考えるより・・・ 2011.3.10
2011年 03月 10日
ところで「7日行音声セミナー」の参加者の声の中には「未来日記」に関心のある方が多いように思います。詳しい説明については、以前、アマゾンキャンペーンの特典として配信させて頂いてました。再配信の希望もありましたので、今回、アメンバー限定記事において配信させて頂くことにしました。お手数とは思いますが、ネット上でばらまくことはしたくないので、その程度のステップは設けさせて頂きます。どうぞご了承ください。
そんなわけでして、3月に入ってから私も毎日書くようにしているのですが、早くもいろんなことが起こり始めました。まだまだ小さなことではありますが。自分で書いててつくづく思うのですが、思考ってのは「頭」ではなく「身体(手)」でするもんだと。頭でいくら考えてもわからないものが、手を使って何かを書きながらだと進むことがよくあります。
つまり「潜在意識=身体」であることから、「意識=頭」ではなく実際に身体(手)を使って考えた方が、アイデアは浮かびやすいわけです。以前こんな図を紹介したと思います。
通常は大脳と小脳の間には「視床」という関所があって、そこで情報が選別されて送られるのですが、いずれにせよ大脳は小脳に比べてはるかにデータベースが小さいわけです。考えるとは大脳の作業と思われがちがですが、実際には小脳からデータを送りこむことが思考の本質です。大脳は情報を選ぶだけ。
そんな時、ただ座って考えるだけよりも、「身体(小脳・無意識・潜在意識)」を動かしながらだと送られてくる情報も速くなります。ですので、考える時は、書く、しゃべる、歩くなどをしながらの方が効率的。宝満山に登っているとインスピレーションが降りやすいのですが、それは宝満山にそのようなエネルギーがあるからとかではなく、単純に登るだけでインスピレーションの経路が開いていくからなのです。
哲学者のエマニュエル・カントも毎日同じ時間に歩いて思考をしていたと言われるし、そう言えば以前、こんな話も何かで読んだことがあります。作家の筒井康隆さんを編集者がホテルに缶詰めにした時、原稿の進み具合を確認しようと部屋を訪れたところ、筒井さんはなんと、、、風呂の湯船を掃除していた、のだそうです。一見バカらしいように思われますが、実はとても理にかなっています。身体を動かすことで、小脳からのデータ回路を開いてるってこと。
とにかく考える時は身体を使うこと。だからと言って踊り狂うばかりでいいとも言えない。逆に思考がまとまらない感じがしますので、思考には最適な身体の使い方があると思うのです。それが、歩くだったり、掃除するだったりなのでしょうが、中でも「書く」ことは思考の結果を残すことにもつながりますので、一番効率的だと思います。ただし、手書きに限ります。
ですので「未来日記」に関しても、パソコンでもいいかとの質問は受けますが、私は断然「手書き」がいいと考えますし、私もそうしています。確かにパソコンの方が速いので、ブログなどはパソコン(ワード)で書いていますが、一日5分程度の未来日記などは絶対に「手書き」がいいです。手で書くことで潜在意識を刺激しますので。
ちなみに私の思考プロセスを自己分析しましたところ、まずはノートの最初のページに「願望」を箇条書きにします。初日はそれでOK。翌日も言葉を変えながら箇条書き。そんなのを4~5日続けてみると、いろいろとヒラメキがあり、徐々に文章化していきます。文末は完了形か進行形。未来形はNG。願いが叶った未来に自分の意識を置いて、それを振り返るように書きます。すると、、、小脳から突然、ぽ~んっと「情報」が送り込まれてきます。お!これは、、、と思いながら、その「情報」をキーワード的に殴り書きします。そして翌日はそのキーワードを織り交ぜながらさらに文章を書く。その繰り返し。
すると段々と文章に「リアリティ」が出てきて、同時にすべきことも見えてきます。そしてそれを実行。それでかなり前進します。実際、書き始めて一週間が過ぎましたが、やることがいろいろ見えてきて、いくつか実行したら、きちんとアクションが返ってきています。そんな作業を100日も続けると、潜在意識からかなりの情報がダウンロードされますので、そのままに現実へと反映される。それを「実現」と言うのです。
とにかく「未来日記」のコツは「書くこと」だけ。きれいに書く必要もなし。自分で読める程度で十分。文法的でなくてもいい。支離滅裂でもいい。文章をきれいに整えるのは「意識」の作業。とにかく「潜在意識」にある情報を次々とダウンロードすることが重要なのです。その意味ではマインドマップと似たところもある。ですので、文章が苦手な人はフローチャートでもいいし、もちろんマインドマップでもいいでしょう。箇条書きでも悪くはありませんが、文章化した方が、その作業の過程でより情報がダウンロードされやすくなります。
本当のことを言うと、このブログも手書きの方がいいのかもしれません。実はブログを書き始めたのは2004年ですが、日記を始めたのは1997年。世界一周の放浪に出たのがきっかけ。あの当時もノート一ページにびっしり文章を書いていました。それこそ自転車で移動している時などは、テントの中で寝そべりながらノートに向かう。本も持ってなかったし、会話する相手もいない。ユースホステル協会からもらった世界のガイド(英語)を何度も読むくらいで、テントの中では日記くらいしかなかったのです。それを9か月ほどしたので、帰国してからも習慣化して、手帳に3行は必ず日記を書いていました。ブログを始めてからは日記は書いていませんが、とにかく「書く」ことは14~5年は続いてるってことでしょうね。
おかげさまで情報回路を開くのがかなり上手になって、毎日、長文のブログであっても、情報が次々と出てくるから書けるのです。ようするに習慣ってことですね。昨年夏に「100日ブログ」を呼びかけたところ、それをきっかけに書くことが習慣になっている方もいらっしゃいます。今振り返ると、100日ブログをする前と今とでは、情報に対する感度が全然違うことに気づかされることでしょう。ただし、ストップしてしまえば元の木阿弥。小脳からの情報回路が閉じちゃうんですよね。逆に書き続けていると、どんどん開いていって、次から次へと情報がダウンロードされていきます。ですので、これから先もブログを書き続ける限り、ますます多くの情報提供ができることでしょう。
そんなわけでして、まずは最初の一歩。考えるのではなく、ペンを持つこと。そして紙に何か書いてみる。すると思わぬアイデアが出てきたりする。よくよく考えると日常会話でもそうですよね。ある特定のテーマがあったとしたら、「意識」でそれを決める。あとは文法的・語彙的アーカイブから自然と言葉をダウンロードするだけ。人から質問されたり、自分で質問したりすると、「意識」がその回路を方向づけますので、それにふさわしい情報がダウンロードされます。
アイデアがないから書かないのではない。書かないからアイデアが出ないのです。逆にアイデアがあるから書くのではない。書くからアイデアが出るのです。考えるより、まずは行動。それではまた明日。ありがとうございました。
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