不思議な一日 2010.12.20

 昨日は飲みました。最初にビールを2~3杯、その後は、、、はっきり覚えていませんが、ウイスキーをかなり飲んだような気がします。どっかで日本酒とかも。おそらくこの一年では最もお酒を飲んだ日になりました。とにかく楽しかったです。笑った。今回の参加者であり、その日が誕生日だったRikaさんがブログでレポートして頂いてます。その中に、

「本当の願望かどうかなんて解るわけないんだから、顕在意識の願望でもしっかりやっていれば、本当の願望がわかるようになる。」
 
って一文がありますが、実は私もこのことをしっかりお伝えしたいと思っていましたのです。「本当の自分」や「本当の願望」って言葉にとらわれ過ぎて、どうしても頭でっかちになりがちなスピ業界、、、って言ったらまた嫌われるかな(笑)

 今までも「本当の自分、本当の願望を知りたい・・」って相談を何度も受けたことがあります。そしてそれを知るまで行動できない、、、って。本当の自分、、、確かにこれを知ることは人生における最重要テーマだとは思います。しかしこれは「死後の世界」と同じように、「行ってみなきゃわからない」ってのが本質。「死後の世界」については、例え壮絶な臨死体験をしようが、ヘミシンクや瞑想で、深いところまで入って行ったとしても、それが「死後の世界」かどうかなんてのは、生きている間は永遠にわからない。仮にそのような確信があったとしても、それが真実かどうかなんてのは、実際に死んでみるまで分からない。

 「本当の自分」や「本当の願望」ってのも同じで、実際は「やってみるまでわからない」のです。体験に先んじて知ろうとすれば、それは単なる知識や空想の範囲のことで、何一つとしてリアリティがないものです。私自身にとってみても、例えば5年前のサラリーマン時代よりは「本当の自分」を生きている実感はあるのですが、いつだってどこかで「???」は残っているし、それでいいんだと思っています。矢沢永吉にしても、周囲から見るとあれ以外の生き方はないように思いますが、もしかしたら永ちゃん本人もどこかで「???」はあるのかもしれないし、あっていいのだと思っています。ただ、永ちゃんについて言えば、もしもシンガーにならなければ何やってましたか、、、なんて質問しても「それでもヤザワやってるよ」って言いそうですが、そう言えるかどうかが重要なんだと思います。

 私も今まで37年間生きてきて、サラリーマン経験は多くないものの、それなりにいろんな体験はしてきたと思っています。例えばもしあの時、あの大学に合格していたら、、、確かに今とは違った道を進んでいる「可能性」はあの時点ではありました。じゃあ、もしもその「可能性」があったとして、別の方向に進んでいたとして、もしかしたら今頃一部上場企業に勤めるエリートサラリーマンになってたかもしれません。ま、そんなこと考えるのはナンセンスであること承知で言ってるのですが、だったとしても「オレはオレ」でしかない。もしも「本当の自分」ってのがあるとすれば、その一言に尽きるんです。

 「オレはオレ」

 単純な一言ですが、この中にはまさに宇宙的な意味合いが内包している。言い換えると宇宙と同化している。そこにこそ「本当の自分」として生きる唯一のリアリティがあるのです。ただ、そんな観念的なことばかり言っても地球人としてさほど意味があると思えないので、まずは地球人の特権である「肉体」を使ってみることが先決。

 そのためにはまずは「行動」すること。「本当の自分」なんてものを考える前に、まずは行動する。セミナーでも言ったのですが、「願望」なんてものは「当馬」でいいのです。実際、ワークの中でもとりあえず願望を設定してはみます。ただし、最初はなるべく具体的なものがいいでしょう。収入や恋愛・結婚みたいな人間的な願望の方がまずはわかりやすい。でも、そのための行動をしていると、、、徐々に見えてくるものがあります。ただし、最終的な確証は死ぬまでわからない。でもそうやって、この地球上で「肉体」を使い続けている限り、永遠と漸近線上にありながらも、徐々に徐々に何かが見えてくる。それでいいんだと思うのです。

 今回のセミナーでも催眠誘導のワークをやりました。このワークは私のオリジナルなんですが、チャクラ活性化、ヘミシンク、アンカリング、サブモダリティ、ミルトンモデル、メタアウトカム、、、など様々なスキルが複合したワークです。やり方としては、まず、付箋を三枚用意して、一枚目に第一の願望を書きます。二枚目は一枚目に対するメタアウトカム、つまり一枚目が叶った時、どのような願望が生まれるかを書き、同じことを三枚目にも書きます。つまり一枚目から三枚目まで、アウトカム(願望)がチェーンのようにつながっている感じ。

 そしてその願望が実現したイメージを、第一チャクラから第七チャクラまで順番に落とし込み、最後にアンカリングします。それを三枚ともやって、最後はその三枚を順番に重ねてアンカーを同時発火させます。この時にいろいろと面白い現象が起こるのですが、今回のワークで頂いたシェアでは、多くの方が、今まで思ってもみなかった願望が出てきたってこと。もしかしたらそれがまさに、あくまで漸近線上でありながらも、「本当の願望」に近いものなのかもしれません。ワークの意味は、とりあえずその辺まで意識を広げることにあるのですが、もちろんそれだけでは意味ありません。その後の行動があってこそ。

