「原因の世界」の話 2011.6.13

 東京セミナーが終わって先週一週間は、何だかダラダラ過ごしたな~って感じではあるのですが、状況はいろいろ変わったかもしれません。面白い出会いもあったし、また、ものすごいチャンスが訪れようともしていたり。でも、今月は一つ大きな仕事を残してるんです。お金を払わないかん仕事。そう、、、納税です。それも法人税。面倒だけどやるしかないもんね。

 ところで、、、夢駆さんとつながってから、私も再びヘミシンクに興味を持ち始めていて今日も聞きました。今日は半金縛り状態。つまり意識ははっきりしているけど、身体が眠っている状態。あ、これってフォーカス10だからいいわけか。まだ再び聞き始めて2日目なんですが、確実に「脳」が変化している気がします。まず、明晰夢を見やすくなったこと。今朝も起きようとする時、完全な明晰夢状態で動き回ってましたから。だから何?ってこともないのですが、つまり「潜在意識」の世界が身近になったってことかな。

 「潜在意識(無意識)」の世界に入ることを「変性意識状態(トランス状態)」と言うのだけど、「変性意識」を経験するにはいろんな方法があります。例えば瞑想、坐禅、滝行、ヨガ、呼吸法など伝統的な行法に始まり、ドラッグを用いて変性意識に入る方法などもかつて積極的に研究されました。LSDなどはそのためのドラッグ。トランスパーソナル心理学のスタニスラフ・グラフなどが代表です。もう一度この図を貼りますね。
「原因の世界」の話 2011.6.13_b0002156_16503929.jpg

 水面上の「意識」の世界を私は「この世」と呼び、水面下の「潜在意識」の世界を「あの世」と呼んでいます。こないだも書いたように、実は「死後の世界」は存在しません。もっと正確に言うと、「わからない」という前提で考える必要があります。ただ、論理的に考えると、私たちの認識はあくまで「脳内」の反映であり、「脳」がなくなるとすべての世界が消滅するがゆえに「死後の世界」はないと考えられます。むしろ「死後の世界」とは「脳」を超えたところにある。あえて言うなら、それが「今ここ」であり「超意識」である、と。

 ま、「死後の世界」があるのかないのか、、、なんて議論はどこまで行っても決着つかないので、今日のところはこの辺にしておきます。ですが、少なくとも「死後の世界=あの世」と考えるのではなく、この世界と言うのは、実は「この世」と「あの世」が共存した世界であると考えるのが私のスタンスです。こんな時、、、「私のスタンスです」と言うのではなく、バシャールが言ってます、と言った方が説得力あるのでしょうけどね。

 それはともかく、前も書いたように、次のようなここでは次のような図式が成り立ちます。


「意識」⇒「この世」⇒「目に見える世界」⇒「結果の世界」
「潜在意識」⇒「あの世」⇒「目に見えない世界」⇒「原因の世界」


 そして言うまでもなく、その情報量は圧倒的に「意識<<<<・・・・<<<<潜在意識」です。ですが、私たちが住んでいる世界は基本的に「意識(この世)」の世界であり、ここで私たちは楽しんだり苦しんだりしてるのです。ですが、結局のところ「潜在意識(あの世)」の結果に過ぎないわけで、「幻想」なのです。はい。

 で、「変性意識状態」に入るとは、つまり「潜在意識(あの世)」を知覚することであり、その方法として上にあげたいくつかの方法があるのです。「潜在意識(あの世)」が「意識(この世)」の原因であることについて、ちょっと具体的に解説しましょうかね。

 例えば「犬が嫌い」ってのは「この世」の話です。いつもこの例ですいません。だけど、犬が嫌いになったのは生まれつきってことはありません。おそらく幼少期に怖い目にあって、それで「犬=危険」なるプログラム(アンカー)が身体(潜在意識)に埋め込まれた結果。ですので「犬が嫌い」って現象の根底には「犬=危険」なる潜在意識的プログラムがあるわけです。ここで、「犬が嫌い」を克服するにはどうすればいいのか。他人がどんなに「怖くないよ」と言っても、それはあくまで「意識(言葉)」からのアプローチなので、実際に反応してしまうことには敵いません。

