本当の意味で自分が変わるとき 2009.6.20

 今日も朝から気持ちよく滝行。今の季節は滝行の醍醐味を味わうわけではないものの、気温が暖かいので、純粋に気持ちのいい滝を頂くことができます。しばらくは気持ちも前向きに、清々しく滝行ができますね。ただ、何度も言うように、やっぱり醍醐味は冬にあります。2005年から2009年までと、実に5回の冬を越しましたが、我ながらよくやっているものです。

 それから既にアナウンスさせて頂いておりますが、8月1日・2日・3日の三日間で「The Greatest Soul Journey’s Seminar(GSJセミナー)」も定員15名中11名のお申し込みを頂いており、残り4名となりました。そして締切は6月いっぱいとなります。よくよく考えたら、先日のブログに書いた2009年8月がスタートします。このセミナー(ツアー)で目指しているのは、単なる旅行ではありません。初日にどっぷりとコアなセミナーをさせて頂いた後、滝行、宿坊、輪葉葉、阿蘇、ペンション、あんでるせん、など九州の不思議スポットを巡りながら、徹底して自分自身と向き合い、そして人が「本当に変わる」ことを体験して頂きたいと考えています。別のいい方をすれば、「本当の自分」を発見する3日間になります。この3日間はセミナーとプログラミングされたツアーの中で、根本的な部分からの自己変革を果たすものになります。そしてもちろん、純粋に楽しい3日間になると思います。

 昨年も同じように16名で「Q州ツアー」をやったのですが、その時は単純に旅行しただけでした。それはそれでよかったし、生涯の思い出に残る旅になったのは間違いないです。しかし、ただの旅行ならば、私がプロデュースする必要もないし、クローズドでやるのも好ましくはありません。私のUSP(売り)は、「旅」と「コミュニケーション」と「スピリチュアル」の「核(コア)」に座しています。そのコアに直結した、私ならではツアーである必要があり、それが今回のGSJセミナーの構想になったのです。

 この3日間は全国各地からお集り頂き、住む場所も年齢も性別もまったくバラバラのメンバーとなっています。それがオープンでアナウンスした利点ともいえ、場所で言えば、北海道から鹿児島まで。東京や大阪もいらっしゃります。そして年齢は10代から40~50代まで幅広く、性別も今のところ男性5名(私含む)、女性7名と大きな偏りもありません。しかし、お集り頂ける方々は何かの「共鳴」があって集まられるのだと思われます。それは目に見えない、何か必然的なエネルギーのようなもの。

 その結果どうなるのか。そこにはいわゆる「アイデンティティ」のレベルにおける「承認」が加わるのではと考えています。今回のGSJセミナーの骨格にはロバート・ディルツ博士の「NLPコーチング」があります。それはディルツ博士が考案したニューロ・ロジカル・レベルに基づいて、「目標達成」「問題解決」「人生の変化」をもたらすことを目的としています。その際の手順としては、「環境」→「行動」→「能力」→「信念・価値観」→「アイデンティティ」→「スピリチュアル」の順に人間の変革を実現していくわけですが、とりわけ「人生の変化」や「本当の自分」を実現する上では「アイデンティティ」のレベルにアクセスすることが重要となります。

 つまり「自分とは何か?」を根本から問い直すレベルがこの「アイデンティティ」のレベル。その際、最も重要なのは自己及び他者からの「承認」となります。つまり、何よりもまず自分で自分を認め(好きになり)、同時に他者からも絶対的に認められることによって、人は本当の意味で変化し、本当の自分につながることができるのです。ここで紹介したい話があります(昨日のNLPセミナーでも紹介したのですが)。以下、ネット上で拾ったコピペです。



