話が飛び飛びじゃ~! 2009.11.30

 今朝起きたら、ちょっとブルーでした。昨晩の「内藤‐亀田」の一戦で、やっぱり私の内藤が負けたことが悔しかったようです。ただ、今日の亀田の会見とか見てると、これでよかったんだ、という思いになってきました。亀田一家が嫌いと言いながら、亀田一家がいなかったらボクシングを見ることはなかった、、、のは正直なところ。いろいろあって、マスコミ(TBS)にかき回されて、それでも見てしまうし、熱くなります。内藤大助のキャラもよかったです。いじめられっこがあそこまで強くなって。でも、よくよく考えると、亀田一家は日本全国からいじめ抜かれました。特にこの2年間は。その意味で言うと、真のいじめられっこはまさに亀田一家。今回の勝利について、素直に讃えたい気持ちです。そしてこれからもアンチとして、亀田一家を応援し続けたいと思います。

 ところで今日は、原稿の最終チェックをしました。私が修正をかけたところを、FAXで送っていて、それが直っているのか、再度FAXしてもらって確認する作業です。前にいた会社を思い出します。報告書の製本前によくこんなことしてたな~って。懐かしい思いになりました。そして原稿もすべてチェックし、本日、写植に出されました。バイク便が取りにきたって、これも前の仕事と同じじゃないですか。

 この後、文字校正・色校正に進み、それから本格的な印刷製本に入ります。そして12月15日前後に正式に店頭に並ぶことになります。ドキドキしてきますね。それにしても、改めて考えると面白い話です。私って亀田じゃないけど男3兄弟で、私は二番目。厳密に言うと、亀田は一番下に女の子がいるので4兄妹ですが。それはともかく、私って高校卒業するまで、ほとんど本を読んだことがありませんでした。それに対して、兄と弟は大の読書家。2人とも理系でありながら、自然科学から歴史まで何でも読み、それは父親の影響でもあると思います。

 ついでに言うと、子どもが読書をするかどうかは、家庭環境がかなり影響するようですね。親が本を読んでいると、子どもも読むようになるとか。ですので、今は、ちびQの前でせっせと本を読んでいます。と言っても、別に普通のことですが。心なしか、ちびQも本に手を伸ばすことが多くなってきたような。おもちゃよりも紙の方が楽しいみたいですし。

 それはそうと、実は親も含む5人家族で一番本を読まなかった私が本を書いて出版するようになるとは、誰が想像したでしょうか。ただ、確かに本を読むことは少なかったものの、家族で一番口数が多いし(母親か私)、何かを表現することには兄弟一長けていたと思います。そして今思い出すと、高校卒業するまでの私は、文章を読むよりも書く方が好きだった気がします。卒業してからは一年半ほど、人知れず毎日日記を書いていましたし。その日記、今読むとどんな気持ちになるのでしょうか。おそらくこれから先も読むことはない気がします。もしも読むなら、私が死ぬ間際かな。暗黒の浪人時代の日記ですが、何を書いてたのでしょうか。

 それから1997年からの9か月の世界一周時も毎日日記書いてましたし、それ以降もブログを始めるまで、ずっと毎日3行日記を書いて、それ以外にも日々の気づきをよく書いていました。要するに、私は読むより書くタイプで生きてきたようで、それがブログに入り、その結果、本の出版に至るのは不自然な流れではないわけですね。ビジネス書を出版する人の多くは、ビジネス書ライターを雇うこととあるそうですが、私はこれから先も、ずっと自分で書き続けると思います。自分で書いた方が楽だし好きだから。

 つまり私は「書く」ことが好きなようで、その好きなことをずっとやっていると、やっぱり形になりやすいのですね。いろんな人が言ってますが、「好きなこと」を続けていると、必ず実り、お金も後からついてくる。これは本当のことのように思います。昔はそう言われても信じられませんでしたが、今は「そうだな~」と実感します。多分これが真理なんだと思います。