 そう言えばツレの会社にこんな人がいたそうです。ある若い社員にも部下ができました。ですが、その部下は先輩のことがちょっと苦手です。何かにつけて叱責を食らうから。そのうち部下は先輩の前で委縮してしまい、言葉がうまくでなくなったのです。先輩の前でのみ。その時、先輩は部下に対して「どもるなって言ってるのにわからないの!!」と詰め寄るわけです。アホか、と思いました。「どもるな」と言って治るならとっくに治ってる。ここで大切なのがまさに「潜在意識」によるアプローチ。そのためにはまずは後輩にリラックスさせることが大切。それだけで「どもり」なんてのは消えるわけですから。そしてリラックスさせるのもまた先輩の力量なわけです。

 とにかく「口で言っても治らない」なんてのは当たり前の話。セミナーではよく「意識=言葉、潜在意識=感覚(身体)」と言ってますが、意識の現象を意識では変化させられません。それができるなら、あらゆる願望が瞬時に叶ってしまいます。いや、もっと厳密に言えば口にしたこと、思ったことがすべて叶ってしまう。そうなるといいな~とは思いませんよね。人間はだいたい8割くらいはネガティブなこと考えてますので、そっちが先に実現しちゃう。ですので「思ったことが実現しない」ってのは、それなりに合理性があるわけです。

 話を戻しますが、口で言っても治らないのですから、潜在意識のアプローチから変化させる必要がある。なぜなら「潜在意識」とは「原因の世界」だから。で、「犬が嫌い」の話に戻りますが、その原因を探れば簡単。例えば幼い頃、隣の家の柴犬に吠えられたことが原因だったとしましょう。その原因がよくわからないから、勝手に「犬=危険」ってアンカーを埋め込んだのですが、わかっちゃえばどうってことない。

 なぜなら「危険」と感じたのは、「幼少期」における「隣の家の柴犬」に「吠えられた」だけなのですから。ですが、今は「幼少期」でもなければ「隣の家の柴犬」もいないし、当然、「吠えられた」ところで「危険」とは感じない。な~んだ、、、ってなりますよね。ついでに言うと、こうやって潜在意識の情報を表に出すスキルをNLPでは「メタモデル」って言います。元々はバージニア・サティアとフィリッツ・パールズがセラピーで行っていたのをリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーがモデリングした技法。こっからNLP(神経言語プログラム)がスタートしました。7月1日より「70日で人生が変わる願望実現NLPセミナー(福岡)」がスタートします。NLPの復習と宣伝は以上。

 では、どうすれば「犬が嫌い(意識)」の「原因(潜在意識)」に入ることができるのか。NLPの「メタモデル」では「質問」を効果的に用いるのですが、直接、その世界に入る方法もある。それが「ヒプノセラピー」であったり、、、そして「ヘミシンク」もそうなのです。

 瞑想、坐禅、滝行、ヨガ、呼吸法、ヒプノ、ドラッグ、、、ヘミシンク。これらはすべて「潜在意識(あの世)」に直接入るためにツールです。ですが、瞑想~呼吸法までは習得するのに時間がかかる。ヒプノも優れたセラピストにである必要がある(偽物が多い)。ドラッグの多くは違法。そう考えると、ヘミシンクは合法だし手軽。しかも安価。その意味において、私もヘミシンクを勧めるわけですが、私個人はすでに滝行や瞑想をそれなりにやってますし、そっちの方が個人的に好きなだけの話。ですので、ちょっと誤解されたとこもあるのですが、私自身はヘミシンクを批判をしたことは一度もないはずです。ただし、ヘミシンクに安易に期待し過ぎるのも問題だよ、、、とは思いますけど。

 ただ、ヘミシンクにしても、一度聞いただけで、最初から「潜在意識」の世界に入れるとは限りません。夢駆さん的に言えば「トレーニング(脳トレ)」が大切であって、ある程度の練習期間は必要なのです。今ではヘミシンク関係の本をたくさん出している方でも半年かかったそうですし、夢駆さんにしても鈴木啓介さんにしても、やっぱりある程度の練習期間が必要だったわけです。しかも夢駆さんなどは、それ以前に修行的なこともかなりやってたわけです。

