ガイヤの風 2010.3.28
2010年 03月 28日
番組の構成は一時間のうち曲を4曲かけて、それ以外は司会とパーソナリティとゲストが対談をするような形。4曲とも私がセレクトさせて頂きました。5時にパーソナリティの常冨さんが私の自宅近くまで迎えに来て頂き、7時過ぎにはスタジオに到着。簡単に打合せ。常冨さんは最近知り合ったのですが、実はもっと早くに知り合ってもおかしくなかった人でした。と言うのも、共通の知り合いがたくさん。私を知ったのは、常冨さんの友人から阿部敏郎さんの「いまここ塾」に誘われ、そこから私につながったということ。
そしてFMのスタジオに入ったのですが、司会進行の千恵さん、そして「ガイヤの風」の社長の吉岡さんは、1月の禅合宿でお会いした人でした。ですので、お会いするのは2回目。また、千恵さんも吉岡さんもお互いの共通の知り合いがたくさんいたりなど、ご縁ってのはあるな~とつくづく思いました。(写真は打ち合わせ中)
8時からオンエア。千恵さんが番組とゲストの紹介。まず一曲目ですが、マイルス・デイヴィスの「It could happen to you」をチョイスさせて頂きました。1956年に録音された「Relaxin’」に収録されています。まずこの曲を選んだ理由ですが、昔、バックパッカーで世界一周をしている時、シリアのダマスカスで熱を出して寝ていた時のこと。意識が朦朧としている中、突然、この曲が鳴り響いたのです。頭の中で。ピアノのイントロ、ドラムのシンバルレガートからマイルスのテーマとアドリブ。続くコルトレーンのソロ。
そんなにいつも聴いていたわけじゃないのに、耳で聴く以上にリアルに鳴り響いたのです。気がつくと感動で涙を流しており、いつの間にか熱も引いていました。今思うと潜在意識ってのはすごいな~ってこと。意識でこの曲を思い出せと言われても無理ですが、潜在意識(無意識)の中にはきちんと入っていて、何かの拍子にそれを完全に再現できるわけです。と言うことは、これまで生きてきた中で見たもの、聞いた言葉や音、触った、嗅いだ、味わったものはすべて「潜在意識」に貯蔵されてるんですね。
なので退行催眠などすると、言語習得以前の情景を思い出したり、さらには前世の記憶などが蘇ってくるのもうなずけます。潜在意識は侮れない。ちびQだって言葉はわからずとも、彼の潜在意識にはすべて入っているのですから迂闊なことは言えません。てことで、この曲をかけた裏の意味は「潜在意識の偉大さ」ですが、そこまではラジオで語ってません。
曲の後は私の自己紹介のようなもの。今やっていることなど。全国でセミナー研修、講演などをしながら、年末に「宇宙となかよし」を出版しアマゾン総合一位など。ただ、仕事は何ですか?と聞かれると、どうしても「ブログを書くこと」になってしまいます。私にとっては「仕事」とは「生活の糧」や「金儲け」ではなく、文字通り「事」に「仕」えること。「事」ってのは大きく人世のためになることを言うのでしょうが、そう考えると、やっぱり私の仕事は「ブログを書くこと」になってしまいます。そんなに大した仕事ではありませんが、それなくして今の私はありませんし。
そして2曲目は。ミネハハさんの「誰よりも愛しい人」という歌を流します。実はミネハハさんは過去に「ガイヤの風」に出演したことがあるそうで、これもまたご縁だな~と思うのです。なぜこの曲を選んだかと言うと、やっぱりインドの話は欠かせなくて、2008年11月4日に奇跡の出会いを果たして、その場でもらったCDが「誰よりも愛しい人」だったから。私の本「宇宙となかよし」を書きあげるにおいても、ミネハハさんとの出会いはなくてはならないもの。
曲が終わると、いよいよ本日のテーマである「宇宙となかよし」について。会社員時代の辛かった日々。その時の私と同じような人だってたくさんいるでしょうが、そんな中において「自分の好きなこと」へと向かおうとした勇気の源には何があったのか。そんな話をパーソナリティとしながら進行します。コインを投げて退職を決意した話。その根底には根拠のない「大丈夫」という思いがあり、あれから5年経ち、やっぱり「大丈夫」だったことをとりあえず証明できた形でしょうか。
3曲目はケン・ペプロフスキーの「星に願いを」をチョイス。ジャズクラリネット・サックス奏者であるペプロフスキーはおそらくジャズ界において最も「素敵」なクラリネットを奏でる人でしょう。ちょっとコーヒーブレイクでかけさせてもらいましたが、スタジオ内では吉岡さんの「いいな~」という声が響きました。
