一生もの 2011.2.23

 一日半の断食成功。朝、味噌汁を口にしたのですが、身にしみますね。うまい。でも、一口食べるとますますお腹がすいてきて、あっという間に味噌汁、ご飯、納豆を平らげてしまいます。そしてやっぱり腹が減るとイライラするものですね。私は普段からあまりイライラしない方だと思っているのですが、こんな時に出てくるイライラを自由に抑えることができれば、また次のステージに上がれるものだと、新たな気づきがありました。これからもどんどんチャレンジしていこうと思います。

 保育園に送った後、篠栗町の「金剛の滝」へ。7日行はこれで満行。しかし、、、久々に導師に見てもらったところ、作法がかなり雑になってると指摘を受けます。私がやってる滝行は「密教」の作法に則っており、その限りでは導師の教えは絶対。秘密の教えと言われる通り、様々な作法を伝授してもらい、そこで導師がOKを出したら一人で入っていいことになります。私は2004年8月に一回行って、10月からレギュラーで行くようになったのですが、導師のOKが出たのは翌年2月。つまり4~5か月は導師の元で毎週行ずる必要があります。

 そして導師の基準の一つとして「不動明王」がしっかりと入っていることが条件。「のうまくさ~」と真言を唱えて九字を切るのですが、その時、しっかりと不動明王を自らに同化できていることが重要。私は一応、それをクリアしたので「行」ができるようになったのですが、最近は一人っきりですることが多く、やっぱり作法がおろそかになっていたようです。正直言うと、今回の行では滝の冷たさに耐えきれずに途中で出て態勢を立て直したことが3度ほどありました。今まではそんなこともあまりなかったのに。

 今振り返って見ると、それは作法の杜撰さが原因だったのかもしれません。とにかく寒いもんだから、作法もさっさと済ませてしまう傾向があったのでしょうか。その結果、不動明王がしっかりと感応しないままに滝に入っていた。その意味では今回の「行」は改めて反省させられるものでした。次回、また初心に帰ったつもりで行に勤しみたいと思います。

 ところで今書いてて思ったのですが、その時々でいろいろあるにせよ、私は「滝行」を通じて一生もんの財産を手にしたことに気づきました。それは一生涯、そこに「滝」がある限り、行ができると言う財産です。もちろん誰だって入ろうと思えば入れるのですが、指導を受けずに入るのは絶対にお勧めできません。自己流でやると必ず事故が起きます。ですので、滝行に限らず、物事には必ず「師」が必要。その師から一種の「免許皆伝」を得て初めて一人でできる。私にとって「滝行」がそれだと思っています。滝行についてはまずは導師から許可が必要。

 その他、例えばこのブログを読んでいる人には「瞑想」をしている人も多いと思いますが、瞑想一つにしても、単に座っているだけではなく、それなりのやり方があるわけです。ですので、最初はしっかりとその方法を学んで実践する必要があります。滝行も坐禅・瞑想もそうなんですが、一人でやるよりも師や仲間と一緒の方が遥かに質の高い実践となるようです。そしてある程度、自分でできるまでにマスターすれば、それはその人にとって一生ものの財産になることでしょう。

 それはお金を稼ぐことにおいてもそう。昨日紹介した竹内さんの本にも書かれているのですが、30代で年収3000万円を手にした人に「0から年収3000万円」になるにはどうすればいいかと聞いたところ、「弟子入りする」と答えた人が非常に多かったようです。つまりその道で結果を出している人に弟子入りして、そこで働くなり、教えを請うなりして自分を高めていくしかない。そしてある程度じぶんでできるようになれば、師匠から離れて自分なりの道に進めばいいわけです。

 考えてみると、確かに上手くいってない人の多くは「自己流」でやっているようです。確かにネットで調べたり、本を読んだりして勉強しているように見えても、実際、師匠から直接学ぶ方が、時間も短縮できるし。間違いのない結果を出せるものです。最初はいろいろ大変だったとしても、それが身に付いてしまえば、それは一生ものの財産になる。どんなことがあっても奪われることのない、自分の力(パワー)になるのです。

 そこでこんな質問を自分にして見るといいかもしれません。

「自分は、一生ものの財産と呼べるものを持っているだろうか?」


 ここで言う「一生ものの財産」とは言うまでもなく「無形」のものです。仮に一億円持っていたとしても、それが自力で手にしたものでなければ、すぐになくなる可能性は高いです。でも、何もない状態から一億円稼いで持っているのだとすれば、そのための力はまさに一生もの。
 
