玉ねぎは宇宙 2011.5.21
2011年 05月 21日
ところで昨日も書いた通り、「公式ブログ」でいろんなネタを書いている分、こちらはもっと精神世界寄りの話を思いっきりできるので気持ちがいいです。自分で言うのもおこがましいですが、「真実」の情報を発信していきますね。私の言う「真実」とはつまり「色即是空」の一言で終わっちゃうんですが、つくづく本当に真実だと実感しています。
別の言い方すれば「すべては幻想だ~」ってなるんですが、そう言えば先日、一日に何度も「イリュージョン」って言葉を聞いて、「なんだろう?」って思ってたら、結局、こう言うことだったのかもしれません。すべては「幻想」と言う意味については、方便も含めて、いろんな角度から説明されていますが、昨日も書いたように「今ここ」も「色即是空」も同じことを違う角度から説明したもの。
「今ここ」とは過去や未来も、どこもそこもすべて「幻想」だってこと言ってるわけで、「今ここ」だけがこの宇宙における唯一絶対の世界なんです。そして「今ここ」とはどこにあるのかと言うと、それは「脳から完全に解放された世界」だと定義させてもらいました。
つまり私たちの世界はほぼすべてが「脳」によって構成された現象(幻想)に過ぎず、「脳」がなくなれば世界もなくなるのです。宇宙は137億年前のビッグバンに始まるって説が一般的ですが、確かにそうあったとしても厳密には違います。宇宙の始まりとは、誰かが「うちゅう」って言った瞬間に始まってるんです。理論上は確かに137億年前かもしれませんが、それはあくまで理論上の話。私たちにとって現実的な宇宙は「うちゅう」から始まってるんです。変なこと言ってるように聞こえますかね。
それはともかく「脳」がなくなれば世界もなくなります。なぜなら世界とは「脳」が作りだした「幻想」に過ぎないから。この世の現実は確かに実在するように見えるけど、その見え方は60億通りのパターンがあります。つまり何一つ絶対な「世界」はこの世に存在しない。なぜなら地球上には60億の「脳」が存在するから。60億人に共通する絶対的な世界などないのです。
だけど、昨日も言ったように、たった一つだけ絶対的な世界があります。それが「今ここ」ってこと。これは「脳から完全に解放された世界」であり「脳の支配を受けない世界」とも言えます。脳が生きてようが死んでようが、常にある世界。だから、私たちってのは「今ここ」に生きている限り、死なないのです。だけど、もちろん肉体の寿命はあるし、つまり「脳」の寿命もありますよ。だけど「脳の支配を受けない『今ここ』の世界」だけは、生きようが死のうが実在するのです。唯一絶対的に。
ところで、昨日、「今ここ」は脳幹の支配さえも受けないと書いたけど、確かにその通りながら、脳幹は「今ここ」のセンサーにはなっています。「な~んだ」ってことに気が付くのも「脳幹」ですから。だけどどんなに頑張っても前頭葉では「今ここ」を認識することはできません。なぜなら前頭葉は「幻想」を生みだす役目を持っているから。そこでいつもの図がでてきます。
「幻想」を生みだす前頭葉は左手の「大脳」であり、「今ここ」をキャッチする脳幹は右手の「小脳」です。「今ここ」ってのは一瞬でありすべて。あらゆる情報がここにあります。ただ、「大脳」と「小脳」の間には関所がありまして、それが「今ここ」に生きることを妨げている。だけど、その関所が外れて「大脳=小脳」となる瞬間がある。この瞬間、すべてがわかるのです。
「な~んだ、、、この世ってすべて幻想であって、唯一リアルな世界は『今ここ』しかないんだ」
ってね。では、どうすれば「大脳=小脳」となるのか。「瞑想」だと言う説明もありますが、それはあくまで準備段階としてあるだけで、必ずしもフォームに則った瞑想である必然性もない。ただ、「瞑想」的な習慣があるといいことは確か。ただねえ、、、「大脳=小脳」になる瞬間って、突然、やってくる気がするんですよね。
私は2005年5月のインドはラダックの丘の上で確かに見ました。その時はとにかくねえ、「大丈夫」だってことを確認した感じかな。だってこの世はすべて幻想なんだし、その前に根源的な自分ってのは、常に大丈夫なんだから。「今ここ」は「脳の支配を受けない世界」と言ったけど、私たちの「死」とはつまり「脳の死」だとすれば、脳の支配を受けない世界を知ってしまえば、私たちは永遠に死ぬこともないんですから。
そもそも私たちの「不安」って幻想の根本にあるのは「死への怖れ」です。言い換えると幻想としてのこの世がなくなることへの恐れ。だけど、そもそも「この世」なんてものはどこにもなくって、ただひたすら「今ここ」だけが存在することを知ってしまえば、死もクソもないんです。だから大丈夫。
とは言うものの、現実的には脳の支配を受けた「幻想」に生きているのもまた人間。だとすれば、、、その「幻想」を面白おかしく自分で作り変えながら生きるのもまたいいかな、と思ったのです。その挑戦の一つがまさに会社を辞めてフリーで生きて行くって世界。それをちょっと作ってしまおうかと思ったのですよ。