その後は私の独壇場。インドはラダックでの覚醒体験。「大丈夫」の体験。その後の奇跡の出会い。そして「宇宙となかよし」に登場するサラスヴァティ・ヨーコが伝えてくれた「宇宙の仕組み」に関する話。ベタな言い方ですが、やっぱり「愛」と「感謝」であること。まずは与えること。そしていいこともそうでないことも受け入れること。それが愛と感謝。ラダックでの覚醒、ブッダガヤのフリースクールで浴びた「ありがとう、あいしてる」の言葉。そしてミネハハさんと語ったブッダガヤの夜。最後の曲は再びミネハハさんから「水」をお届けしました。
曲が終わるとパーソナリティの常冨さんが、「『水』と言うと、石田さんにとっては『滝』でしょうか」という話から「滝行」についてちょっと語ります。めっちゃ苦しく最初は大声出して抵抗する。次はちょっとテクニックに走って苦しさから逃れようとする。でも、それでは根本的には救われず、最後は諦める、つまり受け入れること。何もかも任せてしまう。すると真冬の滝であっても、そこに何とも言えない安心感と心地よさに抱かれる。
「それって人生と同じですね」と常冨さん。その通り。宇宙にケンカ売っても勝てるはずない。いいことも悪いことも受け入れ「感謝」すること。そこで初めて「宇宙となかよし」になれるんですよねってこと。ですが、自分から与える「愛」も重要。何もせずに宇宙にお任せじゃダメ。愛とは行動。人の役に立つこと。言葉だけでなく態度でも愛を表すこと。それが行動。行動。行動。具体的には給料以上の仕事をすることもそう。自分から与えると必ずそれは倍になって返ってくる。それが宇宙の法則でしょ。
最後はやっぱり「継続」かなって話で締めくくります。先日のメルマガ(14号)でも書いたのですが、いろなん成功者に聞いたところ、誰もが口をそろえて言うのが「継続」の大切さ。一つのことを大量に継続すると、成功しないはずがない。それはブログもでも滝行でもいい。プラモデルでも昆虫料理でもいい。儲かる、認められるなど「価値」に結びつけて無理やり続けるのではなく、自分の「好きなこと」を純粋に続けること。それが唯一の「成功法則」ですよねってことで番組終了。とりあえず私は「宇宙となかよし」を80歳になっても書き続けます。
写真は司会進行の千恵さんとパーソナリティの常冨さん。千恵さんとは4月に坐禅会でお会いしますが、話の流れから常冨さんも来られることに。よく見ると「FMKITAQ」の「Q」のロゴと私の顔が重なってます。狙ってませんよ、ほんと。その後は「風に吹かれ過ぎて」のtorutさんのお店に皆で行って軽く飲み。偶然なんですが、皆さん、知り合いだったのです。ご縁ですね~。
ちなみに4月の坐禅会は9日~11日の2泊3日。筑紫野市のお屋敷にて。参加費千円。食事代が一食300円。布団代が500円だったかな。安いでしょ。禅の老師はかなりのお人で、今度は私にとって2回目の参禅となります。そして11日の午後から老師の講演会(どなたも無料)。天神アクロスにて。その日その時その場所で阿部敏郎さんの「いまここ塾」もあります。ははは。何この偶然。今回は老師の講演に行くのですが、阿部さんにも会えるかな。
そうそう、今回の収録音源について売買やネットでの大量配信はNGなんですが、ご縁のある方には差し上げようと思っています。とりあえず4月24日・25日の大阪セミナーにお申込みされた方にはCDでお送りさせて頂きます。それ以外にもなるべく多くの方に聞いて頂きたいと検討中です。もう少しお待ちくださいね。楽しくなってきました。それから4月5日(月)は「九州ベンチャー大学」で講師をします。どなたでも参加できますが席は限られていますのでお早めに。4月14日(水)の「宇宙となかよし塾」には今回のラジオでもお世話になった常冨さんも参加されます。楽しくなってきた。ありがとうございました。
クリック頂けるともっと楽しくなってきた!一日ワンクリックの応援をどうぞよろしくお願いいたします!
↓ ↓
人気blogランキング
〇【福岡】4月5日(月):第183回九州ベンチャー大学(残11)
〇【大阪】4月24日(土)・25日(日):クイックチェンジ!実践!NLPセミナー in 大阪 ~潜在意識から超意識への旅(2日間コース)~(残11)
〇【福岡】4月14日(水):宇宙となかよし塾(2)(大野城まどかぴあ和会議室・19:30~22:00)
「早朝談話室」も受付中!
○拙著「宇宙となかよし」のご購入と「感謝特典」はこちらです!
○オフィシャルサイトはこちらです! メルマガもあります♪
○ミクシィにも「マイミク限定日記」を書いてますので、読者の皆さんのマイミク、大歓迎です♪
○Twitterにも力入れていきます♪ (フォローをお願いします!)