ヘミシンクの聞き方、、ってわけでもないけど 2010.11.17
2010年 11月 17日
そして本日、31回目のメルマガを発行させて頂きました(申し込むと最新号のみ読めます)。「ヘミシンクについての正直な話」ってタイトルで自分なりのスタンスを書かせて頂きました。メルマガでも書いてます通り、あんまり体外離脱だとか魂の救済だとかにこだわらず、気持ちの良いヒーリングミュージック、または「ひとりヒプノセラピー」のツールとしてとらえるのがいいと思います。
過度な期待をし過ぎると効果がわからないばかりでなく、意識が変な方向に行ってしまいそうで。とにかくも、普段見えない潜在意識の世界をそのまんまに楽しむツールとして、身体の力を抜いて活用するのがベストだと思います。私たちの世界が幻想だってことは、いろんな説明で理解されてると思いますが、潜在意識の世界だって結局は幻想にしかありません。
この世に幻想でない、真にリアルな世界があるとすれば、それは「今、ここ」だけですから。まずはそのリアルな世界に身を置いて、その上で「幻想」を楽しむ。それが3次元的に正しいあり方なんじゃないかと思っています。そもそも人は「見たいもの」しか見えず、「聞きたいもの」しか聞こえず、「感じたいもの」しか感じていないって性質があります。
そしてとある研究結果によると、「脳はネガティブなものに反応しやすい」って傾向があるそうです。その理由として、まずはネガティブなものをキャッチすることで、自分の身を守るって防衛本能が根底にあるとのことで。ですので、人はほおっておくと、ネガティブなものばかり見ようとするわけです。この辺は現実感覚でもよくわかりますもんね。10褒められても、1けなされたら、そっちばかり気になってしまう。そして思った以上に人の悪口大好きだったり、ネガティブな日記が人気だったりしますもんね。私も時々、ミクシィにネガティブな日記を書くことがありますけど、その時ばかりは足跡も多いですもんね。
でも、そう言いながらも、所詮は私たちの世界ってのは「幻想」ですから、その幻想の中から自然の流れでネガティブな選択をしている人は、人生もネガティブなものになるし、その逆もまたしかり。でも、全体的にはやっぱりネガティブな指向性を持っている人の方が多くて、何かのきっかけでポジティブに転じることはあるわけです。
私の場合で言うと、それが斎藤一人さんの「ツイてる」だったわけですが、ほおっておくと自然の摂理として、どうしてもネガティブに傾いてしまうわけで、やっぱり時々はメンテナンスが必要ですもんね。ですので、本やブログはもちろんのこと、講演会やセミナーに参加して「波動調整」するのも、決して理にかなってないわけじゃないんです。小林正観さんや五日市剛さんの講演会が人気なのも、そんな理由なのかもしれませんね。
ただ、ポジとネガに反応する度合いとしては、やっぱり人それぞれかなと思います。私なんかは自分でネガティブと思ってながらも、斎藤一人を一冊読んだだけで感化されるわけですから、実は根はポジティブだったのかもしれません。でも、中にはあの手の本も受け付けない人だっているし、それはやっぱり過去の経験・体験の影響は大きいかと思います。
例えば一日に「ありがとう」を1,000回言うってのも、過去をクレンジングする上で有効だとは思いますが、それさえも受け付けない人だっている。そのような方を救うにはどうすればいいのか。正直言って、他人がどうこうすることはできないと思っています。ですが、私ができることがあるとすれば、「情報」だけはしっかりお伝えすることかな。それこそ頭に電極を差し込んで、性格をガラリと変えるようなことは不可能だし、とにかくその方がそこかで「気づく」のを願って、できる限りの「情報」を差し上げるってのが一番だと思うのです。
例えば「笑顔」ってのは、人生逆転する上で最大の武器だと思ってます。それこそ顔をぐっちゃぐちゃに緩ませて最大級の笑顔を作ることができれば、その人の人生はすでにハッピーなはずです。でも実際のところ、「人生を変えたい!」と強く願っている人に限って、無理やりにでも「笑顔」を作ることには拒絶反応を起こしがち。確かに無理もないと思っていますが、でも、どこかで自らの気づきによって、それまでの情報が生かされる日が来る。それを願うしかないと私は考えるのです。
