ボーナス2万円 2011.7.27

 今日は、ちびQがまたも夏風邪で保育園お休み。午前中に病院に行くと、今年二回目の手足口病。今、西日本で流行ってるらしいのですが、今回のちびQはいわゆるブツブツが出来ないタイプらしくて、食べる時に痛がることがないのは幸い。風邪薬もあまり効果ないらしいので、座薬だけもらいます。だけど座薬もあまり入れたくないので、そのまま放置してたら普通に熱が下がってきました。今、「トムとジェリー」にハマってるのですが、それ見てゲラゲラ笑っています。

 最近は夜に自室にこもっていると、ちびQがやって来て「こっち」と言って、部屋から出そうとします。一応、出てみると、ドアを閉めて再び入らせないようにする。そして隙を見てまたこもる。するとまた来る。そんな繰り返しですので、やっぱり保育園に預けないと何もできないわけですね。そんな一日でした。

 ところで今さっき、書類箱を整理していたら、こんなものが出てきました。
ボーナス2万円 2011.7.27_b0002156_1424586.jpg

 なつかしいです。これは私が28歳にして初めて社会人(会社員)になって、初めてもらったボーナスの明細です。なぜかぐちゃぐちゃになってますが、、、これは前もお話したと思います。私は中途採用の契約社員だったため、給料は新卒の7割、ボーナスなしって待遇で入社しました。月収にすると12万円。4か月後から残業代が3万ほどつくようになったのですが、それでも手取り15万円。新卒の人は20万ちょっとなのかな。

 最初のボーナスについては、新卒ももらえないことにはなっていますが、一応、寸志という形で一律の額はもらえるようでした。私には関係ないと思っていたら、最後に私も呼ばれたので、ちょっと嬉しくなって明細を手にしました。開けてみると、、、2万円。他の新入社員は5万円はあったと思います。もちろん頂けるだけマシなのですが、最初からないものと思っていたところに2万円。これは受け取り方でしかないのですが、私はなんかバカにされてるような気がして切なくなりました。もちろん会社はバカにするつもりもなく、純粋に労いの意味で与えたものなので、こればかりは私が一方的におかしいわけです。

 だけどその時の感情はどこかやるせなくなって、明細をぐちゃぐちゃに丸めてゴミ箱に捨ててしまったのですね。でも、その瞬間、「今に見ておれ!」みたいな気持ちがわき上がってきて、ゴミ箱から明細を拾ってしわをのばしました。それが上の写真です。それが2001年6月のこと。

 結局、2005年4月いっぱいでその会社は辞めてしまったのですが、今思うと、その明細をもらってから10年が経過したんですね。もちろん今は、「今に見ておれ!」なんて気持ちもなく、前の会社に対しては、本当に感謝しかないのが正直なところ。だって社会人としては瀕死の状態だった私を拾ってくれて、曲がりなりにもキャリアを積ませてくれたこと。確かに業務はすごく忙しかったけど、あの会社からは凄まじく勉強させてもらいました。ちなみに同業者からは「〇〇専門学校」などと呼ばれていたそうですが、それほど実務的なスキルを鍛えてくれたものです。もっとも「専門学校」って言葉には、「卒業する」って含みがあるわけですが、それはさておき。

 でも本当にいろんなことを勉強させられました。アプリケーションとしては、ワード、エクセル(関数も)、イラストレーター、フォトショップ、地理情報システムなどなど、おそらく専門学校で学ぶ以上のスキルを身に付けたと思います。それ以外にも営業、プレゼン、企画書作成、会議運営、業務管理などなど、およそ経理以外の実務はほとんどやったんじゃないかと思います。私は4年しか会社にいませんでしたが、実務のスキルだけで言えば4年で十分。もちろん業界の仕事としてはまだまだ先がありますが、基本スキルだけだったら十分でした。