 私は昨年の10月1日に「ゲートウェイ」ではなく「ゴーイングホーム」を初めて聞いて、その時、いわゆる「インナーチャイルド」と呼ばれる潜在意識の未消化情報に接したわけですが、あれだって「滝行」をやってきたからだと思うのです。その話を聞いて、「ゲートウェイじゃなくてゴーイングホームの方が効果がある」とは考えない方がいいと思いますけどね。

 ついでにちょっと怪しい話をしましょうかね。今から3~4年前だったか、いつものように「21日間の滝行」をやっていました。真冬の滝ですので、それはもう過酷。しかも私のやり方(導師のやり方)は頭上にガンガン冷水を当てるわけですから、その辛さはハンパないです。実は真冬であっても身体に当てるだけと、頭に当てるのとでは、10倍くらいのインパクトがあります。

 で、早朝に滝行に行くのですが、その後はしばらくボーっと瞑想状態に入ってたんですね。その時、ものすごいことがたくさん起っていて、ブログにもちょこちょこ書いてたと思います。その時のブログを、、、探すとありました。例えば「久々にオカルトな話 2008.2.12」なんかがそうです。金星に行った話とかしてますが、その次の部分を引用してみますね。


で、今日の話なんですが、目の前に突然、明確なスクリーンが現れ、何かの始まりを予感させます。私ととりあえず、空を飛ぶことにしました。すると瞬時に! ではないのですが、ぐい~んって感じに上空まで達し、そこから大地を見下ろすことになります。普通の景色です。その時思います。「あ、そうだ、未来に行ってみよう」、と。そしていつかははっきりさせずに、「未来」に行ってきます。場面が急展開するような感じで、再び、上空から大地を見下ろしています。しかし、なんだか寂しい感じがします。北朝鮮か旧共産圏のような、味もそっけもない建物が並んでるんです。ただ、もっと気になったのが、「緑(みどり・植 物)」がほとんどないんですよね。これ、もしかしたら、人住んでないんじゃないか、、、と直感しました。その時、なんだか大変なものを見てしまったのではないか・・・とさえ思いました。意識は実にはっきりしています。夢を見ている可能性もあるのですが、その可能性を「意識体」としての私は否定しているんです。そして自由自在に飛び回っています。しかし、未来の町には人はおろか植物さえありません。そもそもこれが未来なのか、さらに日本なのか、地球なのかも わかりませんが、見ている私は、そのは福岡市だとして見ているのです。そう言えば、、、この景色見たの二回目です。以前、NLPの「タイムライン」をやっている時、ちょっと深くトランスに入ってしまい、「30年後の福岡」を見てきました。それと同じような風景。共産圏のような建物に植物がいない。



 これって、まさにヘミシンクで体験できる世界と同じじゃないですか、、、と今気が付きました。かなりオカルトな話なんで、話半分にして頂ければと思いますが、実は「潜在意識(あの世)」の世界には「未来」の「情報」も含まれているようなのです。だからと言って「30年後の福岡」がこうなるとは限らないし、これが「3年後の福島」の誤差だったら怖いわけで、、、すいません、不謹慎でした。

 それ以外にもNLPのあるワークをしている時、突然、上空から「南国」のような景色を見ていることがあり、後のそれは新婚旅行で行ったバリ島のある村だとわかったのです。だからどうということもないし、こればかりは断言できることでもないのですが、「潜在意識」には「未来」の情報も入っている、、、ってのがちょっとした仮説です。

 こんなこと書くと、「それは正しいですよ、私の場合・・・」とかコメントを頂きそうですが、「正しい」とは言い切れない話だとは主のです。だけど、そう考えた方が説明つくことってかなりありますよね。で、通常、私がNLPセミナーなどで「潜在意識」の話をする時、だいたい0歳から14歳までの間に作られたプログラム(アンカー)として説明するのですが、実は「過去世」なる情報が含まれていることもわかっています。

 ただし、ここで言う「過去世」とはたった一つの「宇宙情報(魂と言ってもいい)」の断片を切り取って「身体」に埋め込んだ情報のことであって、「私の前世は貴族」てな話のことではありません。ですが、ややこしいの「宇宙情報の断片」のことを仮に「過去世」と言っておくことにします。