「NLPやコーチングでどうにかなりませんか?」と聞かれることもあるのですが、それでいても、一瞬に変えることはできません(ビジネス書などでは「一瞬で」とタイトルにあるのが多いですが、あれは売るために編集者が付けたものですのであしからず)。NLPのモデルとなったミルトン・エリクソンにしても、クライアントによっては一瞬で変わることはあっても、中には何年もかけて根気よく向き合ったって人もいるそうです。その根気強さもエリクソンの素晴らしさなんでしょうが。
ですので、私ができることは、とにかく毎日ブログを書くこと。セミナーや本も大切な表現手段ではあると思ってますが、私の中心軸はやっぱりブログだと思うのです。毎日毎日ブログを書くことで、どこかでヒットする記事が書ければいいな~といつも思っています。おこがましいかもしれませんが。
そんなわけで、今日のところで言いたいことは一つ。世の中ってのは「今、ここ」を除いてはすべてが「幻想」に過ぎません。所詮は「幻想」なんですから、それをポジティブにとらえようが、ネガティブにとらえようが自由。まずはリアル(今、ここ)に立ち、そこから幻想を見る。だから幻想は変えられる。単純な理屈ですもんね。
ですので、潜在意識の世界だって簡単に変えられるってことを、まずは「情報」として知っていて欲しいと思うのです。そして私たちは常に「見たいもの、聞きたいもの、感じたいもの」しか知覚しておらず、その「~たいもの」の総称のことを「自我」と呼ぶわけです。
そしてその「自我」こそが、苦しみの根源だったりするんです。「見たいもの、聞きたいもの、感じたいもの」を総称すると「欲しいもの」になるのでしょうが、根源的な苦しみを一言で言うと「欲しいものが、得られない」ってことにあるわけです。
でも、その「欲しいもの」が必ずしも「必要なもの」だったり「自分らしいもの」であるとは限りません。「自我=欲しいもの」に焦点を奪われていると、本当に自分らしい必要なものが見えなくなる可能性があります。ヘミシンクだって一緒でして、何かと「ガイドに会う」とか幻想的なものを求めようとします。これ言うとクレーム来るかもしれませんが、ヘミシンクを聞いたところでガイドが見えるとは限りません。そもそもガイドって何?って話もあるんですが、とにかくも体外離脱とかガイドに会うなんて幻想を早いとこ捨てることが、ヘミシンクを活用するための一番のスタンスなのです。
私がそれを聞いてて面白いな~と思ったのが、あれは「聞きたいもの」を聞かせない奇妙な音源ってこと。普通、音楽であればテーマとか主旋律があるわけですが、あの音源にはそれがありません。結果として、いつの間にか「すべて」を聞いてることになり、そこになんとも心地のよいトランスが生まれるわけなんです。
その意味においては、ヘミシンクを聞いていると、「聞きたいものがない(聞こえない)」ってことから、「自我」が抑制される効果があるのかもしれません。なのに無理やりに「ガイドに会うんだ!」なんて自我を発動させる必要もないわけで。とにかく身を任せてぼんやり聞くのがいいと思ってます。
その論理に従うと、すべての音楽も「すべて」を聞けるようになれば、多くの発見があるし、それがまた心地よくなるわけです。例えば以下の動画。モーツァルトの「クラリネット五重奏曲イ長調K584第一楽章」ですが、主役はもちろんクラリネット。だけど、クラリネットばかり聞いていると、この曲の本当の素晴らしさに気づくことはないかもしれません。
ま、練習がてらイヤホンで聞いてみるといいと思います。ここで第二ヴァイオリンとヴィオラの動きが聞けたら、、、それが「悟り」です(笑)
すべてはありのまま。それを見るには、う~んと離れて、、、宇宙の視点を得ることがいいかなと思います。宇宙はいつも私たちをそのままに愛してくれてますもんね。そこには幸も不幸もなければ、楽も苦もない。ただ、あるだけ。でも、それでいいんです。まずはそこに立ってから、改めて「幻想」の世界を自由にコントロールすればいいのですから。そんなわけで、そろそろ眠くて思考回路がやばくなってきました。じゃ、また明日。ありがとうございました。
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