 ちなみにその一年後の2月、貯金が3万円になって月末の各支払いがやばくなった時、突然、知人のNPOから急ぎの仕事を頂いたのですが、2~3日の資料作成と2回の会議出席だけで30万円をもらい急場をしのぐことができました。それもやっぱり会社でしごかれたおかげ。

 ですので、例えば今、20代フリーターの中には就職せずに将来的に起業したいって人も少なくないと思うのだけど、起業するにしてもまずは就職した方がいいとは思います。会社で働くってことは、実は「勉強しながらお金をもらう」ってことでもあるので、セミナーに出てお金を払って勉強するよりもよほど効率的。もちろんやりたい勉強だけじゃないと思うけど、それも含めて勉強ですからね。実際、私も時々、「起業したいんです」って相談を受けることがあるけど、何よりもまずは会社で働くことをおススメしています。

 やりたいことじゃなくても、勉強のつもりでやればいいわけで、そのうちチャンスも広がってくるでしょう。そしてできれば忙しい会社の方がいい。寝る間もなくて、当然、離職率も激しくて。そんな会社で3年も働けたら、嫌でも経験値積めますからね。後から振り返ってみるといいこと尽くめ。てなことを、今、つくづく思うわけです。ほんと、あの会社に拾ってもらってよかったな~って。

 そうやって考えると、やっぱり人生に「無駄」ってものは一つもないですね。27歳で650円のアルバイトからスタートして翌年は契約社員。4年勤めて辞めたわけですが、それらもすべて「最初から決まっていた」かのように思うことがあります。会社を辞めて4か月ほど収入がまったくありませんでしたが、その4か月目の末に加賀田先生のDVDが手に入り、それで一気に息を吹き返す。ぜひ一度お会いしたいと熱望してたら、実は近所に住んでいて同じスーパーを使っていたなどの事実が判明。

 だからどうってこともないのですが、こんなシンクロを経験すると、、、やっぱり「人生は最初から決まっている」って思わざるを得ないわけです。いや、きっと決まってるんですよ。本当に。時々、信じられないシンクロでそのことを知らせてくれるのだけど、気づく人は決して多くはない。と言うか常に何か大きな流れの中で動いている。

 てなこと言うと、お決まりのフレーズが出てくるわけです。

「人生が最初から決まっていると言うのなら、何もする必要ないじゃないですか?」

と。いちいち説明するのも面倒なので勝手にしてください。何もしたくなかったら何もしない。動きたかったら動く。私は動きたい方ですので、動きます。なんですが、、、やっぱり「宇宙」的な何か大きな流れのようなものがあるってことを、今さらながら信じるしかなくなっているのです。

 そしておそらく、、、このままどっかに進んでいくんだろうな~ってことも実感しています。それがどこかはわかりませんが。でも「宇宙旅行」には行くんだと思います。ちなみに先日、「宇宙に行きたい」って言ったら、「ヘミシンクで行けばいいじゃん」と言われて、「ふえ~」っとなりました。私はあくまで生身の体で、この目で宇宙を見たいのであって、ヘミシンクで見ても面白くともなんともないじゃないですかね。

 もしもそれで満足できるのなら、それこそヘミシンクだけしてたらいい。地方の6畳一間のアパートを2万円くらいで借りて、食費水道光熱費交際費あわせても月5万で生活しながら、誰とも会わずにずっとヘミシンクだけやっていればいいんです。そのうち衰弱してきて、誰の目にも働けない状態になれば生活保護。これで死ぬまでヘミシンクだけやって生きていけます。月に一回は役所に顔出す必要があると思いますけど。

 もう、天国じゃないですか。宇宙旅行にも行けるし、憧れの女優ともHできる。世界中をパスポートなしで飛びまわり、世界中の美女とまぐわう。トレーニング次第でそれくらいのことできるんじゃないでしょうか。でも私はそれでは満足しない。ちゃんとパスポートとビザとってインドに行きたいし、この目で見て、この肌で感じたい。高山病になってみたい。そうやって「身体」を使って私は生きていきたいので、なんもかんもヘミシンクで体験しちゃうのもどうかと思います。ですので、宇宙旅行もちゃんとトレーニング受けて、金払っていきたいものです。でも、いわゆる「宇宙を見た~」って経験ならば、高校2年の時、モーツァルトの交響曲第41番ハ長調K511の終楽章で見てますから、やっぱり今度こそ生身の身体で行きたいものです。

