ハイヤーセルフの声に従う 2010.10.25

-人生を変える100日ブログ(86日目)-  (○×計画25 1/5) 

実は今日はちょっとだけ大変でした。まず、先週の金曜日の夜にちびQが嘔吐して何も受け付けなくなったので翌日病院で2時間点滴。その日の夜から徐々に食べ始めるのですが、今度は発熱できつそう。そうこうしていると日曜日はツレ(ちびQ母)までも体調を崩し、ちびQはとりあえず復活して、今日は保育園に行ったものの、ツレは会社をお休み。ただ、保育園に行くと似たような症状の子どもが何人かおり、父兄にもそんな人がいるとかで、ようするに何かに移ったわけですね。ちびQを保育園に送った後、ツレを病院に送り点滴を受けている間に私は滝行。そして夜にはツレも復活したわけですが、今度は私の体調が、、、って感じで熱を計ると37度2分の微熱。ただ、滝行中は平熱が37度くらいまで上がるので、そんなに驚くほどでもない。ぼんやりとテレビを見ていると「修ちゃん」のニュースがあって飛び起きて電話。つながらないのでネットに告知してたら、いつの間にか体調悪いの忘れて今は完全復活です。はははは。


さて、今日は何の話をしましょうか。そう言えばQ州ツアーにも参加されたきのぴーの日記にこんな文章がありました。


ハイヤーセルフの声に従うって、
結局
奇跡の習慣「すぐする!」(mixiこみゅで、Qさんがたちあげてましたね)
とイコールなような気がしますけど、いかがでしょうか。

 
実はその通りなんです。ハイヤーセルフの声って突然やってきます。そのシグナルが何度も言ってるように「直感」と「シンクロニシティ」です。例えば今日の「修ちゃん」の話なんかも、何気なく見てたテレビでいきなりやってきて、やっぱり同じ年頃の子どもを持つ親としては他人事では済まされない。本当に微力で微力な協力であっても、やっぱり役に立ちたいって思いが純粋に出てくるわけで、こんな形で声が聞こえてくるんですよね。


なので何度も言いますが、ハイヤーセルフってのは何か厳かな格好をしてあれこれ言いに出てくるものでは決してありません。もしもそのようなことを言ってる人がいれば、それは方便としてのメタファーか、ウソか、単なる幻覚です。多いのはメタファーなのでしょうが、以外とウソも多いです。幻覚になると決して多くはありませんが、まずは精神科に行かれることをおススメします。


ハイヤーセルフの声として有名なのがマザー・テレサ。彼女は、元々はマケドニアに住むアルバニア人。間違ってもインド人ではありませんのでお間違えなく。生まれてすぐに洗礼を受け修道女としての一生を歩むのですが、35歳のある日、汽車に乗っている時に突然、「最も貧しい人の間で働くように」との啓示を受けて、そのまま修道院を飛び出してカルカッタのスラム街に入って、生涯をそこに捧げました。


それがまさにハイヤーセルフの声であり、自らの「天命」とも言える声そのものなのです。なぜ彼女がそのような「天命」を受けたのかは、おそらく彼女の「魂」の由縁だとは思いますが、その声はマザー・テレサにしても決して生易しいものではなかったでしょう。それでも彼女はそれをやり遂げて、カルカッタのスラム街だけでなく、全世界に「愛」と「平和」をうったえることができました。ちなみに個人的に歴史上の人物で最も尊敬する人は誰かと言われたら、マザー・テレサは確実に3本の指に入ります。


マザー・テレサ以外にも、歴史上には何らかの「啓示」を受けて、自らを世の中に捧げた人が何人もいます。イスラム教の開祖であるムハンマドなども典型的。15歳年長の商人の女性と結婚して何人か子どもを授かるのですが、そのうちに何人かは幼い時に亡くなってしまいます。悩み苦しむムハンマドは一人メッカの洞窟にて瞑想をしている時、大天使ガブリエルが「コーラン(クルアーン)」を啓示として授けたと言います。それがイスラム教の始まりですが、その後の布教については決して一筋縄ではいかなかった。でも15世紀以上も経た今でもイスラム教は世界の宗教として、多くの人々の心を救っています。


なのでまあ、こんなこと言っちゃ申し訳ないですが、よくスピ系の集まりなんかで「大天使ガブリエルがこう言ってます・・」みたいなチャネリングなどを見聞きしちゃうと、申し訳なくって直視できないんですよね。たかだが恋愛の悩み程度のことでガブリエル様がやってくるなんて。「あなた、私から見ても女子力が劣ってるからもっとちゃんとなさい!」とか「笑顔が全然ないわよね!それじゃあ男だって誰だって寄ってこないわよ!」みたいな普通のアドバイスで十分なはずなのに(しかもかなり的を得てても)、「大天使ガブリエル様は・・・あなたには身近に赤い糸で結ばれた人がいると言っています」みたいなことを言ってもらいに行くなんてどうよ!って思ってしまいます。


あ、またこんなこと言ってしまいました。すいません。とにかくハイヤーセルフってのは、その人の「天命」につながる声を届けてくれるのですが、それは決して生易しいものではありません。何度も言ってますが、私たちは究極のところ「魂」を成長させるために生まれてきています。ですので、過酷かもしれませんが、ハイヤーセルフの声ってのは、「絶対的なる愛」であるがゆえに、ちょっと厳しいことだってあるわけです。


