お金の葛藤を乗り越える!! 2009.8.5
2009年 08月 05日
思えば、私自身も3年くらい前までは全国でセミナーをすることなど考えてもみませんでしたが、今ではそれがごく普通のことになっています。何か商品や目に見える技術を売るのではなく、私自身を売っていくことに、今では何の違和感もないのです。まさしくステージが変わったのです。
今回の3日間の非日常体験は、まさに「無意識」のパターンを打ち破ります。これをきっかけに間違いなく新たなステージへと突き進むことでしょう。ただ、そのためには「行動」が必要です。何もせずに待っていたら、結局のところ現状維持メカニズムで元に戻るだけ。とにかく、今、行動するのです。
ところで私自身の話で言えば、実はこの3日間で人知れず「葛藤」がありました。そのことを正直に告白したいと思います。今回のGSJセミナーは定員15名のところ満員御礼となりました。参加費は39,000円でそのうち3分の1は経費で、残りはセミナー代その他諸費用となっています。
そして実際に私がセミナーをしたのは初日の3時間のみ。それ以外は基本的に他の参加者と変わりません。もちろん前もって下見をしたり、いろんな段取りを組んだりもしましたが、昨年まではボランティアでやっていました。ここでちょっとした居心地の悪さがあったのです。
それは何かと言うと、正直、皆さんと同じような動きでありながら、費用を頂いていいのか、ということ。そもそもセミナーは必要だったのだろうか、などの葛藤も生まれました。ただ、その辺のことをすべて了解頂いて上で、参加者の自由意思で申し込みされたわけですので、基本的に私には非はありません。もちろん去年までの参加者は愉快じゃないかもしれませんが。
このお気持ちはおわかり頂けると思います。正直、セミナーにしてもそうですが、私は「好きなこと」しかしていません。GSJなどは、確かに体力消耗や気疲れもありますが、私にとっては毎月でもやりたい「好きなこと」です。滝に打たれて、宿坊で語って、パワースポットに行って、ペンションで美味しいもの食べて、素晴らしい仲間たちと触れ合って。こんな楽しいことは他にありません。それゆえに、費用を頂くことに対して、どこか居心地の悪いところがあったのです。ただ、それもまた乗り越えるべき「葛藤」であるとは、頭では理解していました。
そして3日間が終わり、最後にカフェで簡単に振り返りました。そこで頂いた言葉こそが、私にとって今回の総決算だったのかもしれません。それは何かというと、これだけの満足度に対してこの費用は安すぎる、という感想でした。業界水準であれば9万円は下らない内容であったとも言われました。
そうだったのです。私自身がお金に対する強烈なビリーフを持っていたのです。つまりよく言われるように、お金とは苦労の引き換えで得られるものである、と。これは頭では間違っていると思いながらも、まだまだ無意識では引きずっていることがわかりました。
正直、参加者は費用の内訳など考えていません。考えるのは、どれだけ満足かだけです。もちろんその満足度は費用と無関係ではありません。価値あるサービス・商品とは、常に自分が支払った費用以上の「満足度」があるものなのです。
例えば150万円の車があります。150万円は決して安い買い物ではありません。しかし、人がその車を買うのは、150万円以上の満足度を得られるから買うのであって、150万円の内訳に対して買うのではありません。他の例で言えば、もしも「濱崎あゆみ」と2時間カラオケに行く権利が売っていたとしたら、場合によっては100万円以上出す人だっているでしょう。自由競争であれば、1000万円出す人がいてもおかしくありません。なぜならファンにとって、濱崎あゆみと2時間カラオケに行くことは、1000万円以上の満足度があるからです。しかし、濱崎あゆみのそっくりさんとなら、1000円でも買い手がつかないかもしれません。
つまり「価格」を決めるのは、買い手の「満足度(効用)」であって、売り手の「労力」に比例するものでは決してないのです。しかし、我々は「労力」こそが「価格」であるとの錯覚のもとで暮らしてきました。その典型がアルバイトです。アルバイトの時給は通常、その成果によって支払われるではなく、あらかじめ決められた「労働費用」として支払われます。それは正社員であっても同じでしょう。残業という概念もまさに「労働費用」から来ていますから。
