「ありがとう」の力 2009.10.27
2009年 10月 27日
このような稼業をしていると、申し込みのキャンセルって、一番怖いことなんですよね。ただ、キャンセルの連絡があった瞬間、「ありがとうございます」と言ってすぐに返金手続きをすると、なぜか別から申し込みがすぐに来たりして。
結局、2日目に関しては当初の定員の20名を超えてしまい、大きめの部屋を確保していて正解でした。両日ともにまだ受付はしていますが、「懇親会」については31日のみとさせて頂いております。ただし、2日目に参加される方は、可能であれば31日の懇親会には参加できます。時間は17時30分から会場近くで。
それにしても「ありがとう」という言葉の力はすごいかもしれません。先日、「感謝を願望実現のテクニックにように使うのは感謝ではない」とか書きましたが、それでも効果があるものは効果がある。別に信じたくなければ信じなくてもいいですが、「ありがとう」と言って損することもないので、ともかく「ありがとう」と言ってみてもいいと思います。
願望実現の本やセミナーで、しばしば「潜在意識」という言葉が登場しますが、多くの人はしっかりとした理解がないように感じています。いつも思うのは、なぜか「潜在意識」がオカルト的な話に結びついてしまうこと。アトランティス時代の記憶がある、なんてのは典型的。
単純に考えて、「潜在意識」ってのは、単なる「感覚」のこと。例えば高所恐怖症の人などは、高いところに登ると身がすくみますが、頭でどんなに考えても「感覚」がそのように反応してしまうから。その「感覚」を作ったのは、過去の経験体験で、高いところに恐怖を感じた「感覚」を「潜在意識」が覚えてしまったからに他なりません。
「意識」に比べて「潜在意識」はものすごいメモリーがあると言われますが、ちょっと考えればわかります。「意識」は「言葉」による記憶の貯蔵庫であるのに対し、「潜在意識」は「感覚」による記憶の貯蔵庫。例えば一冊の本を読んだとき、本の内容を一言一句覚えている人はほとんどいないでしょう。ですが、その本の印象が強ければ、なんとなく感覚で残ります。
遊園地に行った時、行った日にちや入場料などの情報は忘れていても、その時の印象深い思いでだけは残っています。そもそも「意識」の容量は少ないので、あれもこれも詰め込んでしまうと、数時間でパンクしてしまうそうですが、「潜在意識」の容量は果てしないので、「感覚」という貯蔵庫にどんどん吸収してもまだ平気。
町中である曲が流れてきたとき、その曲名は思いだせなくても、それを聞いていた時期の思い出を走馬灯のように思いだすこともあるでしょう。言うまでもなく曲名は「意識」で記憶するのに対し、思い出は「潜在意識」で記憶します。言い換えると曲名は「言葉」で記憶するのに対し、思い出は「感覚」で記憶しているのです。
そして「感覚」ってのは、本当に馬鹿に出来ないもので、人と会う時に真っ先に判断するのは「感覚」です。インスピレーションとも言います。セールスマンがどんなに素敵な「言葉」遣いをしていようと、なんとなくの「感覚」が嫌だったら、絶対にその人からモノを買おうとは思いません。
その「感覚」ってのは、思った以上に敏感で、どんなに清潔、笑顔、好印象であったとしても、「指先」が曲がっているだけで、印象を台無しにしてしまうことだってあります。そのことは「意識」ではわからないのですが、「潜在意識」は敏感にキャッチしています。神は細部に宿るとはこういうこと。むしろ「潜在意識」は細部にこそ敏感になるのです。
結局のところ「潜在意識」云々と難しい言葉を使わなくとも「感覚」をいい状態にすることが、あらゆることの向上につながるわけです。具合がいいとは「感覚」がいいという意味。そして「感覚」が良ければ、何をやってもうまくいきます。なので、おしゃれして、好きな音楽聴いて、美味しいもの食べて、部屋をキレイにして、、、自分自身を「いい感覚」で保っておくことが、幸せの秘訣と言えばそうです。
何をやろうとも、自分自身の「感覚」が良ければ良し、悪ければやめる。それでいいのです。話を戻しますが、「ありがとう」という言葉がなぜ運を高めるのか。それも簡単な話です。
「ありがとう」と「ばかやろう」と両方言ってみて、気分が良くなるのはどっちでしょう。「感覚」が良くなるのはどっちでしょう。言うまでもなく「ありがとう」ですよね。難しく言えば「言霊」とか「波動」とかの話になるのでしょうが、単純に考えるといい言葉がいい感覚をもたらすのは当たり前の話です。
なのでもしも悪いことが起こってしまった時、「ばかやろう」という言葉を使ってしまうのは、単なる「反応」であり、「感覚」を良くすることにはつながりません。しかし、何があっても「ありがとう」と言えば、少しは気分も収まります。私の場合、「ありがとう」と言った瞬間、いいイメージが広がりますので、何があっても「ありがとう」です。主に会社を辞めてからの習慣になっています。それが、何かとうまくいく原因の一つだとも思っています。
そして面白いことに「いい感覚」になれば、「いい現実」を引き寄せやすくなります。波動とか量子力学なんて言わずとも、いい気分でいれば、いい気分の人がやってきますし、いい出来事が引き寄せられます。
「ありがとう」は魔法の言葉と言われますが、あまり「魔法」と思い過ぎると、魔法の効力が弱くなったとか、根拠のないデタラメを言うようになります。そうじゃなくて、「ありがとう」は単純に自分自身の「感覚」を良くするので、だから使った方がいいのです。
細かい話ですが、さっきも言ったように、この稼業をやっているとキャンセルは付き物ですが、望ましいものではありません。でも、そんな時だからこそ「ありがとう」と言うと、なぜか数分後数時間後に新たな申し込みが2つ3つと増えてくるのです。我ながら不思議に思いますが、それが事実なので、やっぱり「ありがとう」を続けることはいいみたいです。
そして「ありがとう」はすべてのことに通じます。その意味で「魔法の言葉」ですが、何度も言うように「魔法」に気を取られないこと。あまり気を取られると、もっと「魔法」の力が強いと言われるものになびいてしまいますから。ホ・オポノポノ、生かして頂きなんとか、あまてらすおおみかみ、すべてはうまくいっている、、、精神世界系でいろんな「言霊」が紹介され、その辺を次々と行脚する人もいますが、もう一度言います。「魔法」と言えば「魔法」ですが、サリーちゃんやメグちゃん(古い?)が使うような「魔法」ではありませんから。
いい言葉はいい感覚を呼び起こします。単純にそういうこと。なので自分にとって「いい感覚」と思うような言葉を使えばいいのです。私の場合、それが「ありがとう」ということ。単純な話なのです。ありがとうございました。
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以前、成功を呼ぶ口癖の科学(佐藤富雄)を読みました。
DNAへのスイッチがONになるようです。
暗示というか、言葉の力はやはりすごいと思います。
使うなら、前向きなことばが良いですね。
私も実践しています。
「常に改善する」が挙げられるのかと想っています。(諸行無常に通じる感じもしますね)
もう一つ「あきらめない」(以前に書かれていた「しぶとく生きる」と同じかな?)
これが出来ると「ピンチをチャンスに変える」ことができるようになるのかな?と想っています。
批判を受けたとして、それが自身のマイナス点だと気づけば改善する。
すると、批判してくれた方にも「ありがとう」と自然になりそうな気がします。
ありがとうございます。
ほんとにそうですね~