無意識を信頼する 2010.9.5

-人生を変える100日ブログ(36日目)- 

今日は日曜日。午前中は家を見に行って、滝行はそれから。午後は昼寝したり、近所の図書館に行ったりして過ごしました。以上。てなわけで、今日は書くことが思い浮かびません。ま、いつものことなんですが。適当に書いていると、何か思い浮かぶことでしょう。ところで明日(6日)もやります。「第五回宇宙となかよしUSTセミナー」です。22:30からテーマは前回に引き続き「悟り2」で行こうと思っていますが、正直、何をしゃべろうか考えていません。でも、何か降りてきて、結局、一時間しゃべり通すのだと思います。


ところでしばしば「潜在意識の活性化(無意識の活性化)」なる言葉を聞くことがありますが、聞いたことや使ったことはあっても、きちんと意味を説明できる人って少ないんじゃないかな、と思います。私は二つの意味でそれをとらえています。


一つは単に熟練すること。楽器を例にすれば、ひたすら練習しまくって上手に演奏できるようになること。プロの演奏者が本番中に何か考えながら演奏していることはまずないでしょう。完全に「無意識(潜在意識)」と一体化して、あたかも「全自動的」に演奏している状態。それが「潜在意識の活性化」の大きな条件です。


もう一つの意味としては、「意識の介在を抑制する」の側面でとらえています。通常、意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)とを比べると、もう、圧倒的に無意識の方がパワフルです。しかし、そのパワフルな無意識を使わずに、多くの人はすぐに「意識」の力を借りようとします。例えば人前で話をする時など、私はレジュメや台本がない方がはるかに良いスピーチができます。それはまさにレジュメを読むという「意識」的な行為から解放されるからに他なりません。楽器の演奏についても、例えばジャズなどは即興主体ですが、次に何をやろうかなど頭で考えては決して良いプレイにはなりません。


ですので「無意識」を活用及び活性化するためには、まずは日ごろの鍛錬。そして本番ではいかにして「意識」の介在を防ぐ工夫をするかにかかっていると言えるでしょう。そしてそのような「無意識」の状態になることを、NLPでは「Know Nothing State(KNS)」と言い、ベストパフォーマンスが発揮されるのはまさにKNSの状態においてなのです。
 

その意味で、ブログを書く時もKNSで書くといい文章が書けますが、何かの目的を持って書いたりなどすると、どうしてもパフォーマンスが落ちてしまいます。これは本の執筆において如実に実感できます。本の執筆ではどうしても「いい文章を書かなければならない」という「意識」が介在してしまうため、文章の進みは遅いし、インスピレーションもなかなか降りてきません。その意味で言うと、私の一冊目の「宇宙となかよし」の前半は4~5日に一気に書き上げたし、後半も2回ほど意図的に徹夜して一気に書いたものです。とにかく「書く」ことに集中していましたので、文章の質とか体裁とか考えずに書いたことがかえってよかったように思います。


そこで先日参加したワークショップで「ニューコードNLP」に関するレクチャーとワークがあったのですが、その中でKNSに入る簡単な方法を教えてもらいました。北岡氏による「一瞬で新しい自分になる30の方法」にも紹介されている「アルファベットゲーム」や「NASAゲーム」がそうですが、とりあえず一人でできるものとしてはアルファベットゲームが便利です。詳しくは本書を読んでもらえばわかると思いますが、簡単に説明すればこうです。


1.A3くらいの紙に「ABCDE FGHIJ KLMNO PQRST UVWXY」と5×5の列で書く
2.それぞれのアルファベット真下に「L」「R」「T」という記号を一つ一つ書く
3.「L」の文字では「左手右足」を挙げてそのアルファベットを口に出して言う
  (もしAの真下に「L」があれば、左手右足を挙げて「エー」と言う)
  「R」の文字では「右手左足」を挙げてそのアルファベットを口に出して言う
  「T」の文字では「両手両足」を挙げてそのアルファベットを口に出して言う
4.これをまずはAからYまで3回続け、それが終わったら逆にYからAまで3回続ける


