0.0000…1%への執念 2010.8.30
2010年 08月 30日
今朝は5時前に起きてチェックアウト。6時40分の第一便に乗って福岡へ。飛行機内ではずっと寝ていました。そのまままっすぐに家に帰り、一週間ぶりに家の空気を吸います。なんか変な感じですね。それから色々と雑務をしながらゆっくりしていました。夕方にはちびQを保育園に迎えに行きます。一週間ぶりでもしっかり覚えててくれまして(笑)、私の顔を見た瞬間、「ふえ~」と声を出して笑って頂けました。嬉しいものです。前髪を切られ過ぎたようで、ちょっと顔が変わっていましたが、ちびQはちびQ。めちゃくちゃ可愛い。
夜はコーチング。時間がちょっと余ったので、今回の合宿ワークのお話をさせて頂きました。それにしても、なんだかすごい経験をした実感だけが残っています。ビジネスの成功や願望実現も確かに重要ですが、私が本当に関心があるのは、やっぱり「人間とは何か?」という命題に尽きるんですね。ビジネスNLPという分野もそれはそれでいいと思うのですが、私自身はやっぱり「人間」や「宇宙」と言った深遠なテーマに対してNLPはどのようにアプローチできるのか、、、といったところにのみ関心があり、その期待に応えられるのはやっぱり北岡氏以外にはいないと思うのです。
今、いみじくも「深遠なテーマ」と書きましたが、北岡氏がバグワン・シュリ・ラジニーシから頂いた弟子名はGuhen(グーヘン)と言うそうで、それは「深遠」を意味することのこと。それはともかく、今回の合宿ワークでは、一つ一つを明示的に教えてくれるものではないにせよ、私に大きな気づきを次々ともたらしてくれたようです。そしてこの「気づき」はこれからしばらくやってくるようで、そろそろまた「滝行」に入ろうかと思っています。
2004年8月から始めた滝行ですが、今月で丸6年になりました。回数にして700回近く。私がここまでフリーランスでやってこれたのは、一にも二にも滝行のおかげだと思っています。とにかく何か困ったことがあったら、別になくてもいいのですが、とにかく滝に打たれることで、次々といろんなアイデアが浮かんでくるのです。最初は不思議な現象だと思っていたのですが、今となっては左脳的にも説明がつきます。
特に冬の滝行では著しく体温が下がり、それは直接的に死へと向かうプロセスとなります。となると生命維持のためにドーパミンが放出され、それが「大脳」と「小脳」を結んでいる「視床」の働きを弱めるのです。その結果、「小脳(無意識)」にデータベース化されている大量の情報が「大脳(意識)」へと流入するわけです。その際、「質問」を事前に無意識ちゃんにしておけば、その質問に合った情報がきちんと前頭葉へと流れてくれます。そして私はその情報の通りに動けば、まず間違いないってこと。
これってすごいと思いませんか。ただ、誰もが滝行をするわけにもいかないので、その辺は「瞑想」なり「坐禅」なりでもOK。場合によっては「山崎パンのアルバイト」でもOK。なんだっていいのですが、ある程度は「苦痛」が「快感」に変わるような何かの方がいいかな、、、と思います。なので私にとっては「滝行」があるだけで、人生は本当に心配なしだったりして。さらにはブログも書いてますので、前頭葉に流れてきた情報をアウトプットすることでそれがさらに明示的になります。
ま、必ずしも修行や苦行を勧めるわけでもなく、本当のこと言うと、この世のことがすべて修行ですので、目の前のことを一生懸命するのが一番。でも、機会があれば、いろいろチャレンジして見るのもいいかな、、、と思っています。滝行で言うと、おそらく一回の滝行で50%くらいのチャンネルは開くかもしれません。ただ、二回やったら100%になるかと言うと、決してそうではありません。段々と割合が減ってきて(限界効用が逓減して)、一回の滝行での効果が低くなっていくのです。概念的に例示すると、
1回目:50%
2回目:60%
3回目:65%
4回目:66%
5回目:66.3%
6回目:66.4%
みたいな感じで、やればやるほど上がり幅が減ってくるのです。今までいろんな人が滝行に来ましたが、だいたい一回目でめちゃくちゃ開いちゃって二回目もやろうとします。そして滝着も購入。ですが、なぜか途中から来なくなるのは、おそらくこの「上がり幅」が減ってくるからなんだと思います。