そしたら、、、あれから6年経ちましたが、うん、ちゃんと作れてるってことを今実感。そしてこれからも自分の作りたいように世界を作ってみようかな、、と思うんです。それがいわゆる「願望実現」ってことね。なので、私の「願望実現セミナー」なんてのは、かなり深いところから来てるわけなんです。だから6月に行われる「超意識ワークス」だって、その辺のことをしっかり実感してもらうことが目的。その手段としてとりあえず「願望実現」ってネタを用意するけど、リアルな世界は「今ここ」。同時に「幻想」もまた大切。だけど、私たちはその「幻想」に縛られる必要はないってこともちゃんと見て欲しいと思うのです。
9月にインドに行くんですが、3月でメンバーも閉め切って、飛行機の支払いも済ませました。12名。中には諸事情で支払い大丈夫かな、、、って人も何人かいたのですが、「行く」って決めたらその通りになってる。お金は入ってくるし、休みも取れている。きっとこのメンバーで行くんでしょうな。つまりは「行く」って「幻想」を自分で作っちゃえば、現実世界もそうなるのです。もう、めちゃくちゃ簡単。
お金だってそうですよ。お金ないない、、、って言ってたら、そのような「幻想」を無意識的に作ってしまって、結局それに縛られる。何度も言うけど、縛られる必要などないんですって。まずは「幻想」の外の出てみるといい。それがまさに「今ここ」なのかもしれないけど、その前に私たちは「幻想」にとかく縛られがちだってことは、頭でもいいから知って欲しいと思うのよ。
その上で自在に変えればいいだけで、過去の幻想に縛られる必要なんかもないのよね。時々、現在の境遇に対する「犯人探し」をするのが好きな人っているでしょ。お金がないのは幼少期から「お金は汚いものだ」との条件付けを受けてきたからだ、、、とか言ったりして。対人関係が苦手なのも、幼少期に周囲から虐げられてた経験があるからだ、とかもね。確かにそうはそうなんです。そのような「経験」が「潜在意識」にプログラミングされて、その支配を受けて奴隷のように生きてるのが人間なんだから。
でも、私たちは必ずしも奴隷のように生きる必要もないってことを知って欲しいと思うのです。所詮はすべて「幻想」なんだから、そんなものに縛られる必要もないのよね。私たちはそれを自由自在に操作できる「自由」も「資格」も「能力」もあるんですから。
そのためにはまずは「どうなりたいか」って「幻想」を素直にセッティングしてみるのも大切。昨年の11月の福岡セミナーで「サロンひらくねん」って「幻想」を作ってしまった姉さんも、この度、しっかりサロンをオープンしたみたいだしね。この方も9月に一緒にインドに行くんですが、何事も素直に考えて、素直に「幻想」を作ってしまえるから、何やっても楽しいはずなんですよ。
とにかく自分の未来に対するイリュージョン(幻想)を作ってしまえない人は、どんなに頑張っても願望など実現しません。とにかくとことんイリュージョンを作っちまおうぜ!って思うんです。そして同時に「今ここ」ってリアルな世界に生きてることも事実だし、それを知るのもまた大切。さらに言うと「幻想=潜在意識・意識」であるの対し「今ここ=超意識」って言ってもいいかもしれない。
世の中ってのは複雑そうに見えて、ほんとはとてもシンプル。「今ここ」と「幻想」しかないからね。玉ねぎを思い出して欲しいんだけど、どんな玉ねぎだって、むいていけば何もない。だけど、その「何もない空間」をなくして玉ねぎは存在しないでしょ。そんな玉ねぎに対して美味いだの不味いだの、甘いだの苦いだの言って「幻想」を楽しんでるだけ。でも、玉ねぎを食べてしまっても「何もない空間」だけは残る。食べる前も、食べた後も「何もない空間」だけはあるわけで、これがまさに「今ここ」ってとこです。
実は今日、新玉を食べたので、そんなこと思ったのですが、ぜひ食べてみてください。今の季節はとても甘くて美味しいです。そして食べながら、、、「これが幻想、、、お、これが今ここか」とか言って楽しんじゃえばいいのです。人生楽しんだもん勝ち。玉ねぎ一つ見ても、そこには「宇宙」がありますからね。それではまた明日。ありがとうございました。
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今 思っていたばかりのことが、書いてあって
やっぱり いいんだ。
って、確認の為に読んだっていう感じです。
頭ではわかっていても
こういう事書く人は
本当にお金に困った事がないし、健康だからこういう事が言えるんだよ。
なんて思ってしまったり
、幻想に縛られて、なかなか前に進めずにいました。苦しかったです。
でも これからは幻想に縛られないで、思い通りに自分らしく毎日を過ごしたいと思います。
ありがとうございます。
興味深く拝見させて頂いております!