 ただこれだけなんですが、これによってどうなるかを著書から引用すると、


「このテクニックを行うと、視覚(アルファベットの文字を追っています)、聴覚(アルファベットを読みあげています)、触覚(手足を挙げて、体感覚を使っています)の各知覚経路を同時に使って調整を取るようになるので、全「知覚入力経路」(五感のことです)が活性化され、同時並行的プロセスが起こり、両方の脳半球が活性化します。」


となるのです。ただ、ここからエッセンスを抽出すると、ようするに「同時」に「五感」をフル活用すれば無意識は活性化され、KNSへと入れるって理屈が成り立つわけです。


となると車の運転などもKNSであると言えます。視覚で周囲を見渡し、聴覚で他の車など様々な音をキャッチし、体感覚でハンドル操作を行います。もっとも意識しながら運転などはできないわけで、運転自体が立派な無意識状態と言えるわけです。そんな時、やっぱりアファメーションをしたり、音声教材などを聞くと効果的だし、実際、運転中にいろんなインスピレーションが降りてくるのも事実。ですので、運転中はボイスレコーダーが欠かせないわけです。


滝行などもそう。滝行に入る前などは視覚的に危険を察知しながら滝壷まで行き、お経を唱えるなど聴覚を使い、印を組んだり滝にあたったりして体感覚をフルに使っています。ですので、滝行が無意識を活性化するって理屈もまた成り立つわけですね。


そして逆説的ながら瞑想や坐禅もそう。瞑想中はとにかく「4Te(外部を向いている状態)」にあることに専念するため、いつも以上に見えてくるもの(坐禅は薄目を開けるのが通常)、聞こえてくるもの、身体で感じるものに敏感になります。とにかく「五感」が大切であって、それを全面的に信頼することで、無意識はいつでも味方になってくれます。


実は今、考えているセミナーがあって、それはプレゼン上達のセミナー。それも理屈や原理原則だけでなく、徹底的に上達するコンテンツを用意しています。最終的には「はさみについて」など無茶ぶりのテーマでも即興でプレゼンができるようにします。もちろん私もそのモデルを披露したいと思っています。どんなテーマでもいいので、その場で即興でそのテーマに基づいたプレゼンをして見せます。それはもはや「考え」だけではどうしようもなく、まさに「無意識」のままにプレゼンをするその極意を体得して頂きます。


そのやり方ですが、もちろん「ペーシング」や「アンカリング」、「ネストループ」などNLP的なテクニックも総動員しますが、重要なのは徹底的に「真っ白」になること。もちろん才能のある人はいるでしょうが、最初はだいたいが「上手にできない」ことを知るところからスタートします。そして様々なテクニックによって「意識すればできる」レベルにしてから、最後は真っ白の状態で「無意識でできる」レベルへと持っていきます。今、そのコンテンツを作っているところですのでお楽しみに。11月頃から各地でスタートしていきたいと思っています。


話を元に戻しますが、どんなジャンルにおいても、ベストパフォーマンスを発揮するには「無意識」をとことん信頼するところからスタートです。私の仕事でもあるプレゼンでも、何の台本がなくとも3時間は平気でしゃべり続けられるようになりましたが、それは私が完全に自分の「無意識」を信頼しているからできるのです。実はこれは人生においても同じ。


例えば私はフリーランスになってから幾度となくピンチが訪れましたが、毎回、毎回、奇跡的に助かっており、そしてその都度成長しています。最終的には「無意識」がなんとかしてくれることを知っているので、あわてず騒がず、ただ淡々と目の前のことをやっていればOKなのです。まさに「無意識を制する者は人生を制する」です。

そんなわけで、明日(6日)のユーストでも「無意識」に身を任せてベストなお話ができればと思っています。

9月6日(月)22:30~「第五回宇宙となかよしUSTセミナー」

それではたくさんのご視聴をお待ちしております。ありがとうございました。


by katamich | 2010-09-05 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)