個人ブランドの作り方 2009.12.16
2009年 12月 16日
そう言えば、今年は一月に「21日滝行」をやったのですが、いきなりNHKからの取材依頼が来て、その月末に全国放映されたところから始まりました。それがこの動画。
あれから一年経つんですね。まるで昨日のことのようですが。ちなみになぜ取材されたかと言うと、福岡NHKのカメラマンの方が、九州の冬の風景みたいなシリーズの一環として福岡を担当することになって、その時、思い付いたのが「冬の滝行」だったそうです。そこでネットで検索したところ、私のブログを発見し連絡を頂いたというわけです。そして21日滝行の間に取材に来て、その間に放映。早い展開でした。
それにしてもブログはやっぱり続けててよかったです。こないだの土曜日の講演会に鳥居祐一さんが来られたのですが、その時に、鳥居さんのセミナーDVDを頂きました。「出版ブランディング・カレッジ」というDVDなんですが、今日、4時間のコンテンツを一気に見させて頂きました。まさに「出版」と言うだけに、今の私にも関係があり、まったく退屈せず興味深く見ることができました。
DVDは4人の講師が登場するんですが、その中で誰もが言っていることが「マイメディア」を持つことの重要性。ある講師はマルクスの資本論じゃありませんが、かつては「資本家」と「労働者」の階層化が問題となっていたのに対し、これからはマイメディアを「持つ人」と「持たない人」との違いが広がってくるとさえ言っています。これの意味することはお分かりですよね。ストレートには書きませんが。
特に今から5年後、、、どうなっているでしょうか。DVDの4人の講師は知っているのですが、一般の人はほとんど認識されていないこと。あまり書き過ぎるとネタバレになるので、ぜひDVDをお買い求め頂ければと思いますが、世の中のいわゆる「勝ち組」と呼ばれる人は、例外なく「5年後」を想定して今、動いています。
例えば、かつてNTTドコモの代理店権利が1,000万円で売られていた時代がありましたが、その時、「これからの時代は携帯だ」と予見して、1,000万円を投資していた人は、今は完全に左うちわです。もしもそうなる事がわかっていたら、どんな事をしてでも1,000万円を用意すると思います。今日日、それくらいなら借金しまくって揃えられる額ですから。
それ以外にも「コーチングがくる!」とか「NLPがくる!」と思って動いていた人は、今は完全に情報優位に立って勝ち組となっています。メディアの世界で言えば、「これからはメルマガだ!」と思って早々と手を打っていたのが、「平成進化論」の鮒谷さんだったり、「加速成功」の道幸さんだったり、「がんばれ社長」の武沢さんだったりするわけです。その後、「これからはブログだ!」と思って早々と始めたのが、現在、ライブドアブログを使っているビジネスマンだったりするわけですね。それ以外にも携帯メルマガ、SNS、つぶやき系など、いろいろトレンドが生み出されていますが、早くに目を付けた人の多くは、やっぱり優位に立っています。失敗だったのは、セカンドライフくらいかな。。。
じゃあ、5年後は何がどうなるのか。それは間違いなく「個人ブランド」の時代でしょう。フリーランスや経営者に限らず、サラリーマンも「個人ブランド」がなければ生きていけない時代が来ると思っています。と言うか、気づいている人は気づいています。そこでもしも「手段」としてメディアを持つのであれば、何を用いればよいのか。結論から言うと、今あるもの全部でしょう。ブログやSNSはもちろん、メルマガ、ツイッター系、さらに個人ポートレート(e-BOOK)なども重要になってくるでしょう。
そんなにたくさんやるのは無理だ、、、と思う人がいるかもしれませんが、実際のところ、忙しい人ほどたくさんやっているのも現状。私自身、ブログに始まって、SNS、メルマガと、一応は管理していますが、それだけでもかなり有利な恩恵を頂いてきました。そしてこれから5年後、「個人ブランド」が軽視されることはまず考えられません。これは私自身の「実感」としてそう感じています。
では、そのような「個人ブランド」を作るためには、何をすればいいのでしょうか。実は非常に簡単なのです。それは一言で「好きなこと」をすればいいだけ。それも生活やお金に結びつかないような、純粋に「好きなこと」をただ続けて、それを情報発信していけば、それでOKなのです。
私はこの度、商業出版を実現することができ、これから先、どんどんステージが変わっていくと思っています。実際、もうすでにその流れが始まっています。では、そのように展開にいたった理由として何が言えるのかと言うと、やっぱりひたすら「好きなこと」を続け、情報発信してきたからに他なりません。
