「宇宙となかよし」の真相 2010.7.13
2010年 07月 13日
実はよくよく考えてみるとですね、、、一冊目の「宇宙となかよし」は「評言社」だったからこそ出せた本のように思っています。もっと言えば、五日市剛さん、評言社のラインだったからこそ出せた本。その前、実はA出版というビジネス書大手の出版社で企画は進んでいたのですが、最終段階でペンディング。それが2008年11月でした。ただ、その段階で、つまり11月のインドに行った後、どうしても最初の企画を出す気になれなくなって、正直、このまま企画が通るのもな~、、、とか思ってたら、その「思い」が通じてしまったのか、帰国5日後辺りに編集者から電話。最初は、「予定が狂った~」とかネガティブに思ったのですが、5秒後くらいには、ホッとしてる自分がいるのです。そしてその11月の間に「宇宙となかよし」の前半を書きあげてしまうのです。
その、書いている時、忘れもしない出来事が。ツレが妊婦性の膀胱炎にかかっていて、ある日、おしっこが出なくて苦しんでたんです。ちょうど夜、たこ焼きを食べてました。そしていよいよこれは限界、、、ってとこで産婦人科に駆け込んだのです。夜の11時頃だったと思いますが。私はしばらく待合室にいたのですが、看護師さんから呼ばれて病室に入ると、それまでとは打って変わって晴れやかな顔になってました。つまり尿が2リットルくらい貯まってて、それを出してしまってこの世の天国と。ただ、しばらくは点滴打ったりしてたので、2時間後くらいにまた迎えに来てくださいって言われて、いったん帰りました。その時、ツレのお腹の中には、ちびQもいたんだな~。
で、病院から車で3分の自宅に帰って、何をしてたかと言うと、「宇宙となかよし」の文章を凄い勢いで書いてたのです。その事件あったことが妙に生々しく記憶に残ってます。その後は文章をPDFファイルにして翌正月から配信。これはですね、要するにダウンロード件数をカウントするんです。そしてその数字がそのまま出版社への説得材料になるのです。私が目指したのが一万件。
実はA出版で企画を進めていた時、同じ編集者で同時進行の企画があったのです。もちろん私じゃありませんが。結果、私のは落ちて、そちらのが上がりました。その上がった企画は半年後にきちんと本として世に出たのですが、その本が事前にダウンロード件数を積み上げてたんです。同じくPDFファイルで。それがちょうど一万を超えていたので、企画もなんとか通ったとのこと。
とにかくそんなこともあり、私もその真似をしたのが種明かしです。ただ、結局は3,000位集まったところで、五日市さんに相談して、そこから評言社さんをご紹介頂き出版が決まったという流れです。決まったのが10月1日。それから3週間で後半を書きあげ、12月半ばに東京で講演するから、それまでになんとか間に合わせてくださいとお願いして、それで出来上がったわけです。ここまで詳しく書いたの初めてかな。公式ブログの「独立奮闘記」に書くようなことかもしれませんが。
で、先ほどなぜ評言社さんだからこそ、、、と書いたかと言うと、単純に五日市さんと仲が良かったから。もしも五日市さんを通さずに、私が単独で企画書を出していても、絶対に通らない企画だと自信があるのです。なぜかと言うと、その後、ビジネス書に関するいろんな勉強をしたところ、あの手の企画は一番嫌がられるそうだから。つまり「無名の人が書いた物語形式の本」はまず通らないとのこと。これが本田健さんとか、神田昌典さんが書くのなら話は別です。
結局、A出版で企画が通らなかったのも、「よくわからない人だから」ってのが一番の理由。そもそもA出版さんは精神世界系に馴染みがなかったとこだったのですが、その直前に小林正観さんの本が15万部も売れてて、そっちの路線にも色気を出しそうになってた時。執行部でも私を推薦する声はあったそうですが、最終的は最高執行者(社長)がNGを出したのが顛末です。書き過ぎかな、ちょっと。。。
てなこと考えると、「宇宙となかよし」が世に出たのは、本当にいろんなことが重なって、針の穴を通るほどの確率で世に出たと言っても過言じゃありません。逆に言うと、出るべくして出たと本とでも考えられます。実はいろんな感想を頂いているのですが、中にはすごく感動的な感想もあります。ただ、私的にはアラサー(30前後)を想定して書いたつもりが、何となく一番ウケるのがアラカン(アラウンド還暦)世代のように思うのです。いや、実はPDFで配信してた時からそうでした。50代、60代の特に女性の方から熱い感想を頂いてたんですね。つまりは私の母親世代。
