超意識と対話する21日間 2009.8.14

 21日滝行を開始して7日目。7日行であれば明日で満行ですが、今回は21日。3分の1ですが、あまり長さを感じませんね。でも、毎回のことですが「21日行」を満行すると、必ず何かの進展があります。今年の一月もそうでした。先日、ご紹介したリンダ・ローズ「あなたの人生を変える催眠療法」の中に「21日間の秘密」という項目があります。その中の一文です。


「実を言うと、二十一という数には驚くほどのパワーがあるのです。どうやら二十一という数は、永続的な変化を引き起こすプログラミングを潜在意識がしっかりと受け入れるまでに必要な日数として、前もって決められていた数のようなのです。これを神秘的と呼ぶ、呼ばないはあなたの自由です」

 もしもこの話が本当であるならば、「21日滝行」で何が定着するのでしょうか。お酒を飲まない、肉を食べない、Hをしない、、、そんなことが定着するわけではありません。私が思うに、21日間の滝行によって、自らの内面としっかり向き合うことができる、ことではないかと思います。

超意識と対話する21日間 2009.8.14_b0002156_0305544.jpg ではその内面とは何か。いろんな言い方があると思いますが、私はこれを「超意識」と呼んでいます。これまで何度も言ってきたように、人間の意識レベルには「4段階」あります。それが「意識(顕在意識)」「無意識(狭義の)」「潜在意識」「超意識」です。いつもの図を見てもらえばわかるように、「超意識」は意識レベルの一番奥にあり、その前に「潜在意識」が立ちはだかっています。

 「潜在意識」は人をロボットのようにコントロールします。しかし、そのロボットを設計したのも自分自身。どう言うことかというと、過去の体験・経験はいいことであれ、そうでないことであれ、それがプログラムとして「潜在意識」にインプットされます。簡単な例で言えば、「犬」が嫌いだとすれば、それも「潜在意識」のプログラムであり、過去の体験・経験によって構築されたもの。しかし、「嫌い」という反応自体は、自分自身を「犬」という恐怖から守るためにできたもの。たとえその犬がチワワであろうと、「潜在意識」は自分を守ろうとして「嫌い」という反応を作ったです。

 そのように「潜在意識」は日常生活において、総じて「ブレーキ」となって働くことが多いです。ただし、それを「アクセル」に変えることもでき、それがいわゆる「願望実現」のエッセンスだと言えます。つまり、人はなぜ成功できないかと言うと、成功に対する「ブレーキ」を潜在意識が持っているから。だとすれば、その「ブレーキ」を取り除き、さらには「アクセル」に変えることができれば、誰もが成功できてしまうわけです。私自身、こんなことを言っていますが、まだまだ成功に対する「ブレーキ」があるのを自覚しています。かなり取り除いてはいるのですが、まだ残っているブレーキがあるのも認めなければなりません。ただ、最近は実を言うと、別にそれでもええか、と思う自分がいたりもします。

 で、滝行の話ですが、そもそも「滝行」なんてのをやりたがる「潜在意識」はこの世にありません。何度も言うように「潜在意識」は自らの「安心・安全」を何よりも優先します。となると、「滝」なんてのは「安心・安全」であるはずがなく、誰だって入るのは嫌なのです。もう500回以上入っている私でさえ、毎回毎回、滝の前に立つと緊張します。できれば誰か止めてくれ、と思ったりもします。しかし、そこで克つのは私の「意識」です。

 「潜在意識」は滝に入ることを拒絶します。しかし、私の「意識(顕在意識)」は滝に入りたいのです。つまり「滝」の前では常に「潜在意識(恐怖心)」と「意識(挑戦心・好奇心)」とが戦っているわけで、とりあえず「滝」に関しては「意識」がいつも軍配を上げます。

 では、負けてしまった「潜在意識」はどうなるのか。一応、滝の中で身体を硬直させたりとか、苦しい思いさせたりとか、何とかして「滝」から出そうと努力します。なぜって、「潜在意識」は「安心・安全」を守るので、滝の中はやっぱりNGなのです。つまりは、滝の前でもそうですが、滝の中でも「潜在意識」と「意識」は戦っています。そして真冬になると、「意識」が負けそうになることもあります。しかし、ここは呼吸法で乗り切りるなど、「潜在意識」を逆にコントロールしてしまうのです。

 私が編み出した方法としては、真冬の滝ではどうしても硬直してしまうところを、わざと力を抜くことです。つまり、滝の中にいることを忘れてしまうかのようにリラックスするのです。すると随分楽に感じます。そして「潜在意識」は滝の中でもギブアップします。一応、「意識」の勝ちです。

 しかし、ここあれこれ考えて「意識」は働かせても、苦しいだけ。「潜在意識」に勝ち、そして今度は「意識」に勝つことが求められます。それを人は「無になる」とか言いますが、そんなイメージでいいと思います。さて、「潜在意識」にも「意識」にも勝った私は、どうなるのでしょうか。はい、そこで「超意識」が出てくるのです。

 しばしば「意識」をどっかに追いやり、ひたすら目の前に出てくるイメージだけを追いかけたりします。するとそのイメージが「丸い光」になり、そこに不思議なイメージやメッセージが写ってくることがあります。ちょっと神秘的な体験ですが、何度もやればそんなこともあるのです。そしてそれこそが「超意識」からのメッセージだったりすのです。

 「超意識」も最終的には自らの「生命」を守りますが、時として「生命」が危機とかのときにこそ出てくることがあります。人はそれを「火事場のクソ力」と言ったりします。間一髪助かった、なんてのも「超意識」の働きです。では、なぜに「超意識」は最後の最後に間一髪助けたりするのでしょうか。それは「超意識」だけが知っている生まれてきた意味、天命を全うさせるためなのです、、、と言うと、ますます不思議な話になるので、とりあえず今日はここでストップ。

 とにかくも「超意識」ってのは、私の「本質」であり、言ってみれば生まれながら(生まれる前から)持っている「魂」みたいなものですので、そこにアクセスすると、なんだか人生が加速するわけですね。ですので、私にとっての「滝行」、「21日滝行」ってのは「超意識」と対話するための21日なのです。

 実際、初めて21日行をやった2005年2月は、その直後に会社を辞めるようになりました。どう考えても、私があの会社のずっといるよりは、今の方が「自分らしい」のです。つまりその時の「21日行」はまさに「超意識」を呼び覚まし、本来の自分へと回帰させるきっかけとなったのです。

 もちろん「滝行」をしないと「超意識」と出会えないわけではありません。人それぞれいろんなやり方があると思いますが、私は「滝行」がとりあえず合っているだけ。そして私のセミナーでは、今、「超意識」を呼び覚ますことが最大のテーマとなっています。もちろん9月の大阪セミナーでは、表向きはそんなことは言ってませんが、私の狙いはそこにあります。おそらく今回の21日行で9月の大阪セミナーのコンテンツも完成するのではと思います。そしてもちろんセミナーや懇親会では熱~い話が待っています。

 というわけで、「超意識と対話する21日間」も3分の1が終了。実は今、とても眠い。明日は北九州なので早く寝ないと。今、この文章完全に一息で書きました。したがって誤字脱字あるかもしれません。読みなおすほど睡魔は待ってくれません。ありがとうございました。

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by katamich | 2009-08-14 23:39 | ■精神世界 | Comments(0)