たった一つの魔法 2009.11.15
2009年 11月 15日
一番手に私が入るのですが、滝壺には猛烈な勢いで水が落ちていて、一歩間違うと落差5メートルへと押し流される可能性があります。ですので、今日は無理をせずに、滝壺の手前で岩にしがみつきながら滝に打たれました。はたから見ると、めっちゃヘタレな絵柄だとは思いますが、ここで命を危機にさらすメリットもありません。その辺の無理のなさは、子どもが産まれてからでしょうか。
てなわけで、11月の「菅生の滝」、そして今回の7日行の5日目が終了。残り2日ですが、7日はあっという間ですね、ほんと。来週はいよいよ沖縄セミナーです。3月に引き続き、今年二回目。「願望実現」をテーマとした、今回のシリーズは大阪、東京に続いて3回目です。正直、「願望実現」については、セオリー自体はいたってシンプルです。
ようは「ビリーフ(思い込み)」を変えれば、それでOKなのです。良くも悪くも「ビリーフ」が現実を作っています。頭では「自分は運がいい」と考えていても、潜在意識下にある「ビリーフ」が「自分は運が悪い」を受け入れていたら、そちらが実現してしまいます。
松下幸之助さんは、採用のための最終面接で、「あなたは自分で運が良いと思っていますか?」と尋ねて、「運がいいと思う」と答える人を、優先的に採用していたようです。私のブログを読んでいる人は、その手の話は何度も聞いている人が多いと思うので、おそらく同じ質問をされたら「運がいい」と答えるのではと思います。
また、こんな質問はどうでしょうか?
「あなたはお金が好きですか?」
これについても、8割以上が「好き」と答えると思っています。しかし、結論から言うと、その多くは「ウソ」です。なぜそのように断言できるのか。なぜなら本当に「好き」な人は、一切、お金に困ることがないからです。しかし、私も含めてそうですが、完全無欠に経済的な自由を獲得している人は、決して多いとは言えないでしょう。
その自由の尺度は、とにかくこだわりも躊躇もなく、最高のものを買えるくらいです。その意味で、本当にお金が好きで、そしてお金に対するネガティブなビリーフがないな~と思う人は、私の身近には2人思いたります。一人は加賀田晃先生です。彼の車はセンチュリー。日本で最も高い車です。なぜセンチュリーなのか。本人いわく、日本で一番高級だから。とにかくこだわりがないのです。
もう一人は、五日市剛さんかな。あまりプライベートなことを書くのもはばかれますが、とにかくこだわりがないな~と感じさせます。もちろんそれだけのお金を持っているからと言えるのでしょうが、持ってるにはそれなりの根拠があります。
とにかくお金持ちの人は、それ相応の考え方やビリーフがあります。では、どんなビリーフなのか。それはセミナーなどでお話していますが、大阪と東京のセミナーに参加された方には、明確に伝えてなかったような気もしますので、後日、再び復習音声をお送りしますのでお楽しみに。とにかく私のセミナーに参加された方には、しばらくはきちんとフォローさせて頂こうと思っています。
とにかくお金に好かれる人は、お金のが好きです。どれくらい好きかと言うと、「○○○○○○くらい好き」なのです。さて、この「○」には何が入るでしょうか。すべて平仮名一文字が入るので、合計で平仮名6文字です。そしてその6文字を知ると、多くの人は自分自身そんなにお金が好きじゃないことを納得されると思います。そしてそこに「お金のビリーフ」があることがわかります。
ビリーフを変えるには、ビリーフの中身が何たるかを知ることが前提となります。そして多くの人は、自分自身がどんなビリーフを持っているのかに無頓着です。しかし、コーチングなんかでもよくあるのですが、自分のビリーフが明確になった瞬間から、現実が変わり始めます。
私の例で言いますと、私は2004年5月頃まで、自分自身のことを「運が悪い」と思っていました。そのビリーフに気づかせ、そして変えてくれたのが、何を隠そう斎藤一人さんの本でした。言ってることはシンプル。「ツイてる」と言ってたらツイてくるんだと、と言う話。私はその本を読んで、「この情報はオレが世界で7番目くらいに仕入れたぞ!」くらいに思って、それから実践しまくっていました。
