目覚めとは・・・ 2010.4.23
2010年 04月 23日
今回は私にとって初めての2日連続セミナーとなります。昨年も2日間はやったのですが、一日だけでも参加できるような内容でしたが、今回は2日間連続みっちりとなるので、それだけ参加ハードルは高まったと思います。お蔭さまで満員御礼、、、にはなりませんでしたが、わずか2名を残す十分な参加状況となっています。ありがとうございます。
今回はコンテンツ的にも初めてのことばかり。ただし、私には自信があります。なぜなら私自身の「一次体験」を元に構築したコンテンツだから。NLP(神経言語プログラム)ってのは、つくづくよくできてるな~と思うのが、これは単なる知識やスキルの寄せ集めではなく、まさに人間の変化のプロセスそのものを体系化したものだから。どうすれば苦手意識を克服できるのか。どうすればハッピーな状態を作れるのか。どうすれば上手に対人折衝できるのか。どうすればスムーズに目標を達成することができるのか。どうすれば困難な願望を実現することができるのか。その辺りのことはまさに「体験」であって、決して知識にはあらず。トレーナーの中にはその体験をせずしてテキスト通りの知識を教えるに留まっている人が非常に多いと思います。
私は必ずしもNLPだけに頼ったわけではありませんが、この5年間で自分自身、驚くほどに変化しています。それは私の過去の日記を見てもらえばおわかりと思います。そして私の今回のセミナーでは、おそれ多くも通常のNLPマスタープラクティショナーでは扱わない部分まで入りこむ予定です。それを一言で言えば「目覚め」となるのでしょうか。その辺はロバート・ディルツ氏の「NLPコーチング」にも書かれているのですが、今、日本で一番メジャーなNLPコースではそこまでカバーしていません。
では、そもそも「目覚め」って何のかって話。おそらく「NLPコーチング」を読んだだけでは理解できないと思いますが、私の言葉でその「目覚め」を一番端的に表現するとすれば、それは「自由」という表現になるのではと思います。では「自由」って何か。これは実に深いテーマです。
例えば経済的自由と言った場合、普通はお金がたくさんある状態を言うと思います。もちろん一文無しで経済的自由とは言えませんが、だからと言って10億円の資産を持っている人がそうかと言えば、そうとも限りません。なぜなら「自由」とは客観的に担保されたものではなく、あくまで自分自身の「心」にあるものだから。
10億円の資産を持っている人が、それを奪われる恐怖に苛まれていたり、またはまだ足りないと強迫観念に駆られている状況は決して自由とは言えません。「お金」というある種の「条件」にガンジガラメになっているから。しかし例え手元に10万円しかなかったとしても、その10万円で何をしようかと考えることは「自由」だと言えます。
つまり足りないものを追い求めるのではなく、ある範囲で創意工夫すること。これを「自由」と言います。美味しいものを求めるのではなく、目の前のものを美味しく食べること。これが「自由」です。また、しばしば独立したいという話を聞くことがありますが、実際、独立することは簡単です。辞表を出せば済む話だから。
しかし、いざ独立しようと思っても、開業資金がない、人脈がない、実力がないなど、「ない」を出発点にしている以上は独立は難しいと思います。それよりも何があってもなくても、今、「ある」ものを出発点に考えることで可能性は無限に広がっていきます。
世界一のエステシャンとなった今野華都子さんの講演会に行ったことがあるのですが、子どもたちの学資が必要となって45歳にして初めて専業主婦から仕事を始めることを決意します。しかしパートなど勤めている限りではとうてい学資は稼げない。となると自分でするしかないとして、手元の僅かな資金で部屋を借りることにします。しかし今野さんにはこれと言った特技はありませんでした。普通ならそこで諦めるのですが、今野さんは逆に「何もできないと言うことは、やろうと思えば何でもできるということだ」と思い、まずはいろいろリサーチしてみたところ、仙台では「まつ毛パーマ」がないことを知り、それをまず始めます。そして成功し、あれよあれよと世界一のエステシャンに。今では高級ホテルの支配人です。
つまり「私には何も特技がない」と最初から決めてしまうと、それ以上の発展はありません。それよりも「何かあるはずだ」と考え、その「ある」ところからスタートする。その発想を「自由」と言うのです。思えば私にしても、会社を辞めた時は客観的に見て何もありませんでした。あるとすれば、何の役にも立たなさそうなブログを一年間書いていたことくらい。それが花開くことも考えていませんでしたが、今振り返ってみると、まさにブログさまさまのこの5年間でした。こんなこと言うと、「自分はブログをやっていないので・・・」なんて考える人は「自由」とは言えませんよね。
つまり現実的なレベルで言うと、「ないからしない」ではなく、「あるところから始める」が「自由」な発想となるのです。そしてそのように考えられるそもそものスタンスこそが「自由」であり「目覚め」なのです。「ない」の前には何も広がりませんが、「ある」に目を転じた時、目の前は無限に広がります。そして誰もが「ある」のです。例外なく。
ここでいつもの問題。ダブルバインドからの超越です。水に沈められた女性が浮かび上がってくると魔女だから処刑。魔女の疑いを晴らすには死ぬしかない。どっちにしても死ぬわけですが、まさに目の前に広がる光景は「ない」です。命がないのですから。しかしもしこの状態から「自由」にある方法があるとすれば。そろそろわかってこられたでしょうか。
「目覚め」とは何か。「目覚め」とは「自由」である。「自由」とは何か。「自由」とは「ある」ことである。「ある」とは何か。「ある」とは一切の条件や制限から解放され、そこに無限の可能性を見ることである。
もしもその「無限の可能性」を見ることができれば、その人は文字通り「なんでもできる」のです。独立だってへっちゃら。しかし、それはいくら理屈を言っても始まりません。見るためには見るしかないのです。では、どうやったら見れるのか。はい、それは目の前にある闇を取っ払う以外にありません。その闇とは何か。それが自らの制限をかけている「潜在意識」にプログラミングされたブレーキ(条件)に他なりません。
もちろんプログラム自体は誰もが持っているもの。まずはそのことをしっかり認識する。その上で、いかなる「反応」に対しても判断を停止する。現象学的に言えばエポケーする。それによって対象及び自己の純粋性に目を向ける。そこにあるのが「本当の自分」であり、「ひとつ」である世界観。それが「目覚め」です。はい。
と言うわけで、とりあえず眠くなってきたので今日はこの辺で。明日は早いです。新幹線で大阪にゴー。濃密な2日間となることでしょう。ありがとうございました。
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