 そしてその「過去世」こそが「原因の世界」でもあり、今生の「この世」に影響を与えている。そしてその「原因の世界」を見に行くために、先ほどから言ってる瞑想だとかドラッグだとかがあるのです。その一つとしてヘミシンクもある。そんな受け止め方と思ってください。ちなみに言うと「原因の世界」にはいわゆる「宇宙人」も要るわけですが、その話はまた後日。

 てなわけでして、実は私がやってるNLPセミナーもヘミシンクのセミナーも、目指すところは一つ。変性意識状態に入って「原因の世界」を探求する。それがつまり「潜在意識」なのです。キネシオロジーで「潜在意識」の情報を引き出すこともできるし、近年になってそのような技法が増えてきましたよね。NLP、キネシオロジー、ヘミシンクなどなど。ですので、やっぱり私がやってることも、夢駆さんがやってることも、方法論やアプローチは違えども、行き着くところは同じってことなんです。そして今週末、大阪でもやりますので、ご参加お待ちしております。ぶっちゃけ、、、東京以降に夢駆さんと出会って、そこから再びヘミシンクを聞くようにしてるので、東京とはまた違った雰囲気のセミナーになりそうです。東京の方、、、すいません、と言うより、私のセミナーは一回一回確実に成長していますのでご容赦くださいませ。これ以降、「70日NLP」「Q州ツアー」などもありますので、そちらもお待ちしてますね。今日はこの辺で。ありがとうございました。

クリックの世界へようこそ!
↓ ↓

人気blogランキング

【大阪】6月18日(土)・19日(日):超意識ワークス2日間セミナー(残5)

【福岡】7月~9月:70日間で人生が変わる願望実現NLPセミナー(第三期)

【世界】90日間で人生が変わる超意識コーチング(第三期)


○石田久二公式ブログはこちらです! メルマガもあります♪
ミクシィにも「マイミク限定日記」を書いてますので、読者の皆さんのマイミク、大歓迎です♪
Twitterで思いのままにつぶやいています♪ (よかったらフォローをお願いします!)
○とりあえずfacebookのアカウントも持ってます♪(まだよくわからないのですが友達になりましょう!)
Commented by zanki at 2011-06-14 21:18 x
「部屋をかたづけなさい!」
「時間を考えて行動しなさい!」
と、毎日のように子供を叱っている私。
じゃあどうやって子供の潜在意識を変えれるんですか?
是非ともご教授願いたい。
もっともうちの子のだらしなさは「生まれつき」のよう
な気もしなくはないのですが。
Commented by katamich at 2011-06-14 22:55
■zankiさん!
自分で考えてください。
Commented by ゆり at 2011-06-15 11:16 x
一度だけ、すごく正確な「予知夢」をみました。
母から、緊急事態を知らせる電話がかかる夢。そして5分ほどまどろみ、目が覚めました。
「いやな夢、見ちゃったな・・・」と思いながら起き上がると、現実に電話のベルが鳴って、母が夢と同じセリフを言うのです。

「潜在意識」から、お知らせ?
Commented by katamich at 2011-06-15 14:32
■ゆりさん!
脳の誤作動って可能性もありますが、予知夢ってのがあるのも否定はしていません。
Commented by zanki at 2011-06-15 19:45 x
ヒントくらいないものでしょうか?
Commented by katamich at 2011-06-15 22:00
■zankiさん!
ヒントはこのブログです。
Commented by ゆり at 2011-06-16 17:40 x
「脳の誤作動」のしくみをよく知らないのですが、その確率が80%くらいの気がしてきました。。。
Commented by katamich at 2011-06-16 18:03
■ゆりさん!
脳の誤作動ってのは、脳内で時系列が逆転してしまう現象のこと。普通、現象Aのあとに記憶としてのA′が来るはずが、記憶の中でA′が過去のように処理してしまうこと。それがいわゆる予知夢として錯覚される脳内現象なんです。デジャブも多くは同じ原理。だけど予知夢は必ずしも否定されるわけじゃないとは考えています。
by katamich | 2011-06-13 23:39 | ■精神世界 | Comments(8)