 いかなる人でも、好きなことの一つや二つはあって、それを続けていると必ず結果がついてくる。私の尊敬する内山昭一さんなどは、「昆虫」と「料理」が好きで、「昆虫料理」なんてジャンルの第一人者になって、世界中から取材も受けています(リンク先は自己責任でお願いします)。ちなみに私はミクシィで「『昆虫料理を楽しむ』を読む」というコミュを管理しており、内山さんともマイミクです。来年こそは昆虫料理のオフ会に参加したいものです。
 
 それにしても「昆虫料理」なんて本当に好きじゃないと続けられないですよね。どんなことであれ、やっぱり「好きなこと」を続けていると、必ず結果がついてくるんですね。その際、何が好きかについては、子どもの頃に聞いてみるといいかもしれません。内山さんは間違いなく、小さい頃から昆虫が好きだったのでしょう。

 私で言うと、小さい頃好きだったのは、探検、プロレス、漫画、笛、宇宙、料理番組、ゲーム、などなど。今につながるものがあるわけじゃないですが、「探検」なんかは後の「放浪」につながったり、なんだかんだ「宇宙」が好きだったのも、後に「スピリチュアル」につながる素養だったのかもしれませんね。ちなみに兄は宇宙物理学でPh.Dを持っており、弟は宇宙ロケットを作る会社にいたりします。私はと言うと、「宇宙となかよし」というブログを書いており、そして今度出る本のタイトルも「宇宙となかよし」に決まってしまいました。パチパチパチ~

 実は昨年、別の出版社と打ち合わせしている時も、タイトルを「宇宙となかよし」で行こうかどうか議論になりました。私のUSP(売り)として、一冊目は「宇宙となかよし」がよさそうなんですが、書店で並べられるのに「宗教」のコーナーに置かれたら売れない、みたいな話になりました。おそらくこの調子で行けば「精神世界」のコーナーに並べられることにはなりそう。来年一月には阿部敏郎さんも本を出すようで、先日、山川紘矢さんも出されたように、同じ場所に並べてもらうのが一番いいかもしれません。

 まあ、結局のところ私の一冊目のタイトルは「宇宙となかよし」に決まり。そして出版社ですが、これは正式にアマゾンなどに出てから公開しようと思っていたのですが、今日写植に出したので、もう言ってもいいかな。それは「評言社」という出版社で、今回、きっかけを作って頂いた五日市剛さんの手帳やカレンダー、DVDなどを出されています。それ以外にも、はせくらみゆきさん、船井幸雄さん、矢山利彦さん、中山康直さんなど、どちらかと言うと精神世界系のラインナップも少なくないです。もともとは国家試験対策などのテキストや参考書を専門としていたようですが、近頃は社長の関心なのか、あっち系の本も増えてきました。

 そして何を隠そう、私が一冊目を出すのは、この出版社がいいとずっと思っていたのです。なぜかはよくわかりませんが、なんとなく。ですので、7月から実行していた「願望実現の秘伝」の中にも「評言社」と明記していました。おそらく来年はサンマーク出版、ダイヤモンド出版から出すことになると思いますが、私にとっての一冊目は「評言社」だったのです。直観的に、そこがいいと今年の年始から思っていました。するとその通りになりました。私の「願望実現の秘伝」もなかなかのもの。これでほとんど私の望み通りになってますから。ちなみに「願望実現の秘伝」については、12月5日の福岡での特別セミナーで披露し、その録音をアマゾンキャンペーンのプレゼントにする予定です。PDFテキスト付で。ついでに言うと、アマゾンキャンペーンでは、「願望実現の秘伝」の他にもう一つセミナーを吹き込み、他にもプレゼントは考えています。すごいお得と思いますよ。

 とにかくまあ、これから本が出るまでは出版の話題が続くと思います。ついでに言うと、来年の3月は東京で講演会をやる予定です。ジョイントになりますが、そのお相手は「弱者の戦略」の栢野克己さんです。同じ福岡から東京にやってきます。テーマは「人生は逆転できる」あたりで考えています。果たして人生は逆転できるのでしょうか。栢野さんは逆転した一人。私もおそらく、昔から比べると逆転しつつあると言えるでしょう。