そこでもしも長年アルバイトなどの「時間給」で働いていたら、その人は「時間=収入」であるとの「ビリーフ」が染み付いてしまいます。そう言えば前の会社である上司が言っていました。しばしば金融商品などの電話営業がかかってくるのですが、その人たちのことを非常に見下した発言をしていました。お金とは口先で稼ぐのではなく、知恵を振り絞って汗水垂らした結果として得るものだ、と。ただ、これには初歩的な間違いがあります。電話営業のビジネスマンが知恵を振り絞ってないわけでなく、さらに汗水垂らしてないわけでもありません。少なくとも談合によって不当に嵩上げしたお金を、使い古された技術で交換する以上の知恵と苦労があるのは事実です。私は両方やったからよく知っています。
いずれにせよ、多くの人は「時間」や「労力」が「収入」に結びつくのであり、そこには頑なな相関関係があると考えるのです。ですので「不労所得」などは、概念としては知っていても、それを受け入れるだけの「器」がないために、どんなに頑張っても根付かないのです。
私は最も理想的な収入形態は「不労所得」だと考えています。ただ、それは決して「労働」そのものを否定するものではありません。私の言う「不労所得」とは「苦しいことをしないで得られる収入」のことです。「労働」と言うと、どこか苦しいニュアンスが感じられます。例えば私にとって、コンビニでレジを打つことは苦しい「労働」ですが、3時間のセミナーをすることは苦しい「労働」ではありません。めちゃくちゃ楽しいことですので、私はむしろ、それこそが「不労所得」だと思っています。
そう考えると、今現在の私の収入は須らく「不労所得」であることに気づかされます。めちゃめちゃありがたいことです。そして今回のGSJセミナーについても、3日間、単に遊んでただけのように思われます。しかし、その3日間をアレンジする、そして面白い人たちを集めることができるのは、私にしかできないこと。その自負はあります。そして参加された人たちが、支払って費用以上の満足感を得ることができる。そう考えると、今回のGSJについては、私にとっても参加者にとっても立派に「価値」ある内容であったと言えます。
苦しい思いをして働かなければお金は得られない。これは多くの人に備わっている無意識のビリーフです。頭ではそんなことはないと知っていながらも、その非合理的なビリーフを変えなければ、いつまでもたっても仕事は辛いものになります。収入とは買い手の満足度に完全比例するものであり、売り手の苦労に対してでは決してありません。
ですが、売り手が多くの人は苦労すればするほどに買い手が満足すると思いがち。しかし、これは大きな間違いであり、現実は全くの逆です。売り手が楽しくサービスを提供すれば、買い手も楽しくそれを受けることができます。するとその楽しさに応じて「価格」が決まるのです。
今回のGSJは私にとって、そのこと(価格は買い手の満足度に比例する)がしっかりと腑に落ちる、非常に素晴らしい3日間であったと思っています。まさしく「葛藤」を乗り越えたところにある、新たなステージを見た思いでいます。この経験は、今後も自分自身の「価格」を決めていく上で、非常に効果的な参考体験になったと思っています。
ところで、昨日の午前中のこと。アマゾンから注文していた一冊が届きました。それはなんと、
ポール・マッケンナ「億万長者脳」
という新刊でした。マッケンナについては、これまで「7日間で人生を変えよう」や「45分間で強い自分になろう」でその効果を実証済みでした。ベースはNLPなんですが、非常にパワフルなスキルが紹介されてあり、そしてさらに付属のCDがめちゃくちゃ素晴らしいのです。CDについては「7日間で人生を変えよう」があまりにも素晴らしかったのですが、今回の「億万長者脳」にもCDがついています。まだ聞いてはいないのですが、時期を見て、毎日聞き始めようと思っています。期待が高まります。
そして本の内容ですが、最初の3分の1を読んだ段階ですが、まさに必要な内容のオンパレード。これまでもいろんな人が金持ち脳に関する本を書いてきたと思いますが(苫米地英人氏など)、正直、もうこの一冊だけで十分でしょう。本書については、また追々ご紹介させて頂こうと思っています。それだけ重要な一冊であることは間違いありません。
と言うわけで、今回のGSJの振り返りとして、単に楽しかっただけでなく、まさに私を次のステージに上げてくれる素晴らしい参考体験となったのです。このきっかけは、今後の私にとって不可欠なものなりました。それに加えて、翌日に届いた「億万長者脳」です。確実に一つの流れがあるようです。今日はこの辺で。ありがとうございました。
スピリチュアルランキング2位!一日ワンクリックの応援をどうぞよろしくお願いいたします!
↓ ↓
人気blogランキング
〇<福岡NLP-Ⅱ>8月7日(金):第六回・はじめに言葉ありき!言葉が人生を創る!
「早朝談話室」も受付中!
○オフィシャルサイトはこちらです!
○ミクシィにも「マイミク限定日記」を書いてますので、読者の皆さんのマイミク、大歓迎です♪
○Twitterも登録してみました♪ (まだよくわかんない・・・)