すっごいセミナーでした 2010.4.29
2010年 04月 29日
ところで、今日は午後からセミナーに参加してきました。最近よくお世話になっているランチェスター経営㈱主催の「ホンネで話す経営コンサルタント入門」というセミナーです。当初は定員12名だったそうですが、蓋を開けてみると30名を超える参加者で、遠方から来られている方も大勢でした。なんと言ってもメイン講師が竹田ランチェスター総本山の竹田陽一先生だからってのもあるでしょう。
私としては社員の伊佐さんから誘われて何となく参加したのですが、結論的には参加してよかったです。いや、むしろ参加しなかったらものすごい機会損失になるところでした。参加費は12,000円ですが、年内に1200万円は生み出せそうなすごい話が満載でした。
これまでの私は、いろいろと考え実践していながらも、どこか「気合任せ」なところがありました。そしてそれでもなんとかなってきましたし、そのベースを捨てるつもりもありません。しかし、本当に自分自身の収入をあげ、自分や家族や周囲の人たちを幸せにしていくには、商売の「原理原則」をしっかり学ぶ必要がありました。ですので、これまで栢野さんの本を読んだり、実際にお話ししながら、自分の気づきみたいなのを実践してきて、ここまでやってきました。特にこの2年間はそうです。そのおかげで、これまで戦略戦術なしの「気合」だけの人生から脱出しつつ、それなりに結果を出してきたと自負しています。ちなみに「紳竜の研究」との出会いが大きかったです。
で、セミナーの内容ですが23頁に渡るテキストを元に竹田先生が講義されます。非常に左脳的な展開で、これまで漠然とわかっていたり、わかってなかったことが、次々とクリアになっていきます。そしてそのそも「経営コンサルタント」とは何かってこと。私は経営相談や経営指導をするだけが経営コンサルだと思っていたのですが、実は非常に範囲が広いことも知り、その情報だけでも元は取れました。
では、私は今後、どのような路線で仕事をしていくのか。その辺も私の中でかなりクリアになりました。余談ですが、私は今までスピリチュアル系と言われることが多かったようですし、私もその自覚がありました。そんな私が企業相手の研修などしていいのかなどの、おかしな思い込みがありましたが、実のところ、先日のプレゼンセミナーでもそうだったように、私の場合、スピリチュアルもビジネスもまったく同じチャンネルにあることがわかりました。
この辺は言葉で説明するのは難しいのですが、そもそもスピ系とかビジネス系とか分類すること自体が間違っており、そんな分類よりも私が「何を提供できるのか、そしてどんな効果を与えることができるのか?」が一番重要なのです。企業に関しては、売上や利益を上げることが一番求められること。そこに特化した場合、私は何を企業に与えることができるのか。そこから考えると、もはやスピとかビジネスとかの前提自体が間違っており、そんな条件にとらわれずにいると、自分のできることが明確になってきました。
実際、先日のプレゼンセミナーでは私のことを知らない人がほとんどだったにも関わらず、むしろそのような方々からの好評が大きかったです。それからランチェスター的に言えば、自分がナンバーワンになれることは何かに注目すると、実は私にはナンバーワンがいくつかあることに気がつきました。これからそれをしっかり売っていけばいい。私の場合はセミナーは講演がベースとなっていますが、出たとこ任せではなく、普通の商品と同じように「商品開発」をしっかりする必要がある。それも目から鱗でした。
それから「営業力の高め方」という話があったのですが、まずは営業力と商品力の比率は2:1であることを論理的に理解。では、コンサルとしてはどんな営業をしていけばいいのかですが、その辺はランチェスター経営さんの教材にお任せしたいと思いますが、個人的になるほどと思ったことが、「営業力のウェイト」と言う話。大よそこうなっています。
1.見込客の発見 53%
2.人間関係 27%
3.商品説明 13%
4.契約 7%
つまりは「見込客+人間関係」で成約の8割を占めるのです。これ見て思い出したのが加賀田式セールスのセオリー。そこでは営業の手順を定式化しているのですが、こうなります。
1.アプローチ
2.人間関係
3.必要性
4.商品説明
5.テストクロージング
6.クロージング
上のウェイトと対比すると「見込客=アプローチ」で「人間関係」はそのまま。「必要性+商品説明=商品説明」で、「テストクロージング+クロージング=契約」となります。そして加賀田先生が言っていたことが、まさに上のウェイトと同じ。アプローチが5割で人間関係で8割。これは加賀田先生の経験則で出た話なんですが、それがしっかり定式化されていたことには驚きました。
だったらまずは「見込客=アプローチ」と「人間関係」に比重を置けば、営業の8割は決まってしまうってこと。とかく「商品説明」や「クロージング」にばかり比重が置かれがちですが、原理原則から言えば、それは2割に過ぎないってこと。これは使える。その後は見込客の作り方など非常に具体的実践的に講義があり、本当に目から鱗の連続でした。
竹田先生も調子が乗ってきたのか、定刻より45分もオーバーしてお話しただけました。竹田先生の話をおうかがいするのは初めてでしたが、栢野さんいわく、今までで最高のセミナーだったのでは、と。他の方も口々にそう言われていました。竹田先生の講義の後は缶ビール懇親会。外でやらずに、缶ビールとツマミで安くあげるのも、いかにもランチェスター的な気がします(笑)。
そこでは一人一分間自己紹介の時間があったのですが、五十音順で私がトップバッター。突然、栢野さんから「加賀田式をやれ!」との声がかかり、竹田社長相手になぜかロールプレイ。最近、ランチェスター経営さんとは、何かとご縁がありましたが、よくよく考えるとこの会場での受講生側は初めてでした。不思議な感覚です。右の写真は栢野さん。
それにしても素晴らしいセミナーでした。まさに商売の原理原則。これを知らずして起業することなかれ。天才以外は。でも世の中の99%以上は天才ではありませんので、あしからず。
てなわけで、今日はビジネス一色の日記となりましたが、つくづくスピリチュアルもビジネスも基本は一緒だということを痛感する一日でした。私はこれからもスピリチュアル系でいきますので(笑)。ありがとうございました。
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商売の基本は魔術ですね。
私も商売の基礎は自分のブログに書いていますが、何が基本なのかは受け取った人次第なんでしょうね。
ちょっとしたお導きで魔術系サイト(一個だけ)を読んだ事があるんですが、本来の魔術って物は無意識を意識的に操作する術(統べ)だそうですよ。
商売には裏と表が同居しています。
お互いの利害が一致していること。
利益のみを追いかけることなく、リスクをも飲み込んだリスクマネージメントは必要ですよね。
裏も表も同時に観る目が必要ですね。
そうそう、「僧侶」って漢字。
「人の憎しみをも伴侶とする者」と思っております。
今に伝わっている意味とはかけ離れていますけれども。