USPが価値化する 2009.7.30
2009年 07月 30日
ところで、既にアナウンスしたかもしれませんが、9月には久々に大阪でセミナーをします。案内文は今作成しているところですが、12日(土)と13日(日)で行います。時間はいずれも10時~17時30分と一日セミナーとなっています。内容は12日がコミュニケーション、13日が願望実現にしており、それぞれリンクする部分もあるので、本当なら両方のご参加を頂きたいのですが、今回は一日でも可能なようにしています。このスタイルは私にとって初めてなので、まずはお試しということになります。8月にはアナウンスを開始しますので、ご興味のある方は日程の確保をお願いします。200%ご満足頂けると思います。
GSJの話に戻りますが、そう言えばそれまた私にとって初めての試みになります。5月の滝行セミナーは、単純に滝行とセミナーをミックスしただけのもの。今回はそれにツアーが加わります。それもコアなとこばかりの。よくUSP(ユニーク・セーリング・プロポジション)という言葉で、自分自身の「強み」が必要だと言われますが、今回のGSJは私にとってまさにそれ。私の考えでは、USPを見つけるには、自分が特に興味があり得意としている分野を3つ選び出し、それを重ね合わせることで見えてくるもの。
ですので、私の場合は「スピリチュアル」と「コミュニケーション」と「ツアー」を重ね合わせることができるのです。それを今回のGSJセミナーに合わせると、「スピリチュアル」が滝行や私のセミナー、「コミュニケーション」がまさにお互いの交流。そして「ツアー」はそのまんまです。それらをミックスさせると、今回のようなGSJセミナーが完成したということで、満員御礼になって当然と言えましょう。なぜならこれが私の「強み」なのですから。
要するに「強み(USP)」で勝負すると、必ずうまくいくのです。何度も言いますが、USPを見つけるには、まずは興味のあること得意とていることを「3つ」あげること。それぞれずば抜けてなくてもいいです。世の中、イチローとか松本人志みたいに、ずば抜けている人はほとんどいないのですから。ある意味、それぞれが中途半端でもいいのです。それらをうまくミックスさせれば、自分にしかないものができるのですから。ただし、「うまく」が条件です。
例えば、スピリチュアルな税理士がいたとしましょう。世の中にはスピリチュアルも税理士も掃いて捨てるほどいます。しかし、スピリチュアルな税理士はそんなに多くはないでしょう。しかし、これは「うまく」を満たしていない典型です。それはお客さんの視点に立てばわかります。
税理士のクライアントは法人か個人事業主が大半で、何を求めて税理士さんにお願いするかと言うと、言うまでもなく「税務」です。きちんと税金を払えるよう(節税も含めて)委託するわけです。ここで、いわゆる「行列のできる税理士」ってのは、きちんとした仕事をする人です。クライアントのニーズを最大限に満たしてくれる税理士さんが儲かるのです。そこにはスピリチュアルなんて全く関係ありません。機械のように仕事ができれば、それでOKなのです。むしろ、なまじスピリチュアルとか言うと、興味のある人ならともかく、そうでなければ胡散臭く見られます。
つまり「税務」と「スピリチュアル」は「うまく」はマッチングしないのです。もちろん、税理士がスピリチュアルであってはならないわけではありません。あくまで仕事上の話です。
その一方で、もしかしたら「医者」と「スピリチュアル」はマッチすることがあるかもしれません。もちろん医者が、前世がどうとか言ってきたら困りますが、例えば東洋医学とかアロマとかに詳しい医者はマッチするでしょう。ちなみに、ちびQが生まれた産科のお医者さんは、産婦人科医であり、麻酔科医でもあり、さらにアロマとかハーブとかにも詳しかったように思います。そんな資格証書が病院にたくさんありましたから。蛇足ですが、国家医師試験に合格すると、一応はどんな医者にだってなれるそうです。内科でも、外科でも、産科でも、皮膚科でも、小児科でも。しかし、麻酔科だけはまた違う資格が必要だそうです。ですので、産科医が麻酔科の資格を持っているのは大きな強みになりますよね。帝王切開とかする際、外から麻酔科医を連れてくる必要がありませんから。