 ただ、言えることは、人は誰もが自分以外の人間になることは不可能。私にとっての「逆転」とは「本当の自分」を知ることだと思っています。その辺の話は深いので、また追々させて頂きたいし、新著のテーマもまさに「本当自分」だったりします。それにしても、昔はきつい時期があったものです。栢野さんもそうだったように、私もほとんど「うつ」でしたし。病院こそいきませんでしたが、3日間一歩も外出ないとか、誰ともしゃべらず数日過ごすとかありましたもの。あるゴールデンウィークに5日間だけコンビニのお菓子詰めのバイトした時、その工場では、モーニング娘のユニットである「赤組」とか「青組」とかの歌がずっと流れてて、それ聞くといまでも落ち込みそうになります。その頃から比べると、今は本当に天国です。ありがたいな~と思います。

 ついでに言うと、その年の秋から、後に勤めることになる会社でバイトをさせてもらったのですが、その時の時給が650円。高校生のコンビニよりも少ないです。そして運良く契約社員で入社した最初の給料は12万円。最初のボーナスは2万円。さすがにその明細書をもらった時は、無性に腹が立ってぐちゃぐちゃに丸めてしまいましたが、すぐに引き延ばして、今はしっかり宝物になっています。あの時は、弱者ながらに悔しかったですから。でも、絶対に「逆転」してやる~とか思いましたもの。

 それ考えると、亀田一家もよく頑張りました。2年前の騒動の時、もう終わりと思いましたもの。今回の勝利も、やっぱり悔しさがバネになっていたと思います。そして心なしか、人間も丸くなったというか、本来の亀田長男が見えたような気がしました。やっぱり、みんな悔しい思いをしているのですね。私の悔しさなど、亀田一家に比べたら蟻んこみたいなものですが、それでも悔しかったですね~。でも、よかったです。そんな思いをさせて頂いたからこそ頑張れた部分もありますから。

 ですので、今、もしも人生がうまく行ってないな~と思っている人がいても、基本的に心配ないと思います。誰だってそんな時期は経験しているのだし、それは必ずバネとなって、後から感謝する日が来るのですから。そして今、ひとつの結果が出てしまえば、過去に起こったことはすべて「感謝」に変わってしまいます。思えば、いろなん悔しい思いをしたり、嫌なこと言われたりしたこともありますが、それらがあるからこそ、「本当の自分」に気が付き、そして思い描いた人生を歩めるのだと思っています。すべてに「感謝」です。

 よくよく考えると、人間はみな「弱者」です。例えば自然の前に立つと、それが良くわかります。でも「弱者」は弱者なりに「自分」をしっかりと見つめて、健気に生きていると、そのうちいいこともあります。踏まれても、唾かけられても、それでも前さえしっかり見ていたら、きっといいことあります。前を見れなくても、見ようと思う心さえあれば、きっといいことあります。基本的に大丈夫なのですから。

 嫌な思いをしたら、しただけバネも強くなるので、ある時、急に人生が「逆転」することもある。と言うか、必ず「逆転」すると思っています。それを信じて歩いていこうじゃありませんか。私などは、基本的にヘタレです。ヘタレはヘタレなりに頑張ってたら、いいことたくさん経験するようになってきましたから。私の実力など、虫です。内山さんに料理してもらっても食えない虫。でも、虫もこの世にいる以上、何か意義があるのです。それを思うと、頑張れます。虫だって頑張って生きているのですから。
 
 なんだか文章のトーンが変わってきましたが、おそらく「赤組」の歌がリフレインしたからだと思います。あと2週間。いよいよ本が出ます。来年はもっといい年になるでしょう。ちびQも大きくなって、一緒にお出かけしたりもして。楽しみですね。てなわけで、今日はこの辺で。ありがとうございました。

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by katamich | 2009-11-30 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)