ここで変化したビリーフとは、「運は言葉によって変わるものだ」ということ。つまり私自身が絶対的に「運が悪い」と思うのは、単なる思い込み(ビリーフ)であって、それは事実でも何でもないことを知ったのです。そして「ツイてる」とひたすら言うことで、運が良くなると思うようになったら、本当に運が良くなってしまいました。シンプルですが、それだけで世界が変わってしまったのですね。
ただし、私の場合はとにかく徹底していました。ここでめっちゃ恥ずかしいエントリーをご紹介したいと思います。初めて斎藤一人さんの本を読んだ時の、衝撃のエントリーです。
ツイてる 2004.5.18
ツイてる(続き) 2004.5.19
正直、これは「生き恥」のレベルに相当します。とくに2つ目のエントリーでは、江本勝さんの「水は答えを知っている」を大推薦しています。この辺の記述は消したくてたまらないところ。でもあえて正直に。私もこんな時期があったことを隠さずに。正直、江本勝さんの一連の出版物はデタラメです。それは江本さん自身がAERAの中で「あれはファンタジーやポエムであって科学ではない」と明言しています。なので今では、決して江本さんの本を推薦することはないのですが、当時はめちゃくちゃ信じていました。あ~恥ずかし・・・
でも、それはそうとして、「ツイてる」と言えば運が良くなるについては、今でも本当だと思っています。何より私が徹底して実践し、本当に運が良くなってきたからです。気のせい?思い込み?そうかもしれません。でも少なくとも、それまで「自分は運が悪い」と思っていた男が、「運がいい」と思うようになったのですから、理屈はともかく、実践しててよかったと思っています。今でも言ってますしね。
ちなみに、その当時の実践編をそのまま転載します。
・朝、雨がやんでいた
「ツイてる。自転車で行ける」
・自転車に乗ってたら女子高生のパンツが見えた
「ツイてる。」
・その女子高生があまり可愛くなかった
「ツイてる。可愛いこに限って自意識過剰が多いから、目があった日には変に因縁つけられて植草元教授のようになることやった。」
・コンペの物件が落ちた(先日の話)
「ツイてる。選ばれたら別の儲かる仕事できんとこやった。」
・今書いている企画書が大変
「ツイてる。勉強できてる。」
・帰り、信号が赤になった
「ツイてる。車が来てないから無視しよう(?)。」
・車が来た
「ツイてる。止まって星を見よう。」
・携帯の時計みると0:00やった
「ツイてる。なんか嬉しい。」
めちゃめちゃ強引な気はしますが、「世界で7番目くらい」にこの情報を仕入れた勢いでしたので、とにかく徹底。そしてそれ以来、「ツイてない」とか「運が悪い」とか言ったことが一度もありません(と記憶しています)。一番身近にいるツレも、私がネガティブな発言するのを聞いたことないと思います。結婚式で「相手の良いところ」みたいなのを書かされるのですが、私の良いところは「超ポジティブ思考」みたいに書かれたと記憶しています。身近な人間からそう評価してもらえるのは、本当にそうだからと言えるでしょう。
もちろん私は「良い悪い」の区別ははっきりしていますし、割合、それを躊躇わずに発言する方ですので、それがネガティブと思われることもあるかもしれません。でも、他のことに対してはともかく、自分に対してはとことんポジティブ。それでいいのです。正直に生きてる方が楽ですしね。
それからもうひとつ紹介。会社を辞めてから3か月間、無収入で企業年金を解約して家賃に充てるほど切迫していた時、あのDVDがやってきました。これです。
すごいDVDを入手した! 2005.9.25
すごいDVDは本当にすごい 2005.9.27
そうです。加賀田晃先生のDVDがやった来た事件です。ここでも私のビリーフは変わりました。それまでは「自分はフリーランスで生きていくことはできないんじゃないか」と思っていたのが、「このDVDを実践したら、フリーランスでも生きてける」と瞬時に変化してしまったのです。
その日を境に、毎日、欠かさず見て練習。そして実践。すると結果はすぐについてくるようになりました。ちなみにあの時期、自宅で毎日、「うお~、すげ~、この人あいて~、研修受けて~」とか唸っていたのに、なんと同じスーパーを使うほどご近所だったのですね。3年後にしっかりとお会いして、研修も受けて、家にも遊びに行って。これってやっぱ「運命」でしょ??