今思うと、私は母親のことを無意識的にも想定しながら書いてたのかもしれません。主人公はアラサーだとしても、その世代が必ずしも感情移入するとも限りませんから。それよりも自分の娘を見るようで、、、とか、自分の亡き母親のことを思い出した、、、なんてご感想も頂きまして。うん、やっぱりそうなのかもしれませんね。あの本はアラカン女性向けの本だったのです。今頃気が付きました。
もっと種明かししましょうか。実は評言社の社長さんも、その辺りにヒットして出版を決めたようなのです。最初の面談の時、親孝行とか、そんな話ばかりしてましたから。ちょっとオカルトテイストを入れた第三章です。亡き祖母が・・・のくだりとかね。
そして今思うと、何となく私の亡き祖母(母方)が乗り移ってた気もするんです。書いてる時。あ、また思い出した。4月末にランチェスター経営㈱でプレゼンテーションに関するセミナーをした時のこと。ほとんど私のことを存知ない方々だったのですが、結果、大成功。持ってきていた本も全部売れました。その後、ある参加者から主催者あてに連絡があったそうなんです。「宇宙となかよし」の本を読んで改めて人生観が変わった、感動したと。その参加者もアラカンとまでは言わずとも、少なくとも私なんかよりはずっと年配の女性の方でした(・・・と思います)。
ですので、事例的に言ったら、50~60代の女性に最もウケの良い本なのかもしれません。いや、きっとそうでしょう。ですので、一つお願いがあります。おそらくアマゾンキャンペーンなどで「宇宙となかよし」をご購入された方は、私と同年代が中心だと思いますが、お手元にございましたら、ぜひ、母上様にもお読み頂けるよう願う次第です。きっと喜んで頂けるのではないかと思いますので。。。
てなわけで、今日は何の話だったかな。2010年も下半期で、今年中に一冊は出したいですね、、、みたいな話から脱線したのですか。相変わらずですね、オレ。脱線の名手。講演やセミナーでもすぐに脱線してしまうのですが、その脱線話が必然なケースもあるようですので、あまり気にしないことにします。そもそも脱線ってのは、最初の想定にない話。つまりアドリブで、その「場」から出た話だけに、やっぱり必然なんですね。
そう言うことですので、今日の話、つまり「『宇宙となかよし』の真相」についても、ある種の必然なのかな。なんかまたひと波来そうな気もするんですよね。そうそう、7月から流れが変わった気がするって話でしたね。いや、ほんと。ちょうど「21日行」を始めたばかりだったのですが、そこから「公式ブログ」なるヒラメキを頂きまして、素直に進めてたら、徐々に凄いことが起こりそうな空気が出てきてるのです。例えば「独立奮闘記」をたまたま見つけて読まれた方から、「面白い!」って感想を頂いたり。アメブロランキングも3,000番台。アメブロもついに1000万の登録があったばかりですが、アクティブユーザーとしても300万人はいそうです。その中で3,000番はかなりいい線いってます。アメブロの中では「3,000」が一つのラインだと聞いています。そう考えると、まだ10日しか経ってないのに、いよいよ面白くなりそうです。こっちは一日一つですが、あっちは5~6は更新してますしね。
いよいよ来たよ、来たよ、来たよ。そして近々面白いものをお見せすることができそうです。お楽しみに。あ~、そうそう。今日はね、本当は「意図する」って話をしたかったのに。本の出版も「意図する」ことが重要で、願望実現も意図することがスタート。アセンションは意図しなくていいけど、やっぱ自分の人生はきちんと意図して生きたいものね。でも、その「意図」さえも「宇宙」によって決められている、、、という話もあるのですが、その話はもっと後の方がいいね。まずは自ら「意図」する。それがスタート。てなわけで、今日はこの辺で。ありがとうございました。
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