あと、博多にはちょっと不思議な歯医者さんがいます。M歯科クリニックと言い、船井幸雄さんなどが絶賛している歯科医です。歯は臓器であり、「歯臓」なんて言葉を使うのですが、これは「波動」と無関係ではありません。と言うか、そのまんまで、スピリチュアルと言うかオカルトです。しかし、これがまた不思議なことに世界中から患者さんが来られます。このクリニックでは「歯」こそがすべての源であるという考え方をし、治療法もきわめてユニークだとか。ま、あまり詳しくは言いませんが。
そんなわけで、「医者」と「スピリチュアル」もやり方によってはうまくいくこともありますが、やり過ぎると胡散臭くもなるでしょう。あと、建築士が風水に詳しいのなんかはいいですね。さらに、建築士が気功もできるってののもいい感じはします。言わば、建築とスピリチュアルですね。
ただ、世の中には決して相容れないであろうと思われる組み合わせで成功している人もいます。それは「昆虫」と「料理」の組み合わせ、そうです、「昆虫料理研究家」の内山さんがそうです。詳しくはブログまで。ただし、責任は持ちませんので、そのおつもりで。ちなみに内山さんは文章も上手です。その上手さゆえに、こんなやり取りまで生まれており、ちょっと笑ってしまいました。
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「358 ゲジ」より
蜘蛛に似て柔らかそうだし、脚も多いので、揚げればサクサクした食感が楽しめそうだ。そこでカラっと揚げて口にいれてみる。予想に違わず食感は良好だ。ムカデの親戚ということで案じていた臭みもない。脚が長いうえに多くて気持ちが悪いという向きもあろうが、エビの裏側もこんなものだと思えばいい。
(コメント欄より)
この記事を見てから海老が食べられなくなった・・。最悪・・・。もう二度ときません・・・。
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う~ん、内山さん素晴らしすぎる。これに対して非常に誠意ある返答までしています。「昆虫」と「料理」を組み合わせて、自らのUSPにまで昇華するとは、パーソナル・ブランディングのお手本だと言えます。
そんなわけで、私も「滝行」と「セミナー」を結びつけたりして、それをある程度は上手に昇華できているだろうし、この路線で、今後もどんどん展開しそうな気はします。
ところで、今回のGSJに至るまで、いろんな経緯はありました。実際、滝行のツアーを開始したのは2006年9月のことで、その時は宿坊に泊まって一泊二日。次は翌年、それに「あんでるせん」も加えました。さらに翌年は2泊3日にして阿蘇なども加わります。そして今年はそれにセミナーが加わって、ひとつの完成形を見たわけです。もちろん、きちんと有料化することにしました。
去年までは、私がすべてコーディネートして、自分の宿泊代やガソリン代なども自腹でやってきましたが、そろそろそのようなボランティアが困難な状態になってきました。何より、内輪で集まることへの批判も頂くようになっていたのです。それは私自身のブランディング上の問題で。そのような状況に対し、これまでお付き合いのあった方からは、「Qさんは疎遠になった」と言われたことがあります。極端な特別視をしないことが疎遠の定義であればそうかもしれません。
しかし、今までのような内輪だけの集まりにすると、その他多くの人の参加の機会を奪うことになり、私としてはその方が心苦しく思うようになったのです。ですので、今回から「有料化」することで、オープンかつ平等に、その対価を支払う価値を見いだした人にご参加頂くことになりました。そのスタンスはこれからも変えることはないと思います。
と言うわけで、今回のGSJは、私のUSPが「価値化」した初めての試みと言うこともあり、8月早々、またしても新しい幕開けとなるわけです。そのGSJに今回15名の方が参加されます。共にどんどんバージョンアップしていければと思います。ありがとうございました。
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