。昨日も言ったように、「10年後の姿」は自分で描いたものではなく、あくまで「与えられたもの」に過ぎません。そしてその姿は今では「イメージ(潜在意識)」にあるだけですが、3日間のツアーを通して、様々なシンクロニシティを経て結晶化するプロセスを体感する。そのためのワークがまさに「滝行」であり「宿坊」であり「パワースポット」であったりするのです。そのための全体像を初日の宿坊セミナーで概説する。その資料を作ったって話をするのに、こんなに長くなってしまいました(笑)

 てなわけで、3日間、、、お天と様は「晴れ」を私たちにプレゼントしてくださっています。感謝。理屈はともかく、まずは楽しむだけ。それではツアー後のレポートをお楽しみに。次回のブログ更新は8月30日(火)になると思います。ありがとうございました。

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by katamich | 2011-08-26 23:39 | ■精神世界 | Comments(0)