例えば今日もやった「滝行」など。思えば2004年にエキサイトブログで「日常的雑文」というブログ(日記)を開始したのですが、そのアクセスが明らかに増え始めたのは「滝行」のことを書くようになってからです。徐々に「濃い」とか「怪しい」とか、そんな評価を頂くようになり、いわゆる精神世界系の読者さんがたくさん集まってきました。
その後は、極端な精神世界から離れていき、地に足付いた「願望実現系」の路線に進むと、やっぱりそのような読者さんが集まるようになってきました。それでもなお、滝行だけは好きなので続けてきました。ですので、いろいろ紆余曲折はあれど、私の好きなこと、そしてブランドとは、やはり「精神世界」系になるのかもしれません。それもどちらかと言うと、自分自身を高めていくための「精神世界」と言ったところでしょうか。天使にお願いすれば願いが叶うなんて話とは対極の。講演会やセミナーをやっても、私と同じようなスタンスの方が来られるのでとてもやりやすいです。
ですので、私はこれからもずっと「精神世界」系の話を書いていくと思いますが、滝行もずっと続けていくと思います。今日、一カ月ぶりに滝に入ったのですが、前回とは気温がめちゃくちゃ低くなっており、ちょっとしたタイミングの悪さで、にわかに呼吸困難になってしまい、一度、滝から出てしまいました。つまり苦しかったのです。しかし、それでもなお、久々に打たれた滝は最高でした。最近、本の出版とか、講演とかセミナーとか、いろいろありましたが、「滝行」はやっぱり私の原点であることを再確認。
「個人ブランド」の話に戻りますが、「好きなこと」を続けることがその大前提ですが、情報発信においては、さらに「一つのこと」を言い続けることも重要な要素です。例えば阿部敏郎さんは「いまここ」をただひたすら言い続けており、読者さんもそれを聞くことを求めています。ある意味、落語に近いです。また、内山昭一さんは「昆虫料理」をただひたすら追求し、一般受けするかは別として、絶対的な個人ブランドを築いていることだけは確かです。栢野克己さんは「弱者の戦略」を言い続け、鳥居祐一さんは様々な人との交友録をベースに個人ブランドについてひたすら言い続けています。
つまり「個人ブランド」とは前提に「好きなこと」があり、それを伝える手段として「一つのこと」にこだわり続けるところにあるのです。私については、結局、一冊目の本が「宇宙となかよし」になりましたので、これがブランドの顔であることは間違いないです。その中で、願望実現、精神世界、滝行、インドなどの話をずっと書き続け、とりあえずは読者さんも定着してきたわけです。
このように「個人ブランド」がある程度築かれると、どっから取材を受けたり、本の出版などへと展開し、さらにそのブランドが強化されるのです。するとさらに情報発信力が大きくなり、ブランド強化との相乗効果を生みだすようになるのです。
まとめると、まずは純粋に「好きなこと」を続け、いろんな個人メディアで「一つのこと」を軸に情報発信し続けること。それで金儲けしようとか邪な考えは持たずに、ただひたすら「好きなこと」と「一つのこと」を発信し続ける。するとある日突然、「取材」みたいな形でブランドが認められる時が来るし、またあるときは、そこに「お金」が発生して仕事に展開することもあるでしょう。一日二日で「個人ブランド」は築けるものではないでしょうが、一年二年あれば、ある程度にはなるでしょう。
そう言えば、先日の札幌セミナーに東京から参加された女性がいましたが、その翌日は、そのまま「せーちゃん牧場」に言ってしまいました。その女性のブログを拝見したのですが、「カブ(バイクのこと)で日本を旅する」みたいなテーマにこだわり、かなり味のあるブログとなっています。まだ3~4カ月みたいですが、これを一年も続けると、相当な「個人ブランド」へと早変わりしそうな雰囲気があります。私はこんな感じで十分だと思っています。
というわけで、今日は滝行をまた始め、出版セミナーのDVDを見たのであります。ただ、17日から始めるはずの「アマゾンキャンペーン」が注文受付の関係で、開始が遅れることになってしまいました。17日か18日には開始されますので、それと同時にキャンペーンスタートです。終了時は未定。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうござました。
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特に今回のメッセージ、「生活やお金に結びつかない、好きなことをつづけていく」って全く同感です! 私も精神世界のブログをやってますが、ただ好きでやってます。そして、宇宙の真理を明らかにしたいという一点でやってます。ますます意欲がわいてきました。これからもどうぞよろしくお願いします! ありがとうございました!
ありがとうございます!!