星に願いを 2010.6.18

 私の稼業ってのは、書いて、しゃべることが中心のようですが、そのためには大量な「思考」があることは言うまでもありません。もちろん本やメディアからのインプットも怠りません。最近のインプットは「本」はもちろんですが、本を音声化したものが多くなってきました。この利点は運転しながら、ネットしながら、他の本を読みながら、、、など「ながら」ができるから。他の本を読みながら、他の本を聞くって、かなり難しそうだけど、頭に入ろうが入るまいがいいのです。そんな時のメインはもちろん読む方ですが、時々、耳からスゴイ情報が聞こえてきたりして、それがよかったりもします。

 NLPのスキルの中に「二重誘導」とか「三重誘導」ってのがあり、先日の東京セミナーでも「三重誘導」を私なりにアレンジしたワークをやりましたが、それはどんなのかというと、「意識」をダウンさせて「潜在意識」にメッセージを送りこむ簡単な方法。「意識」をダウンさせるって実は簡単で、短期間に大量な情報を脳に送り込むだけ。もちろんそれだけが方法ではありませんが、脳のキャパを超えるほどの情報を送り込むと、意識が「パニック」になってメッセージが潜在意識に染み込んで行くって寸法。別に言い方すると、意識してないものほど潜在意識に入りやすくなる理屈です。

 しばしばテープ学習(実際はmp3やCDのことですが慣例的にテープと表現します)は運転しながらって言われます。ブライアン・トレーシーはテープ学習せずして運転するべからずとまで言います。それはなぜかと言うと、運転中ってのは、とにかく潜在意識(無意識)がビンビンに働いている状態。ハンドル、アクセル、ブレーキ、方向指示など、複数のことを同時にできるのは潜在意識の力を借りずしては無理だから。ですので、私にとっても運転中は勉強の時間だったりします。あと、運転中にセミナーの練習したり、アファメーションしたり。誰にも聞かれないってメリットもありますしね。
 
 同じように読書や他のことしながらテープを聞くのは、読書は意識を向けないとできないのに対し、テープは勝手に聞こえてきますから、それだけ潜在意識的だってこと。いつかも書いたと思いますが、潜在意識ってのはすごく有能で、私たちが何気なく体験したりしたことをすべてデータ化しているとようです。シリアで昼寝している時、マイルス・デイヴィスの曲がリアルに聞こえてきた話をしたと思いますが、つい先日も同じようなことがありました。高熱出して朦朧としている時、コブクロの曲が流れてきたのです。歌ったこともないのに、歌詞まですべて再現されていました。今思い出せと言われても無理ですが、その時は本当のリアルにコブクロが流れてきたのです。頭の中で。そんな時、「あ、潜在意識はすごいな~」って思うんです。

 ただ、学習テープばかり聴いていると、それこそ潜在意識がガチャガチャになったイメージがあるので、そんな時に役に立つのが「音楽」です。音楽を聞くと、それまでガチャガチャしてた感じが、一気にスッキリなります。不思議ですね。で、今からちょっと音楽の話をしますが、これまで何度も言ったように、私はJAZZが大好きです。なぜ好きになったかと言うと、いろいろ理由はあるのでしょうが、一つは吹奏楽でクラリネットやサックスを演奏していたから。ですが、吹奏楽はあまり好きでなく、なぜかJAZZが好き。そのきっかけとなったことを、今、初めて白状したいと思いますが、それはまずは「曲」からです。

 確かタモリが出ているなんかの番組を見ていた時、ジャズピアノですっごくいい曲が流れてきたのです。お馴染みの曲。それはディズニーの「ピノキオ」から「星に願いを(When You Wish Upon A Star)」でした。もともと好きな曲だったので、「うわ~こんな曲までジャズになるんだ~」と純粋に思ったもので、それからこの曲が入っているCDを探すようになりました。そしてルイ・アームストロング、ビル・エヴァンズ(フレディ・ハバード)、デイブ・ブルーベック(ポール・デスモンド)、ケニー・ドリューなどのCDを手に入れましたが、今度はジャズっぽ過ぎて、ジャズ素人には難解だったのを覚えています。今ではどれも大好きですが。

