お金のビリーフ続き 2009.7.12

 ところで、今、韓国ドラマの「商道(サンド)」を必死になってみています。「ホジュン」と「チャングム」は実家にあるのをもらったのですが、「商道」はどうしても見たくなってツタヤで借りてきました。5本で1000円なので、全部見るのに5,000円ほどします。で、週に一回借りて、一か月くらいで見終わればいいかな、とか思っていたのですが、面白くなってしまい、見終わったらすぐにツタヤに走ってしまいます。私的には「商道」、「ホジュン」、「チャングム」の順に面白いです。チャングムは韓流ドラマの中でも「冬のソナタ」の次に人気があるようですが、あまりにも漫画的過ぎて、そんなにはまりませんでした。

 ただ、ちびQが生まれる前後によく見ていたので、チャングムの主題歌の「おなら~おなら~」って歌を聞くと、その時のことを思い出してしまいます。これからもずっとそうだと思います。とにかく、まあ、「商道」は面白いです。商売がテーマなんですが、結局のところ、きちんとしていたら利益は後からついてくるみたいなことをしっかりと教えてくれます。

 対するライバル商店は、金儲けのためにはとことんまで悪事の限りを尽くします。わかりやすい図式ではありますが、まだ途中しか見てないものの、最終的には潰れちゃうんでしょうね。逆にこんなドラマを見ていると、商売がいかに素晴らしいものなのかと感心します。こんなのは、ぜひ、小中学生の頃から見ておくべきですね。

 先日のNLPセミナーでは「お金のビリーフ」を扱いましたが、「ビリーフ(思い込み)」ってのは良いことであれ、悪いことであれ、幼少期からの体験・経験によって構築されます。特に両親の言葉や態度、影響力のある友人、そしてテレビや物語などなど。中でも「お金」に関する「ビリーフ」ほど、後の人生に影響を与えるものはないのでは、と思います。例えば両親がお金の苦労話ばかりしていると、子どもそうなる可能性が高いです。結局のところ、いいも悪いも親を再生産してしまうのが、家庭と言う環境なのです。よくよく考えると、私の父親は中学校の先生だったので、いわゆる残業みたいなものがほとんどなく、毎日5時には家に帰ってきていました。ですので、夕飯は一緒に食べるものと思っていたのですが、私の前の会社に勤めたままだと、きっとそうはいかなかったでしょうし、実は夕飯時に毎日家族全員がそろうなんてのは少数派なんでしょう。

 しかし、私の中では「夕飯は家族そろって食べて当然」みたいな常識がありましたので、結局のところ、そのような状況を好んで今のような生活があるわけです。結婚してから、特別な状況を除いては、ほぼ毎日一緒に夕飯を食べていますから。もしもこのような状況が続けば、ちびQは物心ついた時から「食事の後片付けはお父さんの仕事」みたいな常識が植え付けられるのでしょうか。それはそれでいいですが。

 ともかくまあ、「ビリーフ」ってのはめちゃくちゃ根深くって、日常生活で知らず知らずの間に形成され、場合によっては死ぬまでそれを持ち続けることになります。もしもそのことに気がつかなければ、死ぬまで「現実」を変えることができません。例えば、

・お金を稼ぐのは大変だ
・多少はずる賢くなければお金は稼げない
・お金をたくさん持ちすぎると不幸になる
・金の切れ目は縁の切れ目
・身の丈にあった生活をすることが好ましい
・お金がないから好きなことができない
・お金を求めると友達を失う
・お金持ちは不健康だ
・清貧こそが美徳
・お金持ちは人相が悪い
・汗水たらしてもらったお金こそが価値がある
・借金すると身を滅ぼす


などなど。これらは別に良いも悪いもないのですが、須らく、そのような「ビリーフ」を持っていると、そのような「現実」を作りやすいのは事実のようです。この中で多いのが「お金を稼ぐのは大変だ」というビリーフ。その人にとっては5,000円を稼ぐのでさえ、一日拘束されて、汗水たらさなければなりません。しかし世の中には、ほとんど何もしなくても一日で100万円稼ぐ人だっています。前者の人にとっては「お金を稼ぐのは大変」かもしれませんが、後者の人にとっては「お金を稼ぐのなんて簡単」なのです。

 では、その違いはどこからくるのでしょうか。もちろん能力とか環境とか行動とか、いろいろあると思いますが、何より大きいのがやっぱり「ビリーフ(信念)」です。とにかく「ビリーフ」だけはものすごく根強くって、人生のほとんどがそれに支配されてしまいます。

 何度も言うように、「お金を稼ぐのは大変だ」というビリーフを持ち続けている限り、その人は永遠にお金の自由を獲得することはできません。ここで「大変」を「簡単」に変えるだけでいいのですが、ビリーフってのは、何年もかけて、そして何重にも積み重なって形成されるので、そんなに容易に変化させることはできません。

 例えばお金持ちの人の講演なんかを聞いて、そこで一応理解できたとしましょう。しかしながら、「でも、自分は・・」というフレーズが付随してしまうと、それがすなわちビリーフです。「お金を稼ぐのは簡単だ」と何度聞いたとしても、「理解」はできても「納得」することはありません。人は「体験・経験」したことにしか「納得」をすることはないのです。「お金を稼ぐのは大変だ」という「体験・経験」を何年もかけて重ねてきた人にとって、「お金を稼ぐのは簡単だ」という言葉を「納得」することは難しいのです。では、現実的にどうすれば短期間に確実に「ビリーフ」を変えることができるのでしょうか?

 私が思う方法は以下のもの。

1.お金に関するセミナーを受講する
2.お金に関するDVDを見まくる
3.お金に関する本を読みまくる
4.コーチング・カウンセリングを受ける
5.ちょっとずつでも楽にお金を稼ぐ体験を積む
6.お金持ちの友達をつくる・付き合いを広げる
7.秘伝


などです。他にもあるかもしれませせんが、とりあえずはこれくらい羅列するとOKでしょうか。しかし、1~4は実際に費用がかかりますし、5はその手段が重要になります。6もそんなにすぐにできることでもありません。8はお金も時間も人も必要ないのですが、本気さが重要になってきます。それが現実です。

 ですが、その前にもっと重要なことがあります。それは「ビリーフ」と「事実」をきっちり分けるという習慣です。私のコーチングでも、その辺りはかなり重視しています。何度も言いますが「お金を稼ぐのは大変だ」は「事実」でしょうか、「ビリーフ(思い込み)」でしょうか。言うまでもなく「事実」ではあり得ません。簡単に稼ぐ人がいる以上は。では「海抜0メートル地点において、水は100度で沸騰する」は「事実」でしょうか、「ビリーフ」でしょうか。解釈はいろいろあるかもしれませんが、一応、この辺りは「事実」と言ってもいいでしょう。しかし、人間の思考活動に関することのほとんどが「ビリーフ」であることをまずは認識することが重要。その上で、自分の考えの多くが「ビリーフ」であることを認める必要があります。

 では、そうやって「事実」と「ビリーフ」をわけて、認めた次はどうすればいいのでしょうか。それはこれです。「ビリーフ」を「置く」ことです。消すのではなく「置く」こと。まずはここからスタートします。この「置く」という作業があるなしで、新たな好ましいビリーフを受け入れるのに、大きな違いが出てくるのです。てなわけで、今日もビリーフの話でした。ありがとうございました。

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by katamich | 2009-07-12 23:39 | ■願望実現 | Comments(0)