 それはともかくとして、人生はなんか大きな流れによって動かされている。宇宙の意思とも言えるような、大いなる何かによって。もしもその大きな「流れ」に乗ることができれば、そこにこそ「本当の自分」があるんじゃないかと思い、私自身もまさにそれを今、体感しているところです。

 では、どうすれば大きな「流れ」に乗ることができるのでしょうか。まずは乗らないコツから言うと、それは「後悔すること」です。後悔しようが後悔しまいが、過ぎ去ったことはどうしようもありません。その後悔の出来事自体も、大きな流れの中のワンポイントであることは違いないわけで、そのことにくよくよすること自体が、流れを滞らせてしまうようなもん。

 だとすれば、、、どうすればいいのか。それがつまり「感謝」です。良いことがあっても、良くないことがあっても、素直に受け入れ感謝する。特に過ぎ去ったことに「反省」することは大切ですが、それも含めたところで「感謝する。すると「流れ」が一気に加速するんですよね。

 私自身の人生が本当に変わり始めたな~って実感が出てきたのが、2004年5月のこと。たまたま本やで斎藤一人の本を見つけて、しかもそれは一人さんが本自体を出したばっかりのもの。知名度も今ほどありません。そこに「ツイてると言えば、運がよくなる」って書いてたので、その通りに実践。とにかく良いことがあっても、良くないことがあっても「ツイてる」です。それがすなわち「感謝」だったのだと、後から気づくことになります。

 結局のところ、いつも言ってることは同じかもしれませんが、「感謝」こそが宇宙の大いなる意思につながり、人生を加速させる唯一にして最大の方法なのです。一番やっちゃいけないのが、「後悔」と「愚痴」です。ミクシィにも書いたのですが、8月末の「Q州ツアー(残1)」と、9月の「インドツアー(残なし)」では、未来に対する明るいビジョンを開きたいってのもあって、愚痴と後悔だけは厳禁です。過去に感謝し、現在に感謝し、未来に感謝する。それを徹底することで、人生の流れを大きく変えちゃいましょう、、、ってのが本当の趣旨だったりしてね。

 てなわけで、10年前の2万円の明細書にも感謝しかない。これのおかげで今の私があると言っても過言じゃない。やっぱりね、、、挫折とかどん底ってのは、20代か30代で経験しておくのがいいと思います。40歳を超えてしまうと、いろんな意味で守りに入ってしまい、リスクを避けることがモチベーションになってしまいますので、挫折するのもなかなか難しいですから。逆にこれまで順風満帆にやってこれた人は、40代、50代になって、若い頃に挫折やどん底を経験してなかったことがコンプレックスになるようですしね。

 ま、とにかく私は20代でかなり挫折経験をしたのが、今では大きな力になってるし、まさに宇宙の意思を感じさせる出来事だったと思っています。懐かしい明細を見つけて、ついまた振り返ってしまいました。ありがとうございました。 

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Commented by kiyo at 2011-07-29 07:10 x
はじめまして。石井さんのブログには親近感を覚えます。ほっとするんですよ~。私は富山にすんでいるんです。よろしければ北陸でNLPのセミナーをお願いします。お会いしたいです。これからも応援します。
Commented by kiyo at 2011-07-29 08:49 x
タイプミスでお名前を間違えました。石田さん、大変失礼いたしました。
Commented by katamich at 2011-08-02 22:46
■kiyoさん!
富山は私の父の故郷です。高岡ですが。いつかぜひ北陸でセミナーしたいですね~。金沢では一度やったことがありますが。いつも応援ありがとうございます。
by katamich | 2011-07-27 23:39 | ■人生哲学 | Comments(3)