がむしゃら 2004.12.4
2004年 12月 04日
それにしても寒がりで朝起き苦手の私が、よく6時前に起きて寒いことをしに行くものです。また、乾いた洗濯物は大体ソファーの上に無造作に落しているんですが、「滝着」だけはきちんとハンガーにかけて干しています。「滝だけはさぁ~・・・」ってツレから呆れられている今日この頃です。
話は変わりますが、今日、CDを買いました。先日、坂田明さんのライブが良かったので、昔の「山下洋輔トリオ」のCDです。実は山下さんとは昔、オーケストラで共演したことあるのです。世界的なピアニストなんですが、ものすごく謙虚で人間性の高さを感じさせる方でした。最近のなら、CDも何枚か持っています。
しかし、本音のところはあまり好きなピアノではないんですよね。フリージャズが嫌いと言うわけではないのですが(むしろフリーは好き)、ピアノの音という入り始めが私に合わないのでしょか。手癖フレーズも耳につきますし。
そして今日買ったCDです。坂田氏の代表作である「ミトコンドリア」が入っているので買ったのですが、実は、、、山下洋輔氏のピアノが最高なのです。若さと言ってしまえば酷かもしれませんが、今みたいに偉くなる前なので、気取りのなさ、思いっきりが清々しいです。頻繁にピアノの弦を切っていた時期です。
確かに今の山下氏の方が音楽的ではあるのでしょうが、当時は「がむしゃら」が本当に魅力的なのです。まあ、フリージャズなんで今も昔も
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みたいな音で、普通の人は一聴何が何だか分からないでしょうが、とにかく「がむしゃら」が実に魅力的なのです。
「がむしゃら」って人間いつまでできるものかわかりませんが、私もどこかでは永遠に「がむしゃら」を失わずにいたいと思います。その方が、「人間」って感じしますもんで。
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(写真は山下洋輔氏-めっちゃオーラありますよ~)