このように斎藤一人さんの「ツイてる」、そして加賀田先生のDVDに出会ったおかげで、私の「ビリーフ」は瞬時に変化し、そして今に至るわけです。冗談抜きで。てなことをブログに書いていると、当然、関心を持つ人がでてくるわけですね。一人さんの本は書店にたくさんあるので、すぐに手に取ることはできるでしょうが、加賀田先生については当時は幻の存在でした。ヤフオクなどでDVDを落とすことはできたそうですが、私への問い合わせも多かったです。
そして一人さんや加賀田先生の関連グッズを入手した人も少なくないのでしょうが、誰もが私のように瞬時に変わるとは限りませんでした。厳密に言うと、多くは変わっているのです。しかし、それが「持続」しないわけなんですね。一瞬変わっても、翌日には元に戻っている。これが、まあ、普通と言えば普通。
しかし私は変化が継続した。なぜなんでしょう。その答えは非常にシンプルです。しつこく続けたから。それだけです。「ツイてる」についても、とにかくしつこく実践していました。加賀田先生のDVDも何度も見て、モデリング。おかげで今はセミナーにも役立っています。
ようするに実践なんです。行動なんです。継続なんです。しつこさなんです。正直言います。30年、40年、かかって積み重ねてきた「ビリーフ」が一日や二日のセミナーで変わることはありません。もし変わることがあれば、それは劇薬に等しいこと。必ず副作用があります。人間関係悪くなるとか。実際、ネットワークビジネス系には多いでしょ。
確かに優れた講師にかかれば、瞬時にバンバンとビリーフが変わるのを見ることもあります。厳密に言うと、変わるように見えるのです。しかし、実際はどうでしょう。次に会った時は、元に戻っていて、現実も何も変わっていません。変わったように見せかけるのは、セミナー業としてはいい商売になるでしょう。
例えば整体師なんかが、瞬時に問題個所を改善したとしましょう。でも、数日経てば元に戻っていたりして、それでも患者は「あの整体師は腕がいい」みたいに思って、すぐにリピートしちゃうんです。マッチポンプとまでは言いませんが、それってどうよ!!と思ってしまいます。医者にしてもそうですが、本当に優れた医者は、一度でOKであるべきでしょ。もちろん患者の責任もあるのでしょうが、本当の名医とは、患者に対する継続したケアまでできてしかるべき、、、と思うのは勝手でしょうか。
それはともかくセミナーでも同じ。セミナーで大興奮して、すっごい変わった~と思っても、多くは元に戻ってしまいます。潜在意識の現状維持メカニズム的にそれが普通と言えば普通。でも、参加者の記憶に残っているのは、セミナーの興奮と、一時的な変化による高揚感です。その結果、某○ステップセミナーのように、何度もリピートする人が出てくるわけですね。巷では参加回数を競っていたり、自ら○ステッパーと名乗っていたりして。
でも、本当は一度でOKであるべきでしょ。ただし、人は元に戻るもの。ですので、私はなるべく一度のセミナーで済むように、フォロー音声送ったり、コーチングしたりして、確実に変化を持続してもらうと頑張ってるのです。こんな良心的な講師が世の中にいるでしょうか。
なので前も書いたと思いますが、一応、継続できるような「秘伝」を伝えたりしているので、簡単なこと。100日は続けて欲しいな~と思います。これは私がしっかり実践して、効果を実証済みなのですから。もちろん私と会いたいとか、私と飲みたいと思ってリピートされるのは、本音、嬉しく思います。でも本当はね、、、リピートせずに、しっかりと結果を出した上での交流を続けられたら~と思うのです。
一日16,000円も払う必要なく、まあ、12月12日にやるような3,000円くらいの講演会をやって行きますので、そちらに気楽に来てもらったら嬉しいです。話は毎回違ってくると思いますし。
なに言いたいのかわかんなくなってきましたが、そうそう、変化を持続するには、やっぱり「継続」しかないってこと。正直、「ツイてる」だけでもいいのです。私がそうだったように。「ホ・オポノポノ」は素晴らしいと思いますよ。でも私はそれはやってません。4つも言うのが面倒なので。
それよりも、「ツイてる」とか「ありがとう」だけを、しつこく言ってる方が楽だし、効果的だと思っています。それからまあ、言霊系に限らず、例えばブログ毎日書くとかでもいいと思っています。もしも私が毎日ブログ書いてなかったら、絶対に今のようになっていませんから。ほんと、ブログさまさまです。滝行だってそう。5年やってるから、ネット界で在家の滝行行者になると「私」になってしまうし、だからNHKからも取材を受けるのです。
とにかく一つのこと、それも自分で気に入ってて、そして楽なことを、とにかくしつこく継続するだけ。私がもしも一つだけお伝えできるとなれば、「継続」しかないってことです。「キン・ベマーン」みたいな魅力的なマントラ、紹介できなくてごめんなさい。泥臭いですが、しつこく続けることしか、私にはできませんから。でも、それでいいと思っています。今日はこの辺で。ありがとうございました。
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