以前、「ハイヤーセルフの言うことを聞いているとスポーツカーが手に入りました!」って喜んでいたおばちゃんがいましたが、ま、そんなことばかりを期待されてもですね、とは思います。例えば「お金が欲しい」と願ったとします。そこで何らかのワークをやってハイヤーセルフを呼び寄せ、「12月21日の午後3時24分に天神駅前の2番の店で宝くじを買いなさい」なんてことは決して言ってくれません。


実は私もですね、「お金」に関しては収入の桁を一つ増やすくらいの情報を頂いてるのですが、どうにもまだ思いきれてない自分がいるわけです。その思いきりにブレーキをかけているのが「潜在意識」です。実はもうずっとずっとずっと言われてるんです。「あること」をしなさいって。でも、なかなかできないでいる。だって収入が10倍以上になる情報なのですから、潜在意識はおいそれとそんな変化を許してくれるはずはありません。だからこそ重要なのは「自我」の存在。なすがまま、なされるがまま、もいいのですが、どこかで「自我」のエネルギーを爆発させないと、なかなか次のステージには進めないですからね。


そう考えると、私のこれまでの人生、特に会社を辞めてからの5~6年は、ハイヤーセルフの導きを感じさせずにはいられないものがあります。元々、会社を辞めた瞬間からしてそうですもん。完全に「直感」と「シンクロニシティ」だけで退職したようなもの。その後、とんとん拍子で進んでいるようでも、やっぱりできてない自分がいるわけで、それはまさに「自我(顕在意識)」が「ハイヤーセルフ(超意識)」の声を受け取っていながら、「ブレーキ(潜在意識)」に阻まれている。そんな感じです。なんですが、一気に突っ走れば、その時は必ず新たな展開が見えてきます。


ついでに言うと、本の出版に際してもいろいろありました。本が出る一年前、ある出版社に企画書を投げ込み、編集長が会ってくれることになりました。忘れもしないD出版社のF編集長です(←出版系に詳しい人はこれだけで人物が特定できると思いますが)。とりあえず面談のような形にはなったのですが、最終的に「あなたの本を出してもよいと言う出版社はありませんよ」と言われてしまったのです。それと同じことをその半年後くらいにF出版社のN編集長からも言われます(←この人も業界では有名)。でも、ただ言われてお終いではありません。出版業界のこと、出版社側の論理、出版にとって必要なことなど、厳しい口調ながらもいろいろ言われました。その結果が2009年12月の初出版に結びついたと思うのですが、実を言うと、そのF編集長やN編集長からボロクソに言われた時もなぜか腹が立たなかったんですよね。それどころか感謝の気持ちでいっぱい。そしてこの伏線は必ず出版に結びつくものと思い、とにかくできることを淡々としていました。ただ、「できること」とは言いますが、私の想定キャパを少し広げることもせざるをえませんでした。


つまりはハイヤーセルフってのは、まずはその「願い」を聞き入れてはくれるもの。しかし、そう一筋縄では決していかず、そこまでに様々な困難やピンチを授けてくれます。そしてそのピンチこそが「魂の成長」であり「願望実現」にとって必要不可欠なもの。正直、私もあの時もちょっとはへこみましたもんね。「あなたは本が出せません」とはっきりと言われたわけですから。でもあきらめずに原稿にして「2冊分」を書いては、それがボツになりながらも、ようやく出せたって感じですから。そして今も2冊目も書くように言われている自分がいるわけですが。


ハイヤーセルフってのは、ほんと、安易な道を選ばせてくれないものです。だからこそ成長があるわけですが、それでいてハイヤーセルフの根底にあるのは「愛」です。それこそ「かわいい子には旅をさせろ」じゃありませんが、絶対的な「愛」で見ているからこそ、様々な困難やピンチ、難題を言ってくるわけです。それに対してはやっぱり「感謝」しかありません。「愛」と「感謝」は表裏一体で、その二つが結びついた時にはじめて「魂」は成長するのですから。


そしてハイヤーセルフの声ってのは、しばしばこんな風に聞こえてきます。


「あ~、あれやらないとな~」


って感じに。つまり前も言ったように、今までずっとやらないといけないと気になっているのに、ずっとやらないでいること。それがまさにハイヤーセルフの声なのです。私にとってやらなくてもいいことは決して聞こえてきません。私には決して「競馬の騎手になりなさい」とは言いません。でも、セミナーなど仕事面ではいろいろと細かいことも言ってきます。その時にこそ「すぐする」の魔法が効果的なんです。


面倒なことも多いのですが、「直感(ヒラメキ)」を行動によって形にしていくことで初めて「魂」の成長が見られるもの。そして気が付けば、ものすごいところに立っている自分を発見するんです。私はその連続。でも、潜在意識がブレーキをかけて、なかなか「すぐする」が実行できない時も多々あります。でも、思いきって実行すると、やっぱり展開が加速しますもんね。


てなわけで、今日もまたハイヤーセルフの話だったのですが、私のブログっていわゆるスピリチュアル的な話がどんどん下降してくるかもしれませんね。つまり「な~んだ!」ってことで、ハイヤーセルフにしても三途の川にしても、そんなに特別なものじゃないってことを次々言ってるわけですから。でも、それだけスピリチュアルがもっと身近になるだろうし、そもそも私たちは例外なく誰もが「スピリチュアルな存在」だってことを実感して欲しいと思ってるのです。


そんなところで、「死後の世界」の話もまだまだ書くことがありますし、明日のブログもどうぞお楽しみに。ありがとうございました。


by katamich | 2010-10-25 23:39 | ■精神世界 | Comments(0)