では、私のように600回も700回もするとどうなるのか。おそらく数字だけ見ると、6回目の人と見た目は変わらないかもしれないし、変わるかもしれません。ただ、段階的にいろんな臨界点ってのがあって、「66.74%」では変わらなくても、「66.75%」になっていきなり「どか~ん!」と変わることがあるのです。
そしていわゆる「天才」とはその数字を果てしなく上げていける人なんだと思います。北岡氏の例で言うと、NLPの自己適用を7年間毎日やったそうですが、本当なら1~2回やってある程度変わるところを、限りなく100%に近づけようとすることで「NLPの天才」になるのです。それは語学でも同じことのよう。
私で言うと「滝行の天才」とはまだ言えないまでも、50歳を超えてもまだやっているとすれば、限りなく天才になっているでしょう。ブログだって還暦まで毎日更新していると、誰も敵わない「ブログの天才」になっていることでしょう。「天才」と「凡人」の違いはここだけ。つまり「0.0000…1%」への執念。ジョン・コルトレーンはマイルスのバンドに抜擢された時、「あんな下手なサックスをなぜマイルスは雇ってるんだ?」と周囲から揶揄されたそうですが、コルトレーンは死ぬまで練習の鬼だったそうです。
そして1959年に「ジャイアントステップス」という歴史的な難曲を世に出し、その後はモードからフリーへと突き進み、最後は「聖者」となり「神」にまで近付いてしまいました。実際、コルトレーンは「私は神になりたい」と晩年に言ってたそうです。これもまさに「0.0000…1%」へのこだわりが見せた天才性だったのでしょう。それをもしマイルスが見抜いてたのだったら、やっぱりマイルスも天才。
話を戻しますが、ではそもそも「ブログの天才」って何かってこと。それはまさに「読むだけでハッピーになれるブログ」であり、「滝行の天才」とは、様々な情報をインストールする天才であり、指導の天才ってことなんでしょう。「0.0000…1%」にさえこだわることができれば誰もが天才になれる。確か茂木健一郎さんも言ってたと思いますが、「天才とは同じことを同じテンションで何度も繰り返すことができる人」と言っていました。本当のそうだと思います。
モーツァルトは天才ですが、彼は父親あての手紙に「ボクは周りから天才と言われるけど、ボクほど音楽のことをずっと考えている人はいないと思うよ」と書いています。笑いの天才である松本人志はラジオ番組「放送室」の中で「オレくらい笑いのことを常に考えてるやつはおらん!」と言ってましたが、だからこそ松本は天才。少年時代はちょっと影のある人物だったそうですが、クラスの人気者が女の子に受けているのを見ては、「おもろないやん」とか分析してたそうです。その人気者の名をイトウと言うそうですが、中学の頃、そのイトウとDTの相方の浜田がどつきあいケンカをして、終わった瞬間、浜田が「まっつん(松本)行こうや」と言ったのが、後のダウンタウンの結成につながったと回顧しています。もしもあの時、イトウがそのセリフを言っていたらダウンタウンは生まれてなかった。運命ってのは面白いものです。
話がそれましたが、私も死ぬまでには何かの「天才」と言われて旅立ちたいものですね。そう言えば空海も天才ですが、彼も10代の頃、「虚空蔵求聞持法」という苦行を満行してアカシックレコードとつながったと言われています。それは虚空蔵菩薩の真言である「のうぼうあきゃしゃきゃらばやおんありきゃまりぼりそわか」という真言を100日で100万回唱える修行。つまり一日一万回ですが、私もチャレンジして見たところ、1000回も唱えたらダウンです。とにかく天才はすごいし憧れますね。空海はそれで中国に渡って、密教のすべてを吸収できたわけですから。
てなわけで、今日はもっとすごい話しようと思ってたのですが、前置きが長くなってしまったのでこの辺で。9月のQ州ツアーは残り4名ですが、めちゃくちゃすごいことが起こりそうです。「免の石」のガイドを予約したのですが、それもまたものすごい経験になりそうでワクワクしています。私が今回の合宿ワークで変身できたように是非Q州ツアーでも変身できるような「何か」があると思います。明日は「悟り」について書こうと思います。ありがとうございました。
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