ちなみにそのワークは50分間やったんのですが、皆さん、もっと短く感じたと言われました。トランスに入っていると時間感覚がなくなるので、その辺も一応は成功かな、と。それから私自身も、皆さんの潜在意識にチャンネルを合わせますので、ワーク中、皆さんのイメージがどんどんと私の方に伝わってきたし、きっと参加者同士にもそのような作用があって、言葉を超えた潜在意識間でのコミュニケーションが行われていたわけです。

 話を戻しますが、そのようなワークによってある程度の方向性が見えたとしても、それはあくまで方向性であり、その後の行動によってある種の「デジャブ感」を得るきっかけにはなると思います。それによって「やっぱりこれだったのか・・」と気付くことがあるにせよ、まずは何でもいいので「行動」することでしか、そこまで到達することにはなりません。

 てな感じで、、、実は今日は別のことを書こうと思ってたのですが、Rikaさんの感想に触発されて思わず語ってしまいました。今日は朝、札幌から小樽に行き、ホテルに荷物を預けて街歩き。ご飯を食べて運河を見て、チーズケーキの「ルタオ」でぼんやりと過ごし、、、なんてことをしていると、することがなくなってしまいました。その時、なぜか「余市」ってのが目に入り、調べてみるとすごく近い。さっそく余市に向かって、まずはニッカウヰスキーの工場見学に行きました。そこで不思議なことが起こったのです。 

(すいません、今日も時間がなくなってきたので続きは後ほど)

 →遅くなりましたが続きます。言うまでもなく、この土地に来るのは初めてのこと。私は元々ウイスキーが好きで、昔はかなり凝ったものです。それこそワンショット2,000円くらいのスコッチウイスキーなどもバーで躊躇わずに注文したりも。ワインや日本酒の味はわかりませんが、ウイスキーやバーボンについては、高いものはやっぱり「美味い!」ことだけはわかります。また、中洲にある「ニッカバー七島」は私が「日本一素晴らしいバー」として贔屓にしているバーです。そこのマスターは業界ではとても有名な人で、昔はちょくちょく行っており、当時の彼女と行った時、その人と結婚することを予言されたりも。それが今の女房です。

 ・・・なんて使い慣れない言葉でムズムズしますね。自分のパートナーのことをどのように表現するか。今まで聞いたことあるのが、妻、家内、奥さん、嫁、ヨメ、ツレ、、、などなどありますが、さすがに同年代で「女房」って言ってる人は聞いたことないです。ただ、矢沢永吉の「成りあがり」を読むと、28歳にしてすでにそう呼んでるし、先日のコンサートでもそう呼んでました。ちなみに息子のことは倅(せがれ)ですよね。うお~!オレもいつか「女房」とか「倅」って呼びた~い!と思ったのですが、これから徐々に慣らしていきたいと思います。

 てなことはさておき、ウイスキーと言えばニッカ。サントリーではなく。そしてこの余市は日本ウイスキーのメッカとして名高い街。ニッカの創設者である竹鶴政孝氏がスコッチウイスキーの故郷であるスコットランドの気候の酷似している土地として選んだ街です。さっそく工場の見学に入ります。

 ただ、、、ここで強烈なデジャブ感。どっかで見たことがある。そんなことを思いながら、竹鶴氏の邸宅ってのに入った瞬間、なぜか猛烈に涙が出てきたのです。理由はわかりません。安易に「過去世の記憶」なんてことは言いたくないのですが、これまでも何度か似たようなことがあり、そこにはある共通項があったのです。

 例えばスリランカのヌワラエリアって街に着いた時も同じようなことがあり、またアイルランドを自転車で旅している時も同様のことが何度か。ヌワラエリアってのは紅茶の産地であり、イギリス人が作った街。もしも「過去世」なるものがあるとすれば、おそらく私はスコットランドだかどっかその辺に住んでたことがあるのでしょうか。

 ですので、この余市にしても、どこか懐かしいような。今度来る時は小樽ではなく、余市で一泊しようと思っています。北海道は4時過ぎになるともう暗いです。福岡よりも2時間は日の入りが早い感じ。そろそろ小樽に戻ろうと思ったのですが、ずっと余市で黄昏たい気持ちでした。そしていつか、必ずスコットランドを旅してやるぞ~って気持ちを新たにしたのであります。
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 てなわけで、そのまま小樽に戻って一人で飯食って、バーで竹鶴を飲んで、、、自分を向きあう時間をとったのであります。2011年はどんな年になるかな。ありがとうございました。


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Commented by p at 2010-12-21 08:39 x
宇宙と同化

素敵な言葉ですね

そして宇宙とは自分そのものであること
にやがて気づくのでしょうね

ありがとうございます
by katamich | 2010-12-20 23:39 | ■願望実現 | Comments(1)