 そもそも「星に願いを」っていいですよね。「願望実現」じゃないですが、星が願いを叶えてくれるって素敵じゃないですか。もちろん叶えるのは自分自身ではありますが、私だって星や夜空を見上げながら、願いを託すことは今でもあります。そんな時にUFOなどが現れるとビックリしますけどね。あ、願い叶えに来てくれたって。。。それはともかく「星」は願いを叶えてくれる、、、そう思える純粋さとロマンティックさは失わずにいたいものです。

 てなわけで、ユーチューブでいろいろ探してみました。これで潜在意識をスッキリクリーニングってわけじゃないですが、やっぱりいい曲はいつまでたってもいい曲ですね。まずはオリジナル(?)の「ピノキオ」から。なつかしい。ホッとしますね。




 次はキース・ジャレット。イントロ聞いた瞬間から、キースだ!ってわかるぐらい、この人は独特の世界観を持ってますよね。ただ、テーマが終わってすぐにベースソロになるのは、個人的にはあまり好みじゃないかな、と。でも、キースのソロはさすがです。2コーラス目のサビで見事に盛り上がり、そのままテーマに戻る。素晴らしいストーリーだな~。




次はジャズと言うかフュージョンと言うかデヴィッド・サンボーンです。この人のCDは一枚も持ってませんが、人気はありますよね。表現が大袈裟過ぎな気もしますが、これはこれでいいのかな。




 次じゃジャズやなくってビリー・ジョエル。ヒット曲「素顔のままで」の途中のサックスソロはフィル・ウッズという名手なんですが、フィルがメタリックになるとデヴィッド・サンボーンのようになります。と言うか、サンボーンがメタリックなフィルを真似してるのが正しいと思います。それはともかく、ビリー・ジョエルの「星に願いを」もいいですね。甘い中で、適度にほろ苦くて。




かつてこの曲が聴きたくて買ってガッカリしたルイ・アームストロング。今は途中のトランペットソロも含めて、めちゃくちゃ大好きなんですが、最初はこのダミ声がどうもダメでした。でも、なかなかどうして、感動的な歌ですよね。




 って言うか、もともとこれを貼りたくてこのエントリーにしたのが正解。これまではなんてことない、ただのマエフリです。E.YAZAWAの「星に願いを」です。



 いや~、永ちゃんはなに歌ってもカッコイイ。永ちゃんのスゴイところは、普通ならダサダサことでも、永ちゃんがやるとめちゃくちゃカッコよくなること。と言うか、永ちゃんは何をやってもカッコイイんですけどね。地肌に白いジャケット来て似合うのは永ちゃんだけ。白いスタンドマイク振り回してキマルのも永ちゃんだけ。男が惚れる男。まさにスター(星)です。今日はこの辺で。ありがとうございました。

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Commented by kaorin at 2010-06-19 14:11 x
せっかく動画を楽しんで見てたのに、えいちゃんの前フリだったなんて…。(苦笑)

オリジナルがとてもよい曲なので、凝る必要がないですね。

Over the rainbowとかMoon River とか、自然が名前に入っている曲はスタンダードになることが多いですね。インスピレーションが働きやすいからかな???

ビリージョエルさんは、ビターチョコ。
ルイ・アームストロングさんはビンテージ。この声は説得力あるわ…。
包容力も感じるし…。涙モノ。

キースさんのは、ただただ心地よい。これかけながら、他の作業すると、かなり、はかどりそうですね…。

えいちゃんは、ファンではないけど、もう、この人何やっても、人を説得しちゃうわ、参りましたって…。(笑)
by katamich | 2010-06-18 23:39 | ■音楽 | Comments(1)