一つ、質問があって初書き込みさせていただきました。
今回のお話に
「『幻想』を自分で作っちゃえば、現実世界もそうなる」と
ありました。このお話を拝読して、いつものように
「おぉ、そうかぁー!」と体中にパワーみなぎってきたのですが
一つだけ、引っかかることがありました。
よく、TVや雑誌で「未来の見える占い師さん」って
いらっしゃいますよね。本当に見えているんだろうなぁと
思える方も沢山いる気がするのですが、「今ここ」だけが存在して
私たちは自分の「幻想」で現実世界をつくっているとしたら、
彼らは何を見ているのでしょうか・・・?
ふと、疑問に思ったので
突拍子もない質問ではありますが、コメントさせていただきました。
メルマガで送って頂いた「梵字」や「鶴○郎さんの絵」を
毎日見ながら、今ここに集中して頑張っています。
いつも本当に、ありがとうございます!感謝。
自慢じゃないですが、私なんかお金に困りまくりでしたよ。だけど、幻想だってことに気づいてからか、なんとかなってきたから不思議です。
さくらさんも、その調子でいけば、すべてなんとかなるし、自分らしい生き方ができるんじゃないかと思いますよ。
ご質問の意図が今ひとつわかりませんが、ありなんじゃないでしょうか。
逆なんですよね~。占い師の言うことが幻想を作り上げてしまうのです。
統計学とか直感とか占いの手法はありますが、占いにくる人ってのはなんらかの悩みがあって、その辺のことを適当に言っておけばだいたい当たるし、言われるとその通りになりやすい。
ちなみに占い師で稼ぐには不吉なことを数多く言うことです。
人は本能的に不吉なことを聞きたがるものなので、いい事ばかり言う占い師は稼げません。
不吉なことの中にちょっとだけいいことを言えばいいんです。
それから、当たる当たらないってのは、たくさんの人と接していたら何となくわかるもんです。
私にだっておおよそのことはわかりますよ。。。
なるほど、占い師の言葉がその人の「幻想」を作り上げて
現実にしてしまっているんですね~。納得!
週末に友人たちと、パワースポット巡り&占い、という
女子旅に行こうと思っていたのですが、
katamichさんのご返答を拝見し
「自分で自分の占い師になって、理想の未来を
作っちゃえばいいのでは?!」と思ったので、
占い師巡りはやめておきます。なんだか、その方が
自分の夢や目標が達成できそうな気がしてきました。
ご返答ありがとうございました!
占い師巡りは行っていいと思いますよ。
映画見に行くようなもんで、単なるアミューズメントとして楽しめばいいんじゃないかなぁ。
せっかくの女子旅ですし。
いいこと言われたら素直に喜べばいいし、そうでなければとらわれなければいい。
何言われても動じないメンタルこそが、自ら幻想を創るってことにもなりますので。
瞑想は深化しないので、ヘミシンクを試してみました。
ゲーム感覚で面白いですが、結局これも幻想のお遊びなのですね。
いまここは体感するものではないとしたら、いつ恩寵が訪れる事やら。
こちらの記事も正に私が考えていたことをビシッと書いていただきました。
その考え方がうまくいくリアリティーを作り上げ、実際うまくいってしまうわけですよね。
そして願望が叶うほど人間は謙虚になると思うし、あまり多くを望まなくなると思うのです。
これからも現実的で鋭い記事を楽しみにしてます。
了解しました!