 例えば「投資の知識」「コミュニケーション能力」「マネージメント力」「専門技術」なども「一生もの」と言っていいかもしれませんが、なにもお金を稼ぐ力に限定する必要もないと思っています。私にとっての「一生もの」と言えば、先ほど言った「滝行」の他に、「毎日ブログを書く習慣」も入れていいと思っています。それらは稼ぐことに直接は結び付きませんが、「自分」を維持する上でとても重要で、それが巡り巡って経済活動につながることもあります。それ以外としては、、、「テキストなしで3時間ぶっ続けで講演できる」、「響く声」なども私にって一生もの。

 とにかくどんなことであっても「一生もの」を手に入れることは、人生の質を高める上でとても重要だと思っています。ただ、本当のことを言うと、誰もがすでに「一生もの」を持ってるもの。単にそれに気がついてないだけってケースが非常に多いです。人はどうしても、自分の力を金銭換算してしまい、仮に少なかった場合に「ダメだ」と判断してしまいがち。でも、本当はそんな必要もないのです。もしも自分らしい「一生もの」を持っている、そしてそれに気がついているのであれば、お金なんてものは後からいくらでも付いてくる。

 で、「一生もの」を見つける方法としては、私は二つの要素が重要だと考えます。それは「好き」と「あっている」。滝行について言えば、私は「好き」だし「あっている」と思っています。ブログもそう。ですがジャズなんかは、「好き」は好きですが、演奏するのに「あっている」とは思えません。ちなみに「あっている」かどうかで言えば、例えば「モノを売る」のはあっていると思っています。今まで何人からも言われたことがあります。しかしそれを専業にするには「好き」って要素が劣っているようです。ただし、何かモノを売るのではなく、自分自身を売るのであれば、それは「好き」です。

 実はかなり前、、、ある霊能者(チャネラー)の人から言われたことあります。「あなたは自分を売ること以外には向いていない」、と。それはサラリーマン時代に言われたので、最初は何のことか理解できませんでしたが、今は何となくわかるように思います。
 
 話を戻しますが、「好き」と「あっている」が重なっていれば、お金なんてものは後からいくらでもついてくる。でも実のところ「好き」も「あっている」もすぐにはわからないことが多い。私のケースで言う「滝行」も「ブログ」も一年以上続けてみて初めて気がついたものですし。ただ、続けられるのは「好き」だし「あっている」身体とも思えます。そう言えばセミナーも「好き」だし「あっている」と思います。

 まとめると「好き」×「あっている」=「一生もの」って方程式が成り立つと思うのですが、「一生もの」がそうだと気付くにはやっぱり「継続」が大切かな~とは思います。「90日コーチング」の参加者の行動計画として多いのが「瞑想」をすること。ただ、一般の人は「瞑想」など考えたこともないでしょう。その中で「瞑想」を生活に取り入れようと思うこと自体が、おそらく「好き」だし「あっている」とも思えます。しかし、なかなか続けられない。でもある程度続けていると、ある日、「あ、これか」と気がつくことがある。そうなるともう「計画」は手放し「一生もの」として習慣化すればいいのです。「英語学習」を計画に入れている人はまだいないのですが、私が聞いた話では、私のある知人は毎日欠かさず特定の英語番組を見続けていたそうで、それだけでいつの間にかトイックで高得点取れるようになったとか。もちろん試験を受けるにはそれなりの演習問題もやったのでしょうが。そのベースは英語番組だったそうです。そう言えばセラピストの石井裕之さんも中学時代から欠かさずラジオ講座を聞いていて、それだけで英語がしゃべれるようになったと言ってました。

 そんんわけでいつもと同じことばかり書いてるようですが、ようするに「継続は力」なんですね。それが「一生もの」の財産を生む。そうなると楽しいですよね。とりあえず今日でいったん満行。断食も終了。まら来月もやります。ありがとうございました。 

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Commented by deep mountain at 2011-02-24 19:55
御無沙汰致しておりますが、私の「one of 一生もの」には、「宇宙となかよし」&「Qさん」が、確実に存在しています。またお会いしたいです!
by katamich | 2011-02-23 23:39 | ■人生哲学 | Comments(1)