俺、小さい頃に母親を亡くしてるんだ。
それで中学生の頃、恥ずかしいくらいにぐれた。
親父の留守中、家に金が無いかタンスの中を探しているとビデオテープがあったんだ。
俺、親父のエロビデオとかかな?なんて思って見てみた。
そしたら・・・
病室のベットの上にお母さんがうつってた。
『〇〇ちゃん二十歳のお誕生日おめでと。なにも買ってあげれなくてゴメンね。
お母さんがいなくても、〇〇ちゃんは強い子になってるでしょうね。
今頃、大学生になってるのかな?もしかして結婚してたりしてね・・・』
10分くらいのビデオテープだった。
俺、泣いた、本気で泣いた。
次の瞬間、親父の髭剃りでパンチパーマ全部剃った。
みんなにバカにされるくらい勉強した。
俺が一浪だけどマーチに合格した時、
親父、まるで俺が東大にでも受かったかのように泣きながら親戚に電話してた。
そんで、二十歳の誕生日に、案の定、親父が俺にテープを渡してきた。
また、よく見てみたら。
ビデオを撮ってる親父の泣き声が聞こえてた。
お母さんは、笑いながら『情けないわねぇ』なんて言ってるんだ。
俺また泣いちゃったよ。
父親も辛かったんだろうな、
親父にそのこと言ったら、知らねーよなんて言ってたけど、
就職決まった時、
親父が『これでお母さんに怒られなくて済むよ』なんていってた。

俺このビデオテープがあったからまっとうに生きられてる。



 とてもいい話です。幼い時に母親を亡くした不良少年が、亡き母のビデオレターを見たことで激変したという話。これは明らかな「変化」であり、まさに「本当の自分」へと戻った瞬間だと言えるでしょう。何がその少年を劇的に変えさせたのか。

 それは亡き母から自分の存在を「承認」されたことによります。ニューロ・ロジカル・レベルでは、下から「環境」→「行動」→「能力」→「信念・価値観」→「アイデンティティ」→「スピリチュアル」の順に「本当の自分」に近づいて行き、上位概念は下位概念に対して絶対的な影響を与えます。その最もコアな部分が「アイデンティティ」です。ちなみに「スピリチュアル」には「自分」はありません。他人のため、地域のため、国のため、地球のため、宇宙のための自分という概念が加わるのですが、今日はそこまでは踏み込まないでおきます。

 簡単に補足説明すると、もしも「不良」というアイデンティティがあれば、見た目(環境)はいかにも不良で、非行に走り(行動)、無免許で盗んだバイクに乗ったり(能力)、そして自分が不良である信念を持って生きることになります。ですので、不良のアイデンティティのある人間に、どんなに罰を説教しても、罰を与えても、不良は不良なのです。服装だって素行だって変わりません。しかし、そこでアイデンティティが根底から変わるとどうなるか。パンチパーマをそり(環境)、バカにされるくらい勉強し(行動)、マーチに合格する(能力)ほどに変化します。そしてその「アイデンティティ」を根底から変えるのが、他人(及び自分)による心からの「承認」なのです。

 ここでは母親のビデオレターによって少年は「承認」され、不良のアイデンティティを拭い捨て、「まっとう」へと変化を遂げたのです。この「承認」のことを、NLPコーチングでは「スポンサーシップ」と言っています。私自身、セミナーでは参加者のことを常にスポンサーシップするように心がけています。もちろんコーチングのクライアントさんに対してもそう。根底からのスポンサーシップがあると、人は瞬時に変わるのです。それは他人からのスポンサーシップはもちろん、何よりも自分自身によるスポンサーシップも重要です。

 GSJセミナーが目指すところも実はここ。「偉大なる魂の冒険」としていますが、「魂」という人間の本質を3日間でどれだけ満たすかが、私の狙いなのです。そして何より「シンクロニシティ」を楽しみにして頂きたいと思っています。私のツアーはいつも不思議なことが起こります。意味あるシンクロニシティが起こります。それは「魂」が何かに共鳴した時にこそ起こるものです。

 と言うわけで、ブログでアナウンスするのはこれで最後になりますが、締切は今月いっぱい、定員まで残り4名です。とりあえず次回はやったとして来年になるでしょうし、状況によってはやらないかもしれません。未来のことは私にもわかりませんから。と言うわけで、昨日のRPGの話ではありませんが、私も「魂」の冒険にご一緒させて頂きたいと思います。ありがとうございました。

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〇8月1日・2日・3日(土日月):The Greatest Soul Journey’s Seminar in Q州(残り4名)

〇<福岡NLP-Ⅰ>6月26日(金):第八回・ようこそ!あなたを無意識の世界へと誘います!(その2)
〇<福岡NLP-Ⅱ>7月3日(金):第四回・後戻りできない願望実現の極意!

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愛と感謝:83日目】

<愛>
・家族のために私のできることを率先してやりました。

<感謝>
・今日も気持ちのいい滝を頂くことができました。
・ちびQは泣いても寝てもぐずっても可愛いので、本当に癒されます。
